第二新卒が転職エージェントに登録するメリットは?選び方や利用の流れを解説|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2023/10/06

第二新卒

第二新卒が転職エージェントに登録するメリットは?選び方や利用の流れを解説

dainishinsotsu_424.jpg

この記事のまとめ

  • 転職活動をサポートしてくれる転職エージェントの利用は、転職初心者である第二新卒にとってメリットが大きい。
  • 転職エージェントを利用すると内定獲得率を上げられるだけでなく、入社後のミスマッチも避けやすい。
  • 転職エージェントのメリットを最大限活用するには、複数社の併用と担当キャリアアドバイザーとの相性の見極めが肝心。

新卒入社から数年以内に転職活動をする「第二新卒」は、企業からの採用ニーズが比較的高い人材だといわれます。それだけに「転職エージェントから求人を紹介してもらわなくても、自分の力だけで簡単に転職できる」と考えている方もいるでしょう。

しかし転職エージェントのサービスは、求人の紹介だけではありません。応募書類の添削や面接対策、選考スケジュールの調整、内定後の条件交渉など転職活動の全般にわたってサポートを受けられるため、ひとりで転職活動を進めることに不安を抱いている方は利用を検討してはいかがでしょうか。

この記事では、第二新卒が転職エージェントを利用するメリットを解説します。転職エージェントを選ぶコツや利用時の流れもまとめているので、転職活動を効率よく進めたい方はぜひご一読ください。

目次

第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント

第二新卒が転職エージェントを活用する6つのメリット

dainishinsotsu_424_1.jpg

転職エージェントとはいったいどのようなサービスなのかがよく分からない方もいるでしょう。ここでは、第二新卒が転職エージェントを利用するメリットを6つ解説します。ひとつでも魅力に感じるようであれば、転職エージェントを試してみる価値はあるでしょう。

無料で利用できる

転職エージェントは、人材を求める企業と転職したい方とを結びつけるサービスです。マッチングが成立すると成功報酬として企業から紹介料が支払われる仕組みのため、求職者は転職エージェントが提供しているサービスをすべて無料で利用できます。登録や転職の悩み相談はもちろんのこと、応募書類の添削や模擬面接など内定獲得率を上げられるサービスも無料です。

転職エージェントから紹介してもらった企業への転職が決まっても、求職者が料金を支払うことは一切ありません。

非公開求人を紹介してもらえる

転職エージェントに登録すると、転職サイトや求人誌などでは公開されていない非公開求人も紹介してもらえます。求人情報を非公開にする理由は、以下のように企業ごとに異なります。

  • 急な退職や異動があったため、スピーディーに人材を確保したい
  • 公開求人だとあまりに多くの応募があり、選考に時間がかかりすぎる
  • 重要ポストの募集なので競合他社や株主にあまり知られたくない

非公開求人では企業側が求める人物像がより明確なため、自分に合った求人に巡り合える可能性が高まります。また、キャリアアップや年収アップにつながりやすい優良な求人が多い点も特徴です。

選考書類や面接の対策ができる

転職エージェントではサービスの一環として、応募書類の添削や面接練習などを取り入れています。転職エージェントは転職市場に精通しているだけでなく、企業の人事とのパイプを持っているので、採用担当者に好印象を与える具体的な選考対策が可能です。

キャリアアドバイザーが求職者の強みをしっかりと把握したうえで書類作成のコツや面接での改善点などを教えてくれるので、自己PRを考えるのが苦手な方でも安心して転職活動を進められるでしょう。

面接日などの調整をしてもらえる

転職エージェント経由で求人に応募して選考が進んだ場合、面接の日程はキャリアアドバイザーが企業と交渉し、調整してくれます。複数の企業に並行して応募していたとしてもダブルブッキングを防げるでしょう。

また面接日だけでなく、入社日についても日程調整を代行してくれます。自分で企業に連絡を入れてスケジュールを調整する必要がないので、多忙な方にもおすすめです。

内定後の条件交渉を任せられる

応募先企業から内定を得た場合には、転職エージェントが給与や休日数、労働時間など待遇面における条件交渉も代行してくれます。転職先を決めるにあたって給与は大切な要素のひとつですが、自分からは伝えにくいこともあるでしょう。しかし転職エージェントを利用すると自身に代わって応募先企業との条件交渉を行ってくれるため、懸念材料をすべて解消したうえで入社を決められます。

