経済のグローバル化が進み、英語を社内公用語にする企業が増えています。社会人が英語の勉強をゼロから始めるメリットとやり方を解説します。 (Misa)
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1.社会人にとって英語ができるメリットは?
学生時代の英語は単位がとれる程度の成績や文献を読むために取り組む程度でしたが、経済のグローバル化により、ビジネスで英語力を求められる場面が増えています。
社会人が英語を勉強すると、以下のメリットがあります。
1.1.キャリアアップの選択肢が広がる
海外勤務や外資系企業への転職では一定以上の英語力が求められます。
また、グローバル展開している大手企業では社内公用語を英語に切り替えた会社もあります。
英語でのコミュニケーションができれば、グローバルなビジネスや人と交流する機会が増え、自分の能力や価値を高める機会が増えます。
1.2.専門分野の最新情報や知識にアクセスできる
専門分野に関する最新情報を入手しやすくなります。
インターネットや書籍などの情報源は、英語で書かれているものが多く、日本語に翻訳されるまでにタイムラグが生じます。
英語力があれば、それらの情報に直接触れることができ、より早く最新の知識を吸収できます。
1.3.異文化理解が深まり、コミュニケーション能力が向上
英語を通じて、多種多様な国や文化圏の人と交流できるようなります。
異文化理解やコミュニケーションの機会が増えることで、自分の視野を広げ、異なるバックグラウンドを持つ人の立場や考え方を理解する機会になります。
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2.ゼロから英語を学ぶためのやり方・ポイント
2.1.身の丈に合った具体的な目標を設定する
英語をゼロから学ぶときの最初のポイントは、「プレゼンテーションができるようになりたい」「資格試験に合格したい」などの具体的な目標を設定することです。
その前提として、自分の英語力のレベルを客観的に把握することも必要です。
2.2.目標とレベルに応じた学習方法や教材を選ぶ
次のポイントは、目標とレベルに応じた学習方法や教材を選ぶことです。
初心者なら、基礎的な文法や単語などの基礎から始めるべきです。
英語に苦手意識を持つ人ほど、会話のトレーニングを優先しがちですが、文法や単語を理解しなければ、ビジネスで通用するレベルの英語力は身につきません。
初めに教材やアプリを使って文法や単語を学び、リスニングやスピーキングの練習に進むことをお勧めします。
初心者:基礎的な文法や単語を学ぶ教材やアプリ
中級者:リスニングやスピーキングのスキルを向上させる教材やオンラインレッスン
上級者:自分の専門分野の英語を学ぶ教材やネイティブとの交流など
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3.英語学習の効果を高めるには
3.1.少しずつでも毎日勉強する
英語学習の効果を高めるには、毎日少しずつでも継続的に勉強することです。
語学学習は、飛び飛びにたくさん勉強するよりも、毎日少しずつ勉強する方が効果的です。
毎日勉強することで英語に慣れて忘れにくくなりますし、自分の進歩を感じやすくなり、モチベーションを保ちやすいです。
3.2.英語を使う機会(読む・書く・話す)を増やす
次に、英語を使う機会(読む・書く・話す)を増やすことです。
勉強した英語を使うことで定着していきます。
例えば、英語の本や雑誌、ニュースやポッドキャスト、映画やドラマなど、英語に接する機会を増やしましょう。
英語で日記やSNSなどを書くのもよいですね。
英語を話す機会を作ることも必要です。
英会話レッスンや英語を話す友達や仕事仲間など、話す相手を見つけて英語でコミュニケーションをとりましょう。
英語を学ぶことと、英語で楽しむことを両立させることが学習効果が高まります。
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原稿:Misa
ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。