リモートワークでエンジニアとして活躍できる?転職のコツも併せて紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2023/12/21

IT業界

リモートワークでエンジニアとして活躍できる?転職のコツも併せて紹介

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この記事のまとめ

  • Webエンジニアやシステムエンジニアをはじめとして、オンラインで業務が完結するタイプのITエンジニアはリモートワークに向いている。
  • 生産性の向上やワークライフバランスの改善など、リモートワークには多くのメリットがある。
  • リモートワークで活躍するには、エンジニアリングスキルとコミュニケーションスキルが必要。

ITエンジニアはリモートワークを導入しやすい職種のひとつです。現在ITエンジニアとして働いていて、リモートワークを推進している企業へ転職したいと考えている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、リモートワーク環境下で働きたいと考えているITエンジニアが転職前に押さえておきたいポイントを詳しく紹介します。リモートワークはメリットが多い働き方ですが、デメリットもあります。転職後に後悔しないためにも、併せてチェックしておきましょう。

目次

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リモートワークのしやすさはエンジニアの種類によって異なる

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一口にITエンジニアといっても仕事内容は多種多様であり、リモートワークに向いている職種と向いていない職種があります。ここでは、リモートワークを実現するにはどの職種を選べばよいのかについて解説します。リモートワークを実現したいのであれば、転職前にチェックしておきましょう。

リモートワークに向いているエンジニア

多くの業務をオンラインで遂行でき、求められている成果をひとりで上げられるタイプのITエンジニアはリモートワークに向いています。具体的な職種は以下のとおりです。

  • プログラマー

  • Webエンジニア
  • システムエンジニア
  • アプリケーションエンジニア
  • プロジェクトマネージャー

  • ITコンサルタント

いずれの職種も、必要な資料やソースコードなどをオンライン上で管理する体制を整えることで、リモートワークでも問題なく業務を遂行できます。一人ひとりの担当範囲も明確化でき、管理しやすいのも特徴です。

リモートワークに向いていないエンジニア

一方、以下のITエンジニアはリモートワークへの適性が低いといえます。リモートワークができないわけではありませんが、状況によっては頻繁に出社する必要性が生じることもあるでしょう。

  • サーバーエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • エンベデッドエンジニア
  • セールスエンジニア

ITインフラを担当するITエンジニアは、サーバーやインフラといった物理的なリソースを扱います。そのため、リモートワークで業務を完結させるのが難しいといえるでしょう。ただし今後IT技術がさらに進歩すれば、上記のようなITエンジニアがリモートワークで活躍できるようになる可能性も考えられます。

エンジニアがリモートワークで働く6つのメリット

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ITエンジニアはリモートワークが可能な職種のひとつですが、具体的にどのようなメリットがあるのか理解しにくいと感じている方もいるのではないでしょうか。ここでは、ITエンジニアがリモートワークをするメリットを紹介します。リモートワークを始める前に知っておきたいポイントをまとめました。

1.自由度が高い

リモートワークは、時間や場所の制約が少ない中で業務を進められます。特に開発環境を最適化しながら作業できる点でメリットが大きいでしょう。

具体的には、使用するPCや周辺機器の整備が該当します。開発を効率的に進めるためデュアルディスプレイで作業したり、質の高いデスクやチェアを使用したりとさまざまな工夫をしやすいのが魅力です。

2.通勤時間が短縮できる

自宅や近所のコワーキングスペースを利用して業務に従事すると、通勤時間の短縮につながります。会社と自宅の往復だけで相当な時間をかけていた方も、空き時間を有効活用できるでしょう。

特に通勤ラッシュは心身に大きな負担がかかるため、ワークライフバランスの調整にも役立ちます。プライベートの充実やスキルの習得など、自身のやりたいことに費やせる時間が増えるでしょう。

3.ストレスが軽減する

周りの音や作業中の呼び出しなど、勤務先の都合で生じるストレスを軽減できます。職場環境によってはリラックスして開発に取り組めないことがあるものの、リモートワークに移行すれば周囲の環境も自身で調整できます。

静かな環境だけでなく、好きなBGMを流しながら働くことも可能です。ストレスが少ない環境で仕事を進めたい方には大きなメリットといえるでしょう。

4.業務生産性が向上する

企業がリモートワークを導入する背景のひとつに、業務生産性の向上があります。リモートワークの導入が業務生産性向上につながる主な理由は以下のとおりです。

  • 時間を有効活用できる
  • 疲労がたまりにくい
  • 集中できる環境を構築しやすい
  • 意欲的に働けるようになる

業務生産性を高められれば、同じ時間でより多くの成果を上げられるようになります。自身の年収アップや企業の業績アップにもつながり、メリットが大きいといえるでしょう。

5.ライフスタイルの変化に対応できる

リモートワーク環境下では状況に応じて柔軟に働けるため、ライフスタイルの変化に対応しやすくなります。決められた期間内に要求される成果を上げれば問題なく、プライベートの予定に合わせやすいといえるでしょう。

育児や介護などの必要が生じたときも、リモートワーク環境下であればスムーズに対応できます。ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に働き方を調整でき、望まない離職を防ぐことにつながるのもメリットです。

6.やる気が高まる

オフィスは多くの人が集まるために騒がしくなりがちであり、仕事をするのにふさわしい環境とはいえないこともあります。一方、リモートワークであれば、自宅やコワーキングスペースなどの静かな環境で働くことが可能です。

業務に適した作業環境を整えることで、仕事に対するやる気が高まるのもメリットといえるでしょう。ただし、状況によっては意識して作業部屋やデスク周りの環境を整えないとやる気の低下につながりかねません。自宅に仕事向けのデスクやPCがないときや、静かな作業環境を構築しにくい場合が該当します。

