更新日:2021/09/14
ウエディングプランナーの仕事で活かせる、主な資格は3つです。それぞれの資格の違いや、資格を取得する方法をまとめました。
ウエディングプランナーとしてのキャリアアップを目指したい方は、紹介する方法を参考にして資格の取得を検討してみてください。
目次
ウエディングプランナーの仕事は、資格がなければできないものではありません。資格を持っていない方でも、ウエディングプランナーとして働くことは十分可能です。しかし、資格を持っていればメリットがあることは確かです。
ウエディングプランナーとして働く上で役立つ資格を取るためには、試験勉強することになります。資格を取得するプロセスにおいて、ブライダルに関する知識や、実務に役立つ知識を満遍なく学ぶことができるでしょう。
また、資格の取得は、転職する際にも役立ちます。転職時は、応募書類や面接で自分の持つスキルや、就職後に何ができるのかをアピールしなければいけません。資格を保有しているということは、ウエディングプランナーという職種において、一定の能力を保持していることのアピールになります。
特に異業種からウエディングプランナーへ転職を志す方にとって資格は武器となるでしょう。
ウエディングプランナーの仕事に活かせる資格を3つご紹介します。それぞれの特徴を知り、取得することでプラスになりそうな、または無理なく取得できそうな資格を選びましょう。
ウエディングプランナーの仕事に活かせる資格として紹介したいのが「ブライダルコーディネート技能検定」の資格です。厚生労働省が指定試験機関として指定した公益社団法人日本ブライダル事業振興会が実施する国家検定に、合格することで「ブライダルコーディネート技能士」を名乗れます。
ブライダルコーディネート技能検定は1~3級の3段階があり、それぞれ必要な能力は以下のとおりです。
■ブライダルコーディネート技能検定の級数と求められる能力
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ブライダルプランナー検定は、国際的な大規模団体である全米ブライダルコンサルタント協会(ABC協会)の認定試験です。
試験は2級、1級の2種類があり、1級に合格すると、アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格を取得できます。
ABP資格を取ると、認定講師登録ができる他、ライセンスバッジの発行や情報誌の提供といった特典が得られるのもうれしいポイントです。
さらに、実務担当責任者として2年以上の実績(またはホテル一般業務で3年以上の実績)を積むと、プロフェッショナル・ブライダルコンサルタント(PBC)資格が取得できます。
その後の過程として、本人次第ではありますが、上級ブライダルコンサルタント(ABC)資格、Masterブライダルコンサルタント(MBC)資格と、一つひとつステップアップできる仕組みです。
ウエディングプランナー検定は、一般財団法人職業技能振興会と、一般社団法人IWPA国際ウエディングプランナー協会が共催している資格です。
資格には2級と1級があり、2級はブライダルに関する基礎的な知識、1級は詳しい実務への理解が求められます。
ウエディングプランナー検定は、1級も2級も、公式テキストが出題の範囲です。他、一般常識についても問われます。
各種、ウエディングプランナーの仕事に活かせる資格を取得するには、専門学校、通信講座、独学の3つの方法があります。
それぞれ異なるメリット・デメリットがあるため、自分に合った方法を選びましょう。
専門学校は、3つの勉強方法の中で最もコストがかかる方法です。しかし、効率良く必要な情報を教えてもらえるため、できるだけ確実性を上げて試験に挑みたい方には向いています。
勉強に取り組ませる強制力があるので、誰かに何か言われないとできない方や自分一人だとつい怠けてしまう方にも適しているでしょう。
週1回コースや夜間コースが選択できるので、仕事しながら無理なく勉強することができます。
通信講座は、いわばスクールと独学のあいだに位置するような手段といえます。プロのアドバイスやテキストを活用できることから、自分で学習するよりも要点を押さえた勉強ができるでしょう。
ただし、あくまでも自宅学習となるため、資格取得への明確な目的と意志の強さがないと、ついサボりがちになったり、ノルマを達成できなかったりすることもあります。
独学は、最もコストをかけずに資格取得を目指せる方法です。コスト面での負担が少ないというメリットがありますが、どのテキストを使うべきか、どのように学習を進めるべきか、といった指針がないため、うまく勉強が進められない可能性もあります。
資格取得に向けた自分の勉強方法が確立されている方でなければ困難な道となりそうです。
取得する資格を考えるときは、自分が何を目指すのかを意識する必要があります。ウエディングプランナーの資格にはいくつかの種類がありますので、目標に合った資格を目指しましょう。
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