履歴書の「資格」「免許」の正しい書き方と注意点|求人・転職エージェント

履歴書の書き方

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採用担当者に
アピールできる
履歴書の資格欄の
正しい書き方とは?

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履歴書の資格欄は、簡単に書けそうに思うもの。ですが、いざ書き始めてみると、「持っている資格を全部書けば良いのか」「どうやって記載すれば良いのか」など、悩むことがあります。

ここでは、履歴書の「資格」「免許」の正しい書き方と注意点をご紹介します。

履歴書の資格欄を書く際の基本的なルール

資格欄を書くにあたり、基本となるルールは以下のとおりです。履歴書全体の書き方と共通するものもありますが、一つひとつ確認していきましょう。

1.系列順で記載する

記載する資格の順番は、取得年月日が早いものから順に時系列で書くことが基本です。ほとんどの場合、免許証や合格証、証明書にはその取得年月日が入っているので、日付を確認した上で記載する順番を決めましょう。

2.正式名称で書く

履歴書は正式な文書ですから、学校名や会社名も全て正式名称で書くのと同様に、資格も正式名称で記載します。
たとえば英検なら「実用英語技能検定」、運転免許なら「普通自動車第一種運転免許」、MOSなら「Microsoft Office Specialist」という具合です。

また、「電気工事士」「危険物取扱者」などの種類がある資格は、「第一種電気工事士」「甲種危険物取扱者」のように種類もしっかり書きます。

3.年号は学歴職歴欄と統一する

年号は、和暦でも西暦でも構いません。ですが、学歴・職歴欄などに記載した年号と統一します。

4.何もなければ「特になし」と記載

書くべき資格が特に何もない場合は「特になし」と記載します。空欄にした場合、「記載漏れ」と勘違いされることを避けるためです。

ただし、「特になし」と書くのは、合否に関してマイナスにならないとしても、プラスになるわけではありませんので、できる限り避けたいところです。

そこで、資格取得に向けて勉強中であれば、「◯◯取得のため勉強中」などと書きましょう。また、「語学研修」として留学している場合なども、資格欄に記載して構いません。

5.最後に「合格」や「取得」をつける

資格名を書くだけでなく、「~免許 取得」「~検定 合格」「~テスト◯点 取得」などのように、最後に「合格」や「取得」をつけるのが基本です。

履歴書に運転免許を書く上での基本的なルール

続いて、履歴書の資格欄に運転免許を書く上で、最も基本となる表記ルールを確認しておきましょう。

1.年号は学歴・職歴欄と統一する

年号の表記は和暦、西暦のどちらでも構いませんが、学歴・職歴欄と統一します。履歴書と一緒に職務経歴書を提出するなら、そちらも含めて全て統一するのが基本です。

2.正式名称で書く

履歴書は正式文書ですから、「普通免許取得」といったように略して書いてはいけません。

最も一般的な自動車の運転免許は「普通自動車第一種運転免許」ですが、道路交通法の改正により、取得時とは運転免許の呼び方が変わっている可能性もありますので、しっかり確認してから書くようにしましょう。特にバスやタクシー、トラックなど、運転を仕事とする職種では重要になります。

運転免許の正式名称一覧

2018年12月現在、自動車やバイクなどに関する運転免許は全部で15種類あります。そのうち、10種類が一般的な目的で運転する「第一種免許」で、残りの5種類が営業目的で運転する「第二種免許」です。

運転免許の略称(運転免許に記載の表記)と正式名称は以下のとおりです。

<第一種運転免許>

  • (1)普通:普通自動車第一種運転免許
  • (2)大型:大型自動車第一種運転免許
  • (3)中型:中型自動車第一種運転免許
  • (4)大特:大型特殊自動車免許
  • (5)大自二:大型自動二輪車免許
  • (6)普自二:普通自動二輪車免許
  • (7)小特:小型特殊自動車免許
  • (8)原付:原動機付自転車免許
  • (9)引:牽引自動車第一種運転免許
  • (10)準中型:準中型自動車免許

<第二種運転免許>

  • (11)普二:普通自動車第ニ種運転免許
  • (12)中二:中型自動車第ニ種運転免許
  • (13)大二:大型自動車第ニ種運転免許
  • (14)大特二:大型特殊自動車第ニ種運転免許
  • (15)引二:牽引自動車第二種運転免許

