更新日:2025/11/27

この記事のまとめ
新卒入社から数年以内に転職活動をする「第二新卒」は、企業からの採用ニーズが比較的高い人材ともいわれています。しかし、社会人経験が浅いことから、「自分に合う企業が分からない」「履歴書や面接対策に不安がある」といった悩みを抱えている方も少なくありません。
そのようなとき、転職エージェントの存在は心強い味方となります。転職エージェントは無料で利用できるうえ、キャリア形成の初期段階にある第二新卒だからこそ得られるメリットが豊富にあります。この記事では、第二新卒が転職エージェントを活用するメリットや選び方、利用の流れについて詳しく解説します。
目次

転職エージェントとはいったいどのようなサービスなのかがよく分からない方もいるでしょう。ここでは、第二新卒が転職エージェントを利用するメリットを7つ解説します。ひとつでも魅力に感じるようであれば、転職エージェントを試してみる価値はあるでしょう。
転職エージェントは、人材を求める企業と転職したい方とを結びつけるサービスです。マッチングが成立すると成功報酬として企業から紹介料が支払われる仕組みのため、求職者は転職エージェントが提供しているサービスをすべて無料で利用できます。登録や転職の悩み相談はもちろんのこと、応募書類の添削や模擬面接など内定獲得率を上げられるサービスも無料です。
転職エージェントから紹介してもらった企業への転職が決まっても、求職者が料金を支払うことは一切ありません。
第二新卒が転職を検討する際、「いまの仕事が合わない」という漠然とした不満だけで活動をはじめてしまうと、転職後も同様の問題に直面するリスクがあります。転職エージェントの大きなメリットは、キャリアのプロフェッショナルとの面談を通じて、自分の転職の軸を明確にできる点です。
転職エージェントは数多くの転職者をサポートしてきた経験から、求職者の適性や市場価値を客観的に分析し、「今後どのようなキャリアを構築したいか」という本質的な問いを投げかけてくれます。この過程で潜在的なニーズや長期的なキャリアビジョンが明確になるでしょう。
転職エージェントに登録すると、転職サイトや求人誌などでは公開されていない非公開求人も紹介してもらえます。求人情報を非公開にする理由は、以下のように企業ごとに異なります。
非公開求人では企業側が求める人物像がより明確なため、自分に合った求人に巡り合える可能性が高まります。また、キャリアアップや年収アップにつながりやすい優良な求人が多い点も特徴です。
転職エージェントではサービスの一環として、応募書類の添削や面接練習などを取り入れています。転職エージェントは転職市場に精通しているだけでなく、企業の人事とのパイプを持っているので、採用担当者に好印象を与える具体的な選考対策が可能です。
キャリアアドバイザーが求職者の強みをしっかりと把握したうえで書類作成のコツや面接での改善点などを教えてくれるので、自己PRを考えるのが苦手な方でも安心して転職活動を進められるでしょう。
転職エージェント経由で求人に応募して選考が進んだ場合、面接の日程はキャリアアドバイザーが企業と交渉し、調整してくれます。複数の企業に並行して応募していたとしてもダブルブッキングを防げるでしょう。また面接日だけでなく、入社日についても日程調整を代行してくれます。自分で企業に連絡を入れてスケジュールを調整する必要がないので、多忙な方にもおすすめです。
応募先企業から内定を得た場合には、転職エージェントが給与や休日数、労働時間など待遇面における条件交渉も代行してくれます。転職先を決めるにあたって給与は大切な要素のひとつですが、自分からは伝えにくいこともあるでしょう。しかし転職エージェントを利用すると自身に代わって応募先企業との条件交渉を行ってくれるため、懸念材料をすべて解消したうえで入社を決められます。
転職後のミスマッチが起こりにくい点も、転職エージェントを利用するメリットのひとつです。転職エージェントに登録すると、まずキャリアアドバイザーから職歴や希望条件などを細かくヒアリングされます。その内容に基づいて希望条件を満たした求人を紹介してくれるため、より効率よく転職活動を進めることが可能です。
転職エージェントは、企業からの信頼を得てこそ成り立つビジネスモデルであるのも大きなポイントです。ミスマッチを避けるために尽力してくれるでしょう。
転職エージェントを使わないメリットは、自分のペースで転職活動を進められる点です。キャリアアドバイザーからの定期的な連絡や面談の調整に時間を取られることなく、自分の都合に合わせて求人探しができます。
また、転職エージェントは時に「受かりやすい企業」を優先的に紹介することがあるため、希望条件に合わない求人を紹介されるケースもあるでしょう。自分で求人を探せば、じっくりと比較検討して応募企業を選定できます。

