ホテル業界の志望動機書き方は?未経験者と経験者の場合をそれぞれ例文とともに紹介!|求人・転職エージェント

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更新日:2024/02/09

販売・サービス業界

ホテル業界の志望動機書き方は?未経験者と経験者の場合をそれぞれ例文とともに紹介!

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ホテル業界への就職を実現させるには、企業担当者に魅力的だと思わせる志望動機を書く必要があります。そこで、ホテル業界に適した志望動機の書き方や例文をまとめました。
志望動機を書くための準備についても併せてご紹介しますので、何から始めればいいかわからないという方も、ぜひ参考にしてください。

目次

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ホテル業界の仕事内容

ホテル業界といっても、仕事内容は職種によって様々です。ここでは、ホテル業界のいくつかの職種を紹介します。自分が活躍できる職種であるか、チェックしてみてください。

1.サービス業

ホテル業界におけるサービス業とは、ホテルのフロントマンやベル係、客室清掃などの仕事です。サービス業の仕事の目的はお客様に、ホテルで心地良く過ごしてもらうことであり、コミュニケーション能力や語学力、マナーなど職種によって様々な能力が求められます。

ホテルスタッフという場合は、これらの職種を表す場合が多いでしょう。ただし、サービス業の中にもいろいろな種類があり、それぞれ求められるスキルや仕事内容が異なります。
具体的なホテルの仕事内容については、こちらの記事でご紹介しています。
ホテルスタッフはどんな仕事?仕事の種類と活かせるスキルを解説

2.営業

ホテル業界における営業の仕事は、大きく2種類に分けられます。
ひとつは、ブライダル関連のイベント企画や問い合わせ対応、来客者対応などを行う仕事。もうひとつは、法人向けの宿泊プランや研修プラン、宴会対応などを行う仕事です。

どちらも、ホテルの売上を支える大切な仕事ですが、仕事内容は大きく異なります。ホテルでの営業を希望する場合は、応募する業務内容が自分の希望にマッチしているかどうか確認する必要があります。

3.その他

ホテルには他にも、レストランのシェフや各種イベントの企画部門、総務部門など、様々な仕事があります。
専門性が高い仕事も多く、各職種の経験やスキルが求められることも多いようです。

ホテル業界の志望動機を書く前の5つの準備

ホテル業界に応募する際の志望動機を書く前に、まず、以下の5つの準備をしておきましょう。この準備をしっかりしておくことで、より的確な志望動機を書けるようになります。

1.現在のホテル業界について調べる

まずは基礎知識として、現在ホテル業界がどのような状況なのか、情報を集めておきましょう。
差別化を図り競争が激化する業界の状況は、日々刻々と変化しています。
現在のホテル業界がどのような状況に置かれているのか、今後の見通しがどうなのかを知ることは、自分の就職先の未来を考える上でも大切なことです。

2.志望するホテルの特徴や業界内の立ち位置を調べる

業界全体について知ることができたら、次は、自分が志望するホテルについて調べます。特徴や経営方針、実際の部屋の様子、サービス内容、業界内でどのような立ち位置なのかといったことをチェックしてみてください。

就職を希望する先がどのようなところなのか知らないままでは、選考過程の中で、「本当にうちで働きたいのか?」と疑問を感じられる可能性が高まります。また、志望するホテルがどんなところかを知ることで、就職後の働き方も具体的にイメージしやすくなるでしょう。
就職活動を円滑に進めるためにも、就職後の自分のためにも、志望先の情報収集は大切です。

3.志望するホテルが求めている人材を分析する

就職は、企業と求職者の希望がマッチすることで成り立ちます。自分がそのホテルで働きたいと考えていても、ホテルが求める人物像に合致しなければ、採用してもらうことはできません。
そこで、志望しているホテルがどのような人材を欲しているのか、分析することが有効な手法となります。リサーチと分析により企業が何を求めているのかがわかれば、自分自身の実績やスキルのうち、どの点をアピールすべきかが明確になるでしょう。

