広告営業の仕事内容と魅力とは?2021年版最新求人動向も解説

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広告業界 広告営業の仕事内容と魅力とは?
2021年版
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毎日の暮らしの中には、テレビ広告やインターネット広告といった、「広告」があふれています。こういった一般消費者向けの広告を作成・発信しているのが、広告業界の企業です。華やかなイメージのある広告業界ですが、実際の仕事内容は様々です。

ここでは、広告営業へ転職したい方に向け、業界の動向や仕事内容を解説します。また、転職に有利なスキル・経験、年収などについてもまとめました。

広告業界とは?

広告とは、企業の商品・サービス、もしくは企業そのものの情報を発信することで、
消費者の購買意欲に働きかけるものです。
広告業界は、主に「広告主」と「代理店」「メディア」の3者によって成り立っています。

広告主

広告主は、広告を出す企業のことです。宣伝活動を効率的に行うために、広告代理店に対して広告の出稿を依頼します。

広告代理店

広告代理店は、広告主の目的を効率的に叶えるための広告手法について、検討・実施します。
広告を出稿するメディアの選定や制作会社との橋渡し、プロモーション全体のとりまとめ、市場調査など、広告主の目的達成のための総合的なサポートが、広告代理店の役割です。

ただし、数多くあるメディアの中から、広告主に最適な広告出稿先を選定し、広告枠の獲得を行うのは簡単なことではありません。特にインターネット広告は、掲出先が多岐にわたります。そのため、メディアレップの役割を担う会社が、Webメディアと広告代理店のあいだに入り、広告枠の提案や提供を行うケースもあります。このメディアレップも、広告業界を構成する企業のひとつです。

メディア

メディアは、広告代理店に対して広告枠を販売し、利益を得ます。また、メディア運営会社が、直接広告主からの依頼を受ける場合もあります。

メディア運営会社は、広告主の意向だけでなく、メディアを利用する一般消費者のニーズを叶えるためのコンテンツづくりについても意識しなければいけません。広告業界における広告代理店とメディアの最終目標は、「広告による情報発信をすることで、広告主の目的を叶え、広告主のビジネスに貢献すること」です。広告主の目的は多種多様ですから、広告代理店やメディアは、顧客が広告によって何を実現したいのかを理解し、それに沿った広告の提案を行う必要があります。

― 広告営業の求人特集 ―

広告営業の仕事内容

広告代理店とメディアには、それぞれ営業がいます。
ここでは、「アカウントエグゼクティブ」と「メディアプランナー」という、
広告代理店における2つの営業について、具体的な仕事内容について解説します。

同じ営業といっても、実際の仕事内容が異なるため、
転職を目指す場合は何を目指したいのかを明確にしておきましょう。

Account executive

アカウント
エグゼクティブ

アカウントエグゼクティブは、広告出稿全般に関する広告主との窓口となる仕事です。広告の提案はもちろん、広告制作のスケジュール調整や進行管理なども行います。さらに、出稿した広告の効果がどの程度あったのかという効果検証のほか、プロモーション企画といったマーケティングや企画に関する仕事を行う場合もあるでしょう。

ただし、具体的な仕事内容は、どのような広告代理店に就職するかによって大きく変わる面もあります。総合広告代理店の場合、複数のメディアを横断する大規模な広告企画に関わったり、関連イベントに携わったりすることも。

一方、インターネット広告代理店の場合は、主にインターネット上の広告出稿やマーケティングを行います。自分が何をしたいのか、どんな業界で働きたいのかを考えて志望先を選んでください。

Media planner

メディアプランナー

メディアプランナーは、顧客のニーズを叶えるために最適なメディア戦略を提案する役割を担っています。数多くのメディアのうち、どのメディアで、どのように広告を展開していくのが最適かを検討し、戦略を立てるのが主な仕事です。

取り扱うメディアは所属している広告代理店によって異なり、4大マスメディアを含めた総合的なメディアプランニングを行う場合もあれば、インターネットに特化したメディアプランニングを行う場合もあります。
インターネットに特化した広告代理店のメディアプランナーは、動画広告やアドネットワーク広告といった複数のインターネット広告の中から、適切なメディア戦略を提案します。

メディアプランナーは、広告主へのプレゼンテーションに参加して提案を行うこともあり、各種メディアに対する幅広い知識や、ターゲット層への理解、企画力、分析力などが求められる仕事といえるでしょう。