転職エージェントを利用するメリットは多数ありますが、利用が向いている人と向いていない人がいます。転職の方向性に悩んでいる方や選考対策に不安がある方には、専門家のサポートが大きなメリットとなる一方で、自分のペースで進めたい方や特定企業を狙っている方には別のアプローチも有効です。
ここでは、転職エージェントを活用したほうがいい人とそうでない人の特徴を具体的に解説します。自分がどちらのタイプに当てはまるか確認し、最適な転職活動の進め方を見つけましょう。
キャリアの方向性に迷いがある方は、専門的な知識を持つキャリアアドバイザーのサポートを受けることで、自身の強みや適性を客観的に分析できるでしょう。また、業界知識や転職市場に関する情報が限られている方にとっては、転職エージェントから得られる業界動向や求人情報は貴重です。非公開求人も保有しているため、自力では見つけられない優良企業との出会いが期待できます。
さらに、面接対策や履歴書・職務経歴書の書き方に不安を感じる方、転職活動の進め方自体が分からない方にとっても、転職のプロによる丁寧なサポートは心強い味方となるでしょう。
転職エージェントは「自分の判断で転職活動を進めたい人」には不向きです。転職エージェントは積極的にサポートしますが、自分のペースや判断を優先したい方には、このサポートが煩わしく感じられることがあります。また「はっきりと断れない人」も注意が必要です。希望に合わない求人を紹介された際に明確に断れない方は、自分の意思に反した選択をしてしまうリスクがあるでしょう。
さらに「特定の企業への転職を目指している人」で、その企業が転職エージェントの取り扱いにない場合は、利用するメリットが少なくなります。転職エージェントはすべての企業の求人を扱っているわけではないため、志望企業が明確な場合は、直接応募のほうが効率的な場合もあります。

一口に転職エージェントといっても、提供しているサービスや質は企業ごとに異なります。転職活動の効率を上げるためにも、転職エージェントの選び方を押さえておきましょう。ここでは、第二新卒が転職エージェントを選ぶ際のポイントを4つ紹介します。
転職エージェントには、大きく分けて総合型と特化型の2つがあります。
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転職を希望する業界や職種が特に定まっていないのであれば、さまざまな求人を紹介してもらえる総合型の転職エージェントがおすすめです。一方、転職先に求めるビジョンが明確な場合は、総合型と特化型を併用するとよいでしょう。大手の総合型転職エージェントのみに出回る求人もあるためです。
また総合型の転職エージェントは応募書類の添削や面接対策など、転職初心者向けのサービスに力を入れている傾向にあります。第二新卒をはじめ転職経験が少ない方にとっては、特に心強いパートナーとなるでしょう。
転職エージェントのサポート内容は会社によって大きく異なるため、自分に必要なサービスが受けられるか事前確認が必要です。基本的なサポートとしては、担当者との面談、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、条件交渉、入社後のアフターフォローなどがあります。
実際の業界動向や企業情報を踏まえたアドバイスを受けられるかも確認しておくとよいでしょう。転職活動全体のスケジュール管理や面接のフィードバックなど、細かいサポートがある転職エージェントを選ぶことで、初めての転職でも効率的に活動を進められます。
転職エージェントを利用するときは、複数社の併用をおすすめします。転職エージェントによって取り扱っている求人数やサービス内容が異なるためです。
ただし、あまりに多くの転職エージェントを併用するとキャリアアドバイザーへの連絡などに時間を取られ、かえって効率が悪くなってしまいかねません。転職エージェントの登録は、2社~3社が目安です。転職活動を進める中で自分に合った転職エージェントを厳選し、最終的には1社~2社に絞るとよいでしょう。
転職エージェントを使った転職活動では、担当キャリアアドバイザーのサポート品質だけでなく相性まで見極めましょう。キャリアアドバイザーと性格が大きく異なったり、仕事に求める条件の方向性が真逆だったりしては思うようなサポートを受けづらいためです。
キャリアアドバイザーとの相性が合わないと感じたときには、担当の変更を申し出るとよいでしょう。担当者本人に申し出るのではなく、メールフォームなどで問い合わせして相談するのがおすすめです。このとき、現在の担当で気になった点や希望する担当者の特徴を伝えれば、より自分に合ったキャリアアドバイザーに出会いやすくなるでしょう。
第二新卒が転職エージェントを利用する流れは以下のとおりです。
転職エージェントを利用した場合は多くの工程でキャリアアドバイザーのサポートが入るので、転職に不慣れな方でも安心して転職活動を進められるでしょう。ただしすべてをキャリアアドバイザー任せにしていては、「転職意欲があまりない求職者=自信を持って企業に紹介できない」と捉えられかねません。
いつまでに転職したいのか、どのような条件を求めているのかなど希望は積極的に伝えることをおすすめします。

