【社会人におすすめの資格とは】資格の選び方や働きながら合格するコツを紹介

【社会人におすすめの資格とは】資格の選び方や働きながら合格するコツを紹介

5年、10年先のキャリアをイメージして「何か資格を取っておこう」と考える社会人の方も多いのではないでしょうか。資格があれば自信につながるだけでなく、客観的なスキルの証明にもなるため、キャリアの選択肢が広がります。

そこで今回は、社会人が資格取得を目指すメリットやおすすめの資格働きながら合格を勝ち取るためのポイントなどを解説します。

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1.社会人が資格を取るメリットとは?

社会人として働きながら資格を取得することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。代表的な理由としては以下の4つが挙げられます。

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1.1.職場での評価・給料アップにつながる

社会人で資格を取る代表的なメリットといえるのが、人事評価・給料アップが期待できる点です。

現職の業務に活かせる資格を取得し、その資格を取得する努力が認められたり、資格を取得する過程で得た知識などをもとに成果を出したりすることができれば、人事評価がアップし給料額に反映される可能性があります。

1.2.キャリアの選択肢が広がる

資格を取ることは、キャリアの選択肢を大きく広げます。

例えば、転職をする際には実務経験を求められるケースが多く見受けられますが、転職を希望する業界や職種に精通する資格を持っていれば未経験でも採用される可能性は広がるでしょう。

1.3.自分の自信になる

社会人として働きながら資格を取得できれば、自分の自信にもつながるでしょう。たとえ今の職場で思うような働きができていなかったり、上司から理不尽な評価を受けていたりしても、資格があれば「自分にはちゃんとスキルがあるんだ」と心の拠り所となるはずです。

1.4.独立する際に有利に働く場合がある

資格によっては起業家として独立する際に有利に働くものもあります。例えば、「業務独占資格」に該当する社会保険労務士などの資格を持っていれば、社会保険労務士事務所や企業の総務部などで社会保険関連・労務管理などの業務に従事できるため需要も高まっています。

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2.自分にあった資格の選び方のポイント

日々の仕事に追われる社会人が資格取得を目指す際には、今の自分に合った資格選びが重要です。以下の5つのポイントを参考に、どの資格を目指すべきか検討してみましょう。

2.1.今の仕事に役立つ資格か

「現職でのキャリアアップを目指したい」という社会人の方にとって、今の仕事に役立つ資格であるかどうかは資格選びにおける重要なポイントです。

会社側から評価に値すると判断されれば、より裁量を持って働けるようになったり、幅広い仕事を経験できるようになったりと、長く働き続けるモチベーションとなるでしょう。

2.2.資格の難易度はどれくらいか

資格を取得する際の難易度も、資格選びの上では重要です。あまりにも難易度が高い資格を目指すとなると勉強期間も長期化し、モチベーションを維持し続けることが難しくなる場合もあります。

資格の難易度を調べたうえで、今の自分の環境で合格が見込めるのかを見極める必要があるでしょう。

2.3.実務経験が必要かどうか

多くの資格には受験資格が設けられており、実務経験が必須という資格もあります。なかには数年単位の実務経験を積んだことを会社から証明してもらわなければ受験資格が得られないものも存在します。

「勉強を始めてから受験資格がないことを知った」という事態を招かないように、必ず確認しておきましょう。

2.4.自分の目的に合っているかどうか

自分の目的に合った資格であるかという点も社会人の資格選びで確認すべきポイントの一つです。自分の目的にそぐわない資格では勉強のモチベーションが維持できず、万が一不合格となった際に今までの努力をすべてを自ら否定してしまいかねません。

「キャリアアップや昇給を実現するため」「将来的に目指したい仕事に就くための備え」「趣味を深めるため」など、資格取得の目的を明確化した上で資格を選ぶようにしましょう。

