求人広告の営業はどんな転職先がある?有利なスキルを生かした転職先|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2022/05/16

営業職

求人広告の営業はどんな転職先がある?有利なスキルを生かした転職先

sales_1040.jpg

この記事のまとめ

  • 求人広告代理店の営業が転職先を探す理由には、合わない営業モデルや激務が挙げられる。
  • 無形商材の法人営業は難易度の高い営業形態のため、求人広告営業で身についたスキルは転職に有利。
  • 効率よく転職先を探すなら、計画的な転職スケジュールを立てつつ経験豊富な転職エージェントを活用しよう。

求人広告営業は、企業の採用活動を広告でサポートする仕事です。企業が求める人材の把握や採用計画、そこにある課題の解決法を提案し、採用のアフターフォローまでを行います。仕事量が多くやりがいはあるものの、営業スタイルの難しさやノルマなどの激務で転職を考える方が多い職業でもあります。

そこでこの記事では、求人広告の営業経験者が転職時に強みとなるスキルと、それを生かせる転職先を紹介します

目次

営業職専任のアドバイザーが揃うマイナビ営業エージェント営業職専任のアドバイザーが揃うマイナビ営業エージェント

求人広告代理店の営業はつらい?転職先を探す3つの理由

sales_1040_1.jpg

広告代理店の仕事に憧れを抱く方は多く、転職先としても人気の高い業種です。しかし、実際の仕事内容は激務で、特に営業職はさまざまなスキルや体力がないと続けられません。ノルマに追われ、メンタル面に負担がかかる方もいるほど大変な仕事です。

ここでは、求人広告代理店の営業が転職先を探す主な理由をご紹介します

営業モデルが合わない

求人広告代理店の営業が転職を考える理由の一つは、営業モデルが合わないことです。求人広告の代理店は参入障壁が低いビジネスのため競合が多く、新規開拓は成果が出しづらいといわれています。

新規開拓では電話やメール、飛び込みなど、企業によって営業方法がさまざまです。合わない営業方法に苦戦し、メンタル面の負担が大きくなります。

さらに、アポイント取得後の商談では、採用課題や採用計画などをヒアリングし、企業が抱える課題を考慮した内容の提案が必要です。また、広告を掲載した後も採用課題が解決しているか、採用や面接があるかどうかの確認、アドバイスなどのアフターフォローが求められます。

営業モデルが合わないことに加え、仕事量の多さも転職先を探す方が多い要因です

広告単価が安くノルマがきつい

求人広告代理店には、正社員とアルバイトの2種類の商材を扱う会社があります。会社によっても異なりますが、収入源は広告の掲載料や手数料、採用の成功報酬などです。

正社員が商材の会社と比較すると、アルバイトの広告単価は低く薄利多売です。そのため、一定数のノルマを継続的に達成しなければ利益になりません。また、必ずしも成果が期待できる商材ではないことから、アポイントや商談に求められる知識は膨大です。

また、新型コロナウイルス感染症の影響により求人広告費を削減する企業も増えました。それにより、さらにノルマ達成が難しくなっています。

ノルマ達成のために激務になるのに対し、広告単価が安く十分な利益を見込めないことが転職を考える理由です

会社の気質が合わない

会社組織内の雰囲気やスタイルが合わないことも、転職理由の一つです。特に営業職は体育会系気質である職場が多く、上司からのプレッシャーやノルマを達成するために長時間労働となりやすい傾向にあります。

自分に合わない職場は、メンタル面に大きな負担がかかることからより働きやすい職場を求め、転職を希望する方も多くいます

転職先に有利!求人広告の営業経験者だからこその強み

sales_1040_2.jpg

無形商材を扱う営業職は、高度なプレゼン力や論理的思考能力、コミュニケーション能力などのスキルが身につきます。これらのスキルは営業職だけではなくさまざまな職種で役立つため、転職先からの評価は高いでしょう

ここでは求人広告の営業経験者だからこそのメリットと、転職での強みについて解説します。

法人経験での高い営業スキル

求人広告の営業は、法人向けに無形商材を販売する仕事です。無形商材を扱う営業は、営業形態の中でも特に難易度が高く、目に見えない商材をいかに魅力的に伝えるかを考えなくてはなりません。成果を出すためには、現状を把握する高度な分析力や課題を解決する提案力、プレゼン力などのスキルが欠かせません。

