人のためになる仕事とは?やりがいを実感しやすい仕事と転職方法

人のためになる仕事とは?やりがいを実感しやすい仕事と転職方法

「人のためになっていると実感しやすい仕事がしたい」と考える方も多いと思います。しかし、「人のためになると実感しやすい仕事」とは具体的にどのような仕事があるのでしょうか。

そこで今回は、人のためになると実感しやすい仕事の特徴や、人のためになっていると実感しやすい仕事の主な具体例、そうした仕事に就くためのポイントなどを解説していきます。

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1.「人のためになっている・役に立っている」と実感しやすい仕事とは?

「人のためになっている・役に立っている」と実感しやすい仕事には、一般的に以下のような特徴が挙げられます。

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1.1.人のためにならない仕事はない

まず大前提として、世の中にある仕事の中で人のためにならない仕事はありません。

医療や介護、福祉、教育などに関わる仕事は行動に対する結果や相手の反応がダイレクトに感じられるため、人のためになっていることがより実感できる仕事ですが、そうした仕事だけが人のためになっているというわけでは決してありません。

仕事をしている以上、それは誰かの役に立っているのです。一見、人のためになる仕事とは感じられなかったとしても、巡り巡って必ず誰かのためになっていることを理解しておきましょう。

1.2.自分の知識や経験が活かせる

培ってきた知識や経験を活かして物事を解決したり、人に教えたりできる仕事も、人のためになる仕事です。相手の喜ぶ姿が見られたり、感謝の言葉をもらえたりすることで、「人のためになっている」「役に立っている」と実感できるでしょう。

1.3.誰かの助けになる・寄り添える

困っている人を助け、その人の気持ちに寄り添う仕事も、人のためになる仕事の代表例です。何らかのサポートが必要な人の困り事が改善されていく場面を目の当たりにすることで役に立っている実感を持つことができ、やりがいを得られるでしょう。

1.4.社会問題解決への貢献ができる

社会問題の解決に貢献できる仕事は、効果を感じるまで時間がかかるかもしれませんが、必ず役に立っている仕事です。

例えば環境問題に携わる仕事などは成果が見えるまでに年単位の時間を要するケースもあり、個人から直接感謝の言葉を掛けられる機会も少ないかもしれません。しかし、将来人々が平穏に暮らすための貢献ができると考えれば、人のためになる仕事であると実感できるはずです。

1.5.人を喜ばせたり、幸せにしたりできる

人に喜んでもらい、幸せな気持ちを与えられる仕事は、直接的に「人のためになる仕事だ」と感じることができるでしょう。

例えば飲食店やアミューズメント施設での仕事は、お客様の喜んでいる姿や幸せそうな表情を日々目にすることができます。人の笑顔を見ることで自分の心も温かくなり、達成感が得られるはずです。

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2.人のためになる仕事一覧

すべての仕事は人の役に立つものではありますが、わかりやすく実感できる仕事があります。ここでは、人のためになっていると実感しやすい仕事の具体的な例を紹介していきます。

2.1.人のために役に立っていることが実感しやすい職業

人のために役に立っていることを分かりやすく実感できる仕事の代表例としては以下のような仕事が挙げられます。

2.1.1.医療関連

幸せな人生を送るためには健康であることが欠かせません。医療関連の仕事は人の命や健康に関わる重大な責任を担うためミスが許されない厳しい世界ではありますが、そのぶん感謝される機会も多くあります。主な職種は、医者、看護師、検査技師、理学療法士、助産師などが挙げられます。

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2.1.2.福祉関連

福祉関連の仕事では、高齢者や病気の方、障害がある方などができる限り快適な日常生活を送れるようにサポートをします。心身のケアを行う大変な仕事ですが、ご本人だけでなくそのご家族からも「ありがとう」と言葉を掛けられる機会が多く、人のためになる仕事だと日々実感しながら働けるでしょう。

