収入を増やす!女性のキャリアアップや転職の秘訣&おすすめ職種5選|求人・転職エージェント

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更新日:2023/10/19

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収入を増やす!女性のキャリアアップや転職の秘訣&おすすめ職種5選

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この記事のまとめ

  • 収入を増やすには、まずはキャリアアップと転職のどちらが自分に合っているかを検討することが大切。
  • キャリアアップによって収入を増やすのであれば、具体的にプランを立てて計画的に行動する必要がある。
  • 転職で収入を増やす場合は、すでに女性が活躍している会社を見極めることが重要。

現在の自分の年収は周囲と比べてどの程度なのかが気になる女性は多いでしょう。また、どうすれば収入を増やせるのかが分からずに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、女性の平均年収やキャリアアップ・転職を通じて収入を増やすためのポイントについて解説します。転職で収入を増やしたい方へ向けておすすめの職種も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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収入アップを目指す前に!知っておきたい女性の平均年収や費用事情

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収入を増やすためのポイントを知る前に、世間の事情を押さえておきましょう。ここでは、女性の平均年収を紹介します。

また、「自分は高年収を目指す必要があるのか」を考えるうえでの検討材料もまとめました。収入を増やすためにいますぐ行動するべきか悩んでいる方も、まずはご一読ください。

女性の平均年収はどれくらい?

国税庁が発表している「民間給与実態統計調査(令和3年分)」より、女性の平均年収を下表にまとめました。

令和2 令和3
平均年収 292.6万円 302万円
平均年齢 46.7歳 46.8歳
平均勤続年数 10.1年 10.4年


令和3年の平均年収は前年に比べると3.2%アップしており、過去のデータと比較しても大きく伸びた結果となりました。平均年齢や平均勤続年数には大きな差がないため、立場にかかわらず全体的に平均年収が伸び調子にあると推察されます。また雇用形態別に見ると、正社員が389万円であるのに対して、正社員以外は162万円という結果となっています。

なお男性の平均年収は545万円で、前年からの伸び率は2.5%です。男性の年収も例年に比べて大きく伸びているため、令和2年から令和3年にかけては社会全体が年収アップ傾向にあったと考えられます。

支出を考えると収入は不足している?

総務省の「家計調査 2022年(令和4年)平均」によると、総世帯を対象とした収入と支出の差は以下のとおりです。

1世帯あたりの月平均額 前年比
実収入 53万5,177 ・実質:-0.6
・名目:+2.4
消費支出 24万4,231 ・実質:+0.9
・名目:+3.9


「実質」は物価変動の影響を含まない割合、「名目」は実際の金額上昇(もしくは下落)率です。いずれにしても、収入の伸び率が支出の伸び率に追いついていないことが分かります。

以上の統計から、家計に余裕を持ったり、今後のライフイベントに備えたりするために「収入を増やしたい」と考える方は、女性に限らず多くいると考えられるでしょう。

女性がキャリアアップで収入を増やすための3つのポイント

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ここでは、女性がキャリアアップで収入を増やすためポイントを3つ紹介します。ただし、キャリアアップは勤め先の昇進制度に大きく影響されます。ここで紹介するポイントを実行するとともに、昇進制度に沿った計画的なアクションを練りましょう。

具体的な将来のプランを考える

キャリアアップのために取るべき行動を具体化すべく、まずは収入を増やしたい理由を深掘りしましょう。たとえば「老後資金を蓄えるため」や「マイホームを購入するため」なのであれば、いつまでにいくらの貯金が必要であるかを人生プランに沿って考えます。

こうして目指すゴールを明確にすると、「○年間で○円を貯蓄する必要があるので、○年までの昇進を目標にする」といった具体的なアクションプランを立てられるようになるでしょう。なおプランを立てるときには、アクションを実行するうえで心配な懸念点まで洗い出せるとより実現性を高められます。

ロールモデルを見つける

キャリアアップを目指すときには、ロールモデルを見つけられるとプランの具体化がより進むでしょう。ロールモデルとは、「自分も将来的にああなりたい」と思える人物を指します。

