面接後のお礼メールは必要?役割や送る際の注意点・例文を解説!|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2024/04/04

面接

面接後のお礼メールは必要?役割や送る際の注意点・例文を解説!

interview_1527.jpg

この記事のまとめ

  • 面接後のお礼メールの送信は必須ではないが、送ることで入社意欲や熱意を伝えられる。
  • 採用担当者にお礼メールを送る際は、基本的なビジネスマナーを押さえたうえで文面を作成することがポイント。
  • 企業とのやりとりやお礼メールの送信を大きな負担だと感じるのであれば、転職エージェントを活用するのもひとつの方法。

選考面接後、採用担当者にお礼メールを送ったほうがよいのか迷っている方もいるのではないでしょうか。お礼メールは必ずしも送る必要はありませんが、入社意欲や熱意のアピールにつながるため、ビジネスマナーを踏まえたうえで送信するとよいでしょう。

この記事では、転職の面接でお礼メールが果たす役割や書き方、送信時の注意点について解説します。お礼メールに関するよくある質問もまとめてあるので、併せて参考にしてみてください。

目次

満足度総合NO.1 ※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位満足度総合NO.1 ※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位

転職の面接後にお礼メールは必要?

interview_1527_1.jpg

選考面接後の採用担当者へのお礼メールは必須ではありませんが、ケースによってはお礼メールを送ることで採用担当者へ好印象を与えられる可能性もあります。ここでは、面接後のお礼メールの必要性や、お礼メールが果たす役割について解説します。

必ずしも送る必要はない

面接のお礼メールは、ビジネスマナーとして送る必要があるものではありません。しかし、面接後に採用担当者に対してお礼メールを送ると、より自分という存在を印象づけられるでしょう。

また、お礼メールを送ることで「丁寧な応募者」という好印象を与えられることもあります。選考においてはこのような細かい印象の違いが合否を分けることがあるため、迷うのであればお礼メールは送ったほうがよいでしょう。

手紙で送る場合はタイムラグに注意する

面接に対するお礼を伝える方法には、メールだけでなく手紙もあります。手紙でお礼を伝えればより丁寧な印象を与えられるものの、発送してから応募先企業に到達するまでに時間がかかるのがデメリットです。普通郵便は最短でも届くまでに2日かかるため、面接を受けた当日中に発送するなどしてタイムラグを最小限に抑えましょう。

面接に対するお礼をメール・手紙のどちらで送るか迷う場合は、応募先企業の社風を考えることが大切です。ペーパーレス化を進めている企業や日々大量の郵便物を処理している企業であれば、手紙の送付が相手の負担増加につながりかねず、逆効果になる可能性が考えられるためです。

電話でのお礼はできる限り避ける

面接後にお礼をする方法には電話もありますが、マナーとしてはあまりおすすめできません。応募者の都合で採用担当者の時間を奪ってしまいかねないためです。

お礼は、電話ではなくメールで行うのが望ましいでしょう。メールであれば、応募先企業の採用担当者も都合のよいタイミングで確認できます。

転職の面接でお礼メールを送る3つの役割

interview_1527_2.jpg

ここでは、面接後のお礼メールが果たす3つの役割について解説します。面接が終わった後のお礼メールはビジネスマナーの一環ではなく、送るかどうかは応募者の判断に委ねられています。しかしお礼メールがマイナスに働くことはあまりないため、応募先企業に自身を印象づけるためにも送ったほうがよいでしょう。

よい印象を与える

面接後にお礼メールを送ることで、面接官や採用担当者、人事部によい印象を与えられる可能性があります。特に中小企業やベンチャー企業の中途採用面接では、応募人数がそれほど多くないことも珍しくありません。一人ひとりの印象が強い分、丁寧な対応をすることでよいイメージを持ってもらいやすくなるでしょう。