広告業界の現状と今後

COVID-19

インターネット広告の成長

広告が掲出される主なメディアのうち、「新聞」「雑誌」「テレビ」「ラジオ」の4つは「4大マスメディア」や「4マス媒体」などと呼ばれ、中心的な存在でした。しかし、近年では、従来の4大マスメディアには該当しない、インターネット広告に力を入れる企業が増えています。2019年には、インターネット広告費が初めて2兆円を超え、テレビ広告費を抜きました(株式会社電通「2019年 日本の広告費」より)。現在、この傾向が新型コロナウイルス感染症の拡大によって、さらに強くなっています。

コロナ禍による広告業界への影響

広告業界の中では、インターネット広告を取り扱っている企業や、巣ごもり消費需要に合致した業種、EC事業に強いメディアなどは、コロナ禍においても順調に業績を伸ばしています。一方で、現在の状況に適した事業への転換ができなかったり、コロナ禍の影響を強く受けた特定業界とのパイプが強かったりする広告代理店やメディアは、マイナスの影響を大きく受けているといえるでしょう。

広告業界はより時代に合った新たな形へ

今後も、広告業界はインターネット広告の成長の流れが強くなっていくと予想されます。イベントも同様で、リアルイベントではなく、オンラインイベントやウェビナーの開催に力を入れる企業が増えていくでしょう。また、小売りからオンラインショップへの切り替えを行う広告主が多く見られることから、Eコマース市場の拡大が続き、関連するインターネット広告を取り扱っているメディアや広告代理店の大きな成長が見込まれます。

このように、アフターコロナにおける広告業界は、以前の状態に戻るのではなく、より時代に合った新たな形へと進化していくことになると考えられます。

広告営業の求人動向

2020年4月の緊急事態宣言の際には、広告業界にも大きな影響があり、求人数が落ち込みました。
しかし、2020年夏前後からは、インターネットを活用した業態へシフトする企業が増え、
求人数も戻りつつあります。

求人数の変化

2021年3月現在では、広告営業の求人数は、コロナ禍以前のおよそ85~95%という水準まで戻っています。

ただし、このうちの7割程度は、Webメディアを展開している企業が占めています。新型コロナウイルス感染症が拡大する以前は、Webメディアと広告代理店が半々程度であったため、求人の割合には変化が起こっているといえるでしょう。

求人内容の変化

コロナ禍以降は、フルリモートでの仕事が可能な求人や、新規事業の立ち上げに伴う求人などが増加しています。

新たにWeb進出を目指す企業の他、Webメディアとの新規業務提携などに伴う新規部署の人員募集なども見られます。

広告業界は、他の業界に比べて在宅勤務への対応がスピーディーでした。アフターコロナの時代になっても、この働き方を継続する企業は多いでしょう。

面接の変化

面接も、対面ではなくインターネット上で行われるケースがほとんどになっています。現在、マイナビエージェントが取り扱っている広告業界の求人では、1次面接から対面で行われるという企業はほとんどありません。最終面接のみ対面で行うか、最終面接まで全てWeb面接で行われます。

Web面接を受ける場合、面接を受ける場所や、声の出し方などにも注意が必要です。オンライン模擬面接を受けるなど、アピールの仕方を工夫しましょう。

― 営業の業界特集 ―

広告営業へ未経験で転職するには?

  • 未経験で転職しやすいのはインターネット広告・
    Webメディア

    数ある広告のなかでも、インターネット広告やWebメディアを扱っている広告代理店は、未経験の方が転職しやすい傾向にあります。これは、インターネットの普及とともに急速にニーズが高まってきたことが、大きく影響しています。比較的新しい広告媒体であるため、優秀な人材を必要としている広告代理店が多く、広告営業未経験でも積極的に採用している企業が少なくありません。

    そのため、未経験の方が広告営業に転職する際には、応募先企業の強みをチェックすることをオススメします。例えば広告営業を募集している求人情報を見つけたら、その企業の事業内容をチェックしてみましょう。インターネット広告やWebメディアに特化した広告代理店であれば、未経験者を採用している可能性が非常に高いです。