営業職は経験を積むことで高いスキルを身につけられます。最低でも2年程度の経験を積めば、転職時に有利となる強みを得られるでしょう。異業種・異職種への転職であっても、無形商材の法人営業で培った経験やスキルは高く評価されます

論理的思考能力と対人スキル

無形商材の法人営業には、論理的思考能力や対人スキルも求められます。企業との商談では、相手の意図を深層的にくみ取ることが必要です。企業側は、実際に採用希望者が来るまで広告の効果を実感できません。そのため営業担当者は客観的に効果を説明し、納得を得られる論理的な思考・説明も必要です。

企業の希望をくみ取ったうえで、それを正確に広告制作者に伝えられるコミュニケーション能力も大切です。多くの業界・職種で重要視されることから、論理的思考能力や対人スキルは転職時に高く評価されます

数値の分析と管理スキル

求人広告の営業は、広告成果の検証や市場動向などを数値で判断し、分析したうえでのプレゼンが必要です。数値の分析は、データを基に課題の解決策を生み出すためにも大切な役割を果たします。法人営業とはいえ、数多くの顧客がいることから数値の確認は毎日必要となり、分析能力は自然と身につきます。

また、広告を出稿するまで、顧客となる関連会社のスケジュール管理も重要な仕事です。いつまでにどのような広告を掲載するのかはもちろん、広告制作の進捗状況を確認し、調整を行う必要もあります。

分析能力と管理スキルに関しても、多くの業界・職種で求められます。習得していることで高く評価されるでしょう。

資料提案スキル

求人広告の営業は、商談時に使う資料作成に加え商談後の原稿作成を自ら行う場合もあります。説得力のある提案を行うには、数値の分析力や論理的思考能力を生かした資料作成スキルが必要です。

特に営業職の場合、提案資料がビジネスを左右することも珍しくありません。グラフやチャートを添えて分かりやすくすることはもちろん、相手の興味関心を引くメッセージなども必要です。利益につなげられる資料作成スキルは、異業種でも役立つ大きな強みです

求人広告の営業経験を生かした転職先の業種とは?

sales_1040_3.jpg

求人広告の営業経験では多くのスキルが身につくため、どのような業種への転職にも役立ちます。同業種はもちろん異業種でも存分に活躍できる業種が多く、転職後すぐに活躍できる企業もあるでしょう。

ここでは、求人広告営業の経験を最大限に生かせる転職先を、同業種と異業種に分けて紹介します

異業種の場合

求人広告営業の仕事は、難易度が高いとされる無形商材を扱う法人営業のため、異業種の営業職への転職にも有利です。中でも同じ無形商材を扱う、IT・Webや金融などの業種はおすすめです。

また、求人広告と混同されやすい人材紹介業にも向いています。人材紹介業は、企業側の採用支援だけではなく転職者のサポートも行い、マッチングさせるサービスです。

企業の採用支援のために広告を利用することも多く、求人広告業と同じような仕事を行う職種もあります。企業の採用課題や採用計画の把握、転職者へのアドバイスができるため、即戦力としてのキャリアパスができるでしょう

同業種の場合

求人広告営業の経験者は、同業種である無形商材の販売促進もおすすめです。販売促進は、企業の商品をより多くのお客さまに購入してもらうため、広告を使う販売促進施策を提案する仕事です。

たとえば、美容や医療、冠婚葬祭や習い事などが当てはまります。目に見えない経験やサービスの提供をどのように販売するかは難しい課題ですが、求人広告営業で培った数値の分析力や提案力などを生かした仕事ができるでしょう

求人広告の営業経験者におすすめする転職先の職種

sales_1040_4.jpg

求人広告営業の経験者は、営業はもちろんビジネスパーソンとして役立つスキルを多く身につけています。そのため転職先として選べる職種の幅も広く、転職先から高評価を得られるでしょう。

ここでは、おすすめの職種としてリクルーティングアドバイザー(RA)やキャリアアドバイザー(CA)、ネットマーケティングや人事・採用職を紹介します

リクルーティングアドバイザー(RA)

