36歳が転職を成功させるには?職場の選び方と選考対策を紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2023/12/13

転職全般

36歳が転職を成功させるには?職場の選び方と選考対策を紹介

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この記事のまとめ

  • 36歳は転職先の選び方や選考対策次第で転職を有利に進められる。
  • 「転職理由が明確でない」「自分の強みが分からない」「プライドが高い」36歳は、転職で失敗する可能性が高い。
  • 36歳の転職をスムーズに進めるためには、協調性や柔軟性などをアピールして企業が抱える不安を解消することが大切。

今後のキャリアや生活を見直し、転職を決意する36歳の方も多いでしょう。転職を成功させるには、自分を採用するメリットをアピールするとともに企業が抱える不安を解消することが大切です。また、36歳ならではの転職活動のポイントを押さえたうえで選考対策を進める必要もある点に注意しましょう。

この記事では、36歳の方が転職を成功させるポイントを紹介します。選考対策や職場の選び方についても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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36歳で転職するのは難しい?

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一般的に、転職は年齢を重ねるほど難しいといわれています。20代であれば異業種への転職でも将来性を見込まれてポテンシャル採用が狙えますが、30代になるとそれも厳しくなります。ただし36歳の転職は不可能ということではなく、ポイントを押さえれば20代よりも選考を有利に進められるでしょう。ここでは、36歳の転職事情や転職難易度について解説します。

36歳の転職事情

総務省が公表している「労働力調査(詳細集計)2022年(令和4年)平均結果」によると、2022年における35歳~44歳の転職者数は男女合計で56万人となっています。これは、最も転職者数の多い25歳〜34歳の75万人に次ぐ数値です。36歳でも転職を成功させている人は多いため、過剰に年齢を気にせず、前向きに転職活動を進めてみてください。

参照:労働力調査(詳細集計)2022年(令和4年)平均結果|総務省統計局

応募できる求人が限られる場合がある

求人の募集や応募者の採用において、年齢制限を設けることは原則的に禁止されています。しかし、長期的なキャリア形成のためであれば、35歳以下を募集対象とすることは認められています。すなわち、36歳だと応募できない求人があるため、転職先を探す際は注意しましょう

仕事の選び方と入念な選考対策で36歳の転職を有利にできる

36歳が転職を成功させるには、仕事の選び方と入念な選考対策が重要です。36歳は20代と比べて多くのキャリアを積んでいます。その豊富なキャリアを活かした深い自己分析と企業研究によって、自分のスキルが最大限活かせる職場を見つけられるでしょう。

転職を悩む方へ|36歳で転職したほうがよいケース

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36歳で転職することに対し、不安になる方も多いでしょう。転職は今後の働き方や生活を左右する大きな決断であり、失敗を恐れるのも無理はありません。しかし、転職は人生をよい方向に変えるチャンスでもあります。以下に該当する方は、転職を前向きに検討してみてください。

挑戦したいことがある

捨てきれない夢がある場合やどうしても興味のある分野に携わりたい場合は、ぜひ挑戦してみてください。転職は年齢を重ねるほど難しくなるため、数年後に挑戦しようと思っても一層ハードルは高くなります。転職を思い立った現在が一番若く、チャンスといえるでしょう。慎重になりつつも、後悔しない選択肢を検討してみてください。

現職にとどまっても成長できない

現職にとどまっても「出世が望めない」「成長できない」といった場合は、転職を検討したほうがよいでしょう。30代は理想のキャリアを構築するための重要な時期といえます。成長できない職場で働き続けても、将来の自分のためにはなりません。自分が将来どうなりたいのかを再度見つめ直し、転職を検討してみてください。

ハラスメントが横行している

パワハラ・セクハラなどが横行している職場で働き続けると、精神的な負担が多くかかります。そのストレスが原因で体調を崩し、社会復帰が難しくなるケースも珍しくありません。とはいえ、この場合はまず信頼できる上司や人事、法務部などに相談することをおすすめします。改善が見られないようであれば、早めに転職しましょう

36歳で転職を失敗する人の特徴

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すぐに転職が成功する人もいれば、転職が失敗しやすい人もいます。転職が失敗しやすい人の特徴を押さえれば、事前に失敗を防ぐ策が講じられ、転職の成功確率を上げられるでしょう。ここでは、36歳で転職を失敗する人の特徴を3つ紹介します。