  • 未経験での転職が有利になるスキル・経験

    たとえ未経験でも、広告営業に求められるスキルや経験を備えていると、採用の可能性が一気に高まります。例えば、広告営業は無形商材を扱うため、例えば人材業界やIT業界などで無形商材を扱った経験のある方は高く評価される傾向にあります。

    また、無形の商材を扱う広告営業は、クライアントに対して分析した結果を提示しながら「広告の効果」をわかりやすく論理的に説明していきます。そのため、以下のスキルや経験を持っていると、採用の可能性が高まります。

    • コミュニケーション力
    • 数字の分析業務の経験
    • 論理的思考能力
    • 提案力
  • 未経験での転職が有利になる資格・検定

    広告営業になるために必須の資格はありませんが、関連資格を取得することで知識を持っていることを証明でき、学ぶ姿勢があることをアピールできます。

    • マーケティング・ビジネス実務検定
    • Google AdWords認定資格試験
    • ウェブ解析士

    応募先の広告代理店がGoogle AdWordsを用いたリスティング広告を運用している場合、「Google AdWords認定資格試験」を持っていれば、高く評価してもらえる可能性があります。応募先企業で活用できる資格があったら、ぜひ取得をご検討ください。

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広告営業に転職するメリットとは?

続いては、転職先に広告業界を選ぶことで得られるメリットをご紹介します。
広告営業の特徴ややりがいを把握しておきましょう。

メリット

01 広告主の目的を叶える
やりがいがある

広告営業の最終的な目標は、広告主の目的を叶えることです。自分が手掛けた広告によって広告主の目的が達成されれば、大きなやりがいにつながります。また、広告は時に製品だけでなく、広告主の印象を左右することもあるものです。広告主のブランドイメージを高められる広告を作れば、顧客満足度もそれだけ高くなり、達成感を得られます。

02 多種多様な業界との関係を
構築できる

広告代理店は、広告主側とメディア側の両方とつながりを持つことになります。具体的な出稿メディアは広告主によって異なりますが、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞といった4大マスメディアに関わる仕事ができるという点も、広告代理店で働く魅力のひとつです。広告に関連したイベントを企画するなど、広告出稿以外の仕事に関われる可能性もあります。

また、広告出稿にあたっては、広告主と綿密な打ち合わせを行い、希望をヒアリングしていくことになるでしょう。様々な業界からの広告出稿を受ける広告代理店やメディアであれば、多様な業界の製品や仕事にふれる機会を得られます。一方、特定の業界と太いパイプを持っている広告代理店やメディアもあります。たとえば、お取り寄せグルメについてのWebメディアを運営している企業であれば、各地のレストランや食品会社などとやりとりを行うことになるでしょう。自分の興味のある業界に強い企業を選ぶことで、多くの知識を得られます。

03 数値、根拠に基づいた
提案を行える

広告営業は、広告を出稿するメリットを広告主にアピールすることで、成約に結び付けます。説得力のあるアピールをするためには、広告出稿効果を客観的な数値データとして提示する必要がありますから、市場分析や出稿するメディアの効果分析などを行わなければいけません。
このような分析経験や、数値に基づく提案の経験は、ビジネススキルの向上に大いに役立ちます。筋道を立てて理論的に考え、わかりやすく説明する経験を積めますので、社会人としてのキャリアアップにもつながるでしょう。

04 多くの方の目にふれる
仕事ができる

インターネット広告は、インターネットにアクセスできる方であれば、誰もが目にする可能性のあるものです。また、テレビや雑誌、新聞、ラジオといった4大マスメディアの広告も、多くの人の目にふれます。そのため、広告は多くの人のあいだで話題になることが珍しくありません。
このような話題性のある仕事に関われるというのは、やりがいがありますし、消費者の反応がリアルにわかるおもしろさもあります。

05 様々な仕事に活かせる
ヒューマンスキルが培える

広告営業は、様々な人と関わる仕事でもあります。そのため、提案力や対人スキル、スケジュール管理能力といった、様々な仕事に活かせるスキルを培うことができます。社会人としてのスキルアップを目指したいという方にとっても、広告営業は魅力的な仕事だといえるでしょう。

広告営業への転職に求められるスキル・経験

広告営業には、広告主の要望をヒアリングして目的を叶えるためのスキルが求められます。
ここでは、仕事に活かしやすいスキルをまとめましたので、転職活動の参考にしてください。

