転職できるのは何歳まで?35歳を超えると転職は難しいって本当?|求人・転職エージェント

更新日:2022/07/05

転職全般

転職できるのは何歳まで?35歳を超えると転職は難しいって本当?

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この記事のまとめ

  • 求人で年齢制限を設けるのは法律上禁止されているが、若い世代の転職のほうが有利。
  • 「35歳転職限界説」は、ミドル世代の転職が活発化している現代において当てはまらない。
  • ただしミドル世代以降の転職では、転職先選びと自己PRが若い世代よりも重要になる。

一定の年齢を超えたとき、「いまの仕事を一生続けるのだろうか」と考える方は多いのではないでしょうか。キャリアチェンジを検討する際、年齢についての不安や疑問はつきまといやすい傾向にあります。

この記事では、転職と年齢の関係性についてご紹介します。
転職成功者の平均年齢や「35歳転職限界説」、転職に適した年齢なども詳しく説明しますので、転職活動を始めるうえで年齢が気になっている方は、ぜひご一読ください。

目次

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転職できる年齢は何歳まで?限界はある?

image2 (3).jpg転職できるのは何歳までかというと、まず求人において年齢制限は原則存在しません。

なぜなら、一定の条件を満たす求人を除き、選考の採否を年齢で決めることは法律上で禁止されているためです。このように転職の成功率が年齢で左右されることはありません。
しかしそのほかの兼ね合いから、年齢が選考に影響を及ぼすこともあります。

ここでは、年齢と転職の現実的な関係性についてご紹介します。

転職に年齢制限はないが若いほうが有利

転職に年齢制限はありませんが、ほぼ同じ条件の応募者がいた場合、基本的には若い応募者ほど有利になる傾向があります。なぜなら年齢が若いほど自社に貢献してもらえる年数が長くなり、かけた教育コスト以上のメリットを得られると企業は考えるためです。

企業はこのように教育コストに重きを置きますが、実績を十分に積み上げた同職種への転職であれば、年齢の高さが不利にならないケースも少なくないでしょう。

転職に成功している人の平均年齢

こちらは20222月に総務省から発表された「労働力調査」における2021年度の転職成功者の人数表です。

転職成功者数(万人)
総数 288
15歳~24歳 54
25歳~34歳 66
35歳~44歳 55
45歳~54歳 52
55歳~64 42
65歳以上 21


どの年代にも転職成功者が多いことが分かります。
特に多いのは25歳~34歳の世代ですが、55歳~64歳のシニア世代でも多くの方が転職に成功しています。

男女別|転職年齢の違い

こちらは2021年度の転職成功者の男女別の結果です。

男性 転職成功者数(万人)
総数 133
15歳~24 24
25歳~34 29
35歳~44 22
45歳~54 20
55歳~64 23
65歳以上 14

女性 転職成功者数(万人)
総数 156
15歳~24歳 29
25歳~34歳 37
35歳~44歳 33
45歳~54歳 32
55歳~64歳 18
65歳以上 7


各年代の割合は、男女でおおむね変わりませんでした。
女性の場合、妊娠や出産といったライフイベントにより仕事から離れる方も多くいますが、統計によると女性だからといって「転職は何歳までにしなければ難しくなる」といった傾向はないと考えられます。

正社員になりたいなら早めの行動が大事

法律上「〇歳になったら転職できない」といったことはありませんが、年齢が上がるほど多くの経験やスキルを求められることから、若いほうが転職しやすい傾向にあるのも事実です。
特に正社員を目指すのであれば、若いうちに行動することをおすすめします

一方、非正規雇用であれば、年齢が高くてもチャンスを得やすいでしょう。

「転職する」と決めて、あとは実⾏に移すだけ。とはいえ、「できれば採⽤活動が活発化している時期に転職活動を始めて、良い求⼈にたくさん出会いたい!」「⾃分の市場価値が最も⾼まるときに転職したい!」というのが本⾳でしょう。転職のベストなタイミングやどういう時期に転職するのが良いのか、⽬安となる基準を求めてメディアが報じる転職動向を参考にしている⽅も多いのではないでしょうか。しかし、転職動向や転職に適した年齢は、あくまで総合的な視点から⾒た⼀般論に過ぎません。業界や職種によって、採⽤ニーズが⾼まる時期には違いがあるからです。今回は、すべての業種・職種に共通する「転職のタイミングの⾒極め⽅」をご紹介します。

転職できるのは35歳までって本当?

image3 (2).jpg「転職できるのは35歳まで」という意味の「35歳転職限界説」。
いまの時代においては、この説を疑問視する声が多く挙がっています。

ここでは、時代背景やリアルな転職市場の状況をもとに35歳転職限界説についてまとめました。

35歳転職限界説」とは

35歳転職限界説は、人材が豊富かつ年功序列による出世が当たり前だった時代に生まれました。
この時代は定年まで勤続することが当たり前であり、そのうえで出世を考えると35歳からの入社では時間が足りないことから、35歳転職限界説が生まれたといいます。

