更新日:2026/07/02

夏の面接では、涼しさだけでなく、清潔感やきちんとした印象も大切です。服装は面接官がチェックするポイントの一つであり、第一印象にも影響します。ビジネスシーンで違和感がないか、靴やバッグまで含めて全身に統一感があるかを意識しましょう。
この記事では、夏の面接に適した服装やクールビズ指定がある場合の対応、面接官に好印象を与えるための身だしなみのポイントを解説します。
目次

夏の面接では、服装の指定がない場合はスーツで臨むのが無難です。一方で、企業から「クールビズでお越しください」と案内された場合は、その指示に合わせた服装で問題ありません。
ただし、どちらの場合も大切なのは、清潔感があり、ビジネスシーンで違和感のない装いであることです。ジャケットやシャツ、靴、バッグまで含めて、全身に統一感があるかを確認しましょう。
「クールビズ」は2005年度から環境省が中心となって呼びかけている、過度な冷房に頼らず夏を快適に過ごすための取り組みです。当初は、ノーネクタイやノージャケットなどの軽装が代表的なスタイルとして広まりました。
現在は、適切な室温管理と、その室温に合った軽装を組み合わせ、地域や気温、職場環境に応じて柔軟に実施する考え方が広がっています。
参照:環境省「クールビズ/COOLBIZ|COOL CHOICE 未来のために、いま選ぼう。 」
ただし、職場で認められている服装と、面接にふさわしい服装は必ずしも同じではありません。クールビズを導入している企業であっても、面接時は応募者向けの案内を確認し、清潔感ときちんとした印象を与える服装を選ぶことが大切です。
企業から「面接にはクールビズでお越しください」と案内された場合は、その指示に合わせた服装で問題ありません。
ただし、クールビズといっても、単に涼しければよいわけではありません。面接の場では、清潔感があり、ビジネスシーンで違和感のない服装であることが大切です。ノーネクタイやノージャケットで臨む場合も、シャツやパンツ、靴、バッグまで含めて、全身の統一感を意識しましょう。
ここでは、面接でクールビズを指定された場合の基本的な装いと、避けた方がよいポイントを紹介します。
男性の場合は、ノーネクタイ・ノージャケットで、スーツのパンツに白や淡い色のワイシャツを合わせる服装が一般的です。ワイシャツはノーネクタイでも襟元が崩れにくいボタンダウンやスナップボタンを選ぶと、すっきりした印象になります。
女性の場合は、清潔感のあるシャツやブラウスにスーツのスカートかパンツが一般的です。夏物ジャケットのインナーにシンプルなカットソーを合わせたスタイルでも問題ありません。
いずれの場合も、色や素材に統一感を持たせ、カジュアルに見えすぎないことが大切です。
クールビズで面接に臨む場合も、だらしなく見える服装や着こなしは避けましょう。
長袖のワイシャツを着用する場合、腕まくりはしません。シャツのボタンを開け過ぎたり、露出が多かったりするのも清潔感に欠ける印象を与えてしまう可能性があります。
またクールビズで良いといわれたからといって、アロハシャツのような柄シャツやチノパン、ポロシャツ、スニーカーなど、カジュアル度の高いアイテムは避けます。迷った場合は、ビジネスシーンに合う落ち着いた服装を選びましょう。

