【例文あり】継続力を自己PRでアピール!転職活動で有利になる3ステップ|求人・転職エージェント

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更新日:2024/03/25

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【例文あり】継続力を自己PRでアピール!転職活動で有利になる3ステップ

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この記事のまとめ

  • 継続力を自己PRとして伝える場合には、企業が求める能力をアピールするのがポイント。
  • 継続して得た成果と入社後の活かし方を伝えることも大切。結論・エピソード・再現性の3ステップで、より効果的な自己PRに。
  • 自己PRに自信がない方は、転職エージェントの書類添削がおすすめ。

「石の上にも三年」や「継続は力なり」という言葉があるように、長く続けていれば経験やスキルが身につき、成功を収められることは広く知られています。転職活動における自己PRでも、継続力をうまくアピールできれば好印象を抱いてもらえるでしょう。

そこでこの記事では、転職活動で有利になる継続力のアピール方法を解説します。3つのステップと例文を参考に、自身の自己PRをブラッシュアップしましょう。

目次


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企業が必要としている継続力とは?

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継続力には、さまざまな種類があります。「物事を長期間続けること」は代表的な継続力ですが、「困難に遭遇しても諦めないこと」も継続力だといえます。転職の自己PRで継続力を強みとする場合に大切なのは、企業が応募者に求める継続力をアピールすることです

企業が必要とする継続力とは、「早期離職せずに長く自社で働くこと」や「粘り強く仕事に取り組む姿勢」などです。その中には、ルーティンワークを指示されても、飽きずに前向きに取り組み続けられることも含まれるでしょう。

また、「目的達成に向けて物事を続ける力」や「工夫を凝らしながら物事に取り組む姿勢」なども、企業が求めている継続力のひとつといえます。

自己PRで継続力をアピールする場合の5つのポイント

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自己PRで継続力をアピールするときは、次の5つのポイントを意識しましょう。

1.続けたことによる成果が必要

工場のライン作業のように、ひたすら粘り強く同じことを続けられる能力が評価される仕事もあるでしょう。しかしこのような場合でも、継続したことによって作業の確実性が上がったり、スピードが向上したりといった成果が必要です。具体的な成果をアピールできないと、ただ愚直に与えられたことをこなすだけで、成長がないと捉えられてしまいます。

営業や企画といった仕事の場合も、同じことを繰り返すだけでは、問題解決能力や分析力がないと捉えられる恐れがあります。続けたことでどのような問題を解決できたのか、成果を伝えることが大事です

2.仕事に関連するエピソードを探す

長年続けている趣味などがある場合は、それをエピソードに盛り込みたくなるかもしれません。しかし、20年間続けている趣味よりも、3年間続けた仕事のほうが面接官にとっては興味があるエピソードです

また、継続力を伝えたいあまりに、自分本位な自己PRにならないよう注意することも重要です。自己PRは、あくまでも入社後にどのように活躍できるのかをアピールする場であることを忘れないようにしましょう。

3.数字で説明する

エピソードを伝えるときは、具体的な数字を織り込むようにしましょう。「◯◯を続けたことで、仕事の効率が上がりました」というだけでは、一体どのくらい続けてどれだけ効率が上がったのかを伝えられません。

イメージを持ってもらい説得力を高めるためには、どのくらいの期間継続し、それによってどれだけの実績を挙げたのかを数字で示すことが重要です

4.継続が困難であったが乗り越えたというエピソードを伝える

毎日の生活の中で誰もができることや、続けるのが簡単なことについては、継続したからといって大きなアピールポイントにはなりません。継続が難しいことであったり、障害があったりしても乗り越えたというエピソードを伝えると、継続力があることをより納得してもらいやすくなります

5.ネガティブなイメージを伝えないようにする

継続することを重視するエピソードは、伝え方を間違えると、「頑固」「協調性がない」といったマイナスの印象を与えてしまうことがあります。

エピソードを考えた後、客観的に見て、どう捉えられるのか落ち着いて振り返る時間を取りましょう。判断しづらい場合は、第三者に意見を求めるのもおすすめです。このとき、気を使ってポジティブな回答しかしてくれない相手ではなく、遠慮せずに意見を言ってくれる相手を選ぶ必要があります。

自己PRで効果的に「継続力」を伝えるための3つのステップ

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採用担当者に自分の強みを伝えただけでは、効果的な自己PRはできません。転職を成功させたいのであれば、評価される自己PRを目指しましょう。アピールポイントで好印象を与えるためには、伝え方が重要です。ここでは、3つのステップに分けて、継続力のアピール方法を解説します。

ステップ1.アピールポイントを明確に伝える

はじめに、自分の強みとなるポイントを伝えることが大切です。最初にアピールポイントを述べると、後述する内容がアピールポイントに関連するものだと分かるため、強みが伝わりやすくなります。冒頭でインパクトを残すことで採用担当者の印象に残りやすくなりますから、結論をはじめに伝えることには重要な意味があります。

また、一言で継続力といっても、人によって捉え方は異なります。どのような継続力が強みであるかを具体的に伝えましょう。

ステップ2.具体的なエピソードを提示して説得力を持たせる

継続力があると述べただけでは、信憑性の低い自己PRになってしまいます。採用担当者に強みが身についていることを伝えるためには、エピソードを交えるのがポイントです。

「いつ継続力を発揮したのか」「どのような場面だったのか」「なぜ続けたのか」など、具体的に述べることで、継続力を強みとする根拠を伝えられます。また、継続力を発揮したことにより、どのような結果になったのかも忘れずに伝えましょう。

