仕事で怒られてばかり――つまり同じ失敗やミスを繰り返したり、仕事への取り組みに真剣さが欠けたりすると、たびたび怒られることになります。失敗やミスは誰にもありますが、怒られたら、それを成長の原動力にしましょう。(Misa)
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1.仕事で怒られてばかりの人に共通する特徴
仕事で失敗やミスをしない人はいません。しかし、同じミスでも、その後の対処や状況によって、怒られ方には個人差があります。
怒られる人にとっては理不尽に感じられるかもしれませんが、本人にとっては別の失敗でも、失敗の原因が同じだったり、取り組み姿勢に問題があったりと、怒られてばかりいる人には共通する特徴があります。
仕事で怒られてばかりという人の特徴を挙げます。こうした点に注意していくと、怒られる機会は減らせるでしょう。
次項で対処のポイントにふれます。
<仕事で怒られてばかりの人の特徴>
- 同じミスを繰り返す
- 周囲や仕事の連携に配慮していない
- 反省を態度で示さない
- 口先だけで謝罪と反省を繰り返している
- 言いわけや責任転嫁をしている
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2.仕事で怒られてばかりの人がもつべき「怒られ力」とは!?
部下や後輩を指導するスキルがあるのと同じように、指導されたことを理解して身につけるのもスキルです。
「飲みこみがよい」と言われるタイプで、理解力や応用力が高い人はおおむねこのスキルをもっています。
仕事で怒られてばかりと落ちこむよりは、怒られるのは成長や改善を期待されているからと思ったほうが自分のためになります。
スキルアップを後押しされていると考え、怒られたことをすべて糧にしていく、「怒られ力」を身につけましょう。
怒られたときに落ちこんだり、反発したりすると、成長のチャンスを逃してしまうかもしれません。
仕事で怒られるときの受けとめ方やその後の反応によって、怒られる頻度や怒る人の態度も変わってくるはずです。
以下に仕事で怒られるときの対処方法を紹介します。
<仕事で怒られるときの対処方法>
- 怒られることを人格否定や自分への攻撃ととらえない
- 指摘されたことを一度は素直に受けとめる
- 反省と謝罪は言葉だけではなく、態度と行動で示す
- 怒る相手を知る努力をし、理解する
- 同じ失敗を繰り返さない工夫をする(報連相、セルフマネジメント)
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3.指導する側に問題がある場合も
ここでは、仕事での不備や失敗に対して「怒られる」という表現を使っていますが、日本語は、「怒る」「叱る」「注意する」で、それぞれニュアンスが違ってきます。
本来「怒る」は怒りの感情をアウトプットする意味合いで、「叱る」では本来あるべき形になっていないことを責めるといったニュアンスになります。
事実をふまえて、間違いなどを正すときに感情を反映させる必要はありません。
仕事でのミスを正すのに適しているのは「注意する」もしくは「指導する」です。
もちろん、怒られる原因はミスをしていることに間違いありませんが、過剰な怒り方には、注意や指導をする側のスキル不足、考え方に問題がある場合もあります。
相手が感情的になっていると感じた場合には周囲に相談してみるとよいでしょう。
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原稿:Misa
ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。