服装の指定がない場合、夏でもスーツで臨むのが基本です。暑さ対策をしながら、清潔感ときちんと感を保てる装いを意識することが大切です。ジャケットやシャツだけでなく、靴やバッグまで含めて、全身に統一感があるかも確認しましょう。
次に、夏の面接で押さえておきたい服装のポイントを4つ紹介します。
服装の指定がない場合は、夏でもジャケットを着用するのが基本です。しかし、暑い夏は、面接に向かう道途中で汗をかいてしまうものです。汗だくで面接に挑んでは、清潔感に欠ける印象を与えてしまう可能性があります。
面接会場までの移動中は、ジャケットを脱いでおくといいでしょう。その際、ジャケットがシワにならないように持ち方には注意が必要です。
暑い中の転職活動では、少しでも涼しくなるように半袖シャツを着たいと思うこともあるのではないでしょうか。しかし、具体的に半袖シャツOKの指示がない限りは、夏の面接であっても基本的には長袖のシャツを着た方が良いでしょう。スーツを着る際、ジャケットの袖口から少しワイシャツが見えるようにするのが一般的な着こなしです。
また、面接時にジャケットを脱いで構いませんといわれることもあります。その際、半袖シャツより長袖シャツのほうがきちんとした印象を与えやすいでしょう。
男性の場合、スーツのインナーはワイシャツが無難です。
一方、女性の場合は清潔感があってデザインや色がシンプルなものであれば、カットソーやブラウスを着用してもかまいません。
フリルやレースが目立ちすぎるものや華やかすぎるデザインのものは面接の服装としてはカジュアルに見える場合があります。ビジネスシーンで違和感のない、落ち着いたデザインを選びましょう。
面接では、黒やグレー、ネイビーなど、ビジネスシーンに合う落ち着いた色のスーツを選ぶと安心です。なかでもグレーやネイビーは黒よりも見た目が重くなりにくく、夏場でも涼しげな印象にまとまりやすいでしょう。
ベージュやライトグレーなどの明るめの色を選ぶと、柔らかくさわやかな印象を与えやすくなります。
黒のスーツは着る側としても熱を吸収しやすく、見た目も重い印象になりやすいです。黒のスーツしか用意できない場合は、シャツやブラウス、ネクタイの色、髪型などでさわやかさを加えると良いでしょう。
ブラウスやネクタイの夏らしい選び方に明確な定義があるわけではないので、服装選びに不安を感じる方もいるかもしれません。
マイナビ転職エージェントでは、服装のアドバイスや面接対策なども行っておりますので、お気軽にご相談ください。

夏の面接に適した服装について、着用するアイテムによって気をつけたいポイントが異なります。ここでは、女性向け、男性向けに分けて、清潔感があり、ビジネスシーンで違和感のない服装の選び方を紹介します。
女性の場合も、服装の指定がない場合は、スーツを基本に考えると安心です。スーツに合わせるインナーやジャケットは、涼しさだけでなく、全身で見た時の統一感も意識して選びましょう。
インナーには爽やかさや清潔感のあるシャツやブラウスが適しています。夏場は、見た目だけでなく、素材にも注目すると快適に過ごしやすくなります。
通気性がよくさらっとした着心地のものや速乾性、消臭性のある高機能素材を使ったものなどがおすすめです。最近では触れるとひんやりする涼感素材のものなどもありますので探してみるのもいいでしょう。
夏に着るジャケットは、裏地の少ないものがおすすめです。通気性がよく軽い着心地で熱がこもりにくくなります。
スーツには全体に裏地がないもの以外にも、背中の下半分に裏地がない「背抜き仕立て」や肩より下の裏地がない「半裏仕立て」などがあります。袖に裏地のあるものを選ぶと、長袖のシャツを着ているときでも腕が通りやすくなり、脱ぎ着が楽になります。
面接時のインナーは白を選ぶとスーツに合わせやすく、清潔感も出しやすいでしょう。明るいベージュなどの薄い色も柔らかく落ち着いた印象にまとまりやすいです。
ただし、色が薄すぎて透けやすいものや、カジュアルに見える素材は避けたほうが安心です。顔映りやスーツとの相性も確認しながら、ビジネスシーンで違和感のない色味を選びましょう。
男性は、スーツにワイシャツ、ネクタイ、ベルト、靴など、複数のアイテムを組み合わせるため、全身の統一感が大切です。
服装の指定がない面接では、ネクタイを着用しておくと安心です。一方で、企業から「クールビズでお越しください」と案内されている場合は、ノーネクタイでも問題ないケースがあります。
炎天下の中ネクタイをして移動するのがつらい場合は、面接会場に着いてから着用しても良いでしょう。
面接時のワイシャツには、白の無地を選ぶと安心です。職種や企業によっては薄いストライプ柄などでも問題ない場合もありますが、濃い柄物や強い色味は避け落ち着いたデザインを選びましょう。
またシャツはサイズ感も重要です。大きすぎるとだらしなく見え、小さすぎると窮屈な印象になります。首回りや肩幅、袖丈が自分の体型に合っているか確認しましょう。
メンズスーツでは一番下のボタンは留めない着こなしが一般的です。一番下のボタンは、飾りボタンとされていることが多く、留めていると動きにくくなったり、座ったときにシワができやすくなったりする場合があります。面接では、立った時や座った時の見え方も含めて、整った着こなしを意識しましょう。