SKILL & EXPERIENCE

スキル・経験

論理的思考能力

そもそも営業は、顧客に何かしらの「もの」を売るのが仕事です。広告営業の場合は「広告」を売ることになりますが、これは実体があるものではありません。広告主が広告を買うことでメリットを得られるかどうかは、実際に出稿してみるまでわかりませんから、契約に結び付けるためには、できるだけ客観的に効果を説明し、納得してもらう必要があります。

論理的に物事を考える力を持っていれば、広告主に対して広告出稿のメリットをわかりやすく説明することができるでしょう。

コミュニケーション力

広告営業は、広告主や制作会社など、様々な人とやりとりを行い、スムーズに希望どおりの広告出稿ができるように調整する必要があります。

時には調整役になることもあるため、高いコミュニケーション力が求められます。

数字の分析業務の経験

広告を出稿することによる効果の検証や市場の動向調査など、広告営業は様々な数字を取り扱うことになります。

これまで、数字の分析に関わったことがある方は、その経験を活かして働けるでしょう。

スケジュール管理能力

広告を出稿するまでには、複数の企業が関わることが少なくありません。広告営業は、当初の予定どおりに広告の制作が進んでいるかどうか、関連会社のスケジュール管理も行うことになります。そのため、時間にルーズな方や、スケジュールを予定どおり進められない方には適さない仕事です。

スケジュールの順守が必要な仕事をしていた経験や、工程管理経験などがあれば、仕事に役立つでしょう。

提案力

広告営業は、広告主に広告を出稿してもらわなければ売上を上げることができません。説得力のある提案を行うために、クオリティの高い提案資料を作成するスキルや、論理的でわかりやすい説明をするための会話力が必要となります。

これまでに、法人営業として働いてきた方や、提案資料の作成に関わる仕事をしてきた方は、経験を活かして働くことができるでしょう。

広告営業が目指せる次のキャリア

広告営業として勤務することで培えるスキルは、多くの仕事に活かしやすいものです。
営業の次にどのような道を選べるのか、考えられるキャリアをご紹介します。

Webマーケティング

Webマーケティングとは、Webメディアへの流入経路や離脱率などを分析し、効率良くコンバージョンを獲得することを目指す仕事です。データ収集と分析が主な仕事になりますが、SNSの運用などもWebマーケティングに含まれます。

そもそも広告は、マーケティングと深い関係性を持っています。特に、Webメディアの運営を行う企業の場合は、メディアのコンバージョンをいかに上げていくかといった視点が必要になってきます。そこで、広告営業からWebマーケティングの担当者として、広告の運用に関わっていくケースがあるのです。

営業のマネジメント

営業としてのキャリアアップを希望するのであれば、マネジメント職へのステップアップを目指すことになります。営業のマネジメントは、チーム全体の数値目標の達成や部下の育成、管理などを行います。

サービス開発、プロダクト開発

広告業界は、メーカーなどに比べ、サービス開発やプロダクト開発が行いやすい業界で、営業職からそれらの開発担当を目指すケースもあります。
新規メディアや新規サービス、新規事業などの立ち上げに関わることで、キャリアアップを図ることも十分可能です。

人事

広告業界のベンチャー企業の中には、積極的に人材採用を行っている会社もあります。そのため、現場経験がある営業が、人事担当に抜擢されることもあります。

その他のキャリア

広告業界で培うことができる情報のアンテナ力や論理的思考、対人スキルなどは、多くの業界で必要とされるものです。また、お客様への提案資料の作成なども行うため、提案力や書類作成スキルも身に付けることができるでしょう。
誰もが決まった形のキャリアを築いていくという業界ではないため、自分の伸ばしていきたいスキルや、関わりたいサービスなどに応じたキャリアを目指すことができます。