主な職種は、社会福祉士、介護福祉士、ケアマネジャー、ホームヘルパー、ソーシャルワーカーなどが挙げられます。

2.1.3.教育関連

教育関係の仕事は人のためになる仕事として多くの人がイメージしやすい職種の一つです。未来を担う子供たちに学びの機会を与え、その成長を日々見守ることで、人のためになることの大きなやりがいを得られます。

主な職種は、学校教師、大学教授、塾・予備校講師、スクールカウンセラー、教材の編集者などが挙げられます。

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2.1.4.弁護士

法律のプロフェッショナルである弁護士の仕事は、依頼人の利益や権利を守りトラブルを解決に導きます。司法試験への合格が条件となり、勉強の過程で挫折する方も少なくありませんが、そのぶん弁護士になれた時の喜びは大きく、また困っている依頼人を助けることができた時には大きなやりがいと達成感を味わえるでしょう。

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2.1.5.ホワイトハッカー

「ホワイトハッカー」とは、インターネットや企業システムを狙って犯罪行為を行うブラックハッカーからの攻撃に対する防衛や対策を講じる仕事です。IT技術の発展とともにサイバー犯罪の手口も巧妙化していることから、現代ではなくてはならない存在です。

国家情報や企業情報を外敵から守ることは、多くの人の資産や生活の安心を守ることにもつながります。

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2.1.6.消防士

消防士は火事の発生時に消火活動を行います。時には危険な場面に遭遇し、自らの命も危険に晒されることがありますが、なくてはならない誇り高い仕事です。

2.1.7.国際機関・JICA(ジャイカ)職員

独立行政法人国際協力機構「JICA(ジャイカ)」は、発展途上国への支援や災害時の援助を行う組織です。貧困など発展途上国が抱えるさまざま問題に対してプロジェクトを展開しています。一つひとつの問題が大きく、すぐに解決に至らないことも多くありますが、国境を超えて多くの人のために働ける仕事です。

2.1.8.カウンセラー・アドバイザー

カウンセラーには、さまざまな問題や悩みに寄り添う「心理カウンセラー」労働者が抱える課題の解消をサポートする「産業カウンセラー」などいくつかの種類があります。

一方、アドバイザーには、求職者をサポートする「キャリアアドバイザー」学校で子供にまつわる相談を受ける「スクールカウンセラー」などの職種が挙げられます。いずれも人の心に寄り添い、相談者が抱える問題や不安を解消することを目指す仕事です。

2.2.9.企業のCSR担当者

CSR(Corporate Social Responsibility)は日本語では「企業の社会的責任」と表現されます。CSRの担当者は、自社の企業活動から生じる社会的影響を適切に見定めながらプロジェクトの意思決定を行います。企業を社会に貢献する存在に高めることで人々の人生の豊かさに貢献できる仕事です。

2.2.10.プランナー

プランナーとは企画や計画を立案する仕事です。「広告プランナー」「ファイナンシャルプランナー」「ウエディングプランナー」など、さまざまな業界にプランナーは存在し、それぞれ求められるゴールは異なりますが、人々のニーズを踏まえたベストなプランを提案しサービスの満足度を高める仕事です。

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3.人のためになると実感するメリット

人のためになると実感すると、自分自身もメリットがあります。人のためになると実感することで生じるメリットは主に以下の3点です。

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3.1.やりがいを感じられる

「人のためになる仕事をしている」という実感は、そのまま仕事のやりがいにつながります。仕事に退屈さや苦手意識を感じていても、「この作業が誰かの困り事を解消したり、笑顔にしたりすることにつながる」と思えると、少しずつやりがいを感じられるようになるでしょう。

3.2.自分自身の成長につながる

人のためになる仕事に就くことは自分自身に成長をもたらします。また、その成長を実感することで「今よりもっと役に立てるようになりたい」という向上心が芽生え、新たなスキルや知識を習得することの動機付けとなります。

3.3.誇りを持って仕事ができる

人のためになることが実感できれば、誇りを持って仕事と向き合えるようになります。仕事はご飯を食べていくための、いわゆる「食べるための仕事」だと割り切っている人もいますが、それだけをモチベーションに働き続けることは、人によっては味気ないと感じることがあります。

