女性が長く続けられる仕事10選!必要な資格や選び方のポイントも紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2023/10/06

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女性が長く続けられる仕事10選!必要な資格や選び方のポイントも紹介

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この記事のまとめ

  • 女性が長く続けられる仕事の特徴として、理想のワークライフバランスを実現できる、ライフスタイルの変化に応じて働き方を変えられるといった点が挙げられる。
  • 医療・介護職などの資格を活かせる職種や、美容師・ヘアメイクなど開業を目指せる職種、収入が安定している公務員などは長く続けられる仕事だといえる。
  • 女性が長く続けられる仕事を選ぶ際は、経験を活かせる業種から探す、キャリアプランを決めておくといった対策が必要。

ライフスタイルの変化など、さまざまな理由によって転職を繰り返している女性の中には、「少しでも長く続けられる仕事を探したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。長期で働けてキャリアを形成できる仕事には、いくつか特徴があります。

そこでこの記事では、女性が長く続けられる仕事の特徴や該当する職種の一例を紹介します。仕事を選ぶ際のポイントについても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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女性が長く続けられる仕事の特徴7

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転職を繰り返し、環境を変えながら働くのは慣れるまでに時間がかかり、ストレスもたまりやすい傾向にあります。そのため「なるべく長く続けられる仕事がしたい」と考える方も多いのではないでしょうか。ライフステージの変化に合わせて働き方を柔軟に調整したい場合もあるでしょう。ここでは、女性が長く続けられる仕事の特徴について紹介します。

理想のワークライフバランスを実現できる

自分の理想とするワークライフバランスを実現できる環境であるかどうかは、重要なポイントです。特に結婚や出産、育児を予定している場合は、男女を問わず仕事と家庭を両立しやすい職場で働いたほうが長続きしやすいといえます。

福利厚生が充実している

福利厚生の充実具合も、同じ職場で長く働き続けるには欠かせない要素のひとつです。たとえば、長期休暇が取りやすい、家賃補助があるといった内容です。また出産や育児を考えている女性にとっては、育児休暇や時短勤務の取得率が高い職場だと復職後も働きやすさを感じやすいといえます。

ライフスタイルに合わせて働き方を柔軟に選択できる

長い人生の中でライフスタイルが変化する可能性は十分高く、その都度自分が望む働き方を選択できるような仕事は長く続けられる可能性があります。時間や場所を自由に選択できたり、雇用形態を変更できたりといったケースです。また開業できる職種の場合、フリーランスとして独立する選択肢も見えてきます。

スキルを磨ける

スキルが磨けたり、技術が身につけられたりする職業も長く続けやすい仕事だといえます。手に職をつければ、一度退職した場合でも次の再就職先を見つけやすくなるためです。また、実務経験を積むと収入アップも目指せるため、やりがいにつながるでしょう。

心身の負担が少ない

力仕事など体力を消耗する仕事は、年齢を重ねたときに大きな負担を感じる可能性があり、長続きしにくいといえます。逆にオフィスワークは体力面で考えると負担が少なく、どの年代になっても長く続けやすい仕事です。また、精神的な負担の大きい仕事は健康に影響をおよぼす可能性が高く、長続きしづらい傾向にあります。

興味があり好きだと感じられる

働きやすさや雇用条件を優先することも大切ですが、実際に興味があったり好きだと感じられたりする仕事のほうが長く続けやすい傾向にあります。もし正社員として働く場合、1日の3分の1以上を仕事に費やすことになります。生活において仕事に割く時間は長くなるため、苦痛に感じない職業を選択する重要性は高いといえるでしょう。

需要が高く将来性がある

ライフスタイルの変化などに伴い、一度退職したり転職を考えたりするケースもあるでしょう。同じ職業で働き続けたいと考える場合には、人材が不足していて需要の高い職種を選ぶと再就職しやすい傾向にあります。特にIT業界のように将来性が安定している企業や職業、または医療専門職などAIで代替できない職業は仕事を失う可能性が低いと考えられます。