できれば社内、そうでなくても同職種で自分が目指すキャリアを築いている同性をロールモデルにできれば、キャリアアップの参考にしやすいでしょう。現在の自分とのギャップを観察するほか、仕事において大切にしていることを直接聞いてみるのもおすすめです。

資格取得は選抜する

収入アップのために資格の取得は有効です。しかし手当たりしだいに資格の取得を目指すのではなく、必要な資格に狙いを定めて学習に励むことをおすすめします。勤務先の規定により資格手当が支給されるのであれば、まずは指定の資格取得を目指しましょう。

次に、キャリアアップに有用な資格を選抜します。上司が保有している資格を参考にするほか、管理部門を目指すうえで役立つといわれる以下の資格取得も検討してみましょう。

  • 日商簿記検定
  • TOEIC
  • 社会保険労務士
  • ビジネス実務法務検定試験
  • ファイナンシャル・プランナー
  • 衛生管理者
  • 税理士
  • 行政書士
  • 公認会計士
  • 中小企業診断士 など

女性が転職をして収入を増やす5つのポイント

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収入を増やすために転職を検討している女性は、ここで紹介する5つのポイントに沿って転職先を探すのがおすすめです。中には求人票を確認するだけでは分からない情報もあります。転職先を探す際には会社のWebサイトの閲覧や転職エージェントの活用など、さまざまな方法でリサーチするように心掛けましょう。

スキルや実績を評価してくれる会社を選ぶ

転職先を探す際には、スキルや実績などに対する評価制度が整っている会社を選びましょう。評価制度が明確でない場合、上司の裁量をはじめ定性的な評価が優先されやすく、実力に見合ったキャリアを築けない恐れがあります。

たとえば求人票に「昇進制度あり」と記載されていたとしても、評価時期やルールなどの詳細がないようであれば注意が必要です。面接の際に「積極的に昇進を目指したいと考えている」と意欲を示したうえで、制度の仕組みを詳しく確認するとよいでしょう。

男女の格差がない職場環境の会社を選ぶ

性別に関係なく活躍できる会社を選ぶことも大切です。見極め方としては、定量的な評価制度の有無を確認しましょう。数値化されたデータを基に客観的な評価を下してくれる企業であれば目標設定がしやすく、自分の努力や成果が年収アップにつながります。

また福利厚生や社風を確認し、ワークライフバランスを尊重した会社であるかも推察するとよいでしょう。女性の活躍推進に取り組んでいると厚生労働省から認められた会社だけが受けられる「えるぼし認定」の有無もひとつの目安です。

女性の役職登用がある会社を選ぶ

実際に女性が活躍している会社であるかを見極めるには、女性の役職登用数を確認するのがおすすめです。ただしリサーチの際には、管理職比率だけに注目することは避けましょう。男性社員よりも女性社員数が少ない場合、比率がある程度偏るためです。

性別ごとの社員数と勤続年数も確認し、管理職比率と照らし合わせることで女性が活躍しやすい会社であるかを見極められます。

女性の強みを活かす方法もある

女性ならではの強みを活かせる会社や職種を選ぶのもひとつの方法です。一般的に女性が優れているといわれるのは、視覚や嗅覚などの五感です。特に色彩感覚は女性が発達しやすい傾向にあるため、デザイナーやカラーコーディネーターはスキルを活かして活躍しやすいでしょう。

そのほか、女性向けの化粧品会社やファッション会社などターゲット層が女性である会社もニーズを把握しやすくおすすめです。

会社員という枠に捉われない

収入を増やすうえでは、会社員という働き方以外も模索する方法もあります。たとえばフリーランスであれば成果報酬型であるケースも多いため、働き方次第では会社員よりも収入を伸ばせるでしょう。

ただし、会社員よりもフリーランスのほうが稼ぎやすい方がいれば、反対の方もいるなどどのような働き方が向いているかは人によって異なります。自分にマッチする道をなかなか決められないときは、転職のプロであるマイナビエージェントに相談してみましょう。

女性が転職で収入を増やすなら!おすすめの職種5選

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収入アップを目指して転職するのであれば、女性の平均年収が高い職種をチェックしましょう。ただし、転職先選びは年収がすべてではありません。自分の人生プランに合った職種を選ぶことを大前提としつつ、異業種へのチャレンジもぜひ検討してみてください。

