ITコンサルタントの年収は?年齢別平均やキャリア展開も解説|求人・転職エージェント

更新日:2022/06/28

IT業界

ITコンサルタントの年収は?年齢別平均やキャリア展開も解説

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この記事のまとめ

  • ITコンサルタントの仕事は企業経営に直接関わることが多く、またプロジェクトを成功に導くために高いスキルが求められる分、年収が高い傾向にある。
  • 高年収を実現したい場合は実務経験やスキルを積み重ねたり、資格を取得して市場価値を高めたりする努力が必要。
  • ITコンサルタントへの転職を検討する際は転職エージェントの活用も選択肢のひとつ。

ITコンサルタントの年収は平均よりも高い傾向にあります。スキルや経験を身につければより高収入を実現できますが、それにはどのようなステップを踏めばよいのか、具体的な方法が知りたい方もいるでしょう。

そこでこの記事では、ITコンサルタントの年収を解説するとともに、高年収を実現するためのキャリア展開を紹介します。

目次

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ITコンサルタントの年収情報

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これからITコンサルタントを目指す方にとって、年収は気になる情報のひとつではないでしょうか。目標とする年収を設定するためにも、同世代間の比較や企業による違いを押さえておく必要があります。また、平均年収を把握しておけば転職の検討材料としても利用できるでしょう。ここではITコンサルタントの年収事情について解説します。

平均年収

ITコンサルタントの平均年収は比較的高い傾向にあります。実際、マイナビエージェントの調査によると平均年収は610万円であり、そのほかのIT系職種と比較しても100万円以上高い点が特徴です。

ITコンサルタントの仕事にはクライアントへのプレゼンスキルや課題解決へ導く論理的思考スキルなど幅広い能力を必要とするため、その分年収が高く設定されているのです。

年齢別年収

年齢別でITコンサルタントの年収を見ると、20代では平均500万円、30代では平均732万円と、若手の頃から高収入を期待できることが分かります。

ただし20代と30代とでは、スキルや経験によって査定に差が生じる傾向にあります。20代でも高年収を実現できますが、それには継続的に成果を出す必要があり、スキルアップに向けた努力も不可欠です。30代以降も年収を伸ばすためには、20代のうちから経験やスキルを積み重ねていかなければなりません。

役職別年収

日系企業で働くITコンサルタントの場合は年功序列の傾向が強く、経験年数とともに職位も上がる形が一般的です。職位に比例して年収も増加するため、高年収を狙う方はグレードの高い職種へのステップアップを視野に入れましょう。

具体的には20代後半でアソシエイト、30代でマネージャー、40代以降でディレクターやパートナーといった役職に就くことも可能です。特にマネージャー以降の役職では高年収を狙うことも夢ではありません。

男女別年収

ITコンサルタントの年収を男女別に比較すると、20代は男性で平均517万円、女性で平均478万円、30代は男性で平均746万円、女性で平均630万円です。20代ではそこまで大きな差はありませんが、30代になると100万円以上の差が出ます。

ITコンサルタントは男性が80%以上を占める職種です。男性の就業比率が高いため平均年収にも差が生じていると考えられますが、それでも男女ともに年収は高い傾向にあるといえます。

企業規模別年収

一口にITコンサルタントといっても、大手と中小企業に勤める場合とでは年収が大きく変わる点には注意が必要です。高収入を目標とするのであれば、より規模の大きな企業を目指すのが得策でしょう。

また語学スキルに自信がある場合は、大手外資系企業を転職先として検討するのも選択肢のひとつです。

ITコンサルタントの年収が高い理由

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ITコンサルタントになれば、スキルや経験などに応じて高年収を目指せます。それでは、いったいなぜITコンサルタントの年収は高く設定されているのでしょうか。ここでは、ITコンサルタントの年収が高い理由について解説します。転職前に年収が高い背景をしっかりと押さえ、ITコンサルタントに求められる知識や考え方を身につけておきましょう。

IT知識の深さと幅広さが求められる

ITコンサルタントの仕事はITを活用して企業の抱えている経営課題を解決する点にあります。プロジェクトの中枢を担う役目を果たすことから、ITの知見を深めておくことが重要です。クライアントの潜在的な要望までを実現する提案力を活かして、プロジェクトを成功に導く手腕が欠かせません。

