転職エージェントに内定後のお礼は必要?メールや電話での伝え方は?|求人・転職エージェント

メニュー

転職エージェントに関するFAQ

転職エージェントや転職サイトご利用・活用方法などの疑問やお悩みを解決!

更新日:2022-04-28

転職エージェントに内定後のお礼は必要?メールや電話での伝え方は?

この記事のまとめ

  • 転職エージェントへのお礼は基本的に不要ではあるが、感謝の気持ちを伝えてもよい。
  • お礼をするタイミングは、面談後、面接後、内定後、入社後の4つ。お礼のメールを送る際は、正直な気持ちを簡潔にまとめるのがポイント。
  • お礼のマナーを把握しておくと、転職エージェントを円滑に利用できる。

転職エージェントを利用する際に気になるのが、お世話になった担当者へのお礼ではないでしょうか。面談後はもちろん、面接後や内定をもらった後、働きはじめてからも親身にサポートをしてくれる担当者には、感謝の言葉を伝えたいものです。

そこでこの記事では、転職エージェントへのお礼についてご紹介します。お礼の連絡をするタイミングやマナー、感謝を伝えるメリットを見ていきましょう。具体的な例文もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください

目次

転職エージェントへのお礼はしたほうがよい?

転職エージェントの担当者は、転職希望者を無事に内定までサポートするのが「仕事」ですから、基本的にお礼は必要ないでしょう。しかし、あなたが転職活動中にお世話になったと強く感じ、感謝の気持ちを伝えていただくことはもちろん問題ありません。

むしろ、転職者から感謝の気持ちを伝えてもらうのが、担当した者にとって一番うれしいことです。感謝の気持ちを伝えていただくことで、転職エージェントの仕事をしていてよかったと心から思ったり、モチベーションが上がったりするという担当者も多くいます。お礼の電話やメールが届くのは、担当者にとって一種の勲章のようなものです。

転職エージェントにお礼を伝える4つのタイミング

転職エージェントに感謝を伝えたいものの、どのタイミングで連絡をすればよいのか、戸惑う方も多いのではないでしょうか。転職活動にはさまざまなステップがありますが、お礼に適した機会は、大きく4つに分けられます。適切なタイミングを把握することで、スムーズに感謝を伝えられるでしょう。

転職エージェントとの面談後

転職エージェントでは初回に面談がありますが、その後にお礼をする方もいます。お礼を伝える相手は、キャリアアドバイザーです。できれば面談をしたその日にメールを送り、時間を割いてくれたことへの感謝や、気づきや学びを得られたことなどを添えるとよいでしょう。

感謝の言葉は、キャリアアドバイザーの意欲の向上にもつながります。「この求職者のために、より意欲的な支援をしたい」と感じてもらえれば、優良求人を紹介してもらえるかもしれません。

応募先企業での面接後

企業との面接が終わった後、企業の採用担当者へお礼を送るケースもあります。転職エージェントを利用する場合は、連絡はすべてエージェント経由になりますから、転職エージェントから採用担当者へ気持ちを伝えてもらいましょう

求人企業へ感謝の言葉を伝えたい旨を文章にし、面接をしたその日に、転職エージェント宛にメールを送ってください。企業へのお礼の内容は、時間を割いて面接をしてもらったことへの感謝や、面接で感じたことなどを簡単にまとめたシンプルなものがよいでしょう。

内定が決まった後

内定の意思表示をした後も、お礼を送るタイミングのひとつです。転職活動を支援してくれたキャリアアドバイザーに向けて、感謝の言葉を伝えるとよいでしょう。

この場合、堅苦しい表現は不要です。これまでのサポートに対する感謝に加えて、「今後もキャリアに関して相談することがあれば、よろしくお願いします」といった言葉で締めてください。

お礼の連絡はメールが一般的ですが、直接訪問するケースもあります。訪問の場合は事前にアポを取り、突然の訪問で迷惑をかけないよう注意しましょう。

転職先に慣れてから

転職後、新しい職場に慣れてきてから、キャリアアドバイザーへお礼をする方もいます。サポートする側にとって、自分達の支援により転職者が快適に働けていることは、やりがいにつながるうれしい報告です。

元気に働けていることや、転職での希望が叶ったことなど、支援への感謝や近況を伝えましょう。転職者が気持ちよく働けていると、キャリアアドバイザーは安心します。成功事例として今後にも生かせますから、転職後の報告はキャリアアドバイザーにとっての財産であり、最大級のお礼といえるかもしれません。

