第二新卒での最終面接のポイントとは|必要な心構えや準備について徹底解説|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2023/10/06

第二新卒

第二新卒での最終面接のポイントとは|必要な心構えや準備について徹底解説

dainishinsotsu_426.jpg

この記事のまとめ

  • 企業側が第二新卒に期待しているのは、若さや熱意、新しいやり方に合わせられる柔軟性。
  • 第二新卒の最終面接を受ける前には企業研究をしっかりと行い、応募先企業への理解を深めることが大切。
  • 第二新卒の転職を成功させるには最終面接で応募先企業への入社意欲を示すとともに、経営者目線に立った逆質問をすることがポイント。

面接で採用担当者は、質疑応答から得られる情報や話し方・立ち居振る舞い・服装などのさまざまな要素から、あなたの対応力・柔軟性・コミュニケーション能力などの総合力を判断して評価します。そして自社が本当に求めている人材であるかを最終確認するうえで行われる最後のハードルが最終面接です。

「最終面接まで進めたら内定も同然」と考えている方もいるのではないでしょうか。しかし最終面接で落とされる可能性もあるため、準備を徹底したうえで臨みましょう。

この記事では、第二新卒の最終面接を成功させるポイントを解説します。第二新卒ならではの強みを理解したうえで面接対策を講じれば、転職を成功させられるでしょう。

目次

第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント

第二新卒の最終面接で落ちることはある?必要な心構え

dainishinsotsu_426_1.jpg

「最終面接は内定がほぼ決まっている方の最終チェック」という位置づけの企業もあります。しかし、企業に適した人材であるかどうかを最後まで見極めたいと考えている企業も存在します。最終面接まで進めたからとはいえ、内定が確約されたわけではない点に注意しましょう。ここでは、第二新卒者が押さえておきたい最終面接に向けての心構えについて解説します。

第二新卒だから必ず採用されるわけではない

一般的に、最終面接は一次面接や二次面接に比べて通過率が高いとされています。そのため最終面接まで進むと、「採用は決まったようなもの」だと一息ついてしまいがちです。しかし、最終面接まで進めば必ずしも採用されるわけではありません

企業研究不足から、企業の方針とは異なる回答をして価値観のずれを印象づけてしまうことで不採用となるケースがあります。最終面接時に仕事への熱意や入社意欲をうまく伝えられずに落ちることもあるでしょう。内定を勝ち取るには、最後まで気を抜かずに面接対策に取り組むことが重要です。

新卒の最終面接との違いとは?

転職活動を行っている第二新卒の大半は、最終学歴卒業後に入社した企業を1年~3年以内に退職した25歳前後の若者です。前の仕事や職場と何らかの原因でミスマッチを起こして退職したものの、新しい環境で心機一転して成功したいと考えている第二新卒の場合、これまでのキャリアは最終面接時にそこまで重視されません。

第二新卒が最終面接を通過して内定を獲得するためには、新しい環境に溶け込む柔軟性や経験のない仕事を一から学び直す謙虚な姿勢、リスタートに向けた決意とモチベーションを応募先企業へ伝えることが大切です。

企業が第二新卒の最終面接で重要視していること

dainishinsotsu_426_2.jpg

応募先企業の内定を勝ち取るには、最終面接に通過する必要があります。最終面接を無事に突破するためにも、企業側がどのような点に注視して第二新卒をチェックしているのかを押さえておきましょう。ここでは、企業が第二新卒の最終面接で重視しているポイントを3つ紹介します。

熱意があるかどうか

応募時に提出した履歴書やこれまでの面接をとおして、企業側はあなたの経歴やビジネススキルなどが入社基準を満たしているかをすでに確認しています。そのうえで企業側が最終面接で知りたいのは、あなたの入社意欲です。

第二新卒では前職からのキャリアチェンジを考えている人が多いことから、企業側も積極的に業界未経験者を採用する傾向が見られます。第二新卒に求められているものは基本となるビジネススキル以上に、若手としての勢いや熱意です。

企業の方針や社風に合っているか

スキルや経験があっても、企業の方針や社風に合っていなければ早期退職のリスクがあります。第二新卒の方はすでに一度退職しているため、「またすぐに辞めてしまうのではないか」との懸念点を与えるのは仕方のないことです。せっかく採用したのに早期退職となれば、採用に費やした時間や労力が無駄になるだけでなく、代わりの人材を見つけるための時間やコストもかかります。

長く働いてくれる人材を獲得するためには、企業との相性がよいかどうかは重要なポイントです。最終面接は、企業が求める人物像にマッチしているか、企業の方向性を理解し受け入れられるのかを確認する場でもあります。

柔軟性に優れているか

第二新卒の利点は、新しいやり方にも柔軟に合わせられる若さにあります。すでに一定のビジネス経験がある転職者の中には、前職のやり方にこだわるあまり新しい職場環境になかなかなじめないケースも見受けられます。年下の上司との関係がぎくしゃくすることも少なくありません。

第二新卒に求められているのは、教えたとおりに仕事をしてくれるという柔軟性です。柔軟性があり、会社になじみやすい人は高く評価されるでしょう。

第二新卒の最終面接を受ける前に必要な準備

dainishinsotsu_426_3.jpg

すでに何度か面接のステップを踏んできているとはいえ、最終面接は転職を成功させる最後の関門です。準備を徹底し、自分の実力や可能性を応募先企業へしっかりとアピールできるようにしておきましょう。ここでは、最終面接前にやっておきたい3つの準備を解説します。

