23歳の転職事情|メリット・デメリットと転職活動の進め方|求人・転職エージェント

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更新日:2024/05/08

転職全般

23歳の転職事情|メリット・デメリットと転職活動の進め方

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この記事のまとめ

  • 23歳の転職者は第二新卒枠を狙えるため、比較的有利な条件で転職できる。
  • 23歳が転職を成功させるには、キャリアの棚卸しやキャリアプランの明確化が大切。
  • 23歳で転職する不安を解消したいなら、早めに転職エージェントへ相談するのがおすすめ。

新卒入社した企業でミスマッチを感じているなどの理由で転職を考えている23歳の方もいるのではないでしょうか。しかし実際に転職しようとすると、23歳で転職するのは早すぎるのではないか、未経験職種への転職は可能なのだろうかとさまざまな疑問が浮かぶこともあるでしょう。

そこでこの記事では、23歳の転職者は市場からどのように評価されるのか、どのような戦略で転職活動を進めればよいのかを紹介します。自分の状況を客観的に判断しつつ明確な目標を掲げて転職活動に取り組むことで、後悔しない転職を実現しやすくなるでしょう。

目次

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23歳での転職は第二新卒枠を狙える

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23歳での転職は、各企業の第二新卒枠を狙えるのが大きなメリットです。第二新卒には明確な定義がないものの、おおむね新卒で入社した企業を3年以内に退職して転職する人材を指します。第二新卒枠に応募する魅力は、一般的な中途採用と比較して有利に転職活動を進められることです。第二新卒枠は同業種・異業種のどちらに転職する方にとってもおすすめであるため、積極的に狙うとよいでしょう。

23歳の転職者の採用に積極的な企業が多い3つの理由

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多くの企業が23歳の転職者を積極的に採用しています。その背景にはどのような理由があるのでしょうか。以下では、23歳の方が比較的有利に転職できる主な理由を3つ紹介します。企業側が若手人材を採用している理由が分かれば、選考で何をアピールすれば効果的なのかかが見えてくるでしょう。

将来性がある

企業が23歳の転職者を含む第二新卒を採用する理由のひとつは、将来性に期待できるためです。第二新卒採用はポテンシャル採用に分類されます。現時点ではスキルに乏しくても、将来的な活躍を期待して採用するのが特徴です。即戦力としてビジネスの最前線で活躍できる人材を求めている一般的な中途採用と比較すると、第二新卒採用は社会人経験の少ない23歳の転職者にとって魅力的なシステムといえるでしょう。

教育・研修の時間やコストを削減できる

大卒で就職したと仮定すると、23歳の人材は留年していた場合を除いて1年程度の社会人経験を有しています。経験が長いとはいえないものの、1年程度の経験があれば基本的なビジネスマナーやポータブルスキルを有しているのが一般的です。

そのため、企業側には23歳の転職者を採用することで入社後の教育・研修にかかる時間やコストを削減できるメリットがあります。よりスピーディーに現場で活躍してもらえるため、企業によっては新卒者よりも第二新卒者を採用したいと考えるところが少なくありません。

柔軟性の高さに期待できる

一概にはいえないものの、若手人材は柔軟性が高い傾向にあります。たとえ未経験の仕事に挑戦するとしても、柔軟性や順応性が高ければすぐに慣れて意欲的に働けるのがメリットです。市場環境やビジネススタイルの変化にもすぐに対応できると考えられます。

前職の経験が長くないため、企業ごとのやり方に染まっている可能性が低いのも採用する企業から見ると魅力的なポイントです。

23歳で転職するメリット・デメリット

第二新卒枠を狙える23歳での転職には大きなメリットがあるものの、同時にデメリットもいくつかあります。主なメリット・デメリットは以下のとおりです。

23歳で転職するメリット 23歳で転職するデメリット
・現在のスキルではなく将来性を重視した選考を受けられる
・比較的有利な条件で転職しやすい
・異業種転職を実現しやすい
・短期離職した事実がマイナスに働くケースがある
・スキルレベルが十分でない
・本当にやりたいことが見つかっていない場合がある

23歳は将来性の高さを重視した選考を受けられるため、基本的には転職に有利な状況といえます。しかし、自己分析が不十分だったり転職の軸が明確になっていなかったりすると、再びミスマッチに陥りかねない点に注意が必要です。

