転職成功につながる不動産営業のための志望動機|求人・転職エージェント

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更新日:2022/05/12

営業職

転職成功につながる不動産営業のための志望動機

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営業職の中でも、不動産営業は取引額の大きさや規模がとても大きく、また一戸建て住宅の販売から大規模開発に伴う取引きまで、業務の幅が広いのが特徴です。

そこで、不動産営業への転職を目指すために必要な知識として、仕事内容から求められるスキルや能力、志望動機の書き方まで、具体的な例文と併せてご紹介します。

目次

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不動産営業の志望動機の書き方

志望動機における一番のポイントは、この会社で働きたいという意欲や、自分のアピールポイントを読み手にうまく伝えられるかという点です。そのために、志望動機を書く前には、次の点についてしっかり準備しておきましょう。

<志望動機を書く前に準備すること>

  • 応募する企業について徹底的に研究をしておく
  • 自分のキャリアの棚卸をして、アピールできる経験や資格を洗い出しておく
  • 自分がどのようにして企業に貢献できるのかを、できるだけエピソードを交えて簡潔に書けるようにまとめておく

不動産営業は、営業職の中でもとりわけ実力主義のカラーが強いといわれています。それだけに、年齢が高くても、未経験でも、実力を認められれば採用される可能性が高い仕事のひとつです。志望動機を書く際には、その点を踏まえて準備を整えましょう。

悪い志望動機の例

次に、不動産営業の志望動機を書く際の、悪い例をチェックしておきましょう。

志望する企業の仕事内容と志望動機がマッチしていない

不動産営業は、会社や部門によって扱う案件が大きく異なります。個人への住宅販売がメインの会社への志望動機に「街の再開発など、大規模な仕事に関わっていきたい」と書くのは多くの場合的外れとなってしまいます。

労働条件の良さが志望の理由になっている

不動産営業は基本給与に歩合制がプラスされているケースも多く、実力によっては高年収を獲得できる点を魅力に感じて転職を志す人は少なくありません。

しかし、それをメインの志望動機としてしまうと、成績が上がらなかったり、会社の経営が思わしくなかったりした場合には、離職のリスクが高いと判断されてしまいます。

他にも、以下のような志望動機を書くことは避けましょう。

  • 参考文例をそのままコピーしたような漠然とした志望動機
  • 不自然なまでに応募企業をほめ称える内容
  • 過剰な印象を与える自己アピール
  • 前職の退職理由をネガティブに書いたもの

【ケース別】志望動機の書き方例文

志望動機は、これまで同じ業界だったか、営業の経験があるかどうかなど、求職者ごとに書き方は変わります。ここでは、いくつかのケースに分けて、志望動機の例文をご紹介します。

※以下で紹介する書き方例文は、あくまでも一例です。あなたにとって最適な志望動機は、転職エージェントと相談して考えるのが良いでしょう。無料の転職相談はこちらから!

ケース1.不動産業界も営業も未経験の場合
「飲食店店長」から「不動産営業」

私は◯◯の近くに住んでおり、御社の◯◯再開発プロジェクトを建設段階から見てきました。

完成後◯◯億円という経済効果を生んでいること、また、東京オリンピックを見据えて他に◯◯プロジェクトにも着手していることなどから、御社の経営方針に魅力を感じ、志望させていただきました。

不動産業界での経験はありませんが、前職ではファストフードの店長という立場で、地域のイベントなどにも積極的に関わるなど、地域密着を徹底して、前年比120%増の売上目標を達成することができました。

御社でもこうした経験を踏まえ、地域の活性化につながるプロジェクトで貢献していきたいと考えています。


<ここがポイント>
この会社を志望した理由が、数字を挙げて明確に示されており、また、営業経験はないながらも、不動産営業に活かせる経験があることがアピールできています。

ケース2.不動産業界で営業経験がある場合
「不動産営業」から「不動産営業」

前職では、宅建主任の資格も取得し、個人向け不動産売買の仲介業務を担当しておりました。そこでは、売り物件の開拓から購入者を見つけて契約するまでの全てに関わり、年間で◯◯億円を売り上げ、営業所では1位の成績となりました。

転職の理由は、今後は業務の幅を広げてビジネス層へ不動産を提案する業務がしたいと考えたためです。前職で身に付けた接客や不動産に対する知識を活かして、貴社の売上に貢献していきたいと考えております。


<ここがポイント>
宅建主任資格を取得していることや、前職での実績を具体的な数字を挙げてアピールし、即戦力として働ける点を印象付けています。

不動産営業ってどんな仕事?