企業研究のおさらいをする

企業研究は、すでに一次面接や二次面接の前にも行ってきたことでしょう。しかし最終面接に万全の態勢で臨むには、企業研究のおさらいをしておくことが重要です。

企業研究を再度行うと、いままで気づけなかった企業の魅力や経営方針などが見えてくることがあります。応募先企業への理解がより深まれば、面接の場でどのような質問をされたとしても的を射た返答ができるようになるでしょう。

履歴書の内容を再確認する

最終面接前に、履歴書の内容を再度確認して頭に入れておくことも重要です。面接では、履歴書に書かれている情報を基にあなたの人となりや考え方などについての質問をされます。履歴書の記載内容と発言に矛盾が生じた場合、企業側に疑念を抱かれてしまいかねません。また、過去の面接時における発言との一貫性をもたせるうえでも履歴書の再確認は有効です。

質問される内容を想定しておく

最終面接を前に、質問される内容を想定して答えを準備しておきましょう。以前に行った面接の内容は、採用担当者間で共有されています。以前の発言との間に矛盾がないよう、考えを整理しておくことは重要です。志望動機や前職を辞めた理由については、さらに詳細な内容を尋ねられるかもしれません。さまざまな質問に対する具体的な回答を準備しておくと、気後れすることなく答えられるようになるでしょう。

逆質問の準備も重要ですが、面接中に質問したい内容の答えが説明されることもあるため、3つ程度考えておくと安心です。

第二新卒の最終面接を成功へ導く5つのポイント

dainishinsotsu_426_4.jpg

理想の転職を実現するには、一次面接や二次面接とは異なる最終面接の意味合いをしっかりと理解したうえで面接対策を講じることが必要です。ポイントを押さえながら最終面接の準備を進め、転職を成功に導きましょう。ここでは、第二新卒の最終面接を成功させるために必要なポイントを5つ紹介します。

最終面接だからといって気を抜かない

最終面接まで進めたのは、応募先企業が求めている人物像とほぼ合致しているためだといえます。しかし、最終面接だからといって落ちるケースは少なからずあります。内定を無事に獲得するためにも、最終面接を担当する役員や代表者などに仕事に対する熱意や自身のポテンシャルをしっかりとアピールしましょう

また最終面接では発言の内容だけでなく、服装やマナー、面接に臨む態度なども観察されています。最後まで気を抜かず、ひたむきな姿勢で臨みましょう。

意気込みや前向きな姿勢を伝える

「将来はこのような仕事がしたい」という明確なキャリアビジョンを伝えることも、最終面接では重要です。第二新卒の若手社員に求められるものは、若者ならではの軽快なフットワークや何ごとにもチャレンジする積極性、そして、描いたキャリアビジョンをかなえたいという向上意欲です。

企業は、新しい波を起こしてくれるバイタリティーに満ちた人材、将来の企業の発展を支えていく新しいエネルギーを取り込みたいと考えています。一緒に仕事をしたいと思わせる前向きな姿勢をアピールしましょう。

第一志望であることに納得できる理由をアピールする

最終面接では、入社に対する熱量を確認されます。第一志望であることに加え、入社意欲を伝えられるようにしておきましょう。どの企業にも「使い回しできる」理由では納得してもらえません。企業研究を徹底し、企業のビジネスモデルやビジョンを理解したうえで、同じ目標へ向かって働く意気込みがあると感じさせる理由を準備しておくことが大切です。

経営者目線で考えた逆質問をする

最終面接では、企業の代表者や役員が採用担当者となるケースが少なくありません。そのため、最終面接の場では「今後どのような事業の展開を考えているのか」「どのような将来像をイメージしているのか」など経営者目線に立った逆質問を行うと効果的です。企業の理念やビジョン、問題点などを掘り下げて調べたうえで、逆質問の内容を考えておきましょう。

一方、ビジネスの概要や規模など少し調べれば分かるような内容を質問するとマイナス評価されてしまいかねないため、注意が必要です。

最終面接後はお礼のメールを送る

最終面接終了後は、翌日までにお礼のメールを送りましょう。感謝の気持ちを伝えるだけでなく、内定への抱負を示すと効果的です。またメールの文面は読む相手に配慮し、簡潔に分かりやすくすることが基本です。送信前に誤字脱字がないかもチェックしましょう。

なお、面接でアピールできなかった内容があったとしても、お礼メールに書くのはNGです。のちの後悔を防ぐためにも、面接本番ではしっかりと自己アピールできるようにしましょう。

最終面接に不安がある方はマイナビエージェントへご相談ください

内定を獲得するまでの道のりは長く、本当に転職できるか不安に感じている方もいるのではないでしょうか。転職活動を効率よく進めたい、最終面接を通過するためのコツが知りたいといった方は、ぜひマイナビエージェントをご活用ください。

マイナビエージェントでは、各業界や職種に精通した専任のキャリアアドバイザーが応募書類の作成から面接対策まで理想の転職を実現するサポートを行います。模擬面接も実施しているため、面接が苦手な方でも安心して本番に臨めるようになるでしょう。利用料金は無料のため、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

dainishinsotsu_426_5.jpg

第二新卒の最終面接を成功させるには、徹底した企業研究が重要です。最終面接の場で「またすぐに会社を辞めてしまうのではないか」というマイナスの印象を与えないためにも、企業の業務内容や経営方針、求める人物像を把握したうえで自身を採用するメリットや入社意欲を伝えられるようにしましょう。

最終面接に不安を感じている方、転職活動を全面的にサポートしてほしい方は、マイナビエージェントをぜひご利用ください。各業界や職種に精通したキャリアアドバイザーがあなたに最適な転職先を紹介するだけでなく、最終面接を成功に導くサポートをいたします。

第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

注目コンテンツ