2.5.年収アップにつながるかどうかどうか

年収アップにつながるか否かも社会人の資格選びでチェックしたいポイントです。資格の知識を生かして会社の利益に貢献できるようになれば年収アップの可能性もあります。

会社によっては資格手当が支給されるケースもあるため、あらかじめ社内規定を確認しておくことをおすすめします。すでに資格を取得している先輩や同僚らに体験談を聞いてみると参考になるでしょう。

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3.社会人におすすめの資格

ここからは、社会人が取得するのにおすすめの資格を紹介していきます。

3.1.汎用性の高い資格

業界を問わず幅広く活かせる資格は、社会人として勤めながら取得しておいて損はないでしょう。汎用性の高い資格としては主に以下のようなものが挙げられます。

3.1.1.日商簿記検定

経理関連やお金に触れる仕事をしている方、転職を考えている方におすすめなのが「日商簿記検定」です。

会社のお金の出入りを管理するために必要な知識を得ることができるため、経理関連の実務で役立つほか、経営分析の基礎となる知識も得られるためおすすめです。

3.1.2.MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」は、WordやExcelなどのマイクロソフト社のビジネスソフトの操作スキルを証明する資格です。事務職だけではなく、パソコンを扱うすべての社会人におすすめの資格です。

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3.1.3.TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)

「TOEIC」は英語のコミュニケーションスキルを測る試験で、全世界で多くの人が受験する信頼度が高いテストです。採用で「TOEIC○○○点以上」という条件を掲げている企業も多く、おすすめです。

3.2.金融系の資格

金融系では主に以下の2つがおすすめできる資格です。

3.2.1.ファイナンシャルプランナー(FP)

金融系の資格ではまず、知名度が高く広い領域で活躍が見込める「ファイナンシャルプランナー」がおすすめです。

人それぞれのライフプランに応じて日々の家計管理やローン、保険などの金融商品に関するアドバイスを行います。自分自身の生活に役立てられるメリットもあります。

3.2.2.証券アナリスト

「証券アナリスト」とは、業界や企業価値の調査、分析をする仕事です。高度な専門知識を要しますが、金融機関や証券会社への転職を目指す方は取得しておいて損はない資格です。

3.3.やりたいことを仕事にできやすい主な資格

目的を持ち、やりたいことを実現できやすい主な資格としておすすめなのは、以下の5つの資格です。

3.3.1.医療事務

医療事務は病院やクリニックで事務作業を担う仕事です。病院や診療科が異なっても基本的に求められるスキルは変わらないことが多いため、一度取得すれば働き口が豊富です。

3.3.2.教員免許

教員免許は小・中・高等学校などの教員になるために必要な資格です。基本的には大学などで教職課程を履修する必要がありますが、一部の学校は試験のみでの免許取得も可能ですので、社会人にもおすすめの資格です。

3.3.3.調理師

飲食店や学校、施設などで食事を作る調理師もおすすめの資格です。受験には調理の実務経験が2年以上必要となりますが、調理の仕事は多岐にわたるため、手に職をつけて長く働き続けられるでしょう。

3.3.4.インテリアコーディネーター

インテリアを通して理想の暮らしの実現をサポートするのがインテリアコーディネーターの資格です。内装や設備、家具、照明など、インテリアの知識を深く学ぶ必要がありますが、顧客の生活を彩ることで喜びを与えられる仕事であり、やりがいを感じられるでしょう。

3.3.5.ホームヘルパー

高齢者の生活を支援するホームヘルパーは、現代の高齢社会において貢献度が高い仕事です。「介護職員初任者研修」では、130時間の研修などを修了する必要がありますが、パートタイムやアルバイトでの採用も多いため、柔軟な働き方を希望する社会人におすすめです。

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3.4.難易度が高いといわれる資格

国家資格に該当するおすすめの資格を3つご紹介します。キャリアアップや転職の際に有利になる資格ですが、仕事をしながら合格するまでの道のりは険しいことが予想されるため、覚悟を持って勉強に取り組む必要があるでしょう。

