社会人は睡眠時間が短くなりがちですが、睡眠時間が少なくても質の高い睡眠をとれれば疲労は回復できる可能性があります。質の高い睡眠をとる方法を解説します。(Misa)
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1.社会人の睡眠時間の現状は?
社会人の睡眠時間の現状について、株式会社ライフアカデミアが実施した社会人の平均睡眠時間に関する調査をもとに見ていきます。
1.1.多くの社会人はもう少し眠るべきと考えている
ライフアカデミアの調査では、仕事がある日の平均睡眠時間は6時間程度、休みの日で7時間程度という人が多いそうです。
それに対して理想的な睡眠時間は8時間という回答が多く、多くの社会人はもう少し眠るべきと考えているようです。
この結果は、テレワークで通勤がなくなった場合でも変わっていないようで、理想とする睡眠時間を確保できないのは、仕事で拘束される時間とは関係なく、ライフスタイルの問題があるのかもしれません。
1.2.学生時代の生活習慣や社会人として身だしなみを整える必要性なども影響の可能性
特に新社会人には、大学生活の後半で時間的拘束が緩やかになり、不規則な生活を続けていた人もいます。
学生時代は遅刻をしても自分だけの問題ですが、社会人になると周囲に迷惑をかける場合があります。
また、社会人としての身だしなみや勉強なども必要になるため、睡眠時間にしわ寄せがいくというケースもあるかもしれません。
(参照元はこちら)
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2.短めでも質の高い睡眠をとる方法
一方で、睡眠時間の長さと睡眠の質は必ずしも一致しないという説もあります。
2.1.質の高い睡眠をとることが重要
睡眠は質の高い睡眠をとることが推奨されています。8時間以上眠っても睡眠の質が低いと目覚めが悪かったり、疲労が回復しなかったりすることもあります。
たとえば、日常的に運動習慣がある人には睡眠不足が少ないなど、睡眠には生活習慣や就寝前の行動が関係しています。
2.2.質の高い睡眠をとる方法は?
質の高い睡眠をとるための行動を以下に紹介します。
- ぬるめの温度で入浴し、体を温める
- 起床直後に朝の光を浴びて体内時計を整える
- 朝食をとって、脳のエネルギー源である糖分を補給する
- 就寝の数時間前からカフェインが含まれる飲食物を避ける
- 就寝1~2時間前はスマートフォンを見ない
(【参考】厚生労働省「快眠と生活習慣」)
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3.質の高い睡眠がとれれば仕事にも好影響
睡眠の乱れには、仕事の忙しさよりも生活習慣の乱れが影響している場合が多いようです。
3.1.テレワークで生活のリズムが乱れる場合も
コロナ禍で定着したテレワークの影響もあります。通勤がなくなり、起床や就寝時間が乱れたり、運動量の低下によって寝つきが悪くなったりと、生活リズムの乱れに関係しているようです。
3.2.生活習慣の小さな改善が第一歩
もし、目覚めが良くないと感じているなら、自分の生活習慣を見直してみましょう。生活習慣と睡眠の質は密接に関係しています。
睡眠の質は健康への影響はもちろんですし、体調も整い気分よく過ごせるので、生活の質も向上します。
質の高い睡眠がとれれば、集中力や思考力も高まりますので仕事の効率にも影響します。
生活の中のちょっとした工夫で、質の高い睡眠をとれるようになります。質の高い睡眠によって、生活や仕事の質が向上します。生活習慣の小さな改善から始めてみませんか。
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原稿:Misa
ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。