医療機器営業経験者におすすめの転職先は?転職のコツもチェック!|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2022/09/07

営業職

医療機器営業経験者におすすめの転職先は?転職のコツもチェック!

sales_1245.jpg

この記事のまとめ

  • 医療機器営業経験者におすすめの転職先はMRやエンジニア、医療コンサルタントなどさまざま。
  • 転職を成功させるにはこれまでに培ってきたスキルや知識、取得した資格、経験を積極的にアピールしよう。
  • 転職後のミスマッチを防ぐには自分が医療機器営業から転職する理由を実現できる転職先を選ぶことが大切。

医療機器業界で営業職として働いている方の中には、さらなるキャリアアップを目的として転職を検討している方もいるのではないでしょうか。転職を考えていると、キャリアアップを実現するにはどのような業界を選べばよいのか悩みがちです。

そこでこの記事では、医療機器業界からキャリアアップするのにおすすめの転職先を紹介します。事前に転職のコツを学んでおけば、望んでいるキャリアアップを実現しやすくなり、転職してから後悔することを防げるでしょう。

目次

営業職専任のアドバイザーが揃うマイナビ営業エージェント営業職専任のアドバイザーが揃うマイナビ営業エージェント

医療機器業界から転職を検討する理由はさまざま

sales_1245_1.jpg

医療機器業界からの転職を検討している方は多いですが、その理由はさまざまです。主な理由には以下があります。

  • キャリアアップの実現
  • ワークライフバランスの改善
  • 報酬水準アップの実現

転職する理由を明確にし、それを実現できる転職先を探すことが大切です。望む転職を実現するには、そこで役立つ知識やスキルを習得することが欠かせません。この記事では、医療機器営業の経験を活かしてほかの業界に転職するためのコツを詳しく解説します。

医療機器営業からの転職で役立つスキル

sales_1245_2.jpg

キャリアアップ目的で医療機器営業から転職しようと考えている場合は、業務を通じて培ったスキルを活用することが大切です。ここでは、転職するときに役立つ4つのスキルを解説します。転職市場で高く評価されるスキルをアピールし、転職成功につなげましょう。

医療機器営業では、医療業界ならではの専門的な知識やスキルに加えて、一般的な営業職として働くうえで役立つ汎用的なスキルも習得できます。

医療機器・医学に関する専門知識

医療機器営業は診断機器や治療機器などを取り扱い、医師や看護師などと商談するため医学に関する専門知識が求められます。営業経験を積む中で、さまざまな疾患や治療方法に関する知識を習得した方も多いのではないでしょうか。

業務を通じて培った知識は、医療業界内で転職する際には大きな武器になるでしょう。看護師や臨床工学技士など、医療関連の資格を保有していればより有利な条件で転職できます。医療機器を開発する職や医薬品を取り扱う職など、医療業界内のさまざまな職種に転職可能です。

課題解決力

課題解決力とは、現実に発生しているさまざまな課題を解決するために必要とされるスキルの総称です。具体的には、以下のようなスキルが含まれます。

  • 課題を発見するスキル
  • 課題の背後に隠れている原因を分析・追求するスキル
  • 適切な解決策を立案するスキル
  • 解決策を実行するスキル

医療業界以外でも、営業職として働くときはヒアリングを通して聞いた内容からクライアントが抱えている課題を探り、解決策を提示するスキルは欠かせません。

提案力

営業活動における提案力とは、クライアントのニーズを満たす方法を考えて分かりやすく伝えるスキルです。売り上げを伸ばすには、相手が実現したいことを自社製品によってどのように達成できるのかを伝えることが欠かせません。

クライアントのニーズを満たしつつ自社に利益をもたらすには、適切な提案をした上で、相手に理解してもらうことが大切です。提案力の高さは受注の成否に直結するため、営業として活躍したい方はスキルアップに励みましょう。

交渉力

自社とクライアントとの利害関係を調整し、互いに納得できる形で契約を締結するのに必要なスキルが交渉力です。

予算や技術上の限界など、さまざまな理由によってクライアントの要望をすべて満たせないケースもあります。そのようなときには、相手に予算を増やしてもらう、製品の機能を削減するなどの決断をしてもらうことも必要になるでしょう。相手が納得した上で必要な調整を図ってもらうには、交渉力を活用して妥協点を探ることが重要です。

医療機器営業経験者におすすめの転職先

sales_1245_3.jpg

医療機器営業として培ったスキルを活かせる転職先は多種多様です。これらのスキルは、医療業界内で転職するときのみならず、他の業界の営業職やコンサルティング職に転職するときにも高く評価されます。

ここでは、医療機器営業経験者におすすめの転職先を6つ紹介します。自分が思い描いているキャリアパスを実現できそうな転職先があるかを探すのがおすすめです。

別タイプの医療機器営業

医療機器営業が活躍する企業には、「医療機器メーカー」と「医療機器ディーラー」の2種類があり、現在とは別タイプの医療機器営業に転職する道があります。企業によって仕事内容が異なり、それぞれ以下のとおりです。

  • 医療機器メーカー: 自社が製造している医療機器を医療機関やディーラーに販売する
  • 医療機器ディーラー: 複数の医療機器メーカーが製造する製品を取りまとめて医療機関に販売する

自社の製品のみを販売するか、複数社の製品をまとめて販売するかが大きな違いといえるでしょう。メーカーからディーラー、ディーラーからメーカーへの転職を考えている方は、これまでの営業経験を十分に活かせます。

MR(Medical Representatives)

