更新日:2023/09/05
この記事のまとめ
転職先を選ぶ際は、働きやすい職場を選ぶことが大切です。特に女性は結婚や出産といったライフステージの変化で働き方が変わるケースがあるため、女性の働き方に理解のある職場を選びましょう。
この記事では、女性の転職におすすめの業界・職種を3つピックアップして紹介します。転職先選びのポイントも解説しているため、ぜひ参考にしてください。
目次
自分に合った転職先を選べば仕事にやりがいや働きやすさを感じ、日々の生活が充実します。しかし、転職の経験が少なかったり久々の転職活動だったりする場合、どのような基準で転職先を選べばよいのか悩んでしまうのではないでしょうか。ここでは、女性が転職先選びで意識したいポイントを3つ紹介します。
「小さな子どもがいる」「ワークライフバランスを整えたい」といった場合は、月の残業時間が少ない会社を選ぶとよいでしょう。残業時間が多いと保育園に預けている子どもの迎えに遅れてしまったり、疲れて家事と両立できなくなったりする可能性があります。
「正社員で残業がまったくない会社」を見つけるのは困難ですが、自分のライフスタイルを考慮し、どのくらいの残業時間までであれば大丈夫かを考えましょう。
「働きやすさ」という観点で、有給休暇の取得率は重要です。有給休暇の取得率が低い会社は「休みにくい職場」の可能性があります。理由はさまざまですが、主に考えられるのは「人手不足」「業務の属人化」です。有給休暇の取得率が高い企業は求人でアピールしている場合があります。そういった企業を優先的に転職先の候補とするのもよいでしょう。
「えるぼし認定」「くるみん認定」は女性の活躍推進に取り組む企業を認定するものです。認定された企業は「えるぼしマーク」「くるみんマーク」を広告や求人票などに使用できます。女性の活躍推進や子育てに理解のある会社を探す場合、「えるぼしマーク」「くるみんマーク」がついているかを確認するとよいでしょう。
参照:「えるぼし認定」「くるみん認定」について|厚生労働省 埼玉労働局
働きやすい職場の選び方が分かっても、具体的にどのような業界や企業を選んだらよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。ここでは、「転職しやすさ」「手に職をつける」「多様な働き方ができる」といった観点から、おすすめの業界・職種を3つピックアップして紹介します。
IT業界は人手不足のため、転職しやすい業界のひとつです。また、エンジニアは手に職をつけられるためおすすめです。ITエンジニアと聞くと、「専門的なスキルが必要なのでは」と思う方も多いでしょう。しかし、未経験者にも門戸を開いており、ITエンジニアに必要なスキルは独学やプログラミングスクールで習得可能です。
また、仕事が個人の裁量に委ねられることが多く、パソコンがあれば作業に従事できることからリモートワークやフレックスタイム制といった柔軟な働き方を取り入れている企業もあります。スキルを上げれば高収入も目指せるほか、独立も夢ではありません。
WebライターやWebデザイナーは、ITエンジニアと同様に多様な働き方ができる職種です。Webライターは副業から始めることも可能で、少しずつスキルを習得しながら働けます。Webデザイナーにはデザインソフトを扱うスキルが求められますが、Webデザインに関するスクール・書籍は多く、自分に合ったやり方でスキルを習得できます。スキル次第で高収入を得られるほか、フリーランスになることも可能です。
人材業界の営業職は女性が多く働いていることから、女性の働き方に理解のある会社が多い点が魅力です。「休暇が取りやすい」「職場復帰できるサポートが整っている」「時短勤務」など、子育てとの両立を考える女性にとって働きやすい会社が多くあります。
また、人材業界は女性の持つ「きめ細やかさ」や「人当たりのよさ」が活かせる仕事です。営業経験を積んでコミュニケーションスキルや提案スキルを磨けば、他業界の営業職でも活躍できます。
まずは、女性人気が高い職種を4つご紹介します。