3.最後に「取得」とつける

運転免許の名称を書くだけではなく、「~免許 取得」と、最後に「取得」を追記します。

履歴書に運転免許を書く上での注意点

資格欄に運転免許を記載する際の注意点としては、AT限定の扱いと道路交通法改正による名称の変更が挙げられます。

AT限定表記は省略可能

普通免許などに「AT車に限る」との制限がついている場合でも、特に応募先の会社からMT免許の有無を問われていなければ、省略することが可能です。記載する場合は「普通自動車第一種運転免許(AT限定)」と書きます。

道路交通法改正による表記の変更

2007年と2017年に道路交通法が改正されたため、いつ運転免許を取得したかによって、取得時の免許の名称は同じでも運転できる車の大きさが異なり、取得時の免許の名称と現在の名称が違う場合があります。

具体的には、2007年の改正前に「普通自動車第一種運転免許」を取得した方は、車両総重量8tまでの車が運転可能なので、2017年改正後の区分では「中型自動車第一種運転免許(8t限定)」を持っていることになります。

これを取得時のまま「普通自動車第一種運転免許」と書いてしまうと、誤解を与える可能性が高くなります。特に中型トラックを運転する仕事の場合は、「この方は本当に運転できるのかな?」と思われかねませんので、注意しましょう。

資格欄の記載例

たとえば、普通免許とTOEIC730点、簿記2級、3級を持っている場合は、次のような書き方になります。
簿記2級と3級のように、上位の試験に合格している場合は、上位だけを記載します

免許・資格
2010年3普通自動車第一種運転免許 取得
2016年7日本商工会議所簿記検定2級 合格
2018年10TOEIC Listening&Reading Test 730点 取得

書くべき資格の選び方

履歴書の資格欄に、「どの資格を書くか」を選ぶことも重要なポイントです。採用担当者が資格欄で見ているのは、第一に仕事に必要なスキルや知識があるかどうかです。次に求職者の向上心や意欲になります。

つまり、まず書くべきは「応募先企業の業務に関係ある」資格になります。そういった重要度の高い資格を優先的に記載し、まったく仕事に関係ない資格や、趣味に関する資格は書かないことが基本となります。

業務に関係ある資格とは、たとえば不動産業界と「宅地建物取引士」、経理職と「日本商工会議所簿記検定2級」などが代表的です。他にも、運転免許やTOEICなどの語学系、MOSなどのパソコン系の資格は汎用性が高く、おおよそどの業界でもアピールして不利になることはありません。

なお、民間資格と国家資格がある場合は、一般的には国家資格のほうが高評価につながる傾向があります。ただし、パソコン系の資格などでは、大手企業が行っている資格試験のほうが高く評価される場合もあります。

業務に関係ないものでも書く意味があるなら書く

業務に関係ない資格でも、書くことで意欲や向上心がアピールできる場合もあります。たとえば、「日本漢字能力検定2級」や「日本商工会議所簿記検定2級」などです。

ある程度の勉強を積まないと取得できないことが広く知られている資格なので、スペースに余裕があれば記載しておくと良いでしょう。

書かないほうが良い資格

一方、資格の等級や点数によっては、逆に評価を下げてしまう資格もあります。

まず語学系の資格で「TOEIC500点」や「実用英語技能検定3級」などの場合、あまり英語力がない人と思われてしまう可能性があります。

ビジネスで活用できると判断される英語力の基準は、およそTOEICなら600点以上、英検なら2級以上です。この点数や等級より下の場合は、試験結果の明記が義務付けられていない限り、書かないほうが無難でしょう。

また、スポーツの段位や利き酒師、世界遺産検定、歴史能力検定などの趣味的な資格も、業務とは関係がないので書かないことが原則です。好奇心や向学心のアピールや、面接での話題の提供に役立ちそうなものは「趣味・特技」欄に記載しましょう。

資格欄をうまく使ってアピールを

資格欄に記載する内容は、自分の経験やスキルをアピールする素材の一部です。書き方・選び方の基本をしっかり守って、効果的なアピールをしてみてください。

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