FP資格を履歴書に記載するポイント!正式名称や注意点も紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2023/10/17

金融業界

FP資格を履歴書に記載するポイント!正式名称や注意点も紹介

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この記事のまとめ

  • FP資格を履歴書に記載する際は、「◯級ファイナンシャル・プランニング技能士」と正式名称で記載する。
  • FP資格を勉強中であっても履歴書に書いてよい。
  • FP3級でもお金に関する知識を証明できるため転職でアピールできる。

FP資格は履歴書に書くとアピールできるのか、できるのであればどのように書けばよいのか、よく分からないという方もいるのではないでしょうか。履歴書は採用の可否に影響するため、正しく記載しなくてはいけません。

そこでこの記事では、FP資格を履歴書に記載するポイントや注意点を紹介します。FP資格を生かせる職種についてもまとめているため、転職活動中の方はぜひ参考にしてください。

目次

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FP資格は履歴書にどう記載する?記入例を紹介

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就職活動や転職活動で履歴書に資格を記載する際、どのように記載したらよいか迷ってしまう方もいるでしょう。履歴書は採用に関わる重要な書類であるため、きちんと書き方を押さえておくことが大切です。ここでは、FP資格を履歴書や名刺にどのように記載するのかを解説します

FP・AFP・CFP資格の正しい記入例と正式名称

履歴書にFP・AFP・CFP資格を記載する際は、以下のとおりに記載します。

免許・資格
令和◯年 ◯月 ◯級ファイナンシャル・プランニング技能士
令和◯年 ◯月 日本FP協会 AFP 登録
令和◯年 ◯月 日本FP協会 CFP 登録

資格名の後ろに記載する「取得」「合格」「登録」などは、資格によって異なる点に注意しましょう。FPの場合は不要ですが、AFP・CFPの場合は「登録」と記載します。

名刺に書く場合

名刺に記載する際も同様に、「◯級ファイナンシャル・プランニング技能士」と正式名称で記載します。また「2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)」のように、業務名を記載するのもよいでしょう

AFP・CFPの場合はロゴマークを使用できます。ロゴマークは日本FP協会のホームページからダウンロード可能です。

FP資格を履歴書に記載する際の注意点

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資格を履歴書に記載する際は、押さえておきたい注意点が4つあります。

  • 正式名称で記載する
  • 資格取得日や記載する順番に注意する
  • 応募先に関連のある資格を優先する
  • 勉強中の資格も書く

上記はFP資格に限らず、どの資格も同様です。履歴書を正しく書けていないと採用の可否に影響を及ぼす場合もあるため、きちんと押さえておきましょう。

正式名称で記載する

履歴書に資格を記載する際は、必ず正式名称で記載しましょう。「FP技能士」ではなく、「◯級ファイナンシャル・プランニング技能士」です

主催団体の記載については、国家資格であれば必要ありませんが、民間資格の場合は主催団体を記載するのが一般的です。

資格取得日や記載する順番に注意する

資格は取得した日順に記載しましょう。ただし、運転免許証の場合はそのほかの免許と別物として扱うことが多いため、一番上に記載するのがポイントです。こうすることで、採用担当者も読みやすくなります。

また資格によっては交付日と取得日がありますが、交付日は記載せず、取得日を記載しましょう

応募先に関連のある資格を優先する

たくさん資格を持っており、すべてを書ききれない場合は、応募先に関連のあるものから優先して記載しましょう。採用担当者が読みやすい履歴書にするために数を調整するということです。

なお、「美術検定」「ことわざ検定」のような文化・教養に関連する資格は、「趣味・特技」の欄に記載するとよいでしょう。

勉強中の資格も書く

履歴書を書いている時点で勉強している資格があれば、履歴書に記載することでアピールできる場合があります。たとえば「1級ファイナンシャル・プランニング技能士試験 合格に向けて勉強中」などです。その際は、資格取得日は空欄にします。

FP3級は履歴書に書ける?転職でアピールできる職種

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FP資格には1〜3級まであり、最も等級が低く取得しやすいのは3級です。そのため、「FP3級は転職でアピールできないのでは?」と思っている方も多いでしょう。ここでは、FP3級は履歴書に書いてもアピールできるのか、詳しく解説します。

FP3級は履歴書に書いても十分アピールできる

FP3級であっても、幅広いお金回りの知識を証明できるため、履歴書に書いても十分アピールできます。

確かに、FP3級は受験資格がなく、難易度も高くないため、取得しやすい資格として人気です。しかし、税金・保険・不動産など学ぶ内容は幅広いため、きちんと勉強しなければ取得できません。FP2級以上のほうが転職で大きく有利になるのは間違いありませんが、FP3級であってもお金に関する知識は十分アピールできます。

FP資格が生かせる職種

FP資格が生かせる職種は以下のとおりです。

  • 保険会社
  • 銀行
  • 証券会社
  • 不動産
  • FP事務所
  • 税理士・公認会計士
  • 協同組合
  • 人事や総務

FP資格は学ぶ範囲が広いため、証券会社や銀行などの金融業界だけでなく、不動産業界や士業事務所でも生かせます。社会保険や税金などの知識も身につくことから、人事・総務でも役立つでしょう。

FP3級を履歴書に書くメリット

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FP3級といっても年金、保険、資産運用など学ぶ範囲は幅広く、2級と変わりません。履歴書に記載することで担当者の目を引くことはあっても、マイナス印象を持たれることは皆無でしょう。むしろ、次に紹介するメリットを得られる可能性が高いです。

お金に関する知識の証明になる

FP資格では「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」と、非常に多くの分野を横断的に学びます。金融業界で生かせる知識ばかりなうえ、年金や保険の知識などは日常生活でも役立つでしょう。

向上心を評価される

取得しやすいといわれているFP3級であっても、きちんと勉強しなければ合格できません。何も資格を持っていない人よりも、きちんと勉強して資格を取得した人のほうが、やる気や向上心を評価されます。

またFP2級を受験するためには3級を取得する必要があるため、2級以上を目指していることを伝えれば、より評価されるでしょう

計画性をアピールできる

FP3級の出題範囲は非常に広いため、相応の勉強期間が必要です。年に3回ある試験に向けて、計画的に勉強しなくてはいけません。資格勉強の時間を確保するために行ったスケジュールの立て方や効率的な勉強法など、アピールできることは多いでしょう。

まとめ

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FP資格を履歴書に記載する際は「◯級ファイナンシャル・プランニング技能士」と、正式名称で記載しなくてはいけません。取得しやすいFP3級であっても、さまざまな職種で生かせるため、きちんと履歴書に書いてアピールしましょう。

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