メーカー営業に向いている人の特徴6選!転職成功のコツも紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2022/10/31

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メーカー営業に向いている人の特徴6選!転職成功のコツも紹介

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この記事のまとめ

  • メーカー営業はBtoBのルート営業をメインとする職種で、新規営業に携わるケースは少ない。
  • メーカー営業職は、相手のことを考えて行動でき、主体的に課題解決策を考えられる人に向いている。
  • メーカー営業への転職を成功させるためには、興味・関心がある製品を製造するメーカーを選びつつスキルアップに励むことが重要。

メーカー営業への転職を検討しているものの、自分に向いている職種なのかどうかが判断できずに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。別業界の営業職からの転職を検討している場合は、特にそのように感じがちです。

そこでこの記事では、メーカー営業に向いている人の特徴を詳しく紹介します。自分に合った職なのかを事前に把握できれば、転職後のミスマッチを防げるでしょう。

転職するか決断できずに悩んでいる方は、この記事で紹介するポイントを参照しながらメーカー営業が自分に合っているかどうかをチェックすることをおすすめします。

目次

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メーカー営業の特徴

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メーカー営業が自分にマッチした職種かどうかを知るためには、どのような仕事に携わるのかを理解する必要があります。そこでここでは、メーカー営業の主な仕事内容を紹介します。自分が思い描いているとおりの仕事内容か、自分に向いていそうかを事前に確認しましょう。

自社製品を販売する

メーカーとは、自社で何らかの製品を製造している企業を指します。メーカー営業の主な仕事内容は、自社で生産した製品を販売することです。ただし、企業ごとに多種多様な製品を製造しているため、転職先によって取り扱う商材は異なります。メーカー営業に転職するときは、興味がある分野の企業を選ぶことが大切です。

ルート営業がメイン

営業は大きく「新規営業」と「ルート営業」に分けられます。新規営業は新たな顧客を獲得するための営業活動、ルート営業は既存顧客に新商品を紹介したり、ニーズをヒアリングしたりする営業活動を行います。

メーカー営業は、一般的にルート営業がメインです。すでに自社と取引がある企業を訪問して新たな商品を紹介したり、販売した製品のアフターサポートを提供したりするのが主な仕事です。テレアポや飛び込みによる新規営業が苦手な人におすすめといえます。

メーカー営業に向いている人の特徴6

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転職後のミスマッチを防ぐためには、メーカー営業の仕事内容を把握するとともに、自分に適性があるのかどうかを考えることも重要です。ここからは、メーカー営業に向いている人の特徴を6つ紹介します。これから紹介するポイントを参照し、自分がメーカー営業に向いているかどうかを確認しましょう。

1.取り扱う製品に興味がある

取り扱う製品に興味があるかどうかはメーカー営業の仕事をするうえで重要なポイントです。自社で製造している製品に興味が持てなければ、仕事を苦痛に感じてしまうこともあるかもしれません。

自分が好きな商品や興味のある分野であれば、積極的に商品をアピールできるでしょう。仕事に取り組むモチベーションを高めるためにも、興味がある分野のメーカーに転職することをおすすめします。

2.学習意欲が高い

メーカー営業は、日々学習を求められる職種です。新商品が発表されたときは、その商品にどのような特徴があるのか、競合製品と比較して何が強みなのかを学ばなければなりません。成果を残すためには、業界全体の動向や最新技術についても学ぶ必要があるでしょう。

最新情報は顧客に対して商品の説明をするときにも必要です。「顧客のほうが製品についてよく知っている」状況に陥ることを防ぐためにも、自ら進んで学ぶ意識が重要です。

3.BtoBビジネスに携わりたい

メーカー営業の取引相手は、基本的に商社や販売代理店、エンドユーザー企業などの法人です。メーカーによっては一般消費者に製品を直接販売しているところもありますが、基本的にはBtoB営業がメインです。そのため、メーカー営業は企業を相手とする大規模なビジネスに携わりたいと考えている人に向いています

