【例文あり】職務経歴書にアルバイト経験は書く?効果的な書き方を紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2024/02/29

職務経歴書

【例文あり】職務経歴書にアルバイト経験は書く?効果的な書き方を紹介

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この記事のまとめ

  • アルバイトも職務経験のひとつであり、長期間働いていたときや応募先企業で働くうえで役立つスキルを習得するのに役立ったときは職務経歴書に記載するとよい。
  • 職務経歴書にアルバイト経験を記載する際は、アルバイトとして働いてきたことを示しつつ、担当していた具体的な業務内容とそこで培ったスキルを含めることが大切。
  • 就業期間が3ヵ月に満たないものなど、ケースによっては職務経歴書にアルバイト経験を記載しないほうがよいこともある点に注意が必要。

転職活動を行う際は、応募先企業から応募書類のひとつとして職務経歴書の提出を求められることが一般的です。職務経歴書はこれまでの職歴を詳細に記した書類ですが、アルバイト経験を記載してもよいのか迷っている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、職務経歴書にアルバイト経験を含める必要があるのか、どのような内容を記せばよいのかを解説します。応募先企業に自分のスキルや経験をアピールするためにも、基本的な書き方をマスターしておきましょう。

目次

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アルバイト経験を職務経歴書に書く4つのケース

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職務経歴書にアルバイト経験を記すかどうかは、状況によって異なります。ここでは、どのようなときにアルバイト経験を記すとよいかを詳しく見ていきましょう。下記で紹介する4つの条件のうち、いずれかに該当する場合は職務経歴書に記載することをおすすめします。アルバイト経験も職歴であることを覚えておきましょう。

1.転職先で活かせる経験・スキルがある場合

アルバイトによって得た経験やスキルが応募先企業で働くうえで役立つのであれば、アピール材料のひとつになります。アルバイトで事務員として働いていた方が、正社員の事務職に応募する場合などが該当します。

応募先企業の採用担当者は、応募者のスキルや経験が自社で求めている人材の特徴に合致しているかどうかで採用の合否を判断するのが一般的です。そのため、アルバイトを通じて専門的なスキルを習得したときや資格を取得したときは職務経歴書を通じて積極的にアピールしましょう。

アルバイト先でマネジメントや新人教育に携わっていたなど、転職先の仕事にも役立つ業務に従事していた場合も職務経歴書に記すことをおすすめします。

2.雇用保険に加入していた場合

フルタイムに近い働き方をしていたときなど、雇用保険に加入していた場合も職務経歴書に記します。雇用保険の加入状況で、それまでにどこの企業で働いていたのかが分かるためです。

雇用保険の履歴から企業への在籍状況が分かるのにもかかわらず、職務経歴書に具体的な職歴を記載していないと「何か知られたくないことがあるのではないだろうか」と思われる可能性があります。採用担当者に余計な不安を与えないためにも、雇用保険に加入していた企業での経験は職務経歴書に漏れなく記載しましょう。

3.長期間働いていた場合

ひとつの職場で長期間働いていたときも、職務経歴書に記します。おおむね1年以上在籍していたかどうかを目安にするとよいでしょう。

長期間働いていた場合、経験を通じて一定のスキルを習得していると考えられます。そのため、培った経験を武器にして転職活動を進めるのがおすすめです。長期間働いていたアルバイト経験を記載しないと、その部分がブランクになってしまいます。ブランクがあると転職活動で不利になるため、きちんと職務経歴書に記入しましょう。

4.アルバイトの経験しかない場合

これまでアルバイトで生計を立てていた場合も、その経験をアピールすることが大切です。職務経歴がアルバイトのみの場合は、その経験を記さなければ「職歴なし」と扱われて選考時に不利になってしまいかねません。

アルバイトも職歴のひとつです。自分がアルバイト経験を通じてどのような仕事を担当したのかを振り返り、転職後に活かせそうな経験やスキルとセットでアピールしましょう。

職務経歴書が果たす役割

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転職活動において、職務経歴書はどのような役割を果たすのでしょうか。応募先企業に自分を魅力的な人材としてアピールするためには、職務経歴書の役割を理解したうえで作成することが大切です。ここでは、応募先企業に対して職務経歴書を提出する主要な目的を2つ紹介します。

