営業におすすめの資格 転職・キャリアアップに 有利な資格|求人・転職エージェント

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更新日:2022/04/11

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営業におすすめの資格 転職・キャリアアップに 有利な資格

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営業職は、何か資格を活かして働くというイメージがないかもしれません。しかし、営業職の方が取得することで、キャリアアップに役立てられる資格はたくさんあります。
そこで、営業職全般におすすめの資格や、業界によって役立つ資格、社会人として仕事をする上で役立つ資格などをまとめました。資格取得を検討している方は参考にしてみてください。

目次

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そもそも営業に資格は必要なの?

営業職は、資格がなければできない仕事ではありません。しかし、資格を取ることで知識を増やし、営業としてのステップアップをすることができます。

営業職に就職をすること自体は、未経験・資格なしでも十分可能でしょう。また、資格の有無によって手当がついたり、ただちに売上が上がったりということもそれほどないかもしれません。しかし、営業としての能力向上のための手段として、資格を利用するのもひとつの方法です。

また、営業に必要な知識やスキルを再確認し、自分に足りない能力を理解する上でも、資格取得のための勉強を行い、客観的な評価を得ることに役立ちます。転職を目指す際も、資格が一定のスキルを保有していることの証明になりますし、向上心のアピールにもつながります。
営業に資格は必須ではありませんが、資格を得ることによるメリットを活用し、キャリアアップを目指しましょう。

営業職全般に役立つ5つの資格

営業として働いている方に役立つ資格を5種類ご紹介します。多少、分野が限定されるものもありますが、多くの営業職の方にとって、取得しておいて損はないものです。

1.営業士

営業士は、日本営業士会が認定している、マーケティング・セールスのスペシャリストのための資格です。
営業士は、営業職であれば誰でも仕事に役立てられる資格ですので、営業として働いているのであれば、受験を検討してみてもいいでしょう。
営業に関する全般的な知識を備えていることが必要で、難度によって求められる内容に差があります。
初級であれば、営業職に従事する場合の基礎知識が求められますが、上級では中堅幹部クラスを対象とした営業の応用知識が必要です。そして、最上級のマスターでは、営業戦略立案や経営に関する高度な専門知識が求められます。

2.販売士

販売士は、日本商工会議所が運営する検定試験です。
営業士が営業職全般を対象とする試験であるのに対し、販売士は、特に小売業に従事する人を対象とした試験となっています。そのため、小売りや流通に関する仕事をしている営業職の人であれば、販売士資格の取得がメリットになります。
資格の難度によってはマネジメントや人材育成など、管理者に求められる知識も必要となるため、小売り営業としてステップアップを目指す際の学習の指針になるでしょう。

3.セールススキル検定

セールススキル検定は、NPO法人であるセールスコーチング協会が主催している検定試験です。
営業職としての成長と、就職活動や転職活動における自分の売り込み(=セールス)に役立てられる検定として実施されています。
セールススキル検定の特徴として、2級には実技試験があります。2級の受験資格は、セールススキル検定3級を保持し、セールスの実務経験が3年以上ある人となっており、営業としてトップセールスを目指したい人などにおすすめです。

4.セールスレップ

セールスレップとは、日本セールスレップ協会が認定している資格です。
メーカー側と販売側、両方の視点を持って、販売や促進方法、技術などを理解し、営業に必要なマーケティング知識や営業技術などの知見について問われる試験となっています。
セールスレップ資格認定試験では、マーケティングだけでなく、ICTに関する知識も求められます。
これからの営業に必要とされる知識を網羅的に身に付けることができますので、営業としてのキャリアアップにおすすめの資格といえるでしょう。

5.普通自動車第一種運転免許

普通自動車第一種運転免許は、いわゆる普通自動車の運転免許のことです。普通自動車第一種運転免許は、他の資格とは異なり、営業職に限定せず、就職のために必要になる場合も多いでしょう。
営業職における運転免許が必要な状況として、たとえば不動産の賃貸仲介など、顧客を車に乗せて現地まで移動することも珍しくありません。他にも、車で得意先回りをする営業職もあります。

ただし、運転免許が必須となっている求人だからといって、必ずしも頻繁に車を使う仕事とは限りません。万が一のときに車を運転できないと不便だからという理由で、運転免許を必須資格にしている会社もあります。車を使う頻度について気になる場合は、転職エージェントを通じて確認してみるといいでしょう。

業界によっては役立つ3つの資格

同じ営業職でも、業界が変われば業務内容も変わります。
ここでは、就職する業界によって活用できることがある資格を3つご紹介します。全ての営業職に必要なわけではありませんが、業界によっては資格の取得が評価に直結する場合もあります。

1.証券アナリスト

証券アナリストは、証券投資の分野における金融のプロフェッショナルです。証券アナリストという資格を取得することで、金融業界への就職の際に有利になります。また、一般企業でも、IR部門への就職を目指すのであれば、証券アナリストの資格が役立ちます。
証券アナリストは、金融業界だけでなく、全ての企業の金融部門でニーズが高い資格だといえるでしょう。

2.宅地建物取引主任者

宅地建物取引主任者は、不動産分野で求められることの多い資格です。不動産契約を行う際の重要事項の説明などは、宅地建物取引主任者資格を持った人でなければできません。
また、不動産業界では従業員5人につき1人以上の宅地建物取引主任者の設置が義務付けられていることから、就職や転職の際も資格を持っていることが有利になります。

3.TOEIC

TOEICは、英語力を計るための指針です。合格、不合格ではなく、点数によって英語力の評価がなされます。
海外との取引が多い業界や企業では、TOEICの点数を採用の指針としている場合があります。また、仕事で実際に英語を使わない企業でも、TOEICの受験を義務付けたり、高得点を目指すことを推奨したりすることがあります。