基本的に、企業側から面接に対するお礼メールを送らないように指示されているのでない限り、送信自体がマイナスイメージにつながることはありません。

意欲をアピールできる

メールの内容を単純なお礼だけにとどめるのではなく、熱意や意欲を伝える文章を含めるのも効果的です。「面接を受けて入社意欲が高まった」「働いている姿をイメージできた」などと伝えられれば、よりよい印象を与えられるでしょう。

企業側の担当者も、同程度のスキル・経験の持ち主であればより入社意欲が高い応募者を採用したいと考えます。したがって、お礼メールで入社意欲が高まったことをアピールするのは効果的といえます。

選考判断の後押しになる

スキルレベルや入社意欲、熱意が同程度の応募者が複数存在する場合、採用担当者はどちらを採用すればよいのか判断できずに悩むこともあるでしょう。

そのような状況において、一方がお礼メールを送っていてもう一方が送っていない場合、採用担当者の関心はお礼メールを送ってきた応募者に傾きます。上記の状況を考えると、好印象を与えるお礼メールを送ることで合格に近づける可能性が高まるといえます。

面接のお礼メールに書く内容と書き方

interview_1527_3.jpg

面接のお礼メールを出すときは、メールのマナーや書き方に注意しましょう。お礼メールのマナーが守られていなかったために、かえってよくない印象を与えては本末転倒です。具体的な書き方や、どのようにお礼を伝えればいいのかをまとめました。

メールの件名

メールの件名は、面接のお礼であることがひと目で分かる内容にします。

<NG例>

  • 本日はありがとうございました
  • 本日お会いした田中です
  • 【お礼】面接の件

上記のような件名では、具体的な内容を判断できません。企業によっては、毎日大量のメールを受け取ることがあります。件名で開封する優先度が高いかどうかを判断する場合もあるでしょう。件名だけで内容が判断できない場合は、いますぐチェックする必要があるのか、担当者は迷ってしまいます。

<OK例>

  • 【本日の面接のお礼】営業部希望 田中太郎
  • 8/1の一次面接のお礼(営業部希望・田中太郎)

上記のように、面接の日程や希望部署、氏名、内容が面接のお礼であることを件名に明記しましょう

宛先

メールの本文では、最初に相手の会社名と部署名、担当者名を記載します。これは、一般的なビジネスメールのマナーと同様です。

「株式会社」を「(株)」などと略して書くのはマナー違反となるので気をつけましょう。また、送り先となる担当者の個人名の後には「様」をつけますが、その場合、社名の後に「御中」をつけないようにします。

簡潔な自己紹介と面接の感想・お礼

続いて名前とあいさつを記し、面接の時間を取ってくれたことに対する感謝を伝えます。自分の主張やアピールではなく、お礼を伝えることが大切です。また、面接の日程調整や変更をお願いしていた場合は、それについてのお礼も伝えましょう。

面接の印象や企業に対して感じた魅力

面接を通じて企業に対して感じた魅力などがあれば、それに対する感想を簡単に記載しましょう。「働き方のイメージがつかめた」「経営方針により大きな共感を抱いた」など、簡潔に伝えてください。

結びの言葉

結びの言葉は、「略儀ながら、メールにて面接のお礼を申し上げます」といった定型文で構いません。一般的なビジネス文書の結びに使われる、「貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます」といった一文を添えてもよいでしょう。

面接のお礼メールを書くときに注意したい4つのポイント

interview_1527_4.jpg

ここからは、面接後のお礼メールを送る際に注意したい4つのポイントを紹介します。お礼メールは、ビジネスメールのひとつです。ビジネスメールのルールやマナーを理解していないとお礼メールが逆効果になる可能性もあるため、ここでひととおり確認しておきましょう。

私用のメールアドレスを使う

面接後のお礼メールは個人で保有しているメールアドレスから送信し、現在の職場から送ることは避けましょう。応募する企業の採用担当者が、「会社のアドレスで私用メールを送るような無神経な人間」と評価をする可能性があります。

