第二新卒の転職にハローワークは役立つ?向いている人の特徴|求人・転職エージェント

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更新日:2023/09/20

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第二新卒の転職にハローワークは役立つ?向いている人の特徴

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第二新卒が転職活動を進める際、仕事探しにハローワークは役立つのでしょうか。

ハローワークのメリット・デメリットの他、具体的な利用方法や利用の向き不向きについてまとめました。

目次

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ハローワークとは?

dainishinsotsu_1369_1.pngハローワークとは、国が全国に設置し、厚生労働省が管轄している職業紹介機関のことです。
正式には「公共職業安定所」といいます。
求職者に対する職業紹介や斡旋の他、人材を探している企業に対して求職者の紹介を主な業務としています。

また、就職困難者を支援するためのセーフティネットとしての役割も担っており、求職者の利用は無料です。また、人材を募集する企業側が利用するのも無料となっています。

求職者には職業紹介だけにとどまらず、下記のようにスムーズに転職を成功させるための支援やサービスを提供しています。

  • 窓口における相談
  • 専門の相談員が、窓口で転職の相談に対応します。応募を希望する企業への問い合わせや面接の日程調整、紹介状の発行といった手続きも行ってもらえます。
  • 自己分析サポート
  • 適性検査の実施や、これまでの職務経験の分析・解析を行い、現在の労働市場の調査による情報と、求職者の現状・希望に応じた転職のサポートを行います。
  • 職業訓練
  • 適性検査の分析に基づき、今後、必要と思われるスキルや受けたほうが良いと思われる職業訓練のアドバイスとともに、原則無料で専門の職業訓練や資格取得のサポートを受けられます。
  • 応募書類の書き方サポート
  • 担当の相談員に、履歴書や職務経歴書、エントリーシートなどの応募書類のチェックや添削を行ってもらえます。
  • 面接対策
  • 面接のシミュレーションやトレーニングを実施し、アドバイスを行っています。
  • 各種セミナーの実施
  • ハローワークでは、様々な企業の採用担当者を招いた、転職に関するセミナーを実施しています。
    他にも、面接対策や自己理解、グループディスカッションなど、転職活動にダイレクトに役立つ各種セミナーが開かれていますので、試験・面接対策として役立てることができます。

ハローワークの利用方法

dainishinsotsu_1369_2.pngハローワークにおける登録や求人の探し方など、基本的な利用の手順をご紹介します。

1.求職申込みの登録をする

まずはハローワークに行き、求職申込書に必要事項を記入します。
記入する内容は、希望職種、収入、勤務時間などです。

窓口に申込書を提出すると、「ハローワークカード」が発行されます。ハローワークカードは転職に関する相談や求人検索、各種セミナーの受講など、ハローワークの様々なサービスを受けるために必要な登録カードです。

求職申込書はハローワークに行く前に、インターネットで記入・仮登録もできます。その場合は、1週間以内に窓口で本登録をしなければなりません。

2.求人を探す

ハローワークで求人を探すには、「窓口で個別に相談して求人を紹介してもらう」「設置されている検索機を使って自分で求人検索をする」「貼り出している求人票から探す」といった方法があります。

また、求職申込みの登録を済ませれば、「ハローワークインターネットサービス」で検索することも可能です。

3.応募企業への紹介状をもらう

応募したい企業が決まったら、求人票を窓口に持っていきます。担当の相談員が応募企業への連絡、面接の日程調整を行うとともに、紹介状を発行します。

4.面接・採用試験を受ける

ハローワークで発行された紹介状と履歴書などの必要書類を持っていき、面接や採用試験を受けます。

第二新卒がハローワークを利用するメリット・デメリット

dainishinsotsu_1369_3.png第二新卒がハローワークを利用した場合のメリット・デメリットと、その理由をまとめました。

第二新卒がハローワークを利用するメリット

  • 地域に密着した求人情報が多い
  • ハローワークには、地域に密着した企業の求人が集まりますので、地方や地元で就職したい人にとっては利用価値が高いでしょう。

    ハローワークでは、基本的に求職者が転居する必要のない求人を掲載することを原則としています。ですから、全国規模での求人サイトなどでは扱われることのない、地元の優良企業が掲載されている可能性があるのです。
  • 求人数が多い
  • ハローワークは、人材を探している企業が無料で求人募集を行えるため、求人数が多いことも特徴です。業種、規模など、幅広い企業の求人を検討することができます。
  • 合否連絡が必ずある
  • ハローワークに求人情報を出した企業は、採用・不採用にかかわらず、応募についての結果を報告しなければならないと定められています。