MRは医薬品メーカーに在籍し、自社の医薬品を医療機関に販売する職です。医薬品専門の営業職といえるでしょう。MRには特定分野の医薬品を専門に取り扱う職とさまざまな医薬品をまとめて取り扱う職がありますが、いずれもこれまでの営業経験を活かせます。

MRも主な営業先は病院やクリニックなどの医療機関であるため、同じような感覚で仕事を進められるでしょう。MRへの転職を検討している場合は、MR認定資格を取得して転職活動に励むのがおすすめです。

医療機器メーカーのエンジニア

医療機器営業になる前にエンジニアとして働いていたなど、工学に関する知識・スキルがある場合は医療機器メーカーのエンジニアを目指す道も開かれています。システム開発の経験や組み込みエンジニアなどIT業界の経験がある方も、その経験を活かせるでしょう。

医療機器メーカーでは、実際に医療機器の研究開発や設計に携わるエンジニアも活躍しています。開発職にキャリアチェンジしたいと考えている方は、医学に関する知識を活かせる医療機器メーカーのエンジニアを目指すのがおすすめです。転職後はエンジニアのスペシャリストへのキャリアパスも見えてきます。

医療コンサルタント

医療コンサルタントとは、医療業界で活躍しているさまざまな法人の経営課題を解決するためのコンサルティングを提供する職種です。医療機関や医療機器メーカー、医薬品メーカーなどのコンサルティングに携わります。

具体的な仕事内容は経営戦略・事業戦略の立案や業務効率アップの手助け、財務診断など多種多様です。場合によってはM&A関連の業務に携わることもあり、経営や金融に関する知識も求められます。

人材紹介業者

医師や看護師など、医療系人材を専門に取り扱っている人材紹介会社が存在します。直接医療業界でなんらかの製品を販売する職ではありませんが、人材紹介会社のキャリアコンサルタントに転職する道もおすすめです。

人材紹介会社への転職を検討している方は、コンサルティング関連のスキルを磨くとよいでしょう。人材紹介会社は営業職の経験を高く評価するケースが多いため、医療機器営業の経験がある方は有利に転職を進められます。

医療機器点検修理業者

臨床工学技士の資格を保有している場合は、医療機器の点検・修理を行っている会社に転職するのもおすすめです。こちらも医療機器メーカーのエンジニアと同様に、営業職より開発職を志望する方に向いています。

臨床工学技士免許を新たに取得するのは学歴要件などの関係でハードルが高いですが、すでに取得している方は比較的転職のハードルが低くなるでしょう。

医療機器営業からの転職を成功させるポイント

sales_1245_4.jpg

医療機器営業からの転職を考えているときは、より有利な条件で転職するためのコツを押さえておくことが大切です。ここでは、医療機器営業から転職するときにチェックしておきたい3つのコツを解説します。

これまでに経験した業務内容によってアピールポイントが異なるため、自分の状況にマッチした転職活動を展開しましょう。

経験者ならではのスキルや知識をアピールする

医療機器営業として働いていたという事実は、「医療業界の経験」と「営業職の経験」を有することを意味します。医療機器営業の経験を通して習得できるスキル・知識の一例は以下のとおりです。

  • 医療機器に関する専門的な知識
  • 医学に関する知識
  • 営業職として必要な汎用的なスキル

自分がこれまでに培ってきたスキルを高く評価してくれる業界・企業に転職することで、より有利かつ好条件での転職を実現しやすくなるでしょう。

転職後に役立つ資格をアピールする

転職後に役立つ資格を取得している方は、忘れずにアピールすることが大切です。一例として、医療業界内で転職する際に役立つ資格には以下のようなものがあります。

  • 臨床工学技士
  • 看護師
  • 薬剤師
  • MR認定
  • MDIC認定
  • CDR認定

エンジニアを目指す方にとっては臨床工学技士が、医療現場で働きたい場合は看護師や薬剤師などが、別タイプの医療機器営業を目指す方にはMDIC認定が役立つでしょう。自分が目指す分野にマッチした資格をアピールし、好条件での転職につなげるのがおすすめです。

営業経験を活かせる職種を選ぶ

営業経験を活かせる職種を選ぶことで、営業のスペシャリストへのキャリアパスを実現できます。医療機器営業からIT業界、インフラ系または人材系の営業に転職するのもおすすめです。

これまでに培った営業職の経験を活かせる職種を選ぶことで、さらなるキャリアアップや年収アップを実現しやすくなります。未経験の業界であっても、営業職の経験があれば転職できる可能性があります。営業のスペシャリストを目指したいと考えている方は、営業職に特化して求人情報を探すとよいでしょう。

まとめ

sales_1245_5.jpg

医療機器営業として活躍していて転職を検討している方は、医療業界内を中心に転職先を探すことでキャリアアップを実現しやすくなります。MRやエンジニア、医療コンサルタントなどさまざまなキャリアパスがあるため、自分が思い描いているキャリアプランを実現できそうな転職先を選びましょう。

実際に転職先を選ぶときは、自分のスキルや知識を高く評価してくれる企業を選ぶのがおすすめです。マイナビ営業エージェントでは、営業職に特化して多種多様な求人を掲載しています。これまでの経験を活かせる転職先を発見できる可能性が高いため、ぜひこの機会に一度ご利用ください。

営業職専任のアドバイザーが揃うマイナビ営業エージェント営業職専任のアドバイザーが揃うマイナビ営業エージェント

タグ一覧
執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

注目コンテンツ