転職エージェントにお礼を伝えるメリット

転職エージェントへのお礼は、必須ではありません。しかし、感謝の言葉を伝えることで、キャリアアドバイザーと良好な関係を築けます。

たとえば、面談後のお礼は転職に対する意欲をアピールできるため、手厚い支援を受けやすくなるでしょう。企業との面接後に感謝を伝えることで、熱意が伝わり、好感を持ってもらえるかもしれません。

内定後にお礼を伝えると、転職後の現状報告もスムーズにできますから、アフターフォローを受けやすくなります。入社後に不安な点があったり、希望と異なる条件が発覚したりといった場合にも、相談しやすいのがメリットです。

転職エージェントにお礼を伝える際のマナー

お礼は感謝の気持ちを伝えるものですから、相手への失礼がないよう注意しなければなりません。マナーを意識した伝え方ができれば、より感謝の気持ちも伝わるでしょう。ここでは、転職エージェントへのお礼に関するマナーをご紹介します。感謝の言葉を伝える際の参考にしてみてください。

メールや電話でのお礼もOK

転職エージェントへのお礼は、メールや電話で構いません。「できれば直接、転職エージェントのオフィスに来社してお礼を言いたい」という思いがあるかもしれませんが、転職すると新しい職場へ移る準備や退職手続きなどで、時間がとれないこともあるでしょう。

今度行こう、次に行こう、とタイミングを逃してしまうよりは、メールや電話でお礼を伝えるのもスマートな方法です。

担当者にとって、感謝の気持ちを伝えてもらうのは、サプライズでプレゼントをもらうようなものかもしれません。なぜなら、「仕事」として応募者の希望を叶えるサポートをしただけで、感謝してもらいたくてしているわけではないからです。

メールや電話であっても、感謝の気持ちを伝えていただけたら、それだけでうれしいと感じています。「直接来ないなんて」と怒るようなことはないので安心してください。

できるだけ早く伝える

お礼ができるすべてのタイミングで感謝を伝える必要はありませんが、面談後や面接後、内定後のお礼は早めに伝えてください。できれば当日、遅くても翌日が望ましいでしょう。

しかし、慌ててメールを作成するあまり、誤字脱字で見にくい文章になっていたり、誤った内容を送ったりしないよう注意が必要です。メールを送るタイミングや文章の内容によっては、ビジネスマナーがなっていないと判断されかねません。せっかく感謝の気持ちを伝えるのですから、タイミングを考慮したうえで、丁寧で伝わりやすい表現を心がけましょう。

菓子折りなどは不要

転職エージェントへ直接お礼に伺う場合、基本的に菓子折りは不要です。どうしても菓子折りを渡したいときには、社内で分け合えるよう、個包装されているものを選ぶと親切だといえます。

菓子折りを渡すことは、マナーではありません。転職エージェントにとっては、メールや電話でのお礼も十分うれしいものですから、無理に用意する必要はないと考えてください。

メールでお礼を伝える際のポイント

長々と書かれた文章では、読むことが負担になるかもしれません。転職エージェントへのお礼メールを作成する際には、簡潔かつシンプルな文章になるよう心がけましょう。伝えたい思いがたくさんある場合も、うまく言葉を選んでください。

この機会に、気がかりなことがある方は、その旨もしっかりと伝えましょう。心配ごとや不安に感じている点を正直に相談すれば、必要に応じたサポートを受けられます。

【タイミング別】メールでお礼を伝える際の例文

転職エージェントへ感謝の言葉を伝える際、具体的にどのような内容のメールを作成すればよいのかを見ていきましょう。タイミングごとに例文をご紹介するので、参考にしてください。

お礼をする際に、大切なのは感謝を伝えたいという気持ちです。メールを作成する際は、例文はあくまで参考程度にして、自分の思いが伝わるように言葉を選びましょう。

面談後に使える例文

件名:面談の御礼(自分の名前)
〇〇転職エージェント株式会社 ●●様(担当者の名前)
お世話になっております。本日面談をさせていただいた(自分の名前)です。

本日はお忙しい中、面談のお時間をいただきありがとうございました。
●●様との面談をとおして転職への不安が解消でき、転職に対してより前向きな気持ちになりました。

課題としていただきました「志望動機の甘さ」について、もう一度自分なりに考え、来週までにご連絡をいたします。
ご迷惑をおかけする点もあるかと思いますが、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

企業面接後に使える例文

件名:面接の御礼のお願い(自分の名前)
〇〇転職エージェント株式会社 ●●様(担当者の名前)
お世話になっております。(自分の名前)です。

本日、●●様にご紹介いただいた株式会社▲▲の一次面接へ行ってまいりました。
面接でお話を伺い、▲▲社の質の高いサービスに改めて魅力を感じ、この会社で働きたいという気持ちがよりいっそう強くなったしだいです。

