職務経歴書の『異動歴』の書き方|通過率を上げる5つのポイントも紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2024/05/28

職務経歴書

職務経歴書の『異動歴』の書き方|通過率を上げる5つのポイントも紹介

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この記事のまとめ

  • 人事異動は、勤務先からの辞令により所属部署や役職が変わることを意味する。
  • 職務経歴書における異動歴には、異動先の部署名と在籍期間、役職、業務内容、実績、受賞歴を記載する。
  • 異動歴が多い場合は職務経歴書の枚数を増やしても問題ないが、多くても4枚程度にまとめることがポイント。

職務経歴書は、これまでに企業で何の業務をしてきたのか、どのような実績があるのかなどを記載する書類です。異動歴がある場合には職務経歴書にも記載する必要がありますが、どのように書いたらよいのかお悩みの方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、職務経歴書の「異動歴」の書き方について例文を交えながら解説します。書類選考の通過率を上げるポイントについても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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職務経歴書を書く前に|異動の定義を再確認

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職務経歴書を作成する前に、改めて異動の定義を再確認しておきましょう。人事異動は、勤務先からの辞令により所属部署や役職が変わることを意味します。異動には、以下8つの種類があります。

  • 配置転換
  • 昇進・昇格
  • 降職・降格
  • 転勤
  • 出向
  • 転籍
  • 退職
  • 解雇

組織改変によって部署名が変わっただけであれば、職務経歴書に異動歴を記載する必要はありません。

職務経歴書|異動歴の書き方と例文

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職務経歴書には、同じ会社でも部署異動があった場合は分けて記載するのが一般的です。ここでは、職務経歴書における異動歴の書き方と例文を紹介します。ただし職務経歴書に決まったルールやフォーマットはなく、書き方は自由に決められるため、自身の書きやすいようにアレンジしてみてください。

異動した部署と在籍期間、役職

職務経歴書で異動歴を示す際は、異動先の部署名と在籍期間、役職を記載します。以下は、転勤したときの異動歴の書き方の見本です。

【例文】
2021年3月〜2023年10月
〇〇株式会社〇〇支店に異動
第一営業課配属 課長


勤務する店舗の異動を命じられた場合には、以下のように記載します。

【例文】
2023年4月〜現在 
〇〇コーポレーション〇〇店に異動
食品売り場担当

業務内容や成果、受賞歴

職歴には、業務内容や実績、受賞歴などを記載するのが一般的です。異動して業務内容が変化した場合もしっかりと記載しましょう。以下の例文を参考にしてみてください。

【例文】

【業務内容】
・自動車、自動車用品の販売
・部下の指導、育成

【実績】
・2022年の自動車販売数〇〇台
・2022年の個人の目標達成率〇〇%

【受賞歴】
・2023年営業部門新人賞受賞(支店内15名中1位)

履歴書にも異動歴は記載したほうがよい?

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職務経歴書と履歴書の職歴欄は統一する必要があります。とはいえ、人によっては異動歴が多い場合や不本意な異動があるなど記載するか悩むこともあるのではないでしょうか。ここでは、履歴書に異動歴を記載したほうがよいのか解説します。

異動歴は記載しなくても問題ない

職務経歴書で異動歴がある旨を示していれば、履歴書に記載する必要はありません。履歴書では「どの企業にどのくらいの期間所属していたのか」が伝わればよいとされており、異動歴について「書く」「書かない」は個人の判断に委ねられます。

異動が多い人の場合、すべての異動歴を職歴に記載すると欄が埋まってしまい読みにくくなるでしょう。不本意な異動や事業撤退など、記載したくない異動歴は履歴書ではなく職務経歴書に書けば問題ありません。

『出向』『転籍』は記載したほうがよい

履歴書を作成する際、「出向」「転籍」については記載することをおすすめします。「最終的に元の会社に戻るかもしれないから省いてよいのでは」と思う方もいるでしょう。しかし、企業側は応募者がどのような部門・エリアで働いていたのかを知りたいと考えています。

「出向」「転籍」によって業務内容が大きく変わるのであれば、アピールにもつながるため記載するのがおすすめです。とはいえ、「出向」「転籍」の回数が多い場合にはアピールできる内容だけ記載するとよいでしょう。

異動歴が多いとマイナスなイメージを持たれる?