個人向けの営業よりも大きな金額が動くことから、自分の成果が会社の売上を大きく左右するなどのやりがいも感じられるでしょう。

4.相手のことを考えられる

自社製品を販売するためには、顧客がどのような課題を抱えているのかをヒアリングし、その課題を解決できる方法を提示しなければなりません。そのため、相手のことをよく考えて営業活動を展開できる人はメーカー営業に向いているといえるでしょう。

相手のニーズをつかまずに自社製品のメリットを一方的にアピールしても、購買行動にはつながりません。相手の立場になって考え、求めている答えを提示できるように努力することが大切です。

5.ルーティン作業が苦ではない

メーカー営業の仕事は既存顧客を順番に回るルート営業をメインとする都合上、ルーティン作業が占める割合が高い傾向にあります。書類やプレゼン資料の作成といった事務作業が多い点も特徴です。

新規顧客開拓のように変化に富んだ営業活動ではないことを考えると、ルーティン作業を苦痛と感じない人に向いています。同じ作業の繰り返しを苦手に感じる場合は別分野の営業職を検討したほうがよいでしょう。

6.主体的に課題解決策を考えられる

メーカー営業として成果を残すには、顧客の抱えている課題を聞き出して解決する必要があります。多種多様な製品を取り扱っているのであれば、顧客に適した製品がどれかを判断する必要もあるでしょう。

ヒアリングを通じて顧客の課題やニーズを把握したときに、主体的に解決策を考えて提示できる人はメーカー営業に向いているといえます。課題解決力はどのようなビジネスに携わるとしても必要になるため、転職前からスキルアップに励むことをおすすめします。

メーカー営業に向いていない人の特徴4

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メーカー営業への転職を検討するにあたっては、向いていない人の特徴を把握しておくことも重要です。もし自分がこれから紹介する4つのポイントに該当するのであれば、メーカー営業以外の道を選択したほうがよい可能性があります。本当にメーカー営業になりたいのかを明確にするためにも、事前にチェックしておきましょう。

1.さまざまな商材を取り扱いたい

メーカー営業は、自社で製造している商品のみを取り扱います。製品の種類がそこまで多くない企業であれば、おのずと携わる商品が限定されるでしょう。ロングセラー商品を取り扱っている場合は、長期間同じ商品の営業に携わる可能性も考えられます。

多種多様な商材を取り扱いたいと考えているのであれば、メーカー営業よりも商社営業を目指したほうがよいでしょう。自分がどのようなスタイルの営業に携わりたいのかを明確に思い描いたうえで、メーカー営業に転職するかどうかを判断することが大切です。

2.雑務が苦手

メーカー営業の日々の仕事には、書類作成をはじめとした事務作業や製品の納品、不良品の回収などの雑務が含まれます。ルート営業をメインとする性質上、雑務が多い傾向にあるため、こまごまとした仕事が苦手な人には向いていないといえるでしょう。

営業活動以外の雑務に時間を取られて残業時間が増えるケースも考えられます。メーカー営業として活躍するためには、雑務も営業活動の一環としてきちんとこなすことに加え、どのようにしたら効率的に処理できるかを考えることも重要です。

3.新規顧客開拓に携わりたい

メーカー営業は既存顧客を回るルート営業がほとんどであるため、新規営業に携わりたいと考えている人にも向いていません。テレアポや飛び込み営業、反響営業をはじめとした新規顧客開拓をメインとしたいのであれば、別業種の営業職かマーケティング職を目指すのがおすすめです。

一方、既存顧客に新商品を勧めるスタイルの営業が得意な方にとっては、メーカー営業はおすすめの転職先のひとつといえます。自分がどのようなスタイルの営業を得意とするかを考えたうえで、転職活動を進めることが大切です。

4.営業職自体に向いていない

人とのコミュニケーションが苦手な人や商品開発・企画に携わりたい人、技術志向の人は、メーカー営業ではなく別職種を選んだほうがよいでしょう。別職種からメーカー営業職への転職を検討しているのであれば、最初に自分が営業職に向いているのかどうかを考えることが大切です。営業職に向いていないと感じたら、自分に適した分野は何かを考え、適性がある職種を選ぶことをおすすめします。

