【仕事でありえないミス連発】主な原因と組織単位で対処すべき理由と対処法

【仕事でありえないミス連発】主な原因と組織単位で対処すべき理由と対処法

仕事でありえないミスを連発してしまうとき、それは単なる不注意ではなく、根本的な原因が別にあって、同じような条件下で繰り返し起こる可能性があります。ありえないミスが起きる4つの主な原因と組織単位で対処すべき理由と対処法について解説します。(Misa)

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1.仕事でありえないミスを連発する4つの主な原因

仕事のありえないミスとはどんなものでしょうか。

たとえば、必ず行うと決められているルーティンを行わなかったり、常識的な判断から外れたりすることが考えられます。

では、こうしたミスが発生する原因と考えられる例を挙げてみましょう。

1.1.オーバーワークや極度のストレス

ストレスや疲労が蓄積すると、集中力や判断力が極度に低下する場合があります。

正常な判断ができなくなると、細かいケアレスミスが増えるだけでなく、通常では考えられないミスも起こります。

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1.2.仕事のフローや仕組みに問題がある

仕事のフローや仕組みの問題で誤認識や混乱が生じ、第三者からはありえないと思うようなミスが起きます。

システムを改善しないかぎり、担当者を交代してもミスの発生率は変わらないでしょう。

1.3.取引先など対外的な問題がある

取引先からの納期や仕様変更などの無理な要求、曖昧な説明など、対外的な問題がミスにつながる場合があります。

取引条件やコミュニケーションを改善することで解決できます。

1.4.ミスをした本人に問題がある

当事者意識に欠如した人は、勝手な判断で必要な手順を省略したり、チェックが雑だったりする傾向があります。

仕事の流れや自分の役割を理解させ、決められた手順や担当業務が何のために必要かを考えることで改善できます。

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2.仕事でありえないミスを連発したときの対策

ありえないミスの連発、つまり影響力が大きいミスには、個人ではなく、組織単位で改善に取り組む必要があります。

もっとも優先すべきは、社内での情報共有と対外的な対応です。その後で原因の究明と改善を行います。

2.1.迅速な報連相

ミスが発覚した最短のタイミングで、上司や責任者、関係部署に報告、連絡します。

2.2.トラブルシューティング(対応、謝罪)

顧客や取引先などに影響が出る場合は、上司、責任者の指示を仰ぎながら対応します。

ミスの内容によっては正式な謝罪や公式な情報開示が必要になります。

2.3.原因を究明して改善策を立てる

前項のトラブルシューティングと並行して進め、謝罪や情報開示を行う際に原因と改善策の説明を添える場合があります。

2.4.ミスをした本人への指導、フォロー

ミスの原因からトラブルシューティング、改善に至るプロセスを振り返り、そのなかでの本人へのフィードバックを行います。

当事者としてミスを防ぐ方法がなかったかを考えることは、本人のスキルアップにもつながりますが、過度に責任を感じたり、落ちこんでいたりする場合にはフォローも必要です。

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3.ありえないミスの連発は個人だけの問題ではない可能性

ありえないミスを連発したとき、それは個人の問題ではなく、部署や組織で対処すべき課題です。

もちろん、ミスをしているわけですから個人に責任がないわけではありません。

しかし、ミスが起きた原因すべてが個人にあると考えるのは適切ではありません。

人間が携わる以上、ミスが起きるのは当たり前です。業務フローやシステムは、ミスを回避するためにつくられるものです。

たとえば、本人のスキル不足が原因だったとしても、指導・教育するのも上司の役割です。仕事への適性に問題があれば、職種や配置転換するなどの対処も必要です。

本人の視点で、その仕事に向いていないと感じる場合は転職を選択肢に入れることがあってもよいでしょう。

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原稿:Misa

ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

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