またクライアントの業界や協力会社に関する知識も不可欠です。状況に応じて柔軟かつ適切な判断を下すためには、幅広い知識を総動員させる必要があります。高いスキルを求められるがゆえに、高年収が実現できているといえるでしょう。

経営へ介入するポジションにある

ITコンサルタントはクライアント企業の経営方針に関わるアドバイスや支援活動をするケースが少なくないため、ITの専門的な知見に加えて経営に関する知識も求められます。

たとえばクライアントが製造業だった場合、生産管理を最適化するための施策を考える必要があります。現場の抱えている課題を把握したうえで、課題を解決に導くシステムを提案して企業の売り上げに貢献するのです。

顧客満足度を最大化する役目を担う

ITコンサルタントで最も重要なスキルのひとつに、クライアントの要望を引き出す力が挙げられます。プロジェクトはクライアントが実現したいことや、問題解決のために存在します。最適解を提案するためにも、丁寧なヒアリングを通じてクライアント自身が気づいていない課題を見つけなければなりません。

またクライアントからの信頼を得るには、クライアントの利益につながる提案をする必要があります。質の高い仕事をするためにも、顧客満足度を最優先に考える意識が不可欠です。

ハードワークが求められる

ITコンサルタントの仕事は激務であり、心身ともに丈夫でなければ務まりません。実際、納期が迫っているプロジェクトの場合はリソース不足の部署を手伝ったり、スケジュールを組み直して再提案をしたりするケースが少なくないためです。

またほとんどのプロジェクトがクライアントの業界や業務要件を前提に進められるため、業務とは別に知識のアップデートも求められます。顧客からの質問に答えられないといった事態を避けるためにも日々の学習が欠かせません。

ITコンサルタントで高収入を実現する方法

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ITコンサルタントの特徴や業務の傾向が理解できたとしても、高年収を実現するためには具体的に何をすればよいのかまではイメージしづらいかもしれません。しかし戦略的な立ち回りを意識すれば、効率的な年収アップも実現可能です。ここではITコンサルタントで高収入を実現する方法を紹介します。

スキルや経験を積み重ねる

年収を上げる最も手堅い方法のひとつは、スキルや経験を積み重ねることです。ITコンサルタントにはアナリストやマネージャーなどの職位が設けられており、上位の役職に就くほど年収が上がる傾向にあります。ただし、役職によって求められるスキルは異なります。高収入を実現したいのであれば、上位の役職に求められるスキルや経験を把握しておきましょう。

一方、成果を上げられる人材ほど収入も高くなる特徴があります。特に大手外資系企業の場合は成果に応じてインセンティブが発生するのが一般的です。確実に高収入を目指したい方は、自身の能力を高めましょう。

年収アップに役立つ資格を取得する

ITコンサルタントにはITコーディネータや中小企業診断士、ITストラテジストなど業務内容に直結する資格が存在します。それぞれ経営戦略の立案に役立ったり、情報処理の技術を担保したりとさまざまな付加価値を身につけられます。

実際、資格の取得はクライアントの信頼にもつながります。過去の実績に加えて一定の実力を担保する資格を有していれば、プロジェクト成功への期待も高まるためです。

外資系企業を目指す

外資系企業に勤めれば、高収入が実現する可能性も高まります。外資系企業は国内企業よりも高いスキルや実績が要求される組織です。しかし実力が認められれば、高い報酬を手に入れられます。

一方、外資系企業を目指す場合はモチベーション管理に注意が必要です。外資系企業では常に成果を出し続けられる人材だけが評価対象になりやすい傾向にあります。年収以外にも将来のビジョンや働き方といった面で自身と相性がよいかどうかをチェックしておきましょう。

最先端分野に携わる

IT分野の最新トレンドに携わるのも、高年収を目指すうえでは重要です。AIIoTといった最先端分野は業務の効率化を促すほか、ニーズ把握やデータ分析で役立ちます。将来的にも一般企業に普及する見込みがあるため、早い段階で知識を身につけておくのも戦略のひとつでしょう。

そして情報の少なさや研究段階という観点から、十分な知見を持つITコンサルタントは少ないのが実情です。最先端技術を絡めた提案ができるようになれば、クライアントにとっても貴重な存在になるでしょう。

ITコンサルタントのキャリア展開

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ITコンサルタントとして一定の経験を積んだのち、将来どのようなキャリア展開をしたいのかを考えることも大切です。しかしITコンサルタントはIT業界の中でも最上流職に該当するため、具体的なキャリアパスをイメージしづらいかもしれません。どのような選択肢があるのか、事前にチェックしておきましょう。ここではITコンサルタントのキャリア展開について解説します。