40代からOK】女性が長く続けられる仕事・職種10選!資格不要も

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理想のワークライフバランスが実現できたり、ライフスタイルに合わせて働き方を柔軟に選択できたりする職業は長く続けやすいといえるでしょう。ここでは、女性が長く続けられる仕事を10種紹介します。40代からでも目指せるのか、資格が必要なのかといった点にも触れるため、参考にしてみてください。

医療・介護職

医療や介護に関わる職種は、長く続けられる仕事のひとつといえます。資格がなければ働けないケースが多いうえ、高齢化によって今後の需要も高くなると考えられるためです。具体的には、以下のような職種が挙げられます。

  • 看護師
  • 薬剤師
  • 歯科助手
  • 介護福祉士
  • ケアマネージャー

医療・介護職は人材不足が懸念されており、40代でも比較的転職先が見つかりやすいといえるでしょう。ただし、専門学校に通ったり資格取得のために学業に専念したりする必要があり、就職するまでに時間やお金がかかる点は覚悟する必要があります。

健康に関わる職業

医療・介護職と同様、健康に関わる職業は今後の需要が減る可能性が低く、長く働きやすいと考えられます。高齢化社会の進展に伴い、病院や介護施設など選択できる職場の幅も広がるでしょう。具体的な職業としては、以下が挙げられます。

  • 栄養士・管理栄養士
  • スポーツインストラクター

栄養士や管理栄養士は国家資格がなければ働けないため、就職するまでに少し時間はかかりますが、職場によってはキャリアアップや年収アップが期待できます。スポーツインストラクターも、資格を持っていたほうが就職に有利に働く可能性が高いといえるでしょう。どちらも手に職をつけ、さまざまな職場で働ける職業です。

事務職

事務職とひとくくりにいっても、企業の一般事務職から医療事務、経理、貿易事務などさまざまです。一般的にオフィスワークが多く、体力を消耗しにくい点から長く続けられる仕事といえます。

ただしAIの導入によって業務の自動化が進めば、人員削減で今後の求人数が減る可能性が高い職種といえます。特に40代以降の未経験者が転職するには競争率が高くなり、難易度が上がるケースも考えられるでしょう。事務職として長く働くには、早めに就職して同じ職場でキャリアアップを狙ったり、採用が有利になる資格取得を図ったりといった工夫が必要です。

美容に関わる仕事

美容関係は、手に職をつけられるため長く続けられる仕事のひとつだといえます。具体的には、以下のような職業が挙げられます。

  • 美容師
  • ヘアメイク
  • エステティシャン
  • ネイリスト

上記の職業における最大のメリットは、働き方を選べる点です。正社員として働く以外にも、場所だけ借りて個人で顧客を獲得する方法や、自宅で開業したりする方法があります。身につけたスキルを活かし、講師を目指すのも選択肢のひとつです。40代から目指すことも十分可能であるため、まずは資格取得を目標にするとよいでしょう。

ITエンジニア

ITエンジニアをはじめ、IT業界関連職種は長く働きやすい仕事だといえます。IT自体がさまざまな業界で必要不可欠となっており、将来性があって需要の高い職業のためです。システムエンジニアやプログラマーなどの職種に分かれており、どの職業であってもスキルを磨きながらキャリアアップを図れます。

40代未経験でも目指すことは可能ですが、実力主義の色が濃い職種であるため、資格を取ったりITエンジニアとしての自分の強みを見つけたりなど、満足いくポジションで長く働くための工夫が必要でしょう。

Web業界

WebデザイナーやWebライターなど、Web業界で活躍する職種も長く続けられる仕事のひとつといえます。どの業界のビジネスでもホームページの制作などWebの活用が必須となっており、今後の需要も高いと判断できるためです。

スキルを身につけられるだけでなく、在宅勤務やフリーランスなど多様な働き方を検討できるため、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に選択していける点もメリットです。40代から独学で目指すことも十分可能ですが、基本的な知識を学習したり、付随するスキルや資格を取得したりといった努力は必要不可欠となるでしょう。

士業

弁護士や税理士、行政書士などの専門性の高い職業は、長く続けられる仕事だといえます。合格ハードルの高い資格を取得する必要がありますが、その分高収入を狙えて独立も視野に入れられます。

