転職できない人の特徴と理由は?転職を成功させるための7つのポイントも解説!|求人・転職エージェント

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更新日:2023/09/22

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転職できない人の特徴と理由は?転職を成功させるための7つのポイントも解説!

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この記事のまとめ

  • 転職できない人へ向けて、原因や不安を抱く理由、転職成功のためのポイントを解説。
  • なぜ転職できないのかを知ることが転職成功への近道。転職できない原因を把握し、今後の転職活動に役立てよう。
  • 転職を成功させたい方は、転職エージェントなどプロの力を借りるのがおすすめ。

転職がなかなか決まらない、あるいは転職で失敗しやすい......。
そのようなときは、無理に転職活動を進めようとせず、一度立ち止まって転職ができない原因を探ってみることも大切です。理由を洗い出し、改善していくことで、スムーズに転職成功へと踏み出せるようになるでしょう

そこでこの記事では、転職できない方にありがちな原因を、シーン別にご紹介します。
転職成功のために実践したい対策も解説するので、参考にしてみてください。

目次

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転職できない人にありがちな原因【動機・企業選び編】

common_38_1.jpg動機や企業選びに問題があると、転職活動はうまくいきません。
漠然と「転職したい」という思いだけで、理想の職場を探すのは困難です。勢いだけでも転職はできますが、後悔する結果となれば、転職活動にかけた時間や労力は無駄となります。

転職できないと悩んでいる方は、動機や企業選びが適切かを確認してみましょう

転職理由や条件が明確ではない

転職した後にどうなっていたいのか。また、どのような条件で働きたいのかが曖昧なままでは、自分にぴったりの長く働きやすい職場を見つけることはできません
「早く転職先を決めないと」「社会の目が気になるから、条件は妥協しよう」といった理由で転職理由や希望条件を明確にしないままでは、面接でも説得力のない受け答えになります。もし、入社できたとしても、またすぐに転職を繰り返してしまうかもしれません。

スキルや強みに合った企業選びができていない

これまでのキャリアで培ったスキルや強みを活かせない企業にばかり応募していたり、自分の強みやアピールすべきスキルを理解できていなかったりするケースもあります。
転職活動では、自分のスキルや強みなどを客観視することが大切です
希望条件だけを優先して転職先を探していると、企業の求める人材に適した応募や、面接でのアピールができません。その結果、なかなか転職が決まらなかったり、転職を繰り返したりするようになります。

まずは自分が特定のスキルや知識に関してどの程度のレベルで、どのような経験があるのかを把握したうえで、そのスキルを求める会社を探すようにしましょう。

業界・企業研究ができていない

業界や企業に関する情報収集が不十分な場合、志望動機や自己アピールが説得力に欠けた内容となる可能性が高いでしょう。当たり障りのない、どこの企業にもあてはまるような志望動機を伝えても、なかなか採用にはつながりません
自己アピールも同じで、インターネットから得た知識だけで応募書類を書いたり、面接の受け答えをしたりしても、採用担当者には企業研究が甘いと思われてしまいます。

理想が高く、企業を厳選しすぎている

転職先に求める条件を明確にすることは大切ですが、「なるべく残業はしたくない」「できるだけ大手の企業がよい」などの転職先に求める条件が多すぎたり、理想が高すぎたりするパターンにも要注意です。すべての希望を満たす転職先は少ないうえに、見つけた場合も競争率が高いので、スムーズな転職は難しいといえます。
複数の希望条件があれば、それぞれに優先順位をつけることがポイントです。「これだけは譲れない」という条件をしぼったうえで企業を選ぶと、選択肢はぐっと増えます。

スケジュールが立てられない

働きながらの転職活動となると、どうしてもスケジュールが立てづらいというケースもあります。
しかし、ある程度転職完了までのスケジュールを立てて行動しなければ、だらだらと転職活動が長引くでしょう
転職活動の長期化は、焦りにより条件を妥協してしまったり、本当に自分に合っているのかわからない企業でも転職を決めてしまったりと、失敗のリスクを高めます。
そのため、あらかじめ大まかなスケジュールを立てておきましょう。

転職できない人にありがちな原因【面接編】

common_38_2.jpg転職できない原因は、動機や企業選定だけではありません。
面接における立ち振る舞いやマナーなどに問題があり、転職がうまくいかない場合もあります。面接は、応募者が企業にマッチする人材かを見極める判断材料です。
転職がうまくいかない方は、一度過去の面接について振り返ってみましょう

