マーチャンダイザー(MD)とは?バイヤーとの違いや仕事内容|求人・転職エージェント

更新日:2021/09/14

販売・サービス業界

マーチャンダイザー(MD)とは?バイヤーとの違いや仕事内容

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マーチャンダイザーという仕事をご存じでしょうか?アパレル業界以外では、耳にすることは少ないかもしれません。
今回は、マーチャンダイザーと似た仕事であるバイヤーとの違いと、どうすればなれるのかといったポイントについてまとめました。
アパレル業界への就職を希望している方は、選択肢のひとつとして検討してみてください。

目次

アパレル業界で活躍するマーチャンダイザーとは?

マーチャンダイザーは、商品の開発から販売戦略までを一貫して行う仕事です。
マーチャンダイジングとは、消費者のニーズに合った商品を、需要に合った数量で適切なタイミングに提供する活動を指します。
様々な業界で行う行動ではありますがマーチャンダイザーという職業名を使うのは、基本的にアパレル業界のみです。

マーチャンダイザーの仕事で意識すべきこと

アパレル業界でマーチャンダイザーとして業務につく際、下記のようなことを念頭に取り組むべきです。
ここでは、マーチャンダイザーの仕事で意識すべき5つのことをご紹介します。

1.適切な商品を売る

まず、マーチャンダイザーとして適切な商品を売ることを意識すべきです。
販売する商品が適切でなければ、売上を上げることはできません。

この場合の適切とは、自社の顧客にとって適切という意味です。それには自社の顧客が、どのようなブランドコンセプトやクオリティを求めているのかを知ることが不可欠になります。

顧客が魅力的だと感じる商品をそろえられるかどうかは、企業の存続に関わる問題です。顧客離れを起こさないためにも、ブランドイメージに合致した魅力的な商品を提供し続ける必要があります。

2.適切な価格で売る

マーチャンダイザーの業務では、適切な価格を見極め、売ることも意識して業務すべきです。
マーチャンダイザーは、商品の価格設定に関わる仕事も行います。いくら優れた商品であっても、メインの顧客層には手が出せないような価格設定をしてしまった場合、なかなか手に取ってもらえないでしょう。

一方、価格を下げすぎると、必要な利益が出せなかったり、ブランドイメージが低くなってしまったりするおそれがあります。
品質と価格のバランスや、コストと利益のバランス、顧客層と価格帯のバランスは、常に意識しておく必要があるでしょう。

3.適切な数量を売る

商品が適切であるだけでなく、需要に合う数量で売ることも意識しなければなりません。
アパレル業において、大量の在庫を抱えることは大きな損失につながります。
それぞれの商品の販売予測を立て、適切な数量を売ることを目標として、利益の最大化を図ることが大事です。

4.適切なタイミングで売る

商品を売る正しいタイミングの見極めも、マーチャンダイザーが業務で意識すべきことです。
マーチャンダイザーは、仕入れた商品をいつ売り出すのかという決定も行います。

売り時を逃すと、せっかくいい商品であっても売れません。
アパレル商品は季節やトレンド、顧客の消費マインド、経済情勢などを把握した上で、適切な販売スタート時期を選定する必要があります。

5.適切な場所で売る

その商品を売るのにふさわしい、適切な場所を選んで販売を促進することも、マーチャンダイザーの仕事の目的です。
適切な販売場所を検討するときは、地域、店舗、売り場、全てについて考える必要があります。

全国展開のアパレルショップでは、地域によって売れ筋商品が異なるケースも多いです。また、同じエリア内でも、店舗の立地によって売れ方が変わることもあるでしょう。さらに、売り場のどこに配置するかによって、売上が左右されることも事実です。

商品の最適な販売場所を指定することができれば、それだけ売上の向上につながります。

マーチャンダイザーの具体的な仕事例

マーチャンダイザーとしての意識や目的はなんとなくわかったけれど、具体的な仕事内容がイメージできないという方も多いでしょう。
マーチャンダイザーの仕事内容は、ブランドや企業によって異なります。

