職務経歴書の日付の正しい書き方とは?|求人・転職エージェント

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更新日:2024/02/22

職務経歴書

職務経歴書の日付の正しい書き方とは?

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この記事のまとめ

  • 職務経歴書の日付は、和暦・西暦どちらでも構わないが、表記を統一する必要がある。
  • 書き間違えた場合は、一から書き直すのが基本的な対処法。
  • 入社日・退職日は重要な情報であるため、適当に書かず正確な日付を確認する。

「職務経歴書の日付は、和暦・西暦どちらで書けば良いのだろう」
「日付を書き間違えたときの対処法が知りたい」
など、職務経歴書に記載する日付に関して、疑問を抱いている方もいるでしょう。

職務経歴書の日付は、和暦・西暦どちらかに揃えて記載し、ほかの提出書類も同様もそれに合わせて記載する必要があります。

今回は、職務経歴書に書く日付の重要性や具体的な書き方、ポイントや注意点、入社日・退職日を忘れてしまったときの対処法などを解説します。

職務経歴書に記載する日付は、あなたがどのくらいの期間、どの程度の経験を積んできたのか、採用担当者が認識するための重要な情報です。正しい書き方を知り、書類選考突破を目指しましょう。

目次

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職務経歴書に書く日付の2つの重要性

職務経歴書の日付は、採用担当者に自分のことを伝えるための重要な情報の一つです。日付が重要であるおもな理由には、以下の2点があげられます。

これまでの経験値を正しく判断するため

職務経歴書は、過去の職務において、どのくらいの期間どんなことをしてきたのかを正確に伝えるための書類です。1年単位で年数が違っているだけで、経験値の判断が大きく変わってしまいます。

つまり、職務経歴書の日付が間違っていると、あなたの経験値がきちんと伝わらない可能性が高くなってしまいます。

情報管理ができるかどうかを見るため

職務経歴書の作成日は、書かれた情報がいつ時点のものなのかを伝えるための重要なものです
たとえば、作成日が数ヵ月前、数年前になっている職務経歴書を誤って提出してしまったら、その職務経歴書を見た採用担当者は、あなたの印象を「情報管理ができない人」「注意力のない人」と、悪く受け取ってしまいかねません。

転職活動は、求職者側にとっても採用側にとっても真剣に向き合うべきものです。そのような場面で自分を伝える書類を雑に扱うような態度が透けて見えてしまえば、企業側は「一緒に働きたい人」とは思わないのではないでしょうか。

職務経歴書の作成にあたっては、日付の書き方以外にも重要なポイントがあります。以下の記事の中から気になる内容を確認してみてください。

職務経歴書に入れる日付の書き方

では、実際に職務経歴書に記載する日付は、どのように書けばいいのでしょうか。作成日や在籍期間など、項目別に解説していきます。

作成日

職務経歴書には、作成した日付を必ず書きます。職務経歴書の最上部にタイトルを書き、改行して作成日を右寄せにして記載します。そして次の行に、同じく右寄せで氏名を入れます。

作成日の日付は、メールで送る場合は送信する日を、郵送する場合はポストに投函する日を記入します。また、履歴書と職務経歴書を面接時に持っていく場合は、面接が行われる日付を書くようにします。前もって職務経歴書を作成している場合は、日付がずれていないか注意しましょう。

記入例)

職務経歴書

        2023年6月1日現在
           ○○ ○○

在籍期間

在籍期間は、具体的に「いつからいつまでその企業に在籍していたのかがわかるように書きます。書き方は、「◯◯年△月」のように、年と月を記載するのが一般的です。まだ退職しておらず企業に所属している場合は、在籍期間を「◯◯年△月~現在」のように記入しましょう。

記入例)
2018年4月~2021年12月 株式会社●●
2022年1月~現在 ■■株式会社

資格取得日

資格取得日は、資格や免許を取得した日付を記入します。在籍期間と同様、「◯◯年△月」のように年と月を記入します。基本的に取得が古いものから順番に記入しますが、募集職種と関連性が高い資格があれば、採用担当者がわかりやすいように先に記入しても構いません。

また、資格が多くある場合は、実務に活かせるものを選んで記入するようにします。趣味要素が強い資格よりも、TOEICやTOEFL、パソコンスキルなど、どんな職種でも評価される汎用性の高いものをしっかりと記入しましょう。スコアや級数も忘れずに、間違えずに記入してください。

記入例)
2019年8月 NTTコミュニケーションズ インターネット検定 .com Master ADVANCE 取得
2021年5月 TOEIC公開テスト 780点取得