フランクな面接であっても礼儀を守る

企業や面接官によって面接の雰囲気は異なります。緊張感が漂う雰囲気の場合があれば、面接官がフランクな方で終始和やかに行われることもあります。面接がどのような雰囲気で行われたとしても、お礼メールは丁寧に、礼儀正しく作成しましょう

面接の雰囲気だけでなく、採用担当者との関係性がフランクな場合も同様です。採用担当者との距離が近かったからといって「本当に緊張しました笑。もし受かった場合はしっかりと頑張ります!」などと軽い印象を受けるメールを送るのは失礼にあたり、評価を下げる可能性もあります。

どれほど関係性が良好だったとしても、まだ採用されているわけではありません。ビジネスマナーを意識してメールを作成しましょう。

誤字や脱字はしっかりチェックする

文面に誤字や脱字、不要な文字がないことは、メールに限らず文章を作成するときの基本です。送ったメールの文面にミスがあると、「注意力が不足している応募者」というイメージを与えることもあります。場合によっては、文章の意味が伝わらなくなることもあるでしょう。

そのため、文章を作成し終えたら一度見直し、誤字や脱字、不要な文字がないかを念入りにチェックすることが大切です。

絵文字・強調・色文字などは使わない

ビジネスメールの基本ですが、文中に絵文字や強調文字、色のついた文字などは使わないようにしましょう。また、スマートフォンからメールを書くと、改行などのバランスがパソコンで見たときと違ってしまう可能性があります。

お礼メールは、できる限りパソコンから送りましょう。受信側でレイアウトが崩れないか気になるときは、HTMLメールではなくテキストメール形式で送信するのもひとつの方法です。

面接のお礼メールの例文

続いては、面接のお礼メールの例文をご紹介します。

件名:
【本日の面接のお礼】営業部希望 田中太郎

本文:
株式会社●●
人事部 △△様

いつもお世話になっております。
本日、面接をしていただきました、田中太郎と申します。
本日はお忙しい中、面接の機会をいただきまして誠にありがとうございました。

△△様のお話を伺う中で、貴社のサービスの質や社員満足度、活躍するための必要なスキルについて理解できました。

以前より貴社を第一志望としておりましたが、本日の面接を通して、貴社で仕事をしたい気持ちがますます強くなりました。

略儀ではございますが、面接のお礼を申し上げたくメールさせていただきました。
末筆ながら、貴社のますますのご発展とご多幸をお祈り申し上げます。

田中太郎
〒000-0000
東京都中央区◯◯◯◯◯◯
連絡先:090-0000-0000
E-mail:XXXX@XXXX.jp

面接のお礼メールに関するよくある質問

interview_1527_5.jpg

面接のお礼メールに関してありがちな疑問点と、それに対する回答を紹介します。「このようなときはどうすればいいのか」と悩んだときは参考にしてください。

Q お礼メールはいつ送る?

面接のお礼メールは、面接を受けた当日の勤務時間中に出すのが基本です。とはいえ、面接時間が17時や18時からで、当日の勤務時間中にお礼メールを出すのは不可能ということもあるでしょう。

このような場合は翌朝でも構いません。帰宅してから夜遅くにメールをするよりは、翌朝改めて送るようにしましょう。先方が会社のアドレス宛のメールを個人のスマートフォンに転送する設定にしていた場合、夜に連絡すると迷惑をかけてしまう可能性があるからです。

Q 複数回の面接がある場合は?


企業によっては、念入りに選考を重ねる目的で複数回の面接を実施することがあります。基本的に、面接のたびにお礼メールを送る必要はありません。ビジネスマナーとしてお礼メールを送ることが一般的とされているわけではないためです。

しかし、応募者がお礼メールを送りたいと思うときは面接のたびに送っても問題はありません。ただし、毎回文章を変えるなどして同じメールの使い回しであると思われないようにすることが大切です。

面接で何を感じたか、どのような印象を抱いたか、入社意欲がどのように高まったかを簡潔に記し、オリジナルの文面に仕上げましょう。

Q 面接官が複数人いた場合は誰に送る?