応募者の強みをアピールする

職務経歴書には、応募者にどのような強みがあるのかをアピールする役割があります

企業側の採用担当者は、多くの応募者の中から自社が求める条件に合った人材を選ぶために職務履歴書を活用します。職務経歴書を通じて強みをうまくアピールできなければ、採用にはいたらないでしょう。書類選考を通過して面接に進むには、職務経歴書を見た採用担当者が「この応募者と会ってみたい」と思うような内容に仕上げることが大切です。

経験と実績をアピールする

在籍していた企業や担当した職務の具体的な内容、実績などをアピールするのも職務経歴書の役割です。

採用担当者は、職務経歴書に記載してある内容から応募者がどの程度のスキルを有しているのか、自社で即戦力として活躍してくれそうなのかを判断します。したがって職務経歴書には業務経験や実績を数値化して盛り込み、自分のスキルレベルを客観的に分かるようにすることがポイントです。

アルバイト経験を職務経歴書に書くときに盛り込みたいこと

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自分のアルバイト経験を職務経歴書に盛り込むときは、どのようなことを記せばよいのでしょうか。ここでは、職務経歴書を作成するときに言及したい3つの要素と目立たせたいポイントを紹介します。職務経歴書の作成方法で迷っている方は、この機会に確認しておきましょう。

アルバイトとして就業していたこと

職務経歴書には、雇用形態がアルバイトであると明確に記すことが大切です。会社情報を書くときに「アルバイトとして勤務」などと明記し、正規雇用ではなかったことを示しましょう。

選考においては、雇用形態よりも応募者のスキルや実績が重要視されます。しかしアルバイトであることを明記していないと、「あえて書いていないのではないか」と思われる可能性があります。自分のスキルや経験とは関係ないところで評価を下げるリスクを減らすためにも、アルバイトとしての職務経歴はきちんと記すことが大切です。

担当していた具体的な業務内容

職務経歴書は自分の経験を伝えるものであるため、担当していた具体的な業務内容を明確に記しましょう。業務内容に言及するときは、成果を出すために意識したことや工夫したことなどに触れるのがおすすめです。

単純にどのような業務を担当していたかだけでなく、上記の情報を盛り込むと採用担当者に自身のことをより明確に伝えられるようになります。後述する成果やスキルとセットで盛り込めば、より効果的なものに仕上がるでしょう。

上げた成果と応募先で活かせるスキル

これまでに担当した仕事でどのような成果を上げたか、応募先企業で活かせるスキルは何かを伝えるのも職務経歴書の役割です。「Webマーケティングの一環として自社サイトのSEOに取り組み、3ヵ月間でPV数を2倍に伸ばした」など、成果を数値化して具体的に言及できると効果的といえるでしょう。

応募先企業の業務で活かせるスキルも忘れずに盛り込みます。業務内容・成果・スキルの3つをセットにすることで、自身をより効果的にアピールできるようになるでしょう。応募先企業の仕事で活かせるスキルを培うのに役立ったのであれば、アルバイトも貴重な経験といえます。

職務経歴書に書かないほうがよいアルバイト経験もある

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アルバイトも貴重な職務経験であるとはいえ、内容によっては書かないほうがよいものもあります。ここでは、職務経歴書に書かないほうがよいアルバイトの例を見ていきましょう。下記で紹介する2つの条件に該当するものは、記入することでマイナスになる点に注意が必要です。

就業期間が短いもの

短期のアルバイトなど、就業期間が数日~1ヵ月程度などの短いものは記載しないほうがよいでしょう。就業期間が短いアルバイトを複数記載すると、採用担当者に「何かあったらすぐに辞めるのではないか」と思われる可能性があるためです。短期間のアルバイトを通じて、応募先企業の仕事で役立つ十分なスキルを習得できることも考えにくいといえます。