ステップ3.企業にどのように貢献するのかを伝える

より効果的な自己PRにするためには、入社後に活躍する姿をイメージしてもらうことが大切です。現在身につけている継続力という強みが、企業でどう活用できるのかを伝えましょう。企業の採用担当者が知りたいのは、強みを活かして再び成果を挙げられるかという再現性の部分です。採用すれば企業にメリットがあると思ってもらえれば、採用の可能性は高まります。

自身の強みが企業で活きることを伝えるためにも、企業研究をしておく必要があるでしょう。経営方針なども把握していると、企業に合った効果的なアピールができます。

自己PRで継続力をアピールするための例文3選

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一言で継続力といっても、「粘り強さ」や「目標達成へ向けての取り組み」「課題を解決するまで諦めない力」など、アピールポイントは人によってさまざまです。ここからは、アピールポイントごとの継続力の例文をご紹介します。自己PRで継続力を伝えたい方は、例文を参考にして構成を考えてみてください。

粘り強さをアピールする場合

【例文】
私は、何事も簡単に諦めてしまわずに、粘り強く取り組むことを信条としています。前職では毎年1度、大々的なイベントの企画を行っていました。その中で、これまで一度もイベント出店をしたことのない老舗を呼び込もうという計画が出たのですが、残念ながら了承をもらうことはできませんでした。

しかし、私はこの店の出店がイベントの大きな成功につながると考え、イベント開催後も定期的に店舗へと足を運び、人間関係を構築するとともに、イベント出店に対する抵抗感の原因を探りました。

結果、初めてのことに飛び込むのが不安だと感じていらっしゃることが分かり、私が全面的なサポートを行うことや、参加した場合のメリット、当日までの段取りなどを粘り強く説明することで、翌年のイベントには参加していただけました。

この初出店が話題になり、イベントの動員数は前年よりも3,000人増加、店舗側もよりいっそう人気を博すという、双方にとって利益の大きい結果となりました。御社でも、持ち前の粘り強さを発揮して、より多くの契約獲得に邁進したいと考えております。

目標達成に向けて努力してきたことをアピールする場合

【例文】
私の強みは、目標達成に向けてコツコツと継続できることです。前職では、不動産やビルの管理スタッフを担当していました。資格がなくても働ける環境でしたので、入社時は資格を保有していませんでしたが、「危険物取扱者」の資格があると設備の点検や整備に役立つと知り、資格取得を目指しました。

仕事と両立しながら独学で資格取得を目指していたので、思うように勉強が進まず、1年間で2度、試験に落ちてしまいました。しかし、ここでやめたら努力が無駄になると思い、さらに半年間勉強を続けました。

その結果、3回目の試験には合格でき、諦めずに続けることの大切さを学びました。御社は粘り強さをモットーにされていると伺いましたので、この経験が活かせると考えております。

課題解決へ向けて継続したことをアピールする場合

【例文】
私は、課題解決のために長期的な取り組みを行えます。前職では、飲食店のホールリーダーを担当していましたが、スタッフへのクレームが月に15件ほど起きていました。

改善するよう全スタッフに周知しましたが、クレームの数が減らなかったため、クレームの根本的な原因を探るために、3ヵ月間毎日クレームの内容を記録・分析しました。

その結果、キッチンとの連携に問題があることが分かりました。そこで、新たなオーダー表を取り入れるほか、オーダー提出方法を変更したことで、翌月にはクレームを3件まで減らせました。

その後もクレーム管理を徹底した結果、地域の飲食店満足度ランキングで1位を獲得できました。お客様が満足できる環境作りを徹底している御社でも、この経験が活きると考えております。

自己PRで継続力が伝わりにくいNG例文

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継続力は、アピールポイントとして有効です。ただし、伝え方を間違えると、強みが伝わらない自己PRになってしまいます。単に何かを継続しただけでは、「強みではない」と捉えられてしまい、アピールにならないケースもあるでしょう。ここでは、継続力を強みとして伝える際のNG例をご紹介します。

アピールポイントが明確ではない

【例文】
私は、継続力を強みとしています。前職では営業職に従事していました。ハードな業務で厳しいノルマを課せられていましたが、お金を稼ぐために4年間頑張りました。粘り強さをモットーにしている御社で、この継続力を活かして活躍したいです。


〈解説〉
強みをアピールする際に、「どのような継続力なのか」が明記されていません。また、継続した根拠がお金であることも、イメージダウンにつながってしまいます。

強みを絞り込めていない

【例文】
私は、継続力が強みです。大学では2年間テニスサークルに入っていました。また、中学生から水泳を7年間続けています。前職の事務職では、苦手な業務もありましたが、3年間続けられました。


〈解説〉
強みをアピールするときには、題材をひとつに絞り込むことが大切です。また、継続力が強みだといえる根拠が提示されていません。効果的に能力をアピールするためには、具体的なエピソードを明記しましょう。

企業へどう貢献できるのかが分からない

【例文】
私は、粘り強く続けられる継続力が強みです。前職では、営業職に従事していました。入社当初は目標を達成できませんでしたが、諦めずに努力を続けた結果、目標を達成できました。この継続力を活かして御社に貢献したいと考えています。


〈解説〉
強みが明確でないうえに、企業での活かし方が漠然としています。強みの活かし方をしっかり伝えられないと、志望度が低いと捉えられてしまうでしょう。

まとめ

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継続力には色々な意味があるので、自己PRで伝える際には、アピールポイントを明確にしましょう。また、継続したことで、どのような成果を得たのかを述べることも大切です。具体的な数字を織り込むと、よりアピールポイントが伝わりやすくなるでしょう。

自己PRに自信がない方は、転職エージェントの活用がおすすめです。マイナビエージェントでは、キャリアアドバイザーがプロの視点で書類を添削します。模擬面接による面接対策も実施していますので、転職に関する悩みや不安を抱えている方は、ぜひマイナビエージェントにご相談ください。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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