オフィスワークメインで体力の消耗も少なく、開業すれば定年退職という概念がなくなるため、65歳を超えた後でも働き続けやすいでしょう。資格の取得は難関ですが、意欲さえあれば40代からでも十分目指せます。社会的信用も高く、やりがいを感じられる職業のひとつです。

カウンセラー

カウンセラーは悩みや不安を抱える相談者の話を聞いてアドバイスを行う仕事です。転職や就職をサポートするキャリアカウンセラーなどもありますが、主に「心理カウンセラー」を指します。企業から学校、病院まで勤務先の候補が多く、長く続けやすい職業のひとつです。

また正社員だけでなく、パートタイムで働く、独立するなど多様な働き方が実現する点も魅力といえます。カウンセラーとして働くには、以下のような資格が必要となるケースがほとんどです。

  • 公認心理師
  • 臨床心理士
  • 認定心理士
  • メンタルケア心理士
  • 認定カウンセラー

臨床心理士や公認心理師は信頼度の高い資格とされていますが、通学が必要です。40代から目指すことも可能ですが、実際に働くまでには時間を要します。

地方公務員

地方公務員は、市役所や都道府県庁など公的な機関で働く職業を指します。職種は教育関係から技術職、警察官などかなり幅広い点が特徴です。公務員のメリットとして、ボーナスや昇給、退職金が安定している点が挙げられます。また福利厚生制度が充実しているため休みも比較的取りやすく、ワークライフバランスを保ちやすい点も魅力でしょう。

公的機関が職場となるため、世の中の体制が大きく変わらない限りは仕事を失う恐れも低いといえます。基本的に新卒採用の多い地方公務員ですが、職種によっては40代からでも中途採用を目指せるケースもあります。毎年の募集要項を確認しておくとよいでしょう。

営業職

営業職も、長く続けられる仕事のひとつです。残業や休日出勤が多いイメージがあるため、女性が長く続けるには向いていない職業だと考える方もいます。ノルマなどの負担により、ワークライフバランスを取りにくいイメージを持たれがちです。

しかし実際には、ほかの職種に比べて結果で評価される実力主義の色が強いため、ライフステージに合わせて時間などを調整しながら働きやすいメリットがあります。また営業職は、AIによって自動化できる業種ではないため、人員削除される可能性も低く、将来性は高いといえるでしょう。特別な資格も必要ないため、40代未経験からでも十分目指せます。

女性が長く続けられる仕事を選ぶ際のポイントは4つ!

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人材が不足していて需要の高いITエンジニアや営業職、スキルを磨き続けられる医療職や士業など、女性が長く続けられる仕事は多くあります。ただし、自分の性格に合う業種なのか、働きやすい職場であるかどうかは転職を決める前によく確認しておきたいところです。ここでは、女性が長く続けられる仕事を選ぶ際に重視したいポイントについて紹介します。

情報をよく集めて検討する

転職先を選ぶ際には、職種や雇用条件だけで決めるのではなく、検討している企業について具体的にリサーチしておいたほうが安心です。特に女性の離職率や管理職の割合などが分かれば、女性が長く続けられる職場であるかを見極められる可能性が高くなります

これまでの経験を活かせる業種の中から探す

前職の経験やスキル、資格を活かせる仕事は、未経験の業種に比べて採用される確率が上がり、就職先を見つけやすくなります。また入社後も業務に慣れるまでにあまり時間を要さないため、ストレスを感じにくいといえるでしょう。キャリアアップが実現すれば給料アップなど雇用条件もよくなり、長く続けやすい仕事になり得ます。

アピールできるスキルや資格を身につける

「この職種で働いてみたい」など、未経験で新たな仕事に挑戦したい場合は採用時に有利に働く資格やスキルをあらかじめ身につけて準備することをおすすめします。たとえばIT業界への転職を目指している場合は基本情報技術者試験などの資格を取得し、業務に必要な最低限の知識を持っていることをアピールできるようにしておきましょう。入社後も短期間でのスキルアップを目指しやすくなります。

キャリアプランをイメージする

長く続けられる仕事を見つけるためには、目指す働き方や今後のキャリアプランを明確にしておく必要があります。理想を具現化することで、数ある求人から自分に合う職場を見つけやすくなるためです。ライフステージの変化に合わせてどのように働き方を変えていきたいのかなど、長期的な視点で検討しておくとよいでしょう。

