更新日:2024/04/12
最終面接終了後、ホッとすると同時に、企業にお礼メールを送るべきかどうか、迷う方も多いのではないでしょうか。面接をして頂いたお礼の気持ちも伝えたいが、忙しい先方に迷惑にはならないだろうか...。
ここでは、最終面接後にお礼メールを送るべきか、好感を持たれるお礼メールの送り方についてご紹介します。
目次
最終面接終了後にお礼メールを送るべきか迷うところですが、お礼メールを送ることが採用の決め手になることはなく、送っても送らなくても、どちらでもマナー違反にはなりません。
とはいえ、社会人として、最終面接で時間を割いて頂いたことに対するお礼は伝えておきたいものです。採否に関係ないとはいえ、お礼を伝えれば、受け取る側に好印象を与えることはできるでしょう。
ただし、決まりきった義務的な文面のお礼メールを送るのでは、かえって逆効果になってしまいます。お礼メールを送るのであれば、感謝とともに、今後一緒に働いていきたいという気持ちを、自分なりの言葉でつづったものを送るのが重要なポイントとなります。
また、最終面接の日程の調整、変更をお願いした場合は、面接自体のお礼とともに、日程調整に関するお礼とお詫びの気持ちを伝えましょう。
お礼メールを送る前に、気を付けておきたいポイント3つをまとめました。
好印象を与えるお礼メールを送るために、ぜひ心掛けてみてください。
お礼メールを出すのは、最終面接が終了したらすぐ、もしくは翌日の早い時間帯までが良いタイミングです。
合否の判断をされた後では、メール自体の意味がなくなりますし、日が開いてからの送付だと、だらしない印象を与えて、かえって逆効果になってしまいます。
お礼を伝えるといっても、メールがいいのか、手紙・はがきがいいのかも迷うところでしょう。
感謝の気持ちを伝えるという意味では、メールでも、手紙・はがきでも構いません。
よりすみやかに感謝を伝えるには、メールで送るのが良いでしょう。手紙やはがきの場合、丁寧な印象は与えますが、企業に到着するのが遅くなることも考えられます。
なお、手紙かはがきかどちらを選ぶかについては、機密情報などが含まれない内容であれば、はがきで構いません。手紙の場合は、さらに丁寧な印象にはなります。
お礼をメールで送る場合は、メールのやりとりをしている採用担当者宛に送れば大丈夫です。
手紙やはがきでお礼を伝える際は、採用担当者、もしくは最終面接の面接官宛に送ります。面接官が複数だった場合は、連名で送っても問題はありません。
面接官の名前がわからないときは、宛名を「面接ご担当者様」「面接官の皆様」として送っても失礼にはあたりません。
続いて、最終面接のお礼メールを書く上で、気を付けるべきポイントを4つご紹介します。
採用担当者や面接官は、採用の事務作業や日々の業務で、忙しい場合が多いでしょう。ですから、メールの件名は、ひと目で内容がわかるものにしましょう。
「最終面接のお礼」あるいは「最終選考のお礼」とお礼メールであることと、面接の日時、名前を記載してください。
本文は、とにかくシンプルにまとめます。お礼、熱意・意欲、お礼の順にまとめると気持ちが伝わりやすいでしょう。
ただし、お礼メールの目的は、感謝の気持ちを伝えるのが第一の目的です。熱意・意欲を長々と書くのは避けてください。
本文内に相手の返答を求めるような質問は書かないようにします。質問は面接時にするべきものですから、注意しましょう。
誤字・脱字には、くれぐれも気を付けましょう。
基本的に企業間で出すビジネスメールにおいて、誤字・脱字はNGですが、採用に関わるお礼メールではなおのこと厳禁です。
送付前に、しっかり確認することを、忘れないようにすることが大切です。本文を、テキストエディタなどで書いてから送るようにすると、さらに失敗を防ぐことができるでしょう。
ここまで紹介したポイントを踏まえて、お礼メールの例文をご紹介します。
件名:
◯月◯日 最終面接のお礼 (名前△△ △△)
本文:
株式会社□□□□
人事部 ■■■■様
本日、最終面接を受けました△△と申します。
本日はご多忙の中、お時間を割いて頂き、誠にありがとうございました。
お話を伺う中、貴社の◎◎の事業についてご説明頂き、理解するにつれ、大きく感銘を受けました。
それにより、貴社で仕事をしたいという気持ちがますます強くなりました。
良い結果を頂けましたら貴社の一員として、
自分の力を活かせるよう、精一杯努力させて頂きたいと考えております。
取り急ぎ、最終面接のお礼を申し上げます。
最終面接後に、社会人として時間を割いてもらった感謝の気持ちを伝えるために効果的なお礼メールですが、失礼な表現になっていないか、送る前にはきちんと確認するようにしましょう。
ちなみに、マイナビエージェントをはじめ、転職エージェント経由で選考が進んでいる場合は、お礼メールではなく、キャリアアドバイザーを通して、お礼の気持ちを企業にお伝えすることになります。
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