夏の面接で面接官に好印象を残すためには、服装だけでなく、身だしなみ全体を整えることが大切です。
スーツをきれいに着こなすためには、自分の体型に合ったものを選ぶことが大切です。サイズが合っていないと、スーツ自体はきちんとしていても、だらしなく見えたり、窮屈な印象になったりすることがあります。
既製服の場合でも、デザインや値段だけでなく、肩幅、袖丈、着丈、ウエスト周りなどが自分の体型に合っているかを確認しましょう。
最近では手頃な価格でスーツをオーダーメードできるお店も増えています。自分に合うサイズが見つかりにくい場合は、 最初から自分に合ったものを作ってもらうことも選択肢に入れてみてください。
ネクタイを着用する場合は、スーツやシャツとのバランスを考えて選ぶのがポイントです。季節を問わず、派手すぎる色や柄を避け、ビジネスシーンになじむ落ち着いたデザインを選ぶことが大切です。
夏の面接では水色や淡いピンクなどの明るめの色を取り入れるとさわやかな印象にまとまりやすくなります。
面接官に好印象を与えるためには、服装だけでなくヘアスタイルも重要です。
髪が目にかかっていたり、汗で乱れていたりすると、清潔感に欠ける印象につながります。
前髪が長い場合は、ジェルやワックスなどを使って顔周りをすっきりと整えると良いでしょう。
額や目元が見えるようにすると、表情も伝わりやすくなります。時間があれば、面接前に美容院へ行き、髪全体を整えておくのもおすすめです。
せっかくスーツが体型に合っていて着こなせていたとしても、小物に統一感がないと、全体的にごちゃごちゃとした印象を与えてしまいます。ベルトや靴にも素材感や色味などに統一感を持たせると、全体的にすっきりとスマートな印象を与えることができるでしょう。
特に夏場は、涼しさを優先するあまり服装がラフに見えやすいため、清潔感、きちんと感、全身のバランスを確認してから面接に臨むことが大切です。
これまでに紹介した服装のポイントに加え、さらに以下の点に注意しておくと、夏の面接時の対策はより万全なものになります。
夏は汗をかきやすく、前髪が汗で額に貼り付いたり、ヘアスタイルが乱れたりしやすいです。
朝にジェルやスプレーでヘアセットをしていても、移動中の汗や湿気で崩れてしまうことがあります。面接前には化粧室の鏡で軽くセットし直し、乱れがないことを確認してから面接に臨みましょう。
夏の面接では、汗への対策もしっかりと考えておきましょう。普段汗をかきにくい人でも、当日アクシデントがあって走ったり、緊張したりすることで汗が気になってしまうことも考えられます。面接前に落ち着いて身だしなみを整える時間が持てるよう、余裕をもって行動することが大切です。
特にクールビズでジャケットを着用していない場合、シャツの汗ジミが目立ちやすくなります。脇汗が気になる方は、脇汗パッドや汗取り機能付きのインナーを使うと良いでしょう。速乾性のあるインナーを選ぶと、汗をかいた後も快適に過ごしやすくなります。
またすぐに汗を拭くことができるように、ハンカチは必ず携帯しておきましょう。特に汗をかきやすい人は、予備のハンカチやハンドタオルなどを準備しておくと良いです。
メイクをする場合は、汗で崩れることも想定しておきましょう。メイクの上から汗や皮脂を吸い取ってくれるシートや、簡単に直せるメイク用品を用意しておくと安心です。
服装や髪型を整えていても、汗のにおいが気になると、清潔感を損ないかねません。
制汗剤を使用するなど、必要に応じた事前対策は良いですが、香りが強い制汗剤や香水は、面接の場ではかえって清潔感を損ねたり、相手への配慮に欠ける印象を与えてしまうことがあります。無香料か、香りが控えめなタイプを選ぶと安心です。
抗菌・防臭機能がある脇汗パッドやインナーを用いると、汗ジミ対策とともににおい対策にもなって便利です。

夏の面接の服装では、暑さ対策をしながらも、清潔感があり、ビジネスシーンで違和感のない服装を選ぶことが大切です。
服装の指定がない場合は、スーツを基本に考え、企業からクールビズの案内がある場合は、その指示に合わせた服装を選びましょう。
また、ジャケットやシャツだけでなく、靴、バッグ、髪型まで含めた全身の統一感も重要です。面接前には汗やにおい、髪の乱れを確認し、身だしなみを整えてから臨みましょう。
涼しさときちんとした印象の両方を意識することで、面接官に安心感を与えやすくなります。夏の転職活動でも、自分らしく落ち着いて面接に臨めるよう準備しておきましょう。
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