なお、掲載している平均年収は、マイナビエージェントの「職種別平均年収ランキング【2020年版】」によります。

システムエンジニア

システムエンジニアとは、システム開発を担うIT職種です。プログラミングをする前段階の工程(クライアントへのヒアリング、提案、システム設計など)がメイン業務ですが、会社によってはプログラマーの業務も兼任します。

全体平均年収 455万円
女性平均年収 ・20代:482万円
・30代:350万円
男性平均年収 ・20代:418万円
・30代:532万円


実力主義の傾向にあり、経験年数に比例して年収が上がりやすいのが特徴です。

Webデザイナー

Webデザイナーとは、Webサイトのデザインに携わる職種です。クライアントの要望に応じてデザインをしますが、Webサイトの目的上、多くはデザイン性だけでなくユーザビリティーに優れたデザインが求められます。

また考えたデザインをサイト上に反映させるため、コーディングやプログラミングといったIT知識も必要です。

全体平均年収 352万円
女性平均年収 ・20代:309万円
・30代:296万円
男性平均年収 ・20代:319万円
・30代:413万円


Webデザイナーの年収アップをかなえるためには、デザインスキルだけでなく、IT知識や技術を磨くとよいでしょう。

会計士

会計士は監査と会計の専門家として、お金にまつわるさまざまな業務に携わります。企業が決算で提出する「財務諸表」が正しいかをチェックする「監査業務」は、会計士の独占業務です。そのほか、税務業務や会計業務、経営のコンサルティングなども行います。

全体平均年収 654万円
女性平均年収 ・20代:433万円
・30代:825万円
男性平均年収 ・20代:400万円
・30代:563万円


会計士の平均年収は20代から男女ともに400万円を超えており、高年収の職種といえます。また、キャリアの自由度が高く、知識や経験を積むことで独立も目指せるでしょう。

プリセールス

プリセールスは、IT知識を活かして営業をサポートする職種です。営業担当者に同行し、自社のシステムや製品に関する専門的な説明と質疑応答を担当します。そのため、ITの専門知識だけでなく、コミュニケーション力や提案力も求められるでしょう。

全体平均年収 599万円
女性平均年収 ・20代:380万円
・30代:480万円
男性平均年収 ・20代:350万円
・30代:588万円


プリセールスは幅広いスキルを必要とするため、自分の得意不得意を理解したうえでスキルを磨いていくことが年収アップにつながります

MR

MR(医薬情報担当者)は製薬会社などに勤務し、医療従事者に対して自社の医薬品に関する効果やリスクといった情報を提供します。「医療の世界の営業担当」とも呼ばれますが、あくまで情報提供が主な仕事です。一般的な営業職とは違い、販売や価格交渉などを直接行うことはありません。

全体平均年収 626万円
女性平均年収 ・20代:466万円
・30代:517万円
男性平均年収 ・20代:479万円
・30代:696万円


MRは他の業界の営業と比べても給与水準が高く、専門性が求められる職種です。資格取得などをとおして、取り扱う医薬品や医療に関する幅広い知識を身につけることで活躍の場を広げましょう

マイナビエージェントは転職で収入アップを目指す女性をサポート!

収入を増やすために転職活動をしているのであれば、マイナビエージェントへぜひご相談ください。転職市場に精通したキャリアアドバイザーが、あなたの経験やスキルを活かせ、かつ高年収をかなえられる転職先をご紹介します。

また、応募先企業への年収交渉も代行します。「選考でお金の話をしにくい」「うまく交渉できる自信がない」などとお悩みの方は、マイナビエージェントをご活用ください。

まとめ

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収入を増やす具体的な方法は、男性であっても女性であってもキャリアアップか転職の2択が一般的です。しかしいずれにしても、情報収集を徹底したうえで計画的な行動を心掛けることが大切です。

どのように転職先を探せばよいのかが分からない、転職で本当に年収アップができるか不安といった方は、マイナビエージェントをご活用ください。担当のキャリアアドバイザーが、親身に寄り添って転職を成功に導くサポートをいたします。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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