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職務経歴書の書き方

採用担当者に「会ってみたい」と思わせる職務経歴書の書き方をご紹介

職務経歴書の
「活かせる知識・スキル」欄で
アピールすべきこととは?

職務経歴書の書き方 お役立ちコンテンツ

職務経歴書の「活かせる知識・スキル」欄に書くことができる知識やスキルとは、一体どのようなものなのでしょうか。「そもそも、アピールできるような知識やスキルがない」と感じている方もいるかもしれません。しかし、採用担当者に自分の能力を把握してもらうためには、活かせる知識・スキル欄を活用することが効果的です。
ここでは、職務経歴書の活かせる知識・スキル欄の書き方と、書くことがない場合の対処法をご紹介します。

職務経歴書の「活かせる知識・スキル」欄の意味

職務経歴書の活かせる知識・スキル欄には、仕事に活かせると考えられるスキルについて記載することになります。

職務経歴書は、自分自身の経験やスキル、これまでの実績についてまとめ、転職先でどのように活かしていけるかをPRするためのものです。活かせる知識・スキル欄は、職務経歴書に書いている自己のPRポイントをわかりやすくまとめて、アピールするための項目だといえます。

記載すべき3つのスキル

活かせる知識・スキル欄に書くべき3つのスキルをまとめました。

  • 1.語学力

    日本語以外の言語を使える方は、語学力について記載しましょう。
    特に英語は、今後、海外との直接的な関わりがある仕事以外でも求められる機会が増えていくと考えられます。「ビジネスメールのやりとりが可能」「世間話程度の会話が可能」など、特に資格を保有していなくても、ある程度の語学力がある場合は積極的にアピールしましょう。

  • 2.PCスキル

    PCの操作能力は、デスクワークをする上では必須です。Word、Excel、PowerPoint、Accessなど、Office製品の操作スキルやキーボード入力の速度など、業務に関連すると思われるスキルを記載します。

  • 3.ビジネススキル

    ビジネススキルとは、コミュニケーションスキルや自己管理スキル、スケジュール管理スキルなど、ビジネスにおいて必要と考えられる特性・スキルのことです。
    「コミュニケーション能力が高い」と書くだけではなく、「コミュニケーションスキルが高く、誰とでも円滑に業務を進められます」「顧客の潜在的なニーズを引き出し、最適な提案をすることができます」など、具体性のある内容を示しましょう。

    また、業務に関連するスキルがある場合は、それについても別途、項目を立てて記載するとわかりやすくなります。ただし、活かせる知識・スキル欄は、経験内容を書くところではありませんから、「これまでに何をしたことがあるか」ではなく、「◯◯ができます」という書き方をします。

書けるスキルがない場合の3つの対処法

活かせる知識・スキル欄に書くことがまったくない方は、あまりいないでしょう。とはいえ、「自分では思い付かない」こともあるかもしれません。そこで、「書けるスキルがない」と思ってしまった方のために、3つの対処法をご紹介します。

  • 1.勉強中のことについて記載する

    主だったスキルがない方でも、「今、勉強をしている」ことがあれば書くことができます。たとえ資格取得を目指しているわけではなくても、何かについて「勉強している」ことがある場合は、それを記載しても問題はありません。

    特に、異業種への転向を目指している場合、これまでの仕事で培ってきた知識やスキルでは、活かせる知識・スキル欄に書きづらいこともあるでしょう。
    そういうときにこそ、「今勉強していること」について書くのは、「異業種に転向するためにこんな努力をしている」というアピールにもなります。

    「異業種へと転向をするつもりだが、それに向けての勉強はしていない」「仕事内容は転職してから教えてもらえばいい」と考えている方は、まず、その姿勢を考え直す必要があります。

  • 2.転職エージェントに自分の強みについて相談する

    転職エージェントでは、書類作成のアドバイスを受けることができます。自分自身の強みがわからないという方は、転職のプロに相談してみましょう。
    これまでの経験をキャリアアドバイザーと一緒に振り返ることで、客観的に自分のスキルを見直すことができますから、一人では気付けなかった強みを発見することもできるでしょう。

  • 3.活かせる知識・スキル欄を消してしまう

    職務経歴書には決まったフォーマットはありませんから、活かせる知識・スキルについての項目を必ず設けなければいけないということはありません。ですから、どうしても書くことがないのであれば、項目自体を削除してしまうことも可能です。

    しかし、転職後の業務で活かせる知識やスキルを示すことは、採用を有利に進めるためにも必要なことです。欄を削除してしまうことでネガティブな印象を与えてしまう可能性もあるため、極力、何らかの記載をすることをおすすめします。

職務経歴書の活かせる知識・スキル欄は自己PRに効果的!

自分の能力や知識について、あまり積極的にPRするのは気が引けるという方もいるでしょう。しかし、職務経歴書では、自分にどのような能力があるのかを応募先に伝えなければいけません。謙虚になりすぎることなく、必要な情報を過不足なく記入しましょう。

ただし、能力を誇張したり、自慢のような書き方をしたりするのは逆効果です。わかりやすく、事実だけを端的に示すように心掛けてください。

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