営業以外の業務に役立つ3つの資格検定・試験

営業職の仕事は、営業活動だけではありません。営業に付随する書類作成や経費精算などの仕事も発生する場合がほとんどでしょう。
このような、営業以外の業務に役立つ資格も、取得しておくと業務効率アップにつながります。

1.MOS検定

MOS検定とは、マイクロソフトが提供しているWordやExcelといった、Microsoft Office関連ソフトの操作スキルに関する検定で、正式名称は「マイクロソフト オフィス スペシャリスト」です。

MOS検定は、Word(文書作成ソフト)、Excel(表計算ソフト)、PowerPoint(プレゼンテーションソフト)、Access(データベース管理ソフト)、Outlook(電子メール・情報管理ソフト)と、ソフト別に実施されています。また、WordとExcelに関しては、一般レベルと上級レベルの2種があります。

2.ビジネス実務法務検定

ビジネス実務法務検定は、東京商工会議所が主催している検定試験です。
営業職といえども、仕事をする上では、ある程度の法律知識が必要です。知らず知らずのうちに法に抵触することがないよう、ビジネスにおいて必要となる法律知識を身に付けておくことはメリットがあります。

1~3級までの難度があり、3級は基礎的な知識、2級は弁護士への相談などが行える程度の知識、1級は自分自身である程度の判断が行える知識を試験範囲としています。

3.ITパスポート試験

ITパスポート試験は、全ての社会人に向けたIT関連の国家試験です。IT企業に勤めている人や、IT関連の仕事をしている人でなくても、パソコンやインターネットを使用して仕事をしている人は、取得しておくといいでしょう。

ITに関する正しい知識を身に付けておくことは、現代の社会人としての基礎的な素養として必須です。自分の知識を見つめ直すためにも、ITパスポート試験が役立ちます。

顧客に寄り添うために役立つ4つの資格

営業は、顧客ありきの仕事です。顧客に寄り添い、信頼を勝ち取ることも営業成績を上げるために大切なことのひとつといえるでしょう。
そこで、顧客に寄り添うために役立つ4つの資格をご紹介します。

1.中小企業診断士

中小企業の経営に関するアドバイスを行うのが、中小企業診断士です。中小企業経営者相手の営業を行っている場合、中小企業診断士の資格を取得することで、信頼を得やすくなると考えられます。

また、資格を取っておくことで、企業経営者が直面している問題に対して、専門家の立場から具体的なアドバイスができるようになります。そうなれば、より密接な関係を築いていけるでしょう。

2.MBA(経営学修士)

MBAは、資格ではなく学位です。経営学の大学院修士課程を修了することで取得できます。
MBAを取得するまでに学ぶことの中に、経営実務に関する内容が多く含まれており、実際に経営を行う上で役立つ知識が学べます。
中小企業経営者などを相手に営業を行う上では、MBAの取得で得た知識が役立つでしょう。

3.ファイナンシャルプランナー関連資格

ファイナンシャルプランナーとは、個人資産に関する専門家で、社会保障や保険、税金、相続、不動産売買など、人が暮らす中で起こる様々なお金の問題に関するスペシャリストです。
不動産販売や保険営業、銀行営業などの仕事をする上では、ファイナンシャルプランナーに関連する資格取得をおすすめします。
資格には、国家資格の「ファイナンシャル・プランニング技能士」、民間資格の「AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)資格」「CFP(サーティファイド ファイナンシャル プランナー)資格」があります。これらの資格を保有して、顧客のライフプランや資金シミュレーションを立てられるようになることは大きなメリットになるでしょう。

4.消費生活アドバイザー

消費生活アドバイザーは、企業と消費者の架け橋となるための資格です。消費生活アドバイザー資格を取ることで、企業目線ではなく消費者目線で考えられるようになり、消費者理解をより深めることができるでしょう。
また、消費者からの苦情などがあった場合も、消費生活アドバイザーとして適切な対応がとれるようになります。

営業としてのキャリアアップを目指すには?

資格の取得は、営業としてのキャリアアップやスキルアップに役立ちます。しかし、ただ闇雲に関連資格を取得すればいいというものではありません。
資格取得を目指すときは、まず、何のためにその資格を取ろうと思っているのかを整理します。自分の営業スタイルを鑑みた上で、本当に必要な資格の取得を目指しましょう。

なお、前述までに紹介した資格の中で、中小企業診断士やTOEIC、宅地建物取引士などは、保有することで昇給や昇進、キャリアアップ転職も狙える資格です。
このような資格は、特に目標を見据えやすいものですから、該当の業界で働いている方や転職を目指している方は、ぜひチャレンジしてみてください。

なお、営業としてのキャリアアップのために転職を目指す場合は、在職中に関連資格を取得したり、転職エージェントに相談したりして、準備を進めましょう。
転職は慌てると失敗につながりやすくなるため、今の仕事を続けたまま資格を取得して、より良い条件の会社を探すのが基本です。

自分に合った関連資格の取得を目指そう

営業におすすめの資格には、営業職に特化した資格や、その他の業務でも役立つ資格、顧客のために活用できる資格など様々あります。自分の仕事や目指している営業スタイルに合った資格を選びましょう。

紹介した資格を保有していて、現在の仕事では資格を活かしきれていない場合は、マイナビエージェントにご相談ください。キャリアアドバイザーがヒアリングを基に、ご自身のスキルや保有資格、キャリアに適した企業をご紹介します。

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マイナビエージェント編集部

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