人材業界には、リクルーティングアドバイザー(RA)という法人担当の営業職があります。企業側と求めている人材要件の擦り合わせや育成についてのソリューションの提供を行い、採用活動をサポートする仕事です。

具体的には、新規顧客開拓や既存顧客のフォロー、企業経営者や部門担当者との商談やヒアリング、求人票への落とし込みなどを担当します。商談から採用に至るまでの過程が難しいため力量を問われますが、求人広告営業経験者であれば即戦力として活躍できるでしょう

キャリアアドバイザー(CA)

同じ人材業界でも、求職者側のサポートを行うのがキャリアアドバイザー(CA)です。仕事内容は、求職者の面談やキャリアカウンセリング、求人の紹介、応募書類のサポート、進捗フォローや内定後フォローです。

企業側の採用状況を知っているからこそのアドバイスや、広告で得られる知見を生かしたサポートができます。キャリアアドバイザーを経験すれば、人材紹介業の人事職や企画担当へのステップアップが可能なため、将来性を見据えた転職ができるでしょう

ネットマーケティング

ネットマーケティングはWebマーケティングとも呼ばれる仕事で、Webサイトでの販売やプランディングを促進します。メディアへの流入経路や離脱率を分析し、効率の良いコンバージョンの獲得が主な仕事内容です。

広告はマーケティングと相互関係があるため、広告の営業で培ったスキルはWebマーケティングで生かせます。広告営業からのネクストステップとしてもおすすめです

人事・採用職

企業の人事や採用職も、おすすめの転職先です。求人広告営業経験者は、幾度となく企業の採用担当者との商談や業務のサポートをしています。そこで得た求人応募の方法や人材業界の利用の仕方、雇用に関わる法令などの知識を大いに生かせるでしょう。

同業種の人事への転職は、キャリアアップにもなります。営業の現場経験があるからこそ、人事担当に起用される方も多くいます。

求人広告の営業から転職先を探すコツ

sales_1040_5.jpg

求人広告営業からの転職を考えていても、日々の業務に追われ自分に合う転職先がなかなか見つけられないという方もいるでしょう。スムーズに転職活動を進めるためには、いくつかのこつがあります。ここでは、求人広告の営業から転職先を見つけるこつを2つご紹介します

転職までのスケジュールを立てる

転職に大事なのは、計画的なスケジュールです。特に求人広告の営業は激務のため、転職先を探すことを後回しにしたり、現在の仕事内容がおろそかになったりすることもあるでしょう。

しかし、退職に伴う引き継ぎや応募書類の作成、入社日をいつにするかなどを考えると、ある程度の目安はつけなくてはなりません。

一般的な転職活動期間は「3ヵ月」です。仕事を続けながらの転職活動は容易ではありませんが、いつまでに転職先を探して、いつまでに転職するのかなどの期限を決めておきましょう

経験豊富なエージェントを活用する

スムーズに転職活動を進めたい場合は、経験豊富な転職エージェントを活用しましょう。転職エージェントには、各業界や職種の知識があるリクルーティングアドバイザーやキャリアアドバイザーがおり、失敗しないためのノウハウや書類の書き方、面接対策まですべてをサポートしてくれます。

また、経験が豊富なエージェントは多くの優良企業を熟知しています。求職数も多いことから、短期間での転職ができることや、スケジュールが立てやすいというメリットがあります

まとめ

sales_1040_6.jpg

求人広告営業は、営業モデルが合わなかったり激務であったりと、転職を考える方が多くいます。しかし、難易度の高い無形商材の法人営業を経験したからこそ得られる高いスキルは、転職先から高評価を得られるでしょう。

転職には、計画的なスケジュールと企業研究、自己分析などが必要です。マイナビ営業エージェントでは、リクルーティングアドバイザーとキャリアアドバイザーが転職をすべてにわたってサポートします。就業中でも安心して転職活動できる体制が整っていますので、ぜひご活用ください。

営業職専任のアドバイザーが揃うマイナビ営業エージェント営業職専任のアドバイザーが揃うマイナビ営業エージェント

タグ一覧
執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

注目コンテンツ