事務職は女性が活躍できる代表格といえる職業です。事務職の基本は笑顔と思いやり・パソコンスキル・マナーの3つで、未経験でもチャレンジしやすい点も魅力のひとつです。サポートしながら業務を円滑に回す縁の下の力持ちでもあり、感謝されやすいためやりがいも感じやすいでしょう。
マーケティング職は戦略を考えるためリーダー的な役割を担うこともあり、会社でも注目される人気の職種のひとつです。広い視野を持つ女性に適しており、主体性を持って意欲的に仕事に取り組みたい方に向いています。
一口にコーディネーター職といってもファッションコーディネーターやインテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどさまざまあり、自分のセンスを活かせる点が人気です。デザインを考えるのが好きな方にもおすすめです。
秘書や受付職は社会人に必要なマナーや一般常識が身につくため、あらゆる仕事で活かせる汎用性があります。知識だけでなく、仕事場での連携力を高めるコミュニケーションスキルも習得できるため、社内外から信頼される人材になれるでしょう。
「プライベートを大切にしたい」という女性におすすめの仕事を4つご紹介します。
女性が多く活躍している職業であるため、全体的に産休・育休などの制度も整っている傾向にあり、ワークライフバランスを重視したい女性に最適です。働き口も比較的多く、自宅から近い職場も選びやすいでしょう。
コールセンターは営業時間が決まっているため、プライベートの時間を確保しやすく、定時帰宅できる職場も珍しくありません。シフト制の職場もあり、予定に合わせて早番と遅番を組み合わせてスケジュール調整ができることもあります。
クリエイティブ職の中でも、ライターは比較的チャレンジしやすい職種です。使用ソフトも一般的にはワードのみで、基本的なパソコンスキルがあれば努力次第で技術を磨けます。自宅作業もしやすく、場所に捉われない働き方も目指せるでしょう。
勤務先や時期、仕事にもよりますが、一般的に公務員は仕事が安定していて残業も少ない傾向にあります。そのため、平日のアフター5をゆっくり過ごしたい方に向いています。福利厚生や制度も比較的整っているので、長年働き続けたいと考えている女性にもおすすめです。
人手不足の業界や未経験者も積極的に募集している職業は比較的転職しやすいでしょう。スキルやキャリアに自信がない方、社会人経験の浅い方は、まず転職しやすい職業に就いてキャリアを積むのもおすすめです。ここでは、転職しやすい職業を3つピックアップして紹介します。
社会福祉の専門的職業は、介護や保育など社会福祉の現場で利用者のサポートなどを行う仕事です。社会福祉には女性の細やかな気配りが必要とされるため、現在も多くの女性が活躍している職業でもあります。たとえば保育士やケアマネジャーなど、資格やスキルを習得できるので今後の転職にも有利でしょう。また今後も需要が増す職業であるため、継続・転職しやすく、将来の不安も軽減できます。
販売の職業はいわゆる接客を行う仕事で、街中でも多くの女性が活躍しています。リーダー職やエリアマネージャーなどキャリアアップできる可能性もあり、「長期間働いて自分の力を伸ばしていきたい」と考えている方にも向いています。また、販売職はチームで連携しながら現場を回す力も習得できる点が魅力で、個人プレーではなくチームプレーが好きな方にも適しているでしょう。
サービス関連の職業も、ニーズが高く転職しやすい傾向にあります。保健医療サービスや生活衛生サービスに加えて家庭生活支援サービスでの需要が高まっています。最近は共働き家庭が増えているため、家事全般をサポートする家事代行サービスも普及しつつあり、仕事スキルだけでなく家事スキルも活かせます。就業経験がない方でもチャレンジしやすい職業です。
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女性の転職でおすすめの業界は、「IT業界(エンジニア)」「Web業界(Webライター・Webデザイナー)」「人材業界(営業)」の3つです。ワークライフバランスを重視する方は、残業時間や有給休暇の取得率にも注意しましょう。
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