転職先でのミスマッチが起きづらい

転職後のミスマッチが起こりにくい点も、転職エージェントを利用するメリットのひとつです。

転職エージェントに登録すると、まずキャリアアドバイザーから職歴や希望条件などを細かくヒアリングされます。その内容に基づいて希望条件を満たした求人を紹介してくれるため、より効率よく転職活動を進めることが可能です。

転職エージェントは、企業からの信頼を得てこそ成り立つビジネスモデルであるのも大きなポイントです。ミスマッチを避けるために尽力してくれるでしょう。

第二新卒が転職エージェントを選ぶ3つのポイント!

dainishinsotsu_424_2.jpg

一口に転職エージェントといっても、提供しているサービスや質は企業ごとに異なります。転職活動の効率を上げるためにも、転職エージェントの選び方を押さえておきましょう。ここでは、第二新卒が転職エージェントを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。

総合型と特化型を使い分ける

転職エージェントには、大きく分けて総合型と特化型の2つがあります。

特徴・傾向
総合型 ・さまざまな業界および職種の求人情報を紹介してもらえる
・求人の種類、数が多い
・大手エージェントが多く、中小のエージェントでは見られない求人も取り扱っている
・転職初心者向けのサービスが手厚い
特化型 ・業界や職種に特化した求人情報を紹介してもらえる
・業界経験者をはじめ特定職種に精通したキャリアアドバイザーが多い



転職を希望する業界や職種が特に定まっていないのであれば、さまざまな求人を紹介してもらえる総合型の転職エージェントがおすすめです。一方、転職先に求めるビジョンが明確な場合は、総合型と特化型を併用するとよいでしょう。大手の総合型転職エージェントのみに出回る求人もあるためです。

また総合型の転職エージェントは応募書類の添削や面接対策など、転職初心者向けのサービスに力を入れている傾向にあります。第二新卒をはじめ転職経験が少ない方にとっては、特に心強いパートナーとなるでしょう。

複数社に登録する

転職エージェントを利用するときは、複数社の併用をおすすめします。転職エージェントによって取り扱っている求人数やサービス内容が異なるためです。

ただし、あまりに多くの転職エージェントを併用するとキャリアアドバイザーへの連絡などに時間を取られ、かえって効率が悪くなってしまいかねません。転職エージェントの登録は、2社~3社が目安です。転職活動を進める中で自分に合った転職エージェントを厳選し、最終的には1社~2社に絞るとよいでしょう。

キャリアアドバイザーとの相性を見極める

転職エージェントを使った転職活動では、担当キャリアアドバイザーのサポート品質だけでなく相性まで見極めましょう。キャリアアドバイザーと性格が大きく異なったり、仕事に求める条件の方向性が真逆だったりしては思うようなサポートを受けづらいためです。

キャリアアドバイザーとの相性が合わないと感じたときには、担当の変更を申し出るとよいでしょう。担当者本人に申し出るのではなく、メールフォームなどで問い合わせして相談するのがおすすめです。このとき、現在の担当で気になった点や希望する担当者の特徴を伝えれば、より自分に合ったキャリアアドバイザーに出会いやすくなるでしょう。

第二新卒が転職エージェントを利用する際の流れ

第二新卒が転職エージェントを利用する流れは以下のとおりです。

  1. 申し込み、登録
  2. キャリアアドバイザーとの面談の日程調整(メールor電話)
  3. 面談(対面orオンライン面談or電話)
  4. 求人紹介
  5. 求人選定
  6. 応募書類の作成
  7. 添削後の応募書類を推薦状とともに提出(キャリアアドバイザーが代行)
  8. 企業との面接の日程調整(キャリアアドバイザーが代行)
  9. キャリアアドバイザーとの模擬面接
  10. 面接本番
  11. 内定獲得
  12. 入社日の調整および年収や待遇など条件交渉(キャリアアドバイザーが代行)
  13. 転職先へ入社