エンジニアがリモートワークで働く4つのデメリット

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リモートワークはメリットの多い働き方ですが、一日の作業量やスケジュールを自分で調整しなくてはならないため、管理スキルが欠かせない点に注意が必要です。ほかにも、注意しておきたいポイントがいくつかあります。ここでは、ITエンジニアがリモートワークで気をつけたいポイントを4つ紹介します。

1.自己管理が求められる

リモートワーク環境下では、自分が担当する仕事を終わらせるために必要な時間を見積もってスケジュールに落とし込み、計画的に進めることが大切です。働く場所や時間に関して個人の裁量に任される範囲が大きいことから、責任を果たすためには高い自己管理スキルが求められます

リマインダーツールやオンラインでタスクを管理・共有できるツールを活用し、いつまでに何をしなければならないか可視化するのがおすすめです。決まったスケジュールにしたがって業務を進めるには、集中力を維持することも求められます。

2.綿密なコミュニケーションが必要とされる

リモートワークでは、オンライン上でのコミュニケーションが重要です。互いに働いている姿が見えない中で業務の進行状況を共有する必要があるため、チーム内での定期的なコミュニケーションが求められます。

人によっては対面での会話が減ることで、オフィスワークよりストレスを感じるケースもあるでしょう。業務報告に関するルールを共有して、意識的にコミュニケーションを取れる環境を構築することが大切です。

3.ワークライフバランスが悪化するリスクがある

働く場所や時間を比較的自由に設定できる一方で、ビジネスとプライベートの境界が曖昧になりやすい点には注意が必要です。上司の目が届きにくく、業務過多に陥るリスクもあるでしょう。

ワークライフバランスを保つには、自分がこなせる仕事量を正しく見積もるとともに、オンとオフの区別を明確にすることが大切です。業務過多を防ぎつつ可能な限り短時間で高い成果を上げるためにも、業務の効率化を意識しましょう。

4.セキュリティーリスクが高まる

オフィスワークと比較して、リモートワークはセキュリティーリスクが高まります。オンラインで多くの情報を送受信する仕組み上、きちんと管理していないと情報漏えいにつながりかねません。一度情報漏えいが発生すると、企業の信頼を大きく損ねます。サイバーセキュリティーには十分に気を配りましょう。

業務用システムのアカウントをきちんと管理したり、VPNを使用したりするなど状況に応じて適切なセキュリティー施策を考えることをおすすめします。

リモートワークエンジニアとして必要なスキル

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ITエンジニアとしてリモートワーク環境下で活躍したいと考えているのであれば、求められるスキルを習得する必要があります。ここでは、ITエンジニアがリモートワークをする際に求められる2つのスキルを見ていきましょう。

以下で紹介するスキルは将来的にキャリアアップを目指すときにも重視されるため、常にスキルアップを意識するのがおすすめです。

Web技術を習得する

リモートワークにチャレンジするのであれば、Webスキルを高めると有利です。具体的な技術には、HTML/CSSやPHPといったWeb開発に用いられる言語、クラウドインフラを扱うスキルなどが該当します。オンライン上でシステムを開発できる技術を身につければ、リモートワークできるようになるでしょう。

Web開発で使用するプログラミング言語は、汎用性の高さが魅力です。習得することでWebサイトやWebアプリケーションの開発をはじめとしたさまざまな案件に携われます。自分が目指す分野でよく使われている言語が何かを調べ、習得を目指すとよいでしょう。

ヒューマンスキルを高める

オンラインでのコミュニケーションは、対面時と比べて意思疎通が難しくなります。そのため、誤解がないようにコミュニケーションを取るには高いヒューマンスキルが必要です。

PREP法を使用した文章の書き方など、自分の意見・考えを正確に伝えるために必要なスキルを習得しましょう。加えて、ビジネスチャットやWeb会議システムといったオンラインでコミュニケーションを取れるツールを導入するのがおすすめです。

リモートワークエンジニアになる方法

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ITエンジニアはリモートワークと相性のよい職種です。リモートワークで働くにはさまざまな方法がありますが、どのようにすれば実現できるか分からない方もいるのではないでしょうか。ここでは、ITエンジニアがリモートワーク環境下で働く2つの方法を紹介します。

就業先でリモートワークの相談をする

現在の勤務先でリモートワークが可能かどうか相談・交渉することがひとつ目の方法です。リモートワークが社内制度として確立していない場合でも、上司に相談すると検討してくれる場合があります。

リモートワークが必要な理由を具体的に伝えると、許可されやすくなるでしょう。たとえば、育児や介護といった家庭の事情も理由のひとつです。技術者が減るのは会社としても痛手になるため、リモートワークを認めてもらえるかもしれません。相談を受けたことをきっかけに社内でリモートワークに関する検討が進み、全社的に導入されることもあります。

リモートワーク可能な企業に転職する

リモートワークが急務である場合は、経営方針のひとつとしてリモートワークを推進している企業に転職するのは選択肢のひとつです。

転職エージェントを活用すれば、リモートワークが可能な求人を効率よく探せます。これからリモートワークを始めるITエンジニアに適した企業も紹介してもらえるため、転職に慣れていない方でも安心です。

まとめ

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具体的な職種によって異なるものの、ITエンジニアはリモートワークに適した職のひとつです。Webエンジニアをはじめとしてオンラインでほとんどの業務が完結するITエンジニアであれば、リモートワークを実現しやすいでしょう。

自分に合った転職先の選び方が分からない方や念入りに選考対策したいと考えている方は、ぜひマイナビITエージェントにご相談ください。マイナビITエージェントには、転職市場におけるITエンジニアの実情を熟知したキャリアアドバイザーが在籍しています。一人ひとりの経験やスキルをヒアリングしてキャリアプランを提案しているため、ぜひお気軽にご相談ください。

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