しかし長く続く少子高齢化により、20代の人材はもちろん、35歳以降のミドル世代すらも足りていない企業が日本国内に増加しました。結果、マネジメントが可能なミドル世代の求人が転職市場では多くみられるようになり、35歳転職限界説はあくまで昔話といわれることが増えました。

なお「28歳転職限界説」や「32歳転職限界説」もありますが、こちらも同様に現代ではあまり通用しない説といえるでしょう。

35歳を過ぎても転職は可能

現代ではむしろミドル世代を対象とした求人も増えていることから、35歳を過ぎたら転職ができないということはありません。ただし、企業が求める経験やスキルは、年代によって異なります。

35歳以降ではポテンシャル採用を見込むことはまず難しいため、いかに即戦力として企業から認められるかがポイントです。これまでの経験やスキルが武器になる転職先を探すほか、効果的なアピール方法を模索しましょう。

30代以降では年齢よりもスキルが重要

慢性的な人材不足に悩む企業が増えた現代では、年齢以上にスキルが重要視されます
また、生涯を一社に捧げるといった傾向も弱まっています。そのような状況において重要なのは、将来を見据えた経験とスキルを積むことです。

キャリアパスを明確にしたうえで検討すれば、年齢に関係なく、いまの自分に転職が必要かどうかを見極められるでしょう。

転職の適正年齢は業種によっても異なる

転職の適正年齢はこれまでの経験や業種によっても異なります。
たとえばミドル世代以降の転職成功数が多い傾向にあるのは、同職種への転職です。特に管理職から管理職など、ミドル世代にマッチした職種の場合には、難なく転職できている方も少なくありません。

一方、未経験の職種になると、やはり20代といった若い世代のほうが選考に有利でしょう。
特にエンジニアやデザイナーなど、専門知識やスキルの取得に時間がかかる職種については、年齢を重ねるほど未経験からの転職は難しくなります

年齢関係なく転職しやすい業種の特徴

年齢に関係なく転職しやすい業種の特徴は、以下のとおりです。

  • 慢性的な人手不足を抱える業種
  • ポータブルスキルを活かせる業種

これらに当てはまるのは、主に専門性が低い業種であり、一般事務や接客・販売、営業、配送といったものが挙げられます。またそのほかでは、規模の拡大に伴い、多くの人員を必要とするベンチャー企業も狙い目です。

これから転職を考えている方へ!おすすめの業種5

image4 (3).jpgここでは転職を検討している方へ向け、いまおすすめの業種を5つご紹介します。
それぞれどのような特徴を持ち、なぜ転職先におすすめなのかまとめました。
キャリアチェンジを考えている方は、ぜひご一読ください。

IT業界

コロナ禍の影響もあり、インターネットを介したサービスやプログラムの需要は急激に拡大しました。これによりIT業界は全体的に業績を伸ばしているほか、求人数も増加しています。
未経験者歓迎の求人も多いため、キャリアチェンジにもおすすめです。

また実力主義の傾向が強い業界であることから、資格取得をはじめとした自己研鑽に励めば、年齢に関係なく昇進や昇給が期待できます

医療業界

医療業界はニーズがゼロになることはまずないため、安定性を求める方におすすめの転職先です。
中でも医療事務や看護助手、医療機器営業といった職種であれば、無資格・未経験者向けの求人も多くみられます。

無資格・未経験者向けの求人であれば、入社後に資格取得をサポートしてくれるケースも多いでしょう。結果として手に職をつけられ、潰しが利くのもメリットといえます。

介護業界

介護業界もまた医療業界と同様に常にニーズがあるほか、高齢社会の現代では特に需要が高まっています。その反面、人手不足が深刻であることから、未経験者であっても転職しやすいのがおすすめの理由です。

仕事が過酷であるイメージも強い介護業界ですが、その分、近年では国からの援助を受けている企業も多いのが特徴。収入や福利厚生といった面が充実している傾向にあります

製造業界

製造業界といっても幅広いですが、特に工場のライン業務は未経験からの転職におすすめです。
中でも大手企業になると収入や福利厚生が充実しているほか、残業も少ない傾向にあります。

またコロナ禍を機に、製造業界にも一気にIT化の波が押し寄せました。
このことから労働環境が改善した企業が増えているのも、転職先としていまおすすめする理由の1つです。

運輸業界

EC市場の拡大に伴い、宅配便のニーズが急増している運輸業界ですが、トラックドライバーの高齢化や人材不足といった課題を抱えています。
そのため求人が多く、転職しやすいのがおすすめの理由です。

また発展が著しい業界であるほか、国を挙げて労働環境の改善が進められている最中であるため、将来性にも期待できます

まとめ

image5 (2).jpg「転職できるのは何歳まで」といった制限があるのかといえば、それはNO
ミドル世代やシニア世代であっても、転職を成功させている方は数多くいます。
しかし年齢が上がるにつれ、企業から求められるハードルも高くなるのは事実です。だからこそ、熟考したうえでの転職先選びが大切といえます。

マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは、スキルを洗い出すところからサポートします。
一人ひとりに合った転職先をご提案しますので、今後のキャリアパスについてお悩みの方は、ぜひマイナビエージェントにご相談ください。

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