仕事で大失敗!よくある原因と予防法、大失敗への対処法とは

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仕事で大失敗することを望んでいる人はいないと思いますが、仕事のやり方や意識によって失敗を招いてしまう人もいます。大失敗を避けるためにはどうすればいいのでしょうか。よくある原因と避けるためのポイントを解説します。(Misa)

【関連記事】「仕事でミスが多い人の特徴と対策|気持ちの立て直し方、体験談も紹介」

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1.仕事で大失敗する原因

仕事の大失敗が起こるのは主に以下のような原因があります。

1.1.不注意や経験不足による判断の誤りなど

仕事の大失敗が起こるのは、不注意や経験不足による判断の誤りなど個人に起因する場合があります。

個人レベルの人的ミス、いわゆるヒューマンエラーによって、金融機関のサービスが何日も停止したり、国のシステムで誤送信があったりと、膨大な人の生活やビジネスに支障をきたす事態が発生することがあります。

どんなに注意しても人間はミスをおかします。偶然が重なった結果、ミスにつながる場合もあります。

1.2.組織や業務フローに欠陥がありミスが起こりやすい場合も

そうした事態を起こさないためには、真摯に仕事に向き合い、入念なチェックを行うことが求められます。

しかし、残念ながら責任感に問題があって仕事の質が低い人もいます。

また、組織や業務フローに欠陥があって、ミスが起こりやすいしくみになっている場合もあります。

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【関連記事】「「仕事がうまくいかない」のはなぜ?8つの原因、5つの特徴 | 対策も解説」

【関連記事】「仕事で失敗する人の特徴|ミスが続くときの対処法と立ち直り方」

2.仕事での大失敗を防ぐ5つのポイント

仕事での大失敗を防ぐために留意すべき、5つのポイントについて解説します。

2.1.仕事に対する「当事者意識」をもつ

責任感が強いと評価される人は、仕事を自分自身の問題として意識しています。これが当事者意識です。

指示されたからやるのではなく、自分の問題として向き合うことで視野が広がり、目的や成果を明確に意識できるようになります。

2.2.自分の認識や理解が正しいかを疑う

取引先の要望や上司の指示を正しく受けとれないことが、失敗の原因になるのは珍しくありません。コミュニケーションや認識の行き違いですね。

自分の認識や理解が正しいと思いこまず、言語化して確認する習慣をつけましょう。

2.3.進捗状況をこまめに報告する

短期的な仕事ではあまり必要ありませんが、ボリュームのある仕事では、途中で進捗状況を報告することで円滑に仕事を進められます。

複数の仕事を並行している場合などは、優先順位の変更が生じる場合もありますので特に心がけましょう。

2.4.状況の変化は早めに連絡する

仕事の途中で状況の変化があった場合は、関係者全員に情報共有する必要があります。

少なくとも、自分の前後の工程には確認をとる習慣をつけておくと連絡ミスを防げます。

2.5.壁にぶつかったら早めに相談する

わからないことや苦手なことを後回しにしてしまい、納期に間に合わなかったり、求められるレベルの仕事ができなかったりすることがあります。

壁にぶつかったら早めに上司や先輩に相談しましょう。

生産性向上のセルフマネジメントで「簡単にできるものから着手する」という手法が紹介されていますが、これは後に回す仕事についても、やり方の見通しが立てられることが前提です。

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【関連記事】「仕事へのモチベーション、どうしてもやる気のない時はどうすればいい!?」

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3.もしも大失敗をしてしまったら

もしも大失敗をしてしまった場合、その後の対応が重要な課題になってきます。

3.1.問題解決と失敗を繰り返さないための対策をする

仕事で大失敗をしてしまったら、その失敗を隠さず報告することが先決です。

大失敗への対応は1人でできるものではありません。損害を最小限に抑えるためにもすぐに上司や同じチームの仲間に報告し、問題への対応を協議します。

同時に取引先など関係する人たちにも、誠実な態度で事が起きた経緯を説明し謝罪します。できる限りのことをして問題の収束に向けて尽力しましょう。

問題解決においては、失敗が起きた原因と経緯を明らかにすることが大切です。これがきちんとできていないと、また同じような失敗を繰り返してしまいます。

失敗を繰り返さないためにどのような予防策が取れるか、自分の意識や仕事のやり方はもちろん、組織全体の業務フローや管理システムまで見直します。

もしも損害賠償を請求されるような事態になった場合は、法的な知識も必要になってきます。

弁護士に相談して共に対処するようにしましょう。

3.2.自分自身のメンタルケアも忘れずに

仕事上の大失敗は、自分自身のメンタルにもかなりのダメージを及ぼすはずです。

自分の大失敗を気にしないなどということはできませんが、気持ちを切り替えてまた元気に仕事ができるよう、その経験を前向きに捉える力が必要です。

【関連記事】「【仕事で失敗しないために】失敗とミスとの違い、失敗タイプ別原因と対処法」

【関連記事】「【仕事でありえないミス連発】主な原因と組織単位で対処すべき理由と対処法」

4.失敗をしないで成長する人はいない

仕事上の失敗がない人はいません。高い成果やキャリアアップをめざし、チャレンジングな目標をもつほど、失敗するリスクは高まります。

仕事での大失敗とはすなわち、リカバリができずに損失を出してしまうことです。

4.1.失敗しても対処できれば大きな失敗と考えなくてもいい場合も

失敗して問題が発生したとしても対処できれば、大きな失敗と考えなくても大丈夫な場合が多いです。

社会人一年目で教えこまれる報連相(報告・連絡・相談)は、失敗を損失につなげないためのシステムです。

自分一人では対処しきれない失敗でも、上司や関係部署などの力を借りれば解決できる場合も少なくありません。

4.2.失敗をおそれず成長につながる目標にチャレンジを

また、大失敗をリカバリすることが貴重な経験値になります。

若手が大失敗だと思うことでも、何年か経ってから振り返ると実はたいした問題ではない場合も多いです。

失敗をおそれず、周囲と連携をとりながら、成長につながる目標にチャレンジしましょう。

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原稿:Misa

ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

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