3.4.1.宅地建物取引士

「宅建」の名で知られる宅地建物取引士は、売買や仲介などの不動産取引で必ず必要となる資格です。不動産業界に限らず建築や金融業界などでも資格者が求められるため、社会人としてのキャリアが広がります。

3.4.2.税理士

税理士は主に税務代理や書類作成などの独占業務を担う資格で、税に関するスペシャリストとして活躍できます。資格の難易度は高いですが、税理士事務所以外でも活躍の場は広く用意されており、高い収入を得ることも可能です。

3.4.3. 公認会計士

監査業務や企業コンサルティングを担う公認会計士は、会計分野の専門家として活躍が見込める資格です。医師や弁護士と並ぶ「三大国家資格」といわれることもあり、難関資格に位置付けられています。税務や会計分野での独立開業を目指す方におすすめです。

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4.働きながら資格を取るためのポイント

社会人として働きながら資格を取るためには、時間の捻出やモチベーションの維持が重要となります。最短での合格を目指すためにも、以下の5つのポイントを取り入れてみましょう。

4.1.日常のスキマ時間を把握する

社会人の資格勉強は、いかにスキマ時間を活用できるかが鍵となります。まずは現状の生活を振り返り、24時間のうち、いつ、どれくらいのスキマ時間が生まれているのか把握することから始めましょう。

「スキマ時間なんて見当たらない」という方も、日常生活に無駄や非効率な動きがないか見直してみると、自分でも気づかなかったスキマ時間が見つかるかもしれません。

4.2.通勤時間を利用する

資格取得を目指す社会人にとっては通勤時間も貴重な勉強時間です。電車やバスなどで通勤している場合なら、参考書を数ページ読み進める程度の勉強は可能なはずです。最近では音声教材も豊富に提供されているため、電車やバスなどの通勤途中で聞きながら学ぶことができます。

たとえ通勤時間が5分間でも、10日間続ければ50分間の勉強時間確保につながります。「塵も積もれば山となる」ということわざもあります。コツコツ続けていきましょう。

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4.3.勉強の時間を決めておく

資格取得を目指すならば、勉強の習慣化が欠かせません。勉強時間はあらかじめ決めておくことをおすすめします。スケジュールを決めず気分や状況に応じてやろうという心持ちでは、徐々に勉強が面倒になり、後回しにしてしまうようになるかもしれません。

例えば、「毎週日曜日に、翌日からの1週間のスケジュールを見ながら勉強時間を組み込んでいく」といったようなルールを設け、勉強習慣の定着を図りましょう。

4.4.通信講座を受講する

「誘惑に負けて別のことをしてしまう」、「モチベーションが続かない」という方は、通信講座の受講がおすすめです。

近年はさまざまな企業や団体から通信講座のカリキュラムが提供されています。資格によっては決して安くはない受講料がかかりますが、「投資したお金を無駄にしないように勉強しよう」というモチベーションにつながるでしょう。

通信講座はカリキュラムが決められているものの、勉強のペースは各々に委ねられているため、仕事が不規則な方や家事や育児に忙しい社会人にもぴったりです。

4.5.試験に申し込んでロードマップを確定させる

物事を先延ばしにする癖がある方は、とにかく試験に申し込んでしまうというのも一つの手段です。

試験日というゴールが決まっていれば、逆算していつまでに勉強を終わらせなければならないのかが明確化できます。やるべきことが明確化されれば、「勉強しよう」という気持ちも湧いてくるはずです。

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5.まとめ

キャリアの可能性を広げたり、やりたいことを実現させたりするために、社会人になってから資格取得を目指すのは、ポジティブで素晴らしいことです。

ただし、日々働きながら合格を目指すには、少々のことでは揺るがない強い意志とコツコツと勉強を積み重ねる努力が必要です。

「合格」をゴールにせず、その先の自分の新たなキャリアや人生を想像しながら、資格取得に挑戦してみましょう。

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