転職エージェントを利用した場合は多くの工程でキャリアアドバイザーのサポートが入るので、転職に不慣れな方でも安心して転職活動を進められるでしょう。ただしすべてをキャリアアドバイザー任せにしていては、「転職意欲があまりない求職者=自信を持って企業に紹介できない」と捉えられかねません。

いつまでに転職したいのか、どのような条件を求めているのかなど希望は積極的に伝えることをおすすめします。

第二新卒は転職エージェント以外に相談先がある?

dainishinsotsu_424_3.jpg

転職は将来の生活に影響を与える行動であることから、悩みが多岐にわたる方もいます。まだ社会人経験の浅い第二新卒者であれば、なおさらでしょう。

転職エージェントでは「どの業界や企業が自分に合っているのか」「年収を上げるにはどうしたらよいか」など転職活動に関する専門的なことからささいな不安まで相談に乗ってもらえますが、頼れる相手はいくらいても困りません。そこでここでは、転職エージェント以外の相談先をいくつか紹介します。

友人または同僚

信頼のおける友人や同僚がいれば、転職に関して気軽に相談しやすいでしょう。転職に関する悩みを共感してもらえると安心感を抱け、ストレス発散につながることもあります。

ただし、一般的に友人や同僚はさまざまな業界や仕事を熟知してはいません。特に第二新卒者の周りの方であれば、新卒で働き始めた会社しか知らないこともあるでしょう。

友人のアドバイスには個人的な主観が多く含まれることを理解したうえで、「不安や愚痴を吐き出したいとき」や「さまざまな意見を聞いてみたいとき」などのタイミングで相談するのがおすすめです。また同僚への相談は、職場で転職のうわさが広まるケースもあるので慎重になりましょう。

ハローワーク

ハローワークでは転職エージェントと同様、転職に関する相談を無料で受け付けています。転職活動に役立つ無料セミナーも開催されているので、不安や悩みを解消しやすいでしょう。

ただし、ハローワークは土・日・祝日や夜間には開いていないのが一般的です。在職中の転職活動をはじめ、平日夕方までの時間を空けづらい方は転職エージェントへの相談をおすすめします。

大学キャリアセンター

出身大学のキャリアセンターが在学生だけでなく既卒者も対象にしている場合には、第二新卒の方も利用できます。キャリアセンターのサービス内容は大学によって異なりますが、キャリアカウンセラーが在籍していたり、OB・OGと話せる機会が設けられていたりなどさまざまな悩みに対応してもらえるでしょう。

ただし卒業後3年以内の既卒者のみの利用を可能としているキャリアセンターもあるため、事前に利用条件の確認をおすすめします。

第二新卒の転職をマイナビエージェントがサポートします

自分に合った転職先を選ぶためには、情報収集が欠かせません。しかし第二新卒者の場合は社会人経験だけでなく転職経験も少ないため、情報不足に陥りやすく、結果として転職後のミスマッチを引き起こしやすい点に注意が必要です。

「自分にはどのような仕事が向いているのか」「いま転職しても本当に大丈夫か」など、転職活動に関する悩みや不安がある場合はマイナビエージェントへお気軽にご相談ください。マイナビエージェントでは一人ひとりの求職者に合わせて転職活動を一からサポートしているほか、第二新卒の方向けの相談会やセミナーを定期的に開催しています。料金は無料なので、お気軽にご利用ください。

まとめ

dainishinsotsu_424_4.jpg

転職エージェントを利用すると、求人の紹介から選考対策、内定後の条件交渉までサポートしてもらえます。内定獲得率を上げられるだけでなく自分に合った転職先を見つけやすくなるので、転職経験が少なくどのようにして転職活動を進めればよいのかが分からない第二新卒の方は、利用を検討してはいかがでしょうか。

マイナビエージェントでは、第二新卒の方の転職を成功に導くさまざまなサポート体制を整えています。担当のキャリアアドバイザーが転職活動に関する悩みの解消はもちろん、応募書類の添削や面接対策までお手伝いします。マイナビエージェントで準備を徹底し、理想の転職をかなえましょう。

第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

注目コンテンツ