面接でうまく話せない

面接が苦手という方もいるでしょう。しかし、緊張で口ごもってしまったり、思うように自己PRをできなかったりして、チャンスを逃してしまうのはもったいないことです。

仕事をするうえでコミュニケーションスキルは必須ともいえますから、面接でもスムーズに受け答えができるように、対策する必要があります
また、面接では相手に伝わりやすく話すよう、心掛けることも重要です
たとえば過去の実績をアピールする際、「いつ」「どの職場で」「何を」「どのようにして」「どのような結果となったか」など、順序立てて伝えられなければ、採用担当者からは物事をわかりやすく伝える能力がないと判断されてしまいます。

逆質問ができない

面接の最後に聞かれる「何か質問はありますか」という逆質問ですが、ここでは企業への興味や関心がどの程度あるかが見られます。
つまり、逆質問は自分の知りたいことを聞くだけでなく、自己アピールの時間でもあるのです。「特にありません」と答えてしまっては、その会社に興味がないのだと判断され、評価も低くなってしまいます。
自己アピールにつながるような質問を考えて、転職に前向きな姿勢を示しましょう

マナーが悪い・身だしなみの印象がよくない

面接は受け答えだけでなく、マナーや身だしなみもしっかりとチェックされています
面接中に限らず、企業に訪問した時点から、きちんとマナーを守りましょう。服を着くずしていたり、社風に合わない服装やメイク、アクセサリーなどをしていたりすると、評価もマイナスに傾きます。
無意識のうちに失礼な態度をとっていないかどうかも、あらためて振り返ってみてください。

面接に遅刻する・時間管理ができない

面接に遅刻する行為は、採用担当者の印象を悪くします。たった5分の遅刻であっても、時間にルーズという印象を与えてしまうでしょう。 面接当日に道に迷ったり会場を間違えたりしないよう、事前の確認が大切です

面接官の質問に対し、長々と答えるのも控えた方がよいでしょう。要点の掴めない長話は、コミュニケーション能力や時間管理に問題があると判断されかねません。

なかなか転職できないことに不安を抱く理由とは?

common_38_3.jpg転職できないことに、不安を抱く方は少なくありません。しかし、一言で「不安」といっても、その原因は人それぞれです。
自分が抱える不安はどこからきているのかを明確にすると、自然と解決策も見えてくるでしょう

ここでは転職時に抱く不安の原因となるものを、いくつかご紹介します。

自分を無能だと思い込んでしまっているため

自分の強みとなる経験やスキルがないと、転職への不安を抱きやすいでしょう。資格を持っていない方や、業務経験が浅い方などは、特に不安を感じるかもしれません。
また、スキルや経験があるにも関わらず、自分が無能だと思い込んでいる方もいます。「こうでなければいけない」という高い目標設定は、過小評価の原因です。
完璧主義であったり、周囲と比較したりするのも、不安が大きくなる原因だといえます。

将来のビジョンが見えないため

転職したい気持ちはあるものの、5年後10年後のビジョンが明確ではないことも、不安を作る原因です。
「どのようにキャリアを積みたいのか」「将来的にどのような仕事がしたいのか」など、自分のやりたいことがわからないままだと、自分に合う転職先を探せません。転職活動を進めたとしても、面接での受け答えが曖昧になるでしょう。
面接官は、応募者の熱意を判断材料にします。曖昧な返答は不採用となる一因です。

求人数が少ないため

転職時期によっては求人が少なく、転職が難しいときもあります。なかなか希望の求人に巡りあえないと、不安や焦りは募るでしょう。

特に、新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年は、有効求人倍率が下がりました。現在は回復傾向にありますが、職種によっては規模縮小により、転職が難しいケースがあるのも事実です。
また、転職市場には、1年をとおして求人数が増える時期と減る時期があります。退職者が多い時期は求人数も増えますが、退職者が少なければ求人数も少ないのが実情です。
こうした時期的な問題も、転職に不安を抱く原因になるでしょう。
一般職業紹介状況(令和212月分及び令和2年分)について - 厚生労働省

転職成功のための7つのポイント

common_38_4.jpg最後に、これまで紹介した転職できない原因を踏まえたうえで、転職を成功させるために実践したい7つの対策を見ていきましょう。

1.転職理由と企業へ求める条件を明確にする

転職理由と希望条件を明確にしたうえで転職活動を行うことは、自分にぴったりの企業を見つけるためにも重要です。
まずは現職の問題点や転職によって解決したいこと、改善したいポイントなどを洗い出し、転職理由と特に優先したい希望条件を決めましょう