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広告営業に関するFAQ

Q未経験で広告営業への転職は可能ですか?
Answer可能です。広告業界以外で営業職として働いていた方はもちろん、営業自体が初めてという方であっても転職できる可能性は十分あります。
他業界での営業職の経験がある場合は、実際の仕事内容に活かせるスキルや経験を保有しているかどうかが選考のポイントになります。また、数値分析に関する業務を行った経験がある場合は強みになりますから、ぜひアピールしてください。
また、営業職以外の仕事をしていた方であっても、これまでの仕事にどのように取り組んできたのかという点はアピールポイントになります。自分の仕事に関して、常にアンテナを張って情報をインプットしてきたかどうかや、インプットした情報を仕事に反映できているかどうかといった点が見られます。
プラスになるスキルや経験は、記事内の「転職に求められるスキル・経験」で詳しくご紹介しておりますのでぜひ参考にしてみてください。
Q広告営業に転職可能な年齢は何歳までですか?
Answer未経験者の場合は、35歳くらいまでがおおよその目安です。これは、営業自体が未経験の場合も、広告業界以外で営業をしていた場合も同様です。
ただし、営業のマネジメントを行っていた経験がある方であれば、30代後半であっても転職できる可能性があり、スキルや経験によっては、40代でも転職に成功するケースもあります。
なお、広告営業として活躍していた方が同業他社へ転職を目指す場合は、年齢に関係なくスキルや経験に応じた転職が可能です。転職回数についても、理由をしっかり説明できるのであればネックにならないケースが多いでしょう。
記事内の「目指せる次のキャリア」では広告営業の次のキャリアとして選べる選択肢もご紹介していますのでぜひチェックしてみてください。
Q20~30代の、広告営業の平均的な年収水準を教えてください。
Answer年齢や経験、企業によって年収は大きく異なりますが、およそ350万~700万円のあいだに収まる場合が多いでしょう。
マネージャーとして働いている方であれば、30代で700万円前後の年収が期待できる可能性もあります。一方、営業未経験で転職をしたばかりの方は、350万円程度が平均的な年収となります。
Q広告営業の選考の特徴を教えてください。
Answer書類審査では、主に経験や実績といった「事実」に関する部分が見られます。そのため、これまで培ってきたスキルをしっかり伝えることに主眼を置くことが大切です。
志望動機や自己PRについては、書類選考よりも面接でしっかり時間をかけてチェックされる場合が多くなっています。最近では、選考をWeb面接で行うケースが増えていることから、従来よりも面接を行うためのハードルが下がっています。これまでよりも、会ってもらいやすい傾向にあるといえるでしょう。
また、スキルや性格が自社の社風や業務内容にマッチしているかどうかを確認するために、適性検査やSPIを行う会社も多くあります。適性検査では、基礎的な学力や一般常識を問う問題などが出題されます。応募予定の企業が実施している場合は、事前に対策をしておきましょう。
その他、広告営業ならではの選考方法として、模擬プレゼンが挙げられます。プレゼンテーションスキルや着眼点のおもしろさ、トーク力などが見られます。
どこの企業でも行われているというわけではありませんが、広告営業として働いていく上で必要なスキルをわかりやすくアピールできる、特徴的な選考方法のひとつです。
記事内の「広告営業の求人動向」では最新の求人動向の傾向をご紹介していますので求人探しの参考にしてみてください。
Q広告業界では、新規の飛び込み営業はありますか?
Answer飛び込み営業を行う企業は、あまりありません。広告業界における新規営業と既存顧客への営業の割合を比較すると、新規営業のほうが多くなっています。
とはいえ、いきなり飛び込んで営業をかけるのではなく、まずはテレアポやインバウンドセールスによってつながりを獲得し、その後、見込み顧客に対して営業を行うケースがほとんどです。まったくやりとりのない相手に対して営業をかけるわけではありませんから、営業職が初めてという方であっても挑戦しやすい環境といえます。
Q広告営業を目指す上で、やっておくべきことはありますか?
Answer広告というのは、日々の暮らしの中で当たり前に目にするものです。これから広告営業として働いてみたいという方は、まず、自分の身の回りの広告について意識するところから始めてみてください。テレビコマーシャルやインターネット広告、雑誌広告、駅や電車の中の広告など、多種多様な広告について、どのように顧客に訴えかけているのか、広告の目的は何なのか、どうやって利益を出しているのかを考えてみましょう。
一つひとつの広告について、その背景を調べたり、推察したりすることは、広告業界の仕事やトレンドを知ることにつながります。また、広告についての知見を深めていくことは、実際に仕事をする上でも役立ちます。
同時に、現在行っている仕事としっかり向き合い、成果を出していくことも大切です。たとえ他業種や他職種であったとしても、仕事への向き合い方や実績をしっかりアピールできるようにしておくことが、採用につながります。

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