第二新卒が転職活動を行う際、転職エージェント以外にもさまざまな選択肢があります。ここからは、求人を探す代表的な方法と、それぞれの特徴について詳しく解説していきます。転職エージェントと併用することで、より多くの可能性に出会えるチャンスも広がるため、それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分に合った転職活動のスタイルを見つけましょう。
転職サイトを利用すれば、パソコンやスマートフォンから気軽に求人情報を検索できます。登録後は自分で希望条件に合う求人を探し、直接企業に応募するスタイルです。転職サイトの大きなメリットは、豊富な最新求人情報にいつでもアクセスできる点です。自分のペースで検索・閲覧・応募ができるため、時間に縛られない転職活動ができるでしょう。
駅や商業施設などで手に入る求人情報誌やチラシも、転職活動の選択肢のひとつです。地域密着型の情報が多いため、通勤時間を重視する方にとっては自宅近くの求人を効率的に探せるメリットがあります。求人情報誌の利点は、限られたスペースに情報が簡潔にまとめられているため、求人の全体像を把握しやすい点です。気になる情報があれば、自分で企業に連絡し選考に進みます。
ハローワークは厚生労働省が運営する公共職業安定所で、第二新卒の転職活動においても有効な選択肢のひとつです。利用するには、最寄りのハローワークを訪問して手続きを行います。専用端末で求人検索をし、気になる求人があれば窓口で応募して、書類選考通過後に面接に進む流れです。
ハローワークの魅力は、豊富な求人情報と利用しやすさです。求人掲載が無料のため情報量が多く、全国に拠点があることで地方の求人も探しやすいという特徴があります。
企業の公式サイトで直接求人を探す方法も、転職手段として有効です。興味のある企業のホームページを訪問し、採用情報ページから直接応募します。このアプローチのメリットは、転職エージェントや転職サイトに掲載されていない独自求人にアクセスできる点です。
企業によっては公式サイト限定の募集を行っており、競争率が低いケースもあります。また、企業に直接応募することで、その企業への高い志望度や入社意欲をアピールできる効果も期待できるでしょう。
知人や友人の勤務先を紹介してもらう方法も効果的な手段です。「リファラル採用」という社員紹介制度を導入している企業もあります。この方法のメリットは、企業の内部情報をリアルに把握できる点です。職場環境や人間関係、実際の業務内容など、外部からは見えにくい情報を事前に知ることができるため、入社後のミスマッチを軽減できるでしょう。
自分に合った転職先を選ぶためには、情報収集が欠かせません。しかし第二新卒者の場合は社会人経験だけでなく転職経験も少ないため、情報不足に陥りやすく、結果として転職後のミスマッチを引き起こしやすい点に注意が必要です。
「自分にはどのような仕事が向いているのか」「いま転職しても本当に大丈夫か」など、転職活動に関する悩みや不安がある場合はマイナビエージェントへお気軽にご相談ください。マイナビエージェントでは一人ひとりの求職者に合わせて転職活動を一からサポートしているほか、第二新卒の方向けの相談会やセミナーを定期的に開催しています。料金は無料なので、お気軽にご利用ください。

第二新卒の転職エージェント利用には、転職軸の明確化や非公開求人の紹介など多数のメリットがあります。一方で、自分のペースで転職活動を進めたい方や、すでに応募先企業を絞り込んでいる方など、転職エージェントの利用が向いていない方もいます。
「転職活動の進め方が分からない」「初めての転職に不安がある」という方は、マイナビエージェントにご相談ください。専任のキャリアアドバイザーが、理想の職場への第一歩を踏み出すためのお手伝いをいたします。
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