専門分野のコンサルタントを目指す

キャリア展開のひとつとして、一部の業界や業務に特化したITコンサルタントを目指す方法があります。専門性を高めることでクライアントへ付加価値を提供しやすくなるため、より効率的に業務を遂行できるようになるでしょう。

実際、クライアントの業界や業務要件を熟知しているITコンサルタントの場合、市場のリサーチやプロジェクト方針を定める際に要する時間を大幅に短縮できます。時間を効率よく使って課題解決に集中できる点でメリットのあるキャリア展開といえるでしょう。

セキュリティ特化のコンサルタントになる

セキュリティ分野への知見を深めて、セキュリティに特化したコンサルタントを目指すのもひとつの方法です。ITやシステムを利用して課題解決を図る場合、運用後のセキュリティリスクにも気を配る必要があります。クライアントはITに精通していないケースが多いため、万全のセキュリティ対策を提供できれば現場でも重宝されます。

また、セキュリティは企業全体に影響がおよぶ分野です。責任が大きい反面、やりがいのある仕事ができるでしょう。ニーズも大きく、長期的な契約につながりやすいため、年収アップも期待できます。

プロジェクトを下支えするプロになる

プロジェクトマネジメントを主戦場として活躍するキャリアもありますITコンサルタントの主な業務はクライアントの問題解決や経営方針へのアドバイスなどです。しかしITコンサルタントがプロジェクトに直接関わると、経験や知識を活かして現場作業がスムーズに流れるケースがあります。

たとえばクライアントのチームが人材不足で、現場に十分な資料もそろっていない場合です。ITコンサルタントがマネジメントに関与していれば、必要な情報の提供に加え、納期までの最短ルートを共有できます。

独立してフリーで活躍する

会社員以上の高年収を目指す場合は、独立という選択肢もあります。フリーでクライアントと直接契約すれば、売り上げをすべて自分で管理できるようになるためです。

またフリーとして活動する中で、総合コンサルタントやパートナーといったキャリアへ進むこともできます。レベルの高い環境で仕事をしたい方は、ITコンサルタントよりも上位の職種を目指すとよいでしょう。

ITコンサルタントに転職する方法

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ITコンサルタントは高年収を目指せるほか、やりがいや成長も感じられる仕事のひとつです。しかし魅力的に感じる反面、敷居の高さや転職に対する不安を感じる方もいるかもしれません。ここではITコンサルタントに転職する方法を紹介します。

転職理由を明確にする

まずは転職理由を明確にすることから始めましょう。採用担当者が納得する転職理由を伝えられれば、選考でも高い評価を得られます。

ポイントは論理的に伝える意識を持つことです。なぜITコンサルタントになる必要があるのか、数ある企業の中でなぜ応募先企業を選んだのかなどを整理して伝えましょう。また、将来どのように貢献可能かといった面でもアピールできると加点対象です。

情報収集を欠かさない

ITコンサルタントが就職できる業界は金融や製造業、外資系など数多く存在します。そのため自身が目指すべき業界や企業を明確にしつつ、応募する業界や企業の情報を徹底して集める意識が重要です。

情報源としては企業のホームページや転職サイト、口コミサイトなどが挙げられます。できるだけ多くの情報に触れる中で、検討材料をそろえましょう。

転職エージェントを活用する

効率よくITコンサルタントを目指す場合は、転職エージェントの利用も検討しましょう。転職エージェントは応募者の希望に応じた求人の紹介や、選考対策のサポートをするサービスです。また、面接日程の調整や採用後の手続きにも対応できるため、ひとりで抱え込む必要がありません。

転職エージェントを利用せずに転職活動を進めると、半年や1年といった時間が必要になる場合も少なくありません。効率的に相性のよい求人を探したい方におすすめです。

まとめ

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ITコンサルタントは平均年収が高い傾向にある反面、顧客満足度を高める努力やハードワークに耐えられる心身の強さが求められます。スキルや経験を積み重ねたり、転職を検討したりする中で年収アップを目指しましょう。

マイナビITエージェントでは、専属のキャリアアドバイザーが転職成功まで応募者をサポートします。企業別の情報も豊富にそろっているため、これから転職活動の準備を進める方におすすめです。

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