転職理由が明確ではない

「とにかく早く退職したい」という気持ちが強いあまり、転職する理由が明確でないまま転職活動を始めてしまう方がいます。転職理由が明確でないと、次の職場でも同じような失敗をしてしまうでしょう。

また、転職理由は採用面接でも聞かれる場合があります。その際にきちんと答えられないと、「現職を辞めたいから転職しているのか」「嫌なことがあればすぐに辞めるのでは」とマイナスな印象を与えてしまいかねません。転職活動を始める前には転職理由を明確にし、言語化できるようにしておきましょう。

自分の強みや得意分野が分からない

選考で自分の強みや得意分野をアピールできなければ、企業側に採用するメリットを抱かせられません。「自己分析ができない人」「選考対策が不十分な人」と思われ、採用を敬遠されるでしょう。

また、基本的に転職では即戦力が求められます。入社後に自分が企業にどう貢献できるかを伝えないと、採用を勝ち取るのは難しいでしょう。自分のキャリアを棚卸しして、仕事の経験から得た強みを探してみてください。

プライドが高い

36歳は社会人経験が豊富であるがゆえに、自分の価値観や働き方が確立されていることもあるでしょう。それは悪いことではありませんが、転職すれば新たな社風や働き方を受け入れ、柔軟に対応する必要があります。

プライドが高すぎると、新しい職場になじめなかったり、ストレスを抱えたりするでしょう。また企業側も36歳を採用する際に懸念しやすい部分であるため、柔軟性があることをアピールすることが大切です。

36歳の転職をスムーズに進める5つのポイント

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転職活動には進め方のポイントやコツがあります。それを知らないまま転職活動を始めると、転職活動が長引いてしまうでしょう。ここでは、36歳の転職をスムーズに進めるポイントを5つ紹介します。以下のポイントを押さえたうえで行動し、早期に転職先を決めましょう。

1.家族の理解を得る

転職すれば、収入や生活スタイルに変化をおよぼす場合があります。生計をともにする家族がいる場合は、転職活動を始める前に転職する旨を相談しましょう。家族の理解を得られないまま転職活動をすると、家族を不安にさせたり、トラブルにつながったりする恐れがあります。

2.働きながら転職活動をする

36歳の転職活動は長期化する可能性があります。万が一転職活動が長引いても大丈夫なように、働きながら転職活動をするのがおすすめです。

退職してから転職活動をするとブランク(離職期間)が生じるほか、長引くほどに経済的な不安もつきまといます。焦りが生じ、妥協して転職先を選べば失敗してしまう可能性もあります。とはいえ、心身ともにリフレッシュしたい場合は退職してから転職活動を始めるとよいでしょう。

3.資格を取得する

資格を取得して専門性をアピールするのも有効です。特に未経験の業種へ転職する場合は、経験者に比べて訴求できる強みが多くありません。資格を取得して少しでもアピール材料を増やせば、選考を有利に進められるでしょう。

また、取得に向けて勉強中の資格も履歴書に記載できます。資格取得には時間がかかるため、転職活動と併行して資格取得を目指すのもよいでしょう。

4.企業が抱える不安を解消する

企業は36歳の採用に対して慎重になります。採用してもすぐに退職されれば、採用コストが無駄になってしまうためです。また「人間性に問題があるのではないか」「周りと協力できないのでは」といった不安を抱える場合もあるでしょう。応募書類や面接を通じて企業側が抱える不安や懸念を解消できるようにすると、採用されやすくなります

5.転職エージェントを利用する

転職エージェントは、人材を採用したい企業と求職者をつなぐ人材紹介サービスです。求職者は無料で転職におけるさまざまなサポートを受けられます。世の中には膨大な量の求人があり、その中から自分に合った企業を探すのは容易ではありません。特に働きながら転職活動をする場合、仕事終わりや休日を利用して求人を探すのは肉体的にも精神的にも負担がかかります。

転職エージェントを利用すれば、求職者のキャリアや希望に合った求人を紹介してくれるため、転職活動にかかる時間や労力を軽減できるのがメリットです。また応募書類の添削や面接対策のアドバイスも受けられ、転職の成功確率を上げられます。