社会人経験の少なさが原因で自分が本当にやりたいことが見つかっていないケースも多いため、転職を決断したら十分な時間を確保して自己分析することをおすすめします。

23歳での転職をおすすめできる人の特徴

転職に伴うさまざまなメリット・デメリットを総合的に考慮すると、23歳での転職は以下に該当する方におすすめの選択肢です。

  • 将来のキャリアプランが明確に定まっている
  • 自分に向いている仕事や本当にやりたい仕事が何か分かっている
  • 未経験職種への転職を考えている

キャリアプランややりたい仕事が明確で、現職の企業で働き続けてもそれを実現できないことが明らかな場合は、早めに転職するとよいでしょう。第二新卒は未経験職種への転職を実現しやすく、キャリアチェンジを考えている方にも向いています。

単純に退職が目的になっていると失敗する可能性が高いため、リスクを回避するには転職で何を実現したいのかをよく考えることが大切です。

23歳での転職を成功に導くためにできること

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自分に合った企業を探すためには、入念に準備したうえで転職活動に取り組むことが欠かせません。準備といっても、具体的にどのようなことに取り組めばよいのでしょうか。ここでは、23歳で転職したいと考えている方がやっておきたい5つのことを紹介します。いずれもミスマッチを防いで有利に転職活動を進めるうえで重要なポイントです。

徹底的に自己分析する

転職したいと思ったらすぐに行動するのではなく、まずは自己分析する時間を確保しましょう。自己分析が不十分だと転職で実現したいことを具体的にイメージできず、ミスマッチに悩む結果につながりかねません。そのため、まずはなぜ転職したいのかをじっくり考えることをおすすめします。

「いまの仕事を辞めてやりがいがある仕事をしたい」のように漠然としたイメージではなく、「プログラマーに転職してスキルアップし、いずれはクラウドエンジニアを目指したい」のように具体的に考えましょう。さらに、自分の強み・弱みを可視化したり転職先に求める条件を具現化したりすることも大切です。できるだけ具体的なイメージを思い描くようにしましょう。

転職で実現したいことと条件を明確化する

自己分析を通じて転職目的が明らかになったら、今回の転職で何を実現したいのかを明確にしましょう。ここでもできるだけ具体的にイメージすることが大切です。まずは転職先に求める条件を洗い出します。

すべての条件を満たす転職先を見つけるのは現実的とはいえないため、希望条件のうち譲れないものと妥協できるものがそれぞれ何かを考えましょう。希望条件に優先順位をつけると転職の軸が明確に定まり、途中で目的を見失うことを防げます。

アピールポイントを整理する

望む転職を実現するには、企業の選考に突破する必要があります。選考においては、自分のアピールポイントを魅力的に伝えることが欠かせません。第二新卒として転職する場合は一定の社会人経験があるため、これまでの仕事内容と培ったスキルを振り返ってアピールポイントが何かを洗い出してみましょう。

社会人経験が浅くても、ビジネススキルをはじめとしたポータブルスキルは新卒者に比べて高いレベルに達しているのが一般的です。その点を積極的にアピールするとよいでしょう。上記に加えて、転職先でどのように成長したいと考えているのか、どのような姿勢で業務に取り組みたいと考えているのかも併せてアピールできると効果的です。

第二新卒の採用に積極的な企業に応募する

転職において23歳という年齢を活かすためにも、第二新卒の採用に積極的な企業を探すとよいでしょう。求人情報を見るときは、「第二新卒歓迎」などの表記があるかを確認することをおすすめします。また、ベンチャー企業や成長中の企業も第二新卒を積極的に採用している傾向にあります。

したがって、転職先を探すときは自分のキャリアプランを実現できそうな企業や希望条件を満たしているところをピックアップし、その中から第二新卒の採用に注力している企業を選ぶと有利に転職できるでしょう。

転職に役立つ資格を取得する

自分の市場価値を高めてより有利な条件で転職したいと考えているのであれば、転職に役立つ資格の取得を検討しましょう。目指す業種・職種によって役立つ具体的な資格は異なるため、評価が高い資格がどのようなものかを確認してから取得することが大切です。

企業が資格取得を支援する制度を設けている場合であっても、取得してから応募することでやる気や熱意をアピールできます。資格は一定レベルの知識・スキルを有していることを証明するものです。そのため、スキル面に不安がある第二新卒にとっては選考時における強力な武器のひとつになるでしょう。