企業側は、異動歴のある人に対して「将来を期待されていた優秀な人」というプラスのイメージを持つことがあります。ただし、関係のない部署や地方の支店への異動が多い場合は「仕事ができないのでは」「部署になじめないのでは」などマイナスなイメージを持たれる可能性も否めません。

そのため、異動歴が多い場合は志望先企業が抱えそうな不安を先んじて解消すべく、異動の理由や背景などを可能な限り記載することをおすすめします

【通過率アップ】職務経歴書の書き方5つのポイント

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職務経歴書は自身のスキルや経験をアピールする重要な書類です。採用担当者に「会いたい」と思わせるような書き方やポイントを押さえておきましょう。ここでは、書類選考の通過率を上げるための職務経歴書の書き方とポイントを5つ紹介します。

1.異動歴が多い場合は職務経歴書の枚数を増やす

異動歴は、幅広く業務に携わってきた経験や臨機応変に対応できるスキルなどをアピールできる材料です。そのため、職務経歴書には異動歴を可能な限り記載しましょう。一般的に職務経歴書はA4サイズで1枚~2枚が最適とされていますが、異動歴が多い場合は3枚~4枚と増やしても問題ありません。

しかし職務経歴書の枚数があまりにも多いと、採用担当者に余計な負担をかけてしまいます。アピールしたいことも伝わりにくくなるため、異動歴が多い場合はまとめて記載するなど工夫しましょう。

2.見やすいレイアウトを意識する

職務経歴書には、明確なフォーマットや書き方のルールはありません。したがって履歴書とは異なり、職務経歴書の見た目は人によって大きく差が出ます。

必要に応じて箇条書きや表などを用いたり、太字を活用したりと、見やすいレイアウトを心掛けることで好印象を与えられるでしょう。丁寧に作成された職務経歴書は入社意欲のアピールにもつながります。

3.具体的な数字を用いる

職務経歴書に記載する実績や成果は数字を用いて具体的に記載しましょう。「多くの新規顧客を獲得した」「利益アップに貢献した」といった抽象的な表現では採用担当者の心に響きません。「毎月20件の新規顧客を獲得した」「利益率を10%アップした」など明確な数字を用いることで、自身のスキルレベルを詳細に伝えられます。

自己PRにおいても、具体的なエピソードを用いて記載することが大切です。「顧客とうまくコミュニケーションを取った」ではなく、「顧客の目を見て話すことを心掛け、具体的な提案をする際には資料を用いて説明した」といったように細かく記載することで自分の仕事への向き合い方や姿勢を伝えやすくなります。

4.専門用語や社内用語は使わない

職務経歴書に専門用語や社内用語を使用すると、採用担当者に理解してもらえない恐れがあるためNGです。同じ企業や業界に長く在籍すると、専門用語や社内用語が染みついてしまう可能性があるため注意しましょう。不安な場合は、家族や友人などの第三者に職務経歴書を読んでもらうことをおすすめします。

5.自分を採用するメリットが伝わる内容を盛り込む

転職の選考では、「自社で戦力になるか」を見られています。採用するメリットが感じられない職務経歴書では、採用担当者に「会いたい」と思ってもらえずに書類選考の段階で落ちてしまうでしょう。

職務経歴書の自己PRでは自分の強みや経験を記載しますが、それが志望先企業にとって関連性のないものであれば、企業側は採用するメリットを感じません。企業研究をして、どのような人材が求められているのかを把握してから自己PRを作成しましょう

マイナビエージェントが職務経歴書の作成をサポート!

転職の経験が少ない人や異動歴が多い人は、職務経歴書の作成に迷ってしまうことがあるでしょう。応募書類の作成が難しいと感じた場合は、転職エージェントのサポートを受けるのがおすすめです。

マイナビエージェントは、履歴書や職務経歴書の添削サービスを提供しています。転職ノウハウに精通したキャリアアドバイザーが応募書類の書き方に悩んでいる方へ向けて丁寧にアドバイスいたしますので、ぜひご相談ください。

まとめ

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異動歴は、自身の業務経験や臨機応変な対応力などをアピールできる材料です。異動歴が多い場合でも、職務経歴書には省略せずに記載しましょう。ただし異動歴があまりにも多く、職務経歴書の枚数が5枚を超える場合はうまくまとめて見やすいようにする工夫が必要です。

「職務経歴書の書き方についてアドバイスしてほしい」「転職活動のサポートをしてほしい」といった方は、ぜひマイナビエージェントにご相談ください。キャリアアドバイザーが親身に寄り添い、あなたの転職が成功するようお手伝いいたします。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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