自分の仕事は誰かを助け笑顔にするものだという実感が持てれば、客観的に自分の仕事を捉えられるようになり、誇りを持って働けるようになるでしょう。

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4.人のためになると実感しやすい仕事に就きたいと思ったら

「人のためになると実感できる仕事に就きたい」「人の役に立つ仕事を探している」と思ったら、さっそく具体的な行動に移していきましょう。その際にはぜひ以下の3つのポイントを押さえてください。

4.1.自分が将来どうなりたいかを明確化する

まず、その仕事に就くことでどのような自分になり、どのような未来を迎えたいのか、そのビジョンを明確化しましょう。

「人のためになる仕事である」と実感することで得られるものはたくさんありますが、その道のプロフェッショナルとして長く活躍するためには、目先のメリットだけでなく将来を見据える広い視野も必要です。

4.2.必要なスキルや資格を確認する

ビジョンが明確化されたら、目指す仕事に必要なスキルや資格を調べます。未経験者でも働きながらスキルアップや資格取得を目指せる場合もあれば、資格がないとできない仕事もあります。自分に足りない要素を明確にし、今後の具体的な行動計画を立てていきましょう。

4.3.仕事探しをする

将来のビジョンやスキルを把握できたら、次は仕事探しを始めましょう。

今後長く仕事を続けていくためには、仕事内容や社風が自分に合っていることが重要なポイントとなります。

気になる仕事が見つかった場合は、その企業や団体の情報を調べてみたり、自分自身に合っているのかを見極めるようにしましょう。

4.4.志望動機を作成するときは注意が必要

志望動機を作成する際には意欲の伝え方に工夫をしましょう。「人のためになる仕事に就きたい」という漠然とした内容では、あなたの熱意やその会社でなければならない理由が採用担当者に伝わりません。

そこで働くことがどのように人に役に立つと考えているのか、具体的な将来像を示しながら、あなたなりの意見をしっかりと盛り込むようにしましょう。

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5.人のためになる仕事に就きたいなら転職も視野に

ここまで「人のためになる仕事」について詳しく解説してきました。

今後人のためになる仕事に就きたいと考えている人は、転職も検討してみてください。

5.1.転職を検討した方がいい理由

転職をすれば仕事環境がリセットされ、仕事内容や人間関係などの悩みから解放されます。

自分が思う理想の転職先に出会えれば、仕事に対してやりがいを感じられたりモチベーションが上がったり、良い成果を発揮できたりする可能性があります。

やりがいは仕事をする上で大きな原動力となります。人のためになる仕事を探しているという人は一度転職を検討してみてください。

5.2.転職エージェントに相談

転職に関する不安や悩みを抱えている場合は「転職エージェント」に相談をしましょう。

株式会社マイナビが運営する転職エージェントサービス「マイナビエージェント」では、キャリアアドバイザーが転職に関するアドバイスをしたり、求職者の希望条件に合う求人を紹介したりするなど、あなたの転職活動を全面的にサポートしてくれます。

その他にも応募書類の添削・面接対策・日程調整などのサービスを無料で提供しているため、求職者にとっては使わなければもったいないとさえ言えるでしょう。

人のためになる仕事に出会いたいと考えている人は是非「マイナビエージェント」を利用してみてください。

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6. その他の「〇〇な仕事」

その他の「〇〇な仕事」は以下の記事でもご紹介しています。
自分に合った仕事を探すための参考に、ご覧いただければ幸いです。

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7.まとめ

ここまで、人のためになると実感しやすい仕事、やりがいを感じやすい仕事について、その具体例や転職の際に注意すべきポイントなどをご紹介しました。

「人のためになる仕事がしたい」というあなたの熱い気持ちは、この先多くの人を笑顔にし、また人々の支えになっていくに違いありません。ぜひこの記事を参考に、あなたの経験や知識を活かせる人のためになると実感しやすい仕事は何かを考えてみてはいかがでしょうか。

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