23歳の転職で選考に突破するコツ

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転職活動において、選考は応募先企業に入社できるかどうかを左右する重要なプロセスです。選考に突破して採用されるには、入念な準備が欠かせません。ここでは、第二新卒枠で選考に臨む23歳の転職者が意識したい3つのポイントを紹介します。いずれも選考の準備をする段階で意識したいポイントです。

社会人経験と習得したスキルをアピールする

第二新卒の強みは、短いとはいえ社会人経験があってある程度のスキルを習得していることです。そのため、選考においてはこれまでの社会人経験と習得済みのスキルにフォーカスして積極的にアピールしましょう

社会人経験が短く専門的なスキルを十分に習得できていないとしても、ビジネススキルやヒューマンスキルといったポータブルスキルをアピールできます。まずは自分の経験やスキルを書き出し、どのような点をアピールできるか確認してみましょう。

前向きな退職理由を伝える

選考で退職理由を伝えるときは、ポジティブな表現を意識することが大切です。一例として、前職でやりたい仕事に挑戦できずに転職を決断したのであれば、「働いているうちにやりたいことが見つかり、御社にはそれができる環境が整っている」のように伝えるとよいでしょう。

自分の転職理由が応募先企業への入社後にどう実現できるかにフォーカスすると、説得力が高い内容に仕上がります。ネガティブな退職理由をそのまま伝えるとマイナスイメージにつながるため、適切に言い換えることが大切です。

第二新卒ならではの質問に対する答えを用意する

選考で聞かれがちな質問の中には、第二新卒ならではのものもあります。具体的な質問例は以下のとおりです。

  • 新卒で入社した企業は第一志望でしたか
  • 将来のキャリアプランを具体的に教えてください
  • 入社後にやりたい仕事はどのようなものですか
  • 転職活動の軸はどのようなものですか

上記はいずれも高確率で聞かれるため、事前に回答を準備しておきましょう。いずれも定番の質問で回答例も多く紹介されていますが、相手の心に響くものにするには例文をそのまま使うのではなく、オリジナリティーがあるものにすることが大切です。

23歳の転職は転職エージェントへの相談がおすすめ

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第二新卒の利点を活用して転職活動をより有利に進めたいと考えているのであれば、できるだけ早く転職エージェントに相談するのがおすすめです。転職エージェントを利用するとプロのサポートを受けられるため、いくつかのメリットを享受できます。以下で転職エージェントを利用する主な2つのメリットを見ていきましょう。

転職活動全般のサポートを受けられる

転職エージェントを利用すると、転職先探しや選考対策、入社後のアフターフォローまで転職活動全般のサポートを受けられます。具体的なサポート内容の例は以下のとおりです。

  • ヒアリングを通じた経験・スキルの可視化
  • 転職目的を実現できる求人の紹介
  • 書類選考・面接の対策
  • 選考・入社日程の調整
  • 入社後の各種相談

いずれも自分ひとりで転職活動を進める場合は悩みを抱えがちなポイントです。有利かつ効率的に転職活動を進めるためにも、転職を決断したら早いうちに転職エージェントに相談するとよいでしょう。

非公開求人に出会える可能性がある

転職エージェントは多くの場合、非公開求人を保有しています。非公開求人は転職エージェントの利用者のみに案内する求人で、利用者以外は応募できません。非公開求人の紹介は、その分応募できる企業の幅が広がることを意味します。

転職先の選択肢が増えれば自分に合った企業を見つけられる可能性が高まるため、ミスマッチを防ぐうえでも有効です。ぜひ積極的に転職エージェントを活用しましょう。

23歳の転職・第二新卒転職もマイナビエージェントへ

23歳で転職を検討していて第二新卒に強い転職エージェントを探しているのであれば、ぜひマイナビエージェントにご相談ください。マイナビエージェントではキャリアドバイザーによる転職サポートに加えて、第二新卒向けの転職説明会やセミナーを開催しています。

キャリアアップや異業種転職などポイント別に相談会やセミナーを開催しており、自分の転職目的に合わせて参加できるのがメリットです。転職に成功する確率を高めるためにも、早めに登録したうえでさまざまな施策をご活用ください。

まとめ

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23歳の転職者は各企業が用意している第二新卒枠を狙えるため、比較的有利に転職活動を進められます。しかし、ミスマッチを予防してキャリアプランを実現できる転職先を探し出すには念入りな準備が欠かせません。

転職活動をより有利かつ効率的に進めるためにも、転職を決断したら早めにマイナビエージェントにご相談ください。経験豊富なキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動を進められるため、悩みや不安を解消しつつ自分に合った企業を探せます。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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