2.自分に合った企業を選ぶ

自分のスキルや仕事に対する考え方などに合った企業を選ぶことも重要です。情報を幅広く集めることで、その企業の実態やよりリアルな雰囲気もわかるようになります。
後述する転職エージェントを活用すると、より詳しくその企業について知れるため、自分に合った企業探しが可能です。

3.企業目線で考える

転職者としての自分の目線だけでなく、企業目線で考えることも重要です
「この企業に対して、自分のどのような強みを活かせるのか」「この企業はどのような人材が欲しいのか」「この面接官は、どのような人と一緒に働きたいと考えているのか」など、自分がその企業に対してもたらすことのできるメリットをメインにすると考えやすくなります。
自分本位になりすぎると転職は失敗しやすいため、相手の立場になったうえで情報収集をしたり、自己アピールを工夫したりしてみましょう

4.スキルアップをする

志望する企業があるものの、現段階では転職が難しい場合、スキルを磨いて転職成功を目指しましょう
まずは、志望先の企業が求める経験やスキルについて把握し、採用ラインを満たすよう行動してみてください。現職で実務経験を積むのもポイントですが、独学での勉強や資格の取得も転職成功へとつながります。
まずは副業からはじめて、業界や職種を経験するのもひとつの方法です。

5.転職のスケジュールを決める

転職活動の長期化によって条件を妥協することになってしまわないためには、事前にある程度の転職スケジュールを決めておくのがポイントです
まずは「いつまでに転職する」と決めたうえで、「応募先企業探しに2週間」「応募書類作成に1週間」「複数社への面接で2週間」というように、スケジュールを立てていきましょう。スケジュールを立てればそれに応じて目標も決めやすくなり、効率的に動けるようになります。

6.応募の数を増やす

職場環境や仕事内容に希望する条件が多いと、転職が難航するかもしれません。
「残業がない職場」「休日が多い職場」など、転職で期待する条件はさまざまでしょう。しかし、希望をすべて盛り込むと、条件をクリアする求人数は減ります。仮に条件にぴったりの求人が見つかったとして、その求人の倍率が高いことは明確です。
転職ができなくて悩んでいる方は、できる限り条件を絞り込み、応募の数を増やしてみてください。応募の数が増えると、採用の確率も高まります。

7.転職エージェントを活用する

転職成功のために実践したい対策はたくさんありますが、自分だけで、かつ働きながらの転職活動となると、なかなか行動を起こすのが難しいという方もいるでしょう。

そのような場合、転職のプロであるエージェントを活用することをおすすめします
転職エージェントであれば、無料でキャリアカウンセリングを行ったうえで、その人にぴったりの案件紹介が可能です。また、自分の理想的なキャリアプランを立てられない、企業目線で考えたり情報を集めたりするのが難しい、応募書類の添削や面接対策をしてほしいといった場合も、転職エージェントのキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。

転職のお悩みはマイナビエージェントにご相談ください

マイナビエージェントでは、業界や転職市場に精通したキャリアアドバイザーが応募先企業の紹介はもちろん、応募書類の添削および面接対策をとおして、志望動機や自己PRのブラッシュアップを行います。
選考通過率アップにつながるサポートをとおして、転職できないお悩みの解決のアドバイスもしますので、転職に関して不安な点やお悩みがある方は、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

common_38_5.jpg転職できない理由には、転職理由がぼんやりとしている、企業選定に問題があるなどのケースが挙げられます。また、企業選びはスムーズにいくものの、面接で落ちてしまう方もいるでしょう。
なかなか転職できない現実に不安を抱く方は、次の転職活動へ進む前に、転職できない原因を明確にしてみてください。
転職を成功させるためには、スケジュールを立てて転職活動を進めることも大切です。スケジュール管理に自信がない方や、どのように転職活動を進めればよいのかがわからない方は、転職エージェントなどプロの手を借りるのもよいでしょう

マイナビエージェントは、一人ひとりの転職活動を手厚くサポートします。「転職できない原因が知りたい」「できるだけ早く転職したい」など、悩みや不安を抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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執筆・編集

樋口 裕次郎

株式会社マイナビ所属。エージェント歴6年。西日本の製造業領域の採用支援を行っております。アドバイザーとしては、機械・電気・ソフト関連のエンジニア様の転職支援を得意としております。

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