応募先企業の面接担当者が複数人いた場合は、採用担当者にお礼メールを送るのが基本です。面接担当者全員にメールを送信する必要はありません。

もし採用担当者が明確に示されていない場合は、メールの文面に「株式会社○○ 採用ご担当者様」「株式会社○○ ○○部御中」などと記すのがおすすめです。

宛先は、採用担当者のメールアドレスもしくは選考関連の連絡に使用しているメールアドレスを指定するとよいでしょう。状況に応じてどちらに送るのが適切か判断します。

Q 転職エージェントを利用したときも個人でお礼メールを送る?

転職エージェント経由で求人に応募している場合、選考に関するやりとりはすべて担当のキャリアアドバイザーを通じて行います。そのため、面接後にお礼を伝えたい場合はまずキャリアアドバイザーに相談しましょう

転職エージェントを通じて応募した企業に対し、応募者から直接連絡するのはマナー違反です。同様に、企業側も直接応募者に連絡できません。

Q 宛先に迷ったら?

面接官がひとりで相手から名刺をもらっていた場合、面接のお礼メールはその人宛てに送ります。しかし、面接官が複数人いた場合や、名刺をもらわなかったために名前や宛先が分からない場合もあるでしょう。

面接官が2人以上いた場合は、個別にメールを出すのではなく、宛て名を連名にして送信しても問題ありません。また、名前が分からないときは「面接ご担当者様」という書き方で大丈夫です。

Q 返信メールは必要?

企業に送ったお礼メールに対して、返信が届くことがあります。こちらが出したお礼への返事にさらに返事をする必要があるかどうか、迷うこともあるでしょう。しかし、メールを目上の人からのアクションで終わらせるのは失礼にあたるとされているため、返信することをおすすめします

また、単純なお礼メールの返答ではなく、お礼メールの返信に次回の面接のお知らせなどが記載されているケースもあります。このような場合は、お知らせに対する返答を速やかに送りましょう。

なお、「お礼のメールは今後不要」と記されていたときは、次回の面接以降のお礼メールは送らないようにします。断られたにもかかわらず再度メールを送ると、「話を聞いていない」「ひとりよがり」といったマイナスなイメージを持たれる可能性があります。

面接のお礼メールも不要!マイナビエージェントは企業とのやりとりを代行します

選考では書類の準備や面接対策、実際の面接などやらなければならないことが山積みです。お礼メールも送るとなるとさらにやることが増え、負担が大きくなるでしょう。

転職に伴う負担を軽減したい、自分のキャリアプランを実現できる転職先を探したい方は、ぜひマイナビエージェントをご活用ください。マイナビエージェントでは求人の紹介や選考対策だけではなく、選考スケジュールの調整や内定後の条件交渉など企業とのやりとりも代行します。転職活動をより効率よく進められるよう、担当のキャリアアドバイザーがサポートいたします。

まとめ

interview_1527_6.jpg

面接後のお礼メールは必須とされているわけではないものの、送ることで入社意欲の高さや熱意を示せます。採用担当者に好印象を与えるためにも、基本的なビジネスメールのマナーを踏まえたうえで文面を作成し、送信前には誤字や脱字がないかを確認しましょう。

お礼メールに限らず、選考・面接においてはやらなければならないことが多く、負担に感じている方もいるのではないでしょうか。転職活動に伴う負担を減らしつつ望んでいる転職を実現したいのであれば、ぜひマイナビエージェントにご相談ください。

マイナビエージェントでは非公開求人を含めた多くの求人から、応募者のスキル・経験にあった企業を紹介します。念入りな選考対策も提供しており、企業側とのやりとりも代行しています。スムーズな転職に欠かせないサービスを提供しているため、ぜひこの機会にご登録ください。

満足度総合NO.1 ※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位満足度総合NO.1 ※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

注目コンテンツ