たとえば、自社ブランドを持っている企業のマーチャンダイザーは、商品開発の仕事を行う可能性がありますが、小売りのみの百貨店やセレクトショップでは商品開発は行いません。
ここからは、マーチャンダイザーの具体的な仕事内容の一例をご紹介します。

ブランドや商品の方向性を見定めるための仕事

マーチャンダイザーは、ブランドや商品の方向性を見定めるため、具体的に下記の業務を行います。

  • 市場調査
  • マーケティング分析

ブランドや商品がどこを目指すべきかを定めるため、現在のトレンドや市場における自社ブランドの立ち位置、顧客が自社に求めるものなどを調査・分析する業務です。

販売する商品に関する仕事

販売する商品にまつわる業務は以下のとおりです。

  • 商品開発
  • コスト管理
  • 価格設定

企業にとって良い物を作れば、それがただちに利益に結び付くとは限りません。商品開発をする際は、コスト面も併せて考える必要があります。
デザインや機能性だけでなく、コスト、価格設定、生産計画など、数字の面で販売戦略を詰めることが大切です。

売上アップ・利益確保のための仕事

売上アップや利益確保のため、マーチャンダイザーが担当する業務は以下のとおりです。

  • 売上予測
  • 生産計画立案
  • 販促計画立案

マーチャンダイザーの仕事は、商品を作って終わりではありません。企業を存続させるためには、売上・利益を上げる必要があります。生産計画や在庫管理のベースとなる売上予測を立てたり、販促計画を立てたりすることも重要な業務です。
顧客が何を求めているのかを調査し、それに応じた商品開発や仕入れを行い、販売計画やコスト管理、生産計画などを立てます。

マーチャンダイザーはアパレル業界の仕事ですから、センスや流行をキャッチする能力も必要です。
しかし、それと同時に、市場調査やマーケティング分析といった現状を正しく理解する能力や、数字で物事を管理する能力なども求められます。
ブランドや企業によって戦略手法は異なりますが、共通する点として、マーチャンダイザーはアーティストやデザイナーではなく、事業家であるということです。
どの企業においても戦略的に利益を上げるため、商品開発や販売計画の立案など、幅広い業務に対応します。

バイヤーとマーチャンダイザーの違い

バイヤーとマーチャンダイザーは、売れる商品の目利きをする点で似ているため混同しがちですが、実際にはどのような違いがあるのでしょうか。
アパレル業界におけるバイヤーは、商品の買い付けや販売戦略などに関わる仕事です。マーチャンダイザーに比べると、特に買い付けに特化した仕事であり、担当範囲が狭いという特徴があります。

一方、マーチャンダイザーの業務内容は、他社からの買い付けだけでなく、自社での商品開発や製造までを含み、幅広いです。また、販売戦略にも、バイヤーより深く関わるケースが多くあります。

ただし、バイヤーとマーチャンダイザーの具体的な担当業務は、企業によって異なります。どちらの仕事も兼務している場合や、範囲が曖昧な場合も多いため、アパレル業界への就職を目指す際は、職種名だけでなく、具体的な担当範囲を確認しておくことをおすすめします。

マーチャンダイザーになる方法

マーチャンダイザーになる方法として、まずアパレル業界で経験を積むことが必要です。
アパレル関連企業やデパートへ入社し経験を積めば、マーチャンダイザーへの道が拓けるでしょう。

未経験のまま業界に飛び込み、すぐにマーチャンダイザーになるのは困難です。マーチャンダイザーになるためには、まず、業界における知識を身に付け、実績を積む必要があります。

将来、マーチャンダイザーとして活躍したいのであれば、アパレル業界で興味のある業種で仕事をしてみるのが第一歩となるでしょう。
アパレル業界にどのような仕事があるのか、役職を問わず探してみることをおすすめします。

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マーチャンダイザーになるためには、まず、アパレル業界に就職する必要があります。
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