正社員フルタイム以外にも!女性が長く続けられる6つの働き方・制度

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ライフプランの変化に伴い、働き方も柔軟に変えていきたいと考える女性も多いのではないでしょうか。正社員フルタイム以外の働き方について理解を深めておくと、選択肢が広がり、仕事を長く続けていきやすくなります。ここでは、女性が知っておきたい6つの働き方や制度について紹介します。

派遣社員

派遣社員は、派遣会社を通じて仕事を得る雇用形態です。一般的に雇用期限が定められていますが、無期契約を交わせる場合もあります。

派遣社員のメリットは、ライフスタイルに合わせて職種や勤務地を選べる可能性が高いことです。また多くの派遣会社においては希望する職種で働けるように研修制度や資格取得支援制度が整っており、スキルアップを目指せます。派遣社員から正社員を目指せるケースもあります。

契約社員

契約社員は、有期の雇用契約を結んだ会社員を指します。契約期間が決まっている点以外、勤務時間など働き方は正社員と同等であるケースがほとんどです。

契約社員のメリットは、正社員よりも採用のハードルが低めであるものの、その後のスキル次第で正社員への登用を目指せる点にあります。希望する職種で正社員採用が難しい場合は、契約社員からスタートしてみるのもひとつの方法です。

フリーランス・個人事業主

フリーランスや個人事業主は、企業と雇用契約を結ばずに個人で仕事を獲得する働き方です。在宅勤務が可能であったり、働く時間を選択できたりする点がメリットだといえます。複数のクライアントを掛け持ちして、高収入を目指すことも可能です。自分で仕事量を調整できるため、育児中の方などにも注目されています。

フレックスタイム制度

フレックスタイム制度とは、企業で定められた勤務時間の範囲内で始業・終業時刻を自由に決められる制度です。ほとんどのケースで「この時間は働いてほしい」というコアタイムが設定されており、それ以外の時間であれば子どもの用事やプライベートな予定などに合わせて勤務時間を柔軟に変更できます。

フレックスタイム制度を導入している企業は、ワークライフバランスが取りやすい、心身の負担を減らせるといった面から働きやすさを感じる方が多いといえるでしょう。

短時間正社員制度

短時間正社員制度は、フルタイムでの勤務が難しい方を対象に勤務時間を減らしながらも正社員として採用する制度を指します。パートタイムの場合、条件次第では社会保険に加入できないデメリットがありますが、短時間正社員制度のある企業を選択すればこのような懸念もなく、かつプライベートの時間を確保しながら働けます

在宅勤務・ワーケーション制度

在宅勤務やワーケーション制度を導入している企業もあります。在宅勤務が可能な場合、通勤ラッシュに巻き込まれることもなく、ストレスを抱えにくい点がメリットです。

またワーケーションとは、旅行先や帰省先で働ける制度をいいます。リフレッシュ効果によってモチベーションが上がったり、必要最低限の業務をこなしながら適度に休暇を取り入れたりできる点が魅力の働き方です。

女性のキャリアプランについて相談するならマイナビエージェントへ

自分の強みを活かせたり、ライフスタイルに合わせて柔軟に働けたりする仕事だと、女性でも長く続けやすいといえます。また、将来キャリアチェンジするとなったときに、自分が仕事を選べる立場にいられるようなキャリアを設計しておくとよいでしょう。今後のキャリア設計で不安や懸念、迷いがある方は、ぜひマイナビエージェントのキャリアアドバイザーにご相談ください。

まとめ

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女性が長く働き続けられる仕事には、理想のワークライフバランスを保てたり、スキルを磨いてキャリアアップを目指せたりするといった特徴があります。また出産を予定している女性の場合は、ライフスタイルの変化に応じて柔軟に働き方を変えられる仕事だとより働き続けやすいでしょう。

マイナビエージェントでは、今後のキャリア設計に悩みがある方や、自分に合った働きやすい職場を探している方の相談をお受けしています。どの企業が自分に合っているのかが分からない、長く続けられる仕事を紹介してほしい方は、ぜひマイナビエージェントをご活用ください。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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