女性の平均年収|高年収を目指せる職種・業界とキャリアアップ方法|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2023/07/13

女性

女性の平均年収|高年収を目指せる職種・業界とキャリアアップ方法

womanwil_414.jpg

この記事のまとめ

  • 厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」によれば、女性の平均年収は200万円台前半~後半。
  • 年収アップを目指す方は、自分のスキルや経験を高く評価してくれる企業に正社員として転職することが大切。
  • より有利な条件で転職するには、スキルアップに励むこと加えて転職エージェントのサポートを受けることが重要。

現職の年収水準に不満を感じていて、転職で年収アップを目指そうと考えている方もいるのではないでしょうか。年収アップを目指していると、平均年収がどの程度なのか気になることもあるでしょう。

そこでこの記事では、「女性の平均年収と年収アップを目指す転職のコツ」をテーマに、関連する情報を紹介します。これから転職しようと考えている方は、事前にチェックしておくと後悔しない転職につなげられるでしょう。

目次

女性の転職をサポート マイナビエージェント女性の転職をサポート マイナビエージェント

みんないくらもらっているの?女性の平均年収

d8383a5635bac51e67111703c849fdc4cae36948.jpg

出典:厚生労働省ホームページ( https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2022/dl/02.pdf

厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」によれば、年齢階層別に見た女性の平均年収は以下のとおりです。

・20歳~24歳: 202万5,000円
・25歳~29歳: 225万9,000円
・30歳~34歳: 241万6,000円
・35歳~39歳: 254万円

経験を積み重ねるにつれて、年収が上がっている様子がうかがえます。また、女性労働者の平均年齢は42.3歳、平均勤続年数は9.8年です。

正社員と非正規社員、年収の違いは?

雇用形態によっても、年収は大きく異なります。年齢・雇用形態別に女性の平均年収をまとめると以下のとおりです(厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」による)。

年齢 雇用形態 平均年収
20~24歳 正規雇用 220万円
非正規雇用 188万2,000
25~29歳 正規雇用 247万1,000
非正規雇用 201万7,000
30~34歳 正規雇用 263万8,000
非正規雇用 202万3,000


すべての年代で比較しても、正規雇用で得られる年収は非正規雇用よりも約64万円~94万円高い結果になりました。雇用形態が違うだけで大きな差が出るため、正規と非正規の賃金格差が確認できます。

高収入を得たいのであれば、転職難易度が高くても正規雇用を目指すとよいでしょう。雇用形態にも注意を向けることをおすすめします。

女性が平均年収より高い報酬を得られる職は?

womanwil_414_1.jpg

転職で年収アップを目指したいと考えている方も多いでしょう。そこでここでは、女性の平均年収よりも高い年収を実現しやすい職種を8つ紹介します。それぞれの職種がどのような業務内容なのかも解説するため、自分のスキルを活かせる、または興味が持てる職種があれば、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

なお、ここで紹介している年収データは、厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」に基づいています。

生命保険会社の営業

生命保険会社の営業は、個人・法人の顧客からの契約獲得や保険加入者のアフターフォローをする仕事です。

平均年収は607万1,000円ですが、インセンティブが支給される会社も多くあり、頑張った分だけ年収が上がることも珍しくありません。また、時間の融通が効く企業も多いため、ライフスタイルに合わせた働き方が可能な場合も多いでしょう。

人材業界の営業

人材紹介の営業は、転職を希望する方と採用したい企業をマッチングする仕事です。「人」を取り扱うため、連絡のまめさや丁寧さなどは重要な素養になります。平均年収は579万8,000円です。

過去に在籍していた業界の仕組みや課題を知っていれば、その知識も活かして働けます。求職者自身がいままで気づいていなかった能力や可能性を引き出し、新しいキャリアを一緒に見つけていくやりがいのある仕事です。

ITエンジニア

IT業界において、プログラミングやネットワークをはじめとしたインフラ整備、システムの設計などに携わるのがITエンジニアです。平均年収は550万2,000円ですが、どの分野のITエンジニアを目指すかによって大きく上下する可能性が高いといえるでしょう。

ITエンジニアの中にはさまざまな職種が含まれます。そのため、自分が目指したいも職種を明確にしたうえで転職することが大切です。転職後も常にスキルアップに励み、市場価値を高めるように努力することが大切です。

看護師

看護師は、病院や診療所などの医療機関で患者のサポートや一部の医療行為に携わる職種です。看護師になるには試験に合格して資格を取得する必要がありますが、難易度が高い分、平均年収は508万1,000円と高めです。