日付を正しく書くことは、最低限のビジネスマナーを持ち合わせている証明にもなります。

職務経歴書の作成を手書き・パソコンどちらで行うかは基本的に自由ですが、それぞれメリット・デメリットがあります。以下の詳細記事を参考にしてみてください。

職務経歴書に日付を書く際のポイントや注意点

職務経歴書に日付を書く際は、以下の3点に配慮しましょう。

和暦・西暦は統一して記載する

企業から指示がない限り、職務経歴書に記載する日付は、和暦・西暦どちらでもかまいません。ただし、混在しないよう表記を統一する必要があります。作成日は和暦なのに、在籍期間が西暦となっていては、読み手に雑に書類を作っている印象を与えてしまうので注意しましょう。

また、和暦の場合は、平成を「H」、令和を「R」のように省略せず、きちんと表記するようにしましょう。

一緒に提出する書類があれば日付を揃える

職務経歴書とあわせて履歴書やその他書類を提出する場合は、すべての書類の日付表記を統一しましょう。職務経歴書は和暦、履歴書は西暦などバラバラに記載してしまうと、情報の照らし合わせが困難になり、採用担当者の負担が増えます。

書類の提出前にはすべての書類に目を通し、表記が統一されているか確認しましょう。

日付を間違えたら一から書き直す

職務経歴書を手書きで作成する場合、日付を書き間違えたら一から書き直しましょう。修正ペンや修正テープで訂正するのは、ビジネスマナーとしてふさわしくありません。間違えることも想定して、時間に余裕をもって職務経歴書を作成しましょう。

どうしても一から書き直す時間がない場合は、二重線を引き訂正印を押す形でも対応可能ですが、やはり訂正の跡がないに越したことはありません。なるべく早めに準備するよう心がけましょう。

選考期間が長くなったら、新しい日付で再提出も

選考期間が長く、提出した職務経歴書の情報が古くなってしまった場合は、再提出するようにしましょう
たとえば、提出後により良い成果を残すことができたなど、絶好のアピールポイントがある場合は、加筆修正して再度提出すると効果的です。

その場合は、採用担当者に連絡し、再提出したい旨を伝えてから送付することがマナーです。

入社日や退職日、資格の取得日を忘れてしまった場合は?

職務経歴書を書いている中で、前職の入社日・退職日や、資格の取得日が思い出せなくなることは珍しくありません。どうしても日付を思い出せない場合は、以下の方法で対処し、正しい日付を職務経歴書に書くようにしましょう。

源泉徴収を確認する

前職の会社で発行された源泉徴収票を探してみましょう。源泉徴収票は、退職日以降に会社から渡されているはずです。源泉徴収票にある「中途就・退職欄」には、入社日・退職日が記載されているので、確認してみてください。入社年度・退職年度の源泉徴収票であれば、記載されているケースがほとんどです。

マイナンバーカードや年金ネットで調べる

フルタイムで働く場合、社会保険に加入することになるため、入社・退職の際には雇用保険や厚生年金の取得・喪失の履歴が生じます。一般的に、取得日には入社日、喪失日には退職日翌日の日付が記載されており、マイナンバーカードや年金ネットを活用して入社日・退職日を調べられます。

マイナンバーカードの場合は、マイナポータルにログインすると雇用保険が、年金ネットには厚生年金の取得日・喪失日が記載されているはずなので、確認してみましょう。

ハローワークで確認する

上記の方法で確認が難しい場合は、自宅最寄りのハローワークに出向いてみましょう。身分証を持参の上、「雇用保険被保険者資格取得届出確認照会票」を提出することで、雇用保険の加入履歴が記載された書類を入手できます。

資格の協会や団体に問い合わせてみる

一部の資格試験に関しては、受験申込の際に経歴や雇用期間を確認する場合があります。そのため、資格の主催協会・団体に問い合わせることで確認できる可能性もあります。誰もが確実に確認できる方法ではありませんが、試してみても損はないでしょう。

心配なときは、転職エージェントにチェックしてもらう

職務経歴書に書かれている日付は、応募者の経験値、そして情報の鮮度を判断するための重要な情報です。
少しでも間違いがあると、正しく情報が伝わりません。また、ミスや表記統一されていない部分があると、採用担当者の印象が悪くなる可能性が高まります。

とはいえ、現職を続けながら転職活動をしている場合、なかなか時間が取れず、うっかりミスをしてしまうこともあるでしょう。そんなときは、提出前に転職エージェントのご活用をおすすめします

数ある転職エージェントの中でも、経験豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍するマイナビエージェントでは、専門家の視点から求職者に的確なアドバイスをご提供しています

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まとめ

職務経歴書の日付は、和暦・西暦どちらかに表記を統一して記載することが重要です。また、入社日・退職日については、正確な日付を書かなければキャリアが正確に伝わらなかったり、意図的に虚偽の申告をしたのではと疑われたりする可能性もあるので、注意が必要です。

採用担当者が応募者の採否を判断するために用いる重要な書類であること、ビジネス文書の一部であることを忘れずに、マナーを踏まえた職務経歴書を作成しましょう。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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