職務経歴書に記載するか迷ったときは、3ヵ月以上の就業経験があるかをひとつの目安にするとよいでしょう。短期間のアルバイトを記載せずに職歴にブランクができたときは、面接で聞かれることがあります。そのようなときは、アルバイトをして生計を立てていたことをそのまま伝えるのがおすすめです。

応募先企業の仕事と関係性がないもの

応募先企業で活かせるスキルを習得できなかったときや、共通点が少ないときは職務経歴書に書かない選択肢もあります。ただし、長期間働いていた場合や応募先企業から職歴を漏れなく記載するように指示があった場合など、書かなければならないケースもある点に注意しましょう。

アルバイト経験を職務経歴書に記すか迷ったときは、「その経験を書くと自分を魅力的にアピールできるか」を考えることをおすすめします。

アルバイトを含む職務経歴書の例文を紹介

アルバイト経験を職務経歴書に盛り込むときは、どのように記載すればよいのでしょうか。以下で例文を紹介します。職務経歴・経験・スキルを記載する部分をピックアップして紹介するため、参考にしつつオリジナルの職務経歴書を作成しましょう。

【例文】

・職務経歴
株式会社○○○○(○○○○年○○月~現在)
事業内容:情報通信業(ソフトウェア開発)
上場区分:東証プライム
従業員数:○○○○人
資本金:○○円
売り上げ:○○円
雇用形態:アルバイト

・職務内容
開発スタッフのアシスタント
デバッグ作業

・活かせるスキル
Pythonを使用したプログラミング

・自己PR
アシスタントとして働く傍らPythonを利用したプログラミングについて学習し、「Python 3 エンジニア認定実践試験」に合格しました。


上記のようにアルバイトとして働いていたことを示しつつ、どのような業務を担当して何のスキルを習得したかを記します。続く部分で取得した資格や自己PRに言及し、アルバイト経験を転職後の業務に活かせることをアピールしましょう。

効果的な職務経歴書を作成するためのコツ

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自分のスキルや経験をより効果的にアピールできる職務経歴書を作成するコツを詳しくチェックしていきましょう。職務経歴書の作成が思うように進まず悩んでいる方は、ここで紹介する2つのコツを押さえることをおすすめします。あらかじめ必要な情報を整理することで、職務経歴書を作成しやすくなります。

書く前にこれまでのキャリアを棚卸しする

まずはこれまでのキャリアを振り返ることから始めましょう。在籍していた企業や担当した業務の内容、これまでに培ったスキル、取得したスキルを一度書き出します。

次の段階として、応募先企業で担当する仕事内容と求められるスキルを可視化しましょう。前の手順で書き出したこれまでのキャリアと照らし合わせて、何をメインでアピールすると効果的かを考えます。

上記の手順で考えることで、職務経歴書を書くときの軸となるポイントが決まります。書くことが決まったら、内容を職務要約・職務経歴・職務内容・自己PRの4つに落とし込んで完成です。

転職エージェントの添削を受ける

職務経歴書をうまく作成できない、書類選考を通過できないと悩んでいるのであれば、早い段階で転職エージェントに相談することをおすすめします。

転職エージェントに登録すると、転職のプロであるキャリアアドバイザーに職務経歴書を添削してもらえます。応募先企業に合わせて何をアピールすれば効果的なのかをアドバイスしてもらえるため、より書類選考率を上げられるでしょう。

また、転職エージェントを利用すると求人紹介や面接対策などのサポートも受けられます。より有利に転職活動を進めることにもつながるため、積極的に活用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

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職務経歴書にアルバイト経験を記すかは、ケース・バイ・ケースといえます。応募先企業で働くうえで役立つスキルや経験をアピールできるのであれば、記したほうがよいでしょう。短期間しか働いていないときなど、記入しないほうがよいときもあります。

職務経歴書の書き方で悩んだときは、早めに転職エージェントに相談するのがおすすめです。マイナビエージェントでも職務経歴書を含めた応募書類の添削サービスを実施しています。併せて一人ひとりのスキルや経験を活かせる転職先を紹介しているため、ぜひご相談ください。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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