履歴書の「本人希望記入欄」「希望職種」の正しい書き方とは?|求人・転職エージェント

履歴書の書き方

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履歴書の本人希望記入欄に
書ける要望は?
書き方のコツとNG例

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転職活動では、企業側から選ばれるかどうかだけではなく、自分の希望を叶えられる企業かどうか、求職者側も見極める必要があります。とはいえ、「求職者側が、雇用条件についての希望を積極的に伝える」のは、一般的にはなかなか難しいことです。
履歴書には「本人希望欄」という欄がありますが、「どのような希望でも書いていい」わけではありません。それでは、この欄には何を書けばいいのでしょうか。
ここでは、履歴書にある本人希望欄の書き方のコツをご紹介します。

本人希望欄の意味と書き方

そもそも、本人希望欄は、応募先の企業に対して「絶対に譲れない条件」を提示するためのスペースです。転職活動をするにあたって、「この企業への就職を希望しているが、この条件が叶わないのであれば断念せざるをえない」条件について記載するのが、本人希望欄なのです。

「本人希望欄にどこまで書いていいかわからない」方は、「それが叶わないのであれば転職できない」ほどの絶対条件かどうかということを考えてみることが大切です。

本人希望欄に書いておきたい事柄がある場合は、長い文章ではなく、箇条書きで簡潔に希望を提示します。自分の希望について、譲れない事情を長々と説明したくなるかもしれませんが、企業側としては、「求職者が何を望んでいるのか」がひと目でわかることが重要です。見る人のことを考えて、わかりやすく書きましょう。

本人希望欄に書ける5つの内容

履歴書の本人希望欄には、どのようなことを書いてもいいわけではありません。書いても差し支えのない内容は、次の5つです。

1.入社可能時期

在職中に転職活動をしている場合は、退職予定日よりも後にならなければ、次の企業に入社することはできません。そのため、退職予定日を本人希望欄に書いておく必要があります。

在職中であることを示した上で、「入社可能日:◯年◯月◯日」と簡潔に書くか、「引継ぎの都合上、◯年◯月◯日以降の就業を希望します」などと記載します。
引継ぎの都合以外の、「失業保険を全てもらってから入社したい」「あと1ヵ月くらいはのんびりしたい」というような理由で入社希望時期を書くことは避けてください。

2.連絡がとれる時間帯

連絡がとれる時間帯も、在職中の場合の注意点です。

<記載例>

在職中のため、以下の時間は電話に出ることができません。
連絡不可時間:月~金曜日の9~18時(12~13時を除く)

上記のように、連絡がとれない時間帯を簡潔に伝えます。連絡がつきやすい時間帯がある場合は、併せて書き添えてもいいでしょう。
また、在職中ではないが、「ハローワークの職業訓練を受けている」「資格取得のための学校に通っている」といった事情がある場合も、電話をとれない時間帯や、連絡がつきやすい時間帯を、理由を添えて書いておきます。

3.希望職種

複数の職種で求人がかかっている場合は、自分がどの職種に応募しているのかを、はっきりさせておく必要があります。
「なぜその職種を希望するのか」といった理由は必要ありません。簡潔に、「営業職を希望します」などと書きます。

ただし、募集職種が「営業」となっているにもかかわらず、「ルート営業を希望します」「インサイドセールスを希望します」など、自分自身の勝手な希望を書いてはいけません。
求人票の募集職種に準ずる形で書くようにしてください。

4.勤務地

勤務地については、特別な理由がない場合は希望を書くべきではありません。「地元を離れたくないため」というのも避けるべきです。

どうしても勤務地が限定される場合は、「親の介護が必要なため、◯◯支社での勤務を希望します」などと、理由を添えて希望を伝えます。説明しづらいときは、「家族の事情で」としてもいいでしょう。ただし、面接で理由を聞かれた場合は、きちんと説明をする必要があります。

5.勤務時間

勤務時間については、企業の規定に従うのが基本です。しかし、子供のお迎えなど、譲れない条件がある場合は、「月曜日、水曜日、金曜日は子供の迎えがあるため、17時までの勤務を希望します」と、理由を添えて希望を書きます。

本人希望欄の5つのNG例

履歴書の本人希望欄に書くときに覚えておきたい、5つのNG例をご紹介します。

1.給与の希望を書く

求人票に「前職の給与を考慮」などと書かれていたとしても、本人希望欄に「前職の給与:◯万円 希望給与:▲万円」などと書いてはいけません。給与について求職者側からアピールしすぎると、「待遇ばかり重視している」と受け取られてしまいます。

とはいえ、給与額は転職を考える上での重要なポイントのひとつです。転職エージェントに事前に希望を伝え、条件に合う仕事を紹介してもらうことで、希望給与額と実際に提示される給与額に大きな乖離が出ることを防げるでしょう。

2.勤務地や勤務時間の希望に理由がない

理由なく勤務地や勤務時間の希望を提示すると、ただのわがままのように受け止められかねません。明示できる理由がないのであれば、無闇に希望を書くことは避けます。

3.「なし」と書いたり空欄にしたりする

本人希望欄に「なし」と書いたり、何も書かなかったりするのはマナー違反です。
履歴書では、ビジネスマナーや社会のルールに対応できる人物かどうかもチェックされますから、書き漏れがないようにしましょう。

4.自己PRなどをからめて長く書く

職種の希望を書く際、「自己PRやこれまでの経験をからめて説明をしたほうがいいのではないか」と考える方もいるかもしれませんが、これはNGです。
それ以外の内容についても、長い文章で説明をするのではなく、箇条書きで、できる限りわかりやすく書くことを意識してください。

5.相手の都合を考えない内容

「在職中で、平日は夜22時まで毎日仕事をしていて電話に出られない」というようなときでも、「連絡可能な時間帯は22時以降です」と書くことは非常識です。
なぜなら、そのような時間に採用担当者が働く必要が出てくるからです。相手の都合を考慮して希望を述べましょう。

本人希望欄を書くときの3つのポイント

履歴書の本人希望欄を書くときには、次の3つのポイントを意識しておく必要があります。

1.希望がないときは「貴社の規定に従います」と書く

特に希望欄に書くべきことがないときは、「貴社の規定に従います」と書きます。
これは言葉どおり、「給与や勤務地、勤務時間については、企業の定める就業規則や賃金規定などに従って勤務します」という意味です。定型文になっているものですから、このとおり書いておけば問題ありません。

2.地域を限定したい場合は、できるだけ広い範囲を指定する

企業側としては、制約の多い方よりも、企業の方針に従って勤務できる自由度の高い方を採用したいと考えるのが当然でしょう。
勤務地についても、「東京本社のみ」よりは、「首都圏勤務」というほうが、融通が利くととらえられます。勤務地の希望を書くときも、可能な限り広い範囲を指定するようにします。

3.期間限定の希望である場合は、それについてもふれる

勤務時間や勤務地の制限が期間限定である場合は、いつまでなのかを書いておきます。
「◯◯年4月からは子供が小学校に上がるため、残業も可能です」などと書き添えることで、将来的な働き方について採用担当者に伝えることができます。

履歴書の本人希望欄の希望は理由を添えて書く

「履歴書の本人希望欄に希望を書くときは、理由を添えなければならない」ことを覚えておきましょう。無闇に希望を書く場所ではありませんから、絶対に譲れない条件だけを書くようにしてください。

譲れないことについては、後から伝えるとかえって悪印象になってしまいます。「どうしても」という希望は、きちんと最初から提示しておくことでスムーズに転職活動を進められます。

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