一口に不動産営業といっても不動産業界の業務は幅広いため、多種多様な営業職が存在します。たとえば、不動産業界には以下のような業種があり、それぞれ営業職が必要とされているのです。

<不動産業界にある業種>

  • デベロッパー:商業施設などを開発し、販売する
  • ハウスメーカー・住宅販売会社:建売住宅や注文住宅を建設、販売する
  • 不動産賃貸仲介・管理会社:アパートやマンション、貸家などの賃貸物件や土地の売買、物件を管理する
  • 不動産コンサルティング:不動産所有者を対象に、不動産を収益に結び付けるための活用方法についてアドバイスを行う
  • 論理的に考え、わかりやすくプレゼンテーションをする能力

不動産営業の仕事内容とは?

前述したように、不動産業界の業種は様々あるため、それに合わせて不動産営業職の仕事内容も多岐にわたります。以下に、主な不動産営業の仕事内容をご紹介します。

居住用不動産売買営業

居住用不動産売買営業は、新築や中古を問わず、居住用の不動産(戸建て住宅・マンション・土地)の売買に関わる仕事をします。

他の業界の営業のイメージからすると、すでに存在する物件を必要な人にセールスする仕事だけだと思われがちですが、売りに出されていない物件を発掘して販売に結び付ける仕事も大きな割合を占めます。

物件の販売を行う場合には、契約から住宅ローンの手続き、引き渡しまでを一貫して営業職がサポートします。

投資用不動産売買営業

投資用不動産売買営業の多くが、投資用マンションを中心とした不動産の販売に関わる仕事をします。投資用マンションの販売を行う場合は、電話や飛び込み営業がメインとなります。

また、マンションの個別の部屋だけではなく、アパート1棟や商業ビル1棟などの売買を行う営業もあります。

賃貸営業

賃貸営業とは、マンション、アパート、戸建て、店舗、オフィスなどの賃貸に関わる仕事をします。借りたい人に物件を紹介する「客付け」と、大家から物件を預かり管理をする「元付け」が主な仕事となります

不動産買取営業/用地仕入れ営業

不動産買取営業や用地仕入れ営業は、用地の仕入れや投資用不動産のためのアパート・建物の1棟買いなど、不動産を売るのではなく、買う営業です。

買うのであれば売るよりは楽といったイメージもありますが、良い物件を見つけ、利益が出るように価格交渉などをシビアに行う必要があり、まさに不動産営業としての実力が試される仕事です。

地上げ営業

デベロッパーなどが地域再開発を手掛ける場合に、対象エリアに住んでいる住人や権利者と交渉を行い、不動産を買い取って円滑に立ち退きをしてもらう仕事です。非常にタフな交渉力と精神力が必要とされています。

不動産営業で求められるスキル

不動産営業で共通して求められるスキルには、次のようなものがあります。

交渉力

不動産営業では、あらゆる場面でタフな交渉が求められるため、交渉力は欠かせない要素といえます。

また、個人の住宅の場合など、顧客の要望に100%沿う物件があることは極めてまれです。要望に満たない要素があったとき、顧客への伝え方ひとつで納得してもらえる場合もあれば、クレームに発展してしまう場合もあります。

こうしたケースでは、言葉選びのセンスがあると交渉がスムーズに運びます。

強いメンタル

不動産営業ではノルマが設けられるケースが多く、さらに、扱う金額が大きい分、クレーム等の対処も日常茶飯事です。そのため、メンタルの強さは、営業職の能力として重要です。

語学力

最近では、不動産業界でもグローバルな取引きが増加しています。そのため、語学力を備えていれば、職種によっては転職の際に強いアピールポイントになります。

不動産営業では「基本給+歩合給」という企業が多く、他の業界に比べて高い水準の平均年収を獲得することができるというメリットがあります。まさに、やる気と実力のある人にとっては、チャレンジのしがいがある職種です。

不動産営業向けの応募書類づくりにはマイナビエージェントをご利用ください

不動産営業には様々な職種があり、職種ごとにアピールするポイントも異なります。そのため、業界研究や企業研究、そして自分のキャリアの棚卸をして内定が勝ち取れる応募書類を作る必要があります。

マイナビエージェントでは、業界事業に精通した専任のキャリアアドバイザーが、豊富な経験を基に内定が取れる書類づくりをアドバイスしています。転職の際には、ぜひマイナビエージェントの転職支援サーボスをご利用ください。

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執筆・編集

藤木 真太郎

不動産・建設業界領域を中心にキャリアアドバイザー歴7年。前職である不動産業界での経験を生かし、最適な企業紹介や提案を実践。

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