    企業のウェブサイトなどからのエントリーの場合、内定者のみ通知といったケースもありますが、ハローワークの場合は必ず応募した企業からの合否結果を受け取ることができます。企業からの連絡が遅い場合は、ハローワークから確認してもらうことも可能です。

第二新卒がハローワークを利用するデメリット

  • 優良企業ばかりではないことも考えられる
  • ハローワークでは、企業規模や資金力に関係なく、基本的にどんな企業でも利用し、求人を募集することができます。

    ですから、企業レベルにばらつきがあり、業績が振るわない企業や、零細企業の求人も含まれていることは否めません。
  • 第二新卒だけに特化した求人を探せない
  • ハローワークの求人にも年齢制限などはありますが、既卒の求人はひとくくりとなっているため、学校卒業後3年以内で離職している第二新卒に特化した求人という枠はありません

    せっかく第二新卒という立場で転職活動を進められる時期に、他の応募者と同じ条件で仕事を探すのは時間の無駄になってしまうかもしれません。
  • 管轄地域以外の求人を選びにくい
  • ハローワークの窓口では、管轄地域内の求人しか探すことができません。これは、地元企業への就職の紹介を基本としているためです。

    ハローワークインターネットサービスを利用すると、全国各地の求人情報を検索することができますが、応募の際には必ず、どこかのハローワークの窓口に出向いて手続きをする必要があり、手間がかかります。

第二新卒でハローワークの利用が向いている人・向かない人

dainishinsotsu_1369_4.png第二新卒の転職では、条件によってハローワークの利用が向いている人、あるいは向いていない人がいます。どのような理由から向いている、向いていないのかも含めてご紹介します。

第二新卒でハローワークの利用が向いている人

  • 地元密着型企業の求人を探したい人
  • 地元密着型の企業を探している人にとっては、ハローワークを利用する価値があるでしょう。ハローワークに、全国規模の大企業が求人情報を出すことは、あまり多くはありません。

    企業が求人を行う際、所在地の管轄となるハローワークでの手続きが必要です。全国各地に事業所を持つ大企業の場合、一括ではなく各エリアでの手続きが必要となり、非常に手間がかかります。そのため、ハローワークでの募集を避ける傾向があるのです。

    また、前述のとおり、ハローワークは基本的に求職者が転居する必要のない求人を掲載することを前提としていますので、地元密着の企業の求人を探すには最適なのです。中には、大手転職サイトでは網羅されていない、地元の優良企業の求人が掲載されていることもあります。
  • 一人で転職活動を進める自信がない人
  • 一人で転職活動を進める自信がない人にも、ハローワークはおすすめです。

    相談窓口で気軽に転職相談を受けることもできますし、履歴書や職務経歴書の添削を受ける、無料の各種セミナーや面接のトレーニングなどに参加するなど、様々なサポートを受けながら転職活動を進めることができます
    担当相談員からの客観的な目線から自分を見直すこともできますので、一人で不安を抱えがちな人には向いているでしょう。

第二新卒でハローワークの利用が向かない人

  • 第二新卒であることのメリットを活かしたい人
  • 近年、若手人材の確保のために、積極的に第二新卒の採用を考える企業が増加傾向にあります。

    ハローワークでは、ある程度の年齢制限がある場合もありますが、どの年代も平等に募集をするため、第二新卒に特化した求人情報を探すことは難しいのです。第二新卒というメリットを活かして転職活動を進めようとする人にとっては、ハローワークは不向きであるといえます。
  • 現在住んでいる地域以外での転職を考えている人
  • ハローワークは、先に述べたとおり、地元密着での就職の紹介を主としています。
    現在住んでいる場所以外の地域への転職を考えている人にとっては、ハローワークを利用しての転職活動は向いていないといえるでしょう

第二新卒のメリットを活かした転職活動なら人材エージェントへ

dainishinsotsu_1369_5.png第二新卒がハローワークを利用するかどうかは、自分の転職活動における方向性を考えた上で、検討するといいでしょう。

ただし、第二新卒のメリットを活かした転職を希望するなら、マイナビエージェントがおすすめです。就職のプロであるキャリアアドバイザーが転職に関する相談や書類作成のサポートに加え、最適なキャリアプランの提案などを行っていきます。

ぜひ、お気軽にご相談ください。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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