社会人に必要なスキルとは? 経産省の「社会人基礎力」から考察

社会人に必要なスキルとは? 経産省の「社会人基礎力」から考察

経済産業省は、どのような仕事でも共通して必要とされるスキルとして「社会人基礎力」を提唱しています。専門知識やスキルなどを発揮するための基盤となる社会人基礎力は、若手のうちに身につけておくべき能力です。(Misa)

(※もしかしたら仕事頑張りすぎ!? ... そんな方におすすめ『仕事どうする!? 診断』)

【関連記事】「【社会人経験とは】アルバイトは社会人経験あり? なし? 雇用形態別に解説」

1.経産省が提唱する「社会人基礎力」とは

社会人に共通して、必要とされるスキルがあります。そうしたスキルの指標として、経済産業省は2006年から「社会人基礎力」を提唱しています。

社会人基礎力は、下表の3つの基礎力を土台として、12の能力要素から構成されています。

単に自己診断や評価基準として用いるだけでなく、構造や本質を理解し、高めることが総合的な能力向上やキャリアアップにつながります。

post1176_img1.jpg

(【出典】経済産業省「社会人基礎力」)

post1176_img2.jpg

【関連記事】「社会人におすすめの資格16選! キャリアアップや若いうちに取るべき資格を紹介」

【関連記事】「【社会人の勉強時間】週全体の勉強時間は7分!? 勉強すべき理由と時間の作り方」

【関連記事】「【社会人におすすめの勉強】勉強内容や勉強方法の選び方、メリットと注意点」

今の仕事、会社がつらい...無料で相談できる転職エージェント「マイナビエージェント」に相談してみる。

2.社会人基礎力を向上させるポイント

社会人基礎力のなかでも、新入社員から経営層まで共通して必要とされる2つの能力を向上させるポイントを紹介します。

2.1.コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、発信力、傾聴力、柔軟性の3つの能力要素が関係しています。

一方通行にならないことが重要です。自分の意見を伝えることと相手の意見を受けとめることの両方をバランスよくできなければなりません。

自分の意見をわかりやすく伝えるためには、話の目的や聞き手の状況を考え、話の順番や表現の工夫に加えて、言葉遣いや声のトーン、ボディランゲージに配慮すると効果的です。

逆に相手の意見を丁寧に聴くためには、ただ聞くだけでなく、質問や相槌で相手が話しやすい状況をつくり、相手へのフィードバックを交えながら、共感や理解を示すことが大切です。

そのうえで、お互いの意見や立場の違いを理解するために、思い込みや先入観を捨て、相手の視点や背景、心情を洞察することが必要です。

2.2.問題解決力

問題解決力は、課題発見力、計画力、創造力の3つの能力要素が関係します。

若手は与えられた課題をこなせばよくても、いずれは課題や目標の設定、課題解決のプロセス構築を任されるようになります。すると、データや事実を分析して問題の本質や原因を探る能力が求められます。

目標達成や課題解決に向けて、期限(スケジュール)、責任者、リソース(人員、予算)などを明確化し、その中で最大限に効率よく問題解決できるプロセスを考えます。

新しい価値を生み出そうとする場合は、既存の枠組みや常識にとらわれない柔軟性と同時に、前例がないことへのリスクヘッジや客観的な評価も必要になります。

post1176_img3.jpg

【関連記事】「社会人一年目で身につけておきたい! 転職しても通用するスキルと能力、心得」

【関連記事】「社会人が勉強するのはしんどい?おすすめの資格や勉強方法を紹介」

【関連記事】「【社会人と学生の違い】学生気分が抜けない? "社会人"に必要な要素とは!?」

【関連記事】「社会人の常識とは? 昔からあった"いまどきの若者"と先輩・上司とのギャップ」

自分にあった働き方を見つけよう!「テレワーク/リモートワーク(制度あり)」求人一覧を見る。

3.社会人基礎力を身につけてキャリアアップを

3.1.社会人基礎力はどんな職種や業界でも必要とされる汎用性の高い能力

社会人基礎力は、どんな職種や業界でも必要とされる汎用性の高い能力であり、専門知識やスキルを活かすための基盤となります。

社会人基礎力に該当する能力が乏しいと、身につけた専門知識や技術をうまく発揮できないケースもあります。

例えば、「前に踏み出す力」が高い人は積極的に仕事に取り組み、目標を達成することができます。

「考え抜く力が高い人」は問題を発見し、解決することができます。

「チームで働く力が高い人」は、円滑なコミュニケーションで他人と強調して仕事を進めることができます。

3.2. 日々の仕事や生活のなかで意識して実践していくことが大切

社会人基礎力の向上は、一朝一夕にできるものではありません。

日々の仕事や生活のなかで、少しずつでも意識して実践していくことが大切です。社会人基礎力を身につけて、キャリアアップをめざしましょう。

post1176_img4.jpg

【関連記事】「社会人が勉強しないとどうなる? 勉強しないデメリットと勉強好きになる方法」

【関連記事】「社会人・働くことに向いてない人はどうすれば? 特徴やおすすめの職業を紹介」

【関連記事】「【社会人2年目あるある】「疲れた...」となる原因と悩み解決のための記事10選」

【関連記事】「【社会人におすすめの副業4選】選ぶ際の判断基準と注意点も解説」

【関連記事】「【社会人の休日】充実させるメリットや「タイプ別」おすすめの過ごし方12選」

【関連記事】「【社会人の趣味】趣味の選び方、「社会人から始める趣味」の定番をご紹介」

【関連記事】「社会人が出会いのきっかけをつかむコツ!アプリ以外でも出会いはある?」

原稿:Misa

ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

この記事をシェアしよう!