新たに看護師を目指す場合は、看護師養成所か看護短期大学などで3年間学習してから国家試験を受験することになるでしょう。

薬剤師

処方薬の調合や各種薬剤の管理、患者への服薬指導を行うのが薬剤師です。薬剤師の平均年収は583万4,000円と高めですが、薬剤師になるには大学の薬学部で6年間学んでから国家試験を受けて合格する必要があります。転職者が新たに資格を取得するのは難しいのがデメリットです。一方、すでに資格を取得していて、何らかの理由で業務から離れている方は復職を検討してもよいでしょう。

MR

MRは製薬会社に在籍し、自社が製造・販売する医薬品に関する情報を医療機関に伝達する役割を果たします。医薬品を正しく使ってもらえるようにするうえで重要な職といえるでしょう。

MRの平均年収は578万3,000円で、薬剤師と同程度の水準です。すでにMRとしての実務経験がある方は、キャリアアップを目指して転職するのがおすすめです。

ディーラー

ディーラーは銀行や証券会社、運用会社などの金融商品を取り扱う企業で働き、自社の資金を金融市場で運用します。株式や為替などに投資し、利益を狙う仕事です。運用成績が自社の利益を大きく左右するため、転職市場ではこれまでの実績が重視されがちです。

平均年収は564万4,000円ですが、運用成績によっては高い年収を実現できる可能性があります。ディーラー経験者で十分な成績を出せているのであれば、高い報酬を提示してくれる企業に転職するとよいでしょう。

年収アップを実現したい女性におすすめの取り組み

womanwil_414_2.jpg

高い収入を提示してくれる企業に転職し、年収アップを実現するには転職者側にも努力が求められます。ここでは、転職を検討している方が努力するとよい3つの分野を見ていきましょう。

高収入を実現するには高いスキルが求められるため、継続的な学習に取り組みつつ自分のスキルを正しく評価してくれる企業を探すことが大切です。

専門的なスキルを習得して資格を取得する

転職を有利に進めるためにも、自分が目指している職種で求められる専門的なスキルを学ぶことに注力しましょう。たとえば、ITエンジニアを目指す方は扱えるプログラミング言語を増やしつつ、設計や要件定義などの上流工程の経験を積むのがおすすめです。

営業職としてキャリアアップしたいのであれば、転職時にアピールできるよう営業成績を上げることを目標にするとよいでしょう。

転職に役立つ資格を取得するのもおすすめです。資格があることでスキルレベルを客観的に証明でき、よいアピール材料になるでしょう。業務独占資格が定められている職に就きたいのであれば、資格を取得しない限り実務には携われない点に注意が必要です。

スキル・経験を活かしてキャリアアップを目指す

転職先を探すときには、「自分のスキルや経験を高く評価してくれるか」に注目することが大切です。自分のスキルや経験と企業側が求めるスキル・経験がマッチしていなければ、年収アップを実現しにくいといえるでしょう。

年収アップを目標としている方は、スキル・経験を活かして上位職種やより専門性が高い職種に転職することをおすすめします。自分の専門分野を極めることで市場価値が高まり、転職を成功させやすくなります。

年収水準が高い企業への転職を目指す

同じ業界で活躍していても、年収水準は企業ごとに異なります。そのため、職種や業界ごとの平均年収だけに注目するのではなく、応募を予定している企業の年収水準も確認しましょう

各企業が発表している有価証券報告書や民間の調査会社が発表しているデータなど、世の中には判断するときの指標になる情報が複数あります。転職前には十分に時間をかけて情報を確認し、転職目的を実現できそうか考えるとよいでしょう。

転職を検討しているのであれば転職エージェントも要活用

年収アップを目的として転職することを決断したのであれば、ひとりで考えるのではなく転職エージェントに相談することをおすすめします。転職エージェントには業界ごとの最新情報や企業の内情をよく知ったキャリアアドバイザーがいるため、有益なアドバイスを受けながら転職活動を進められます。

応募書類の添削や面接対策も充実しており、ひとりで転職活動を進めるより選考突破率も高められるでしょう。条件交渉や選考の日程調整も任せられるなど、転職活動の手間を削減できる点も魅力です。転職エージェントを利用するメリットは大きいため、ぜひ積極的に活用を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

womanwil_414_3.jpg

女性に限らず、年収アップを目的として転職する人は数多くいます。年収アップを実現したいのであれば、平均年収や現職の収入を大きく上回る報酬を得るのに必要なスキルを習得し、それを高く評価してくれる企業に転職することが大切です。

年収アップという主目的を実現するためにも、転職活動は転職エージェントのサポートを受けながら進めることをおすすめします。マイナビエージェントでもそれぞれの業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、一人ひとりのスキル・経験を発揮できる転職先を紹介します。

選考対策をはじめとした転職するうえで欠かせないサポートも提供しています。これから転職しようと考えている方は、ぜひマイナビ-エージェントに一度ご相談ください。

女性の転職をサポート マイナビエージェント女性の転職をサポート マイナビエージェント

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

注目コンテンツ