つきましては、株式会社▲▲の採用担当者様に、本日の面接の御礼をお伝えいただけないでしょうか。
お手数をおかけして申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。

内定後に使える例文

件名:内定の御礼(自分の名前)
〇〇転職エージェント株式会社 ●●様(担当者の名前)

いつもお世話になっております。(自分の名前)です。
この度は●●様に御礼をお伝えしたく、メールを送らせていただきました。
5ヵ月に渡り、私の転職活動のサポートをしていただき、誠にありがとうございました。

希望条件をすべて叶える企業に内定をいただけたのは、●●様のサポートがあったからだと感じております。
今後は▲▲株式会社の営業部に勤務することになりますが、●●様にいただいた言葉を胸に刻み、精進していく所存です。

今後、再度キャリアについて考える際は、改めてご連絡させていただけましたら幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

転職後に使える例文

件名:入社の御礼(自分の名前)
〇〇転職エージェント株式会社 ●●様(担当者の名前)
いつもお世話になっております。(自分の名前)です。

●●様にご紹介いただいた▲▲株式会社に無事入社いたしました。
まだまだ慣れない業務もありますが、希望していた環境で働くことができ、非常に充実した日々を過ごしています。

こうして業務に意欲的に取り組めているのは、●●様のおかげです。
心より感謝申し上げます。

もし今後、キャリアについて考える機会がありましたら、改めてご相談させていただきますと幸甚に存じます。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。

採用してくれた企業にお礼は必要?

ここまで、転職をサポートしてくれた転職エージェントにどのようなお礼をするかをお知らせしてきましたが、転職先の企業やその採用担当者にもお礼は必要なのでしょうか。

企業の採用担当者も、日常業務の時間を割いて面接時間を確保しているのが実情です。それに対してお礼の手紙、メールなどを出すことは、相手に好印象を与えます。しかし、大切なのは入社後の働きぶりですから、ここで改めてお礼の気持ちを示さなくてもマナーに反することにはなりません

むしろ、決まり文句だけのメールを送るくらいであれば、何もしないほうがよいともいえます。せっかく出すのであれば、好印象を与えることができる効果的なメールになるよう工夫したいものです。

大切なのは「素直な感謝の気持ち」が伝わる文章であること。ビジネス文書の基本的マナーにしたがうことは大切ですが、そこに心がこもっていなければ意味がありません。たとえば、面接のときの様子を思い出し、話題になったエピソードに言及するといった工夫が効果的です。

また、入社の手続きなどについて、問い合わせのメールを送ることもあるかと思います。その際、「面接では時間を割いていただき、ありがとうございました」といった文言をつけ加えるのもよいでしょう。これだけでも十分、気持ちは伝わります。

サポートが徹底しているマイナビエージェントを利用しよう

希望の企業へ転職したい方、転職先を慎重に選びたい方は、一人ひとりに手厚いサポートを行うマイナビエージェントをぜひご活用ください。マイナビエージェントは総合型転職エージェントとして幅広い求人を扱っているだけでなく、特定のジャンルに特化した専門的な支援も行っています。

登録後の面談から内定、入社、アフターフォローまで、丁寧なトータルサポートを担当するのは、さまざまな業界に精通している転職のプロ。職務経歴書の添削や面接対策、スケジュール調整や企業への交渉も代行しますので、転職への不安を抱えている方も安心です。

「新たな環境でスキルアップしたい」「自分の可能性を広げたい」といった前向きなご相談はもちろん、「いまのままでよいのだろうか」「将来が不安」といった悩みにも対応します。信頼できるキャリアアドバイザーへ、あなたの思いを打ち明けてみてはいかがでしょうか。

まとめ

転職エージェントは、転職希望者を支援し、転職成功へ導くのが仕事です。そのため、基本的にはお礼は必要ありません。しかし、感謝の気持ちを伝えてもらうと、うれしいと感じる担当者が多いのも事実です。

転職エージェントにお礼をする機会は4つあり、それぞれにメリットもあります。お世話になった気持ちを伝えたい方は、メールや電話でお礼をするのもよいでしょう。

内定が確定しても、転職は終了ではありません。マイナビエージェントでは、「アフターフォロー」という形で入社後もサポートを行っています。転職を考えている方は、ぜひサポートの充実したマイナビエージェントへご相談ください。

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

転職を検討されている方は
マイナビエージェント
ご相談ください

転職回数別・年代別サポート

ご状況に合わせた転職ポイントはこちら

転職エージェントお役立ちコンテンツ