転職成功率をアップさせる36歳の選考対策

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転職を成功させるには、入念な選考対策が必要です。年代によって企業から求められるものは異なります。36歳の方が20代と同じような選考対策を行うと失敗してしまうため、注意しましょう。ここでは、36歳の方が転職前に押さえておきたい選考対策のポイントを解説します。

履歴書

履歴書を作成する際に注力したいのが「志望動機」です。志望動機は応募者の入社意欲や人柄を見る部分であり、採用の可否に大きく関わります。志望動機を作成する際は、以下の3つを盛り込みましょう。

  • なぜ応募先企業を選んだのか
  • 自分がどのように企業に貢献できるのか
  • 将来どうなりたいのか(キャリアビジョン)

36歳は豊富なキャリアが強みです。その豊富なキャリアを応募先企業でどう活かせるのかを積極的にアピールしましょう。

職務経歴書

職務経歴書は自分のこれまで培ったスキルや経験をアピールできる書類です。しかし、履歴書と違って明確なフォーマットが決められていません。ゆえに職務経歴書の書き方次第ではライバルに差をつけられます。職務経歴書を入念に作り込めば、入社意欲の高さをアピールできるでしょう。

注意したいのは、応募先企業で活かせるスキルや経験を盛り込むことです。36歳は社会人経験も豊富で、アピールできる実績や強みが多くあるでしょう。しかしあれもこれもアピールすれば、一番伝えたい強みが伝わらなくなる可能性があります。企業研究を通じて企業側がどういう人材を求めているのかを把握し、それに合わせて強みや訴求できる部分を厳選しましょう。

面接

企業は面接で応募者のスキルや人柄を見極めます。応募者が20代の場合はその人の個性やポテンシャルを重視するのに対し、30代の場合は即戦力になるかどうかを重視します。

つまり36歳の方が採用を勝ち取るには、自分の強みや得意分野、採用するメリットをアピールすることが大切です。過去の成功体験や失敗から学んだこと、なぜ30代で転職を決意したのかなど、具体的に伝えられるようにしましょう。

36歳が意識したい職場の選び方

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転職は何度も繰り返せるものではないため、入社後の後悔を防ぐには慎重に職場を選ぶことが大切です。「次の職場で定年まで働く」といった気持ちを持って求人を探すとよいでしょう。ここでは、36歳が意識したい職場の選び方について解説します。

自分の市場価値に見合っているか

転職する際は、自分のスキルや経験に見合う職場選びが重要です。企業側が求めている人材から大きく外れていると、採用はされません。かといって、自分のスキルレベルや経験値に見合わない給与の職場を選べば、損をしてしまいます。

求人を探す前に、まずは自分の市場価値を正しく分析しましょう。自分と同じ年代の人がどのようなスキルや経験を持ち合わせているのか、年収はいくらなのかをリサーチしてみてください。

生涯働けそうか

転職は年齢を重ねるほど難しくなります。再び転職をしなくても済むように、長く安定して働けそうかを見極めましょう。将来性の危うい業界や企業に転職すると、数年後には倒産してしまう可能性があります。

将来性を見極めるのは簡単ではありませんが、「社会的なニーズが安定してあるか」「AIやロボットに代替されないか」「将来的に発展しそうな事業か」などを分析してみてください。

36歳の転職はマイナビエージェントへ!

36歳の転職では、自分に合う転職先選びと入念な選考対策が欠かせません。しかし転職経験が少ない方の場合、「どのように転職先を選べばよいのか」「選考対策は何をすればよいのか」と不安になることがあるでしょう。

マイナビエージェントでは、これまでに30代の方の転職を多く成功に導いてきました。キャリアアドバイザーは、30代ならではの強みやアピールポイント、転職活動の進め方も熟知しています。転職の成功確率を上げたい方は、ぜひご利用ください。

まとめ

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一般的に転職は年齢を重ねるごとに難しいとされていますが、36歳で転職している人は多くいます。「挑戦したいことがある」「現職にとどまっても成長が見込めない」といった場合は、転職を前向きに検討してみてください。

マイナビエージェントは求人の紹介をはじめ、応募書類の作成や面接対策のアドバイスをしています。あなたの強みを引き出し、選考を有利にするアドバイスをいたしますので、ぜひご相談ください。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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