メーカー営業への転職は向き不向きを考えてから決断しよう

転職を成功させるためには、自分に向いている職種・業種を選ぶ意識が欠かせません。自己分析が不十分のまま自分に合っていない職種・業種に転職すると、その後のミスマッチに悩んでしまう可能性は高いでしょう。

メーカー営業への転職を検討している場合は、向いている人・向いていない人の特徴を事前にチェックしたうえで、自分がどちらに該当しているのかを判断することが大切です。特に異業種からメーカー営業への転職を検討している人はじっくり考えてから決断しましょう。

メーカー営業への転職を成功させるコツ

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メーカー営業が自分に適した仕事であることが分かったとしても、実際に転職をするためには企業の採用活動をくぐり抜けなければなりません。ここでは、メーカー営業への転職を成功させる5つのコツを紹介します。これらのポイントを意識したうえで転職活動に臨みましょう。

興味・関心がある商材のメーカーを選ぶ

一口にメーカーといっても、食品メーカーや半導体メーカー、家電メーカーなど製造しているものは企業によってさまざまです。求人情報を探すときは、自分が興味・関心がある製品を製造しているメーカーを選びましょう。長期的に働くことを考えると、関心がある商材を取り扱っている企業を選んだほうがモチベーションを保てます。

転職する際はどうしても待遇面や福利厚生、勤務時間などに目が行きがちですが、商材にも注目することで自分にマッチした企業を選びやすくなります。

必要なスキルを習得する

転職を成功させるためにも、メーカー営業に必要なスキルの習得に励み、自分の市場価値を高めるとよいでしょう。メーカー営業に必要とされるスキルの一例は以下のとおりです。

ポータブルスキル 営業職向けのスキル

・コミュニケーションスキル

・ヒアリングスキル

・ロジカルシンキング

・課題解決力

・交渉力

・マネジメントスキル

・マーケティングスキル

上記のうち、ポータブルスキルはどのような職種でも必要とされるスキルです。営業職以外でも培えるスキルであるため、転職前からスキルアップに励みましょう。

一定の経験を積み重ねる

営業職やメーカーでの勤務経験を有するのであれば、転職市場において大きな武器になります。すでにこれらの職で働いていてキャリアアップするための転職を検討している人は、まずは一定の経験を積むとよいでしょう。同じ業種・職種での経験があれば転職市場で高く評価され、年収アップやさらなるキャリアアップを目指しやすくなります

自身のスキル・経験を評価してくれる企業を探す

転職によるキャリアアップを目的としている人は、これまでに培った経験やスキルを高く評価してくれる企業を探すことも大切です。

将来的にさらなるキャリアアップを目指しているのであれば、企業が用意しているキャリアパスを忘れずにチェックしましょう。応募前には求人情報をチェックしたり企業側の担当者に質問したりして、自分のキャリアプランを実現できる企業かどうかを判断することをおすすめします。

応募先企業に魅力的にアピールする

自分のキャリアプランを実現できそうな企業を発見したら、実際に応募して選考に進みます。選考に通過するには企業側が求めている人材と自分がマッチすることを示し、企業の売上に貢献できることをアピールしなければなりません。

その際、応募先企業がどのようなスキル・経験を求めているのかを考え、貢献できるポイントを主張することが大切です。業種・職種・応募先企業を選んだ理由も盛り込むと、より効果的にアピールできるでしょう。自分が思い描いているキャリアプランを伝えることも含め、応募先企業にとって自身が魅力的な人材であることをアピールする意識が重要です。

まとめ

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メーカー営業はルーティン作業を苦痛と感じず、自分が取り扱う商材を積極的にアピールできる人に向いている職種です。BtoB営業がメインであり、大きな案件に携われる点も仕事のやりがいにつながるでしょう。

これからメーカー営業への転職を検討している人は、自分に向いているのかを考えたうえで決断することをおすすめします。自分がメーカー営業に適していると感じたら、興味・関心がある製品を取り扱う企業を探しましょう。

自分ひとりで転職先を探すのが難しい場合は、転職を成功させるためにもぜひマイナビ営業エージェントへご相談ください。マイナビ営業エージェントでは、経験豊富なキャリアアドバイザーがベストな転職を実現できるように最大限サポートいたします。

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マイナビエージェント編集部

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