注意点として、希望に合わせるといっても嘘を書くのはNGです。どんなことでもいいので自分の性格や経験など、リサーチでわかった企業の事業内容にシンクロする部分を見つけてください。その点を膨らませて書いてアピールすれば、魅力的な志望動機となるでしょう。

4.自分のスキル・実績を棚卸する

志望動機をまとめる前に、アピールできるスキルや、これまでの実績をまとめておきましょう。
ホテル業界での経験や、ホテルでの仕事に活かせる語学力、コミュニケーション能力などの他、接客業の経験なども役立ちます。
ホテルに関連するかどうかを重視するのではなく、まずは、これまでの自分の人生や仕事経験を振り返り、経験をまとめてみてください。
その後の工程で、まとめた経験の中から、ホテル業界を志望するに至ったきっかけや、ホテルに関連する体験を探ってみると良いでしょう。

5.自分が就職後にどう貢献できるかを考える

仕事は、就職することがゴールではありません。そこから始まるホテル業界の一員としての生活で、どのような活躍をしていきたいのか、将来像をイメージしましょう。

求職者が、将来どんな働き方をしていきたいのかは、ホテルにとっても重要な選考ポイントのひとつです。採用後、自社が期待するとおりの働き方ができるのか、求職者が見据えるビジョンと、ホテル側が希望する人材育成の道筋が合致しているかどうかがチェックされます。

4ステップで完成!ホテル業界の志望動機の書き方

ホテル業界の志望動機を完成させる、4つのステップをご紹介します。
何から、どうやって書き始めればいいかわからない方は、このステップどおりに書いてみましょう。その後、流れを整えることで、ホテル業界の職種でアピールできる志望動機が完成します。

1.志望動機の結論を書く

志望動機の結論とは、「私は、◯◯のため御社を志望しています」という簡潔な一文です。
結論を先に書くことで、この人はなぜうちの会社を志望したのだろうかという担当者の疑問を解決し、その後の文章を読んでもらいやすくなります。スムーズに完読できるため、志望動機として書いた内容が全て伝わるでしょう。

なお、この結論は、ホテル業界全体に関することではなく、そのホテルにだけ通用する内容を書くのがポイントです。「ホテルが好きなので、ホテル業界で働きたい」といった理由では、「ホテルならどこでもいいんだな」と思われてしまいます。

2.なぜホテル業界を選んだのかを書く

どうしてホテル業界に就職したいのか、理由を簡単に説明します。結論にフォーカスしていた視点をいったん広げ、業界全体に対する思いを伝えましょう。

3.なぜそのホテル・その職種を選んだのかを書く

3つ目のステップとして広げた視点を集約させ、どうしてそのホテルや職種を希望するのか結論に戻り、もっと具体的に説明します。
志望先にまつわる実体験や、企業研究の中で感じたことなど、具体的なエピソードを自分の言葉でまとめて書きましょう。

4.ホテルで何ができるのかを書く

最後に、志望したホテルで何ができるのか、将来のビジョンを伝えます。

現在志望している理由だけでなく、将来どのようになっていきたいのかについても書くことで、就職後のイメージをつかんでもらいやすくなるでしょう。
また、最後のまとめとして、未来への展望を伝えることで、文章全体の流れも良くなります。前向きな言葉で表現してください。

ホテル業界の志望動機を書くときの4つの注意点

ホテル業界への転職を目指して志望動機を書く際、気を付けておくべき注意点が4つあります。あてはまる点がないか、自分が書いた内容と照らし合わせ、見直してみましょう。
また、これから志望動機を作成される方は、これから紹介する4点に注意するよう心掛けてください。

1.自己PRと混同しない

志望動機と自己PRが混同しないよう注意が必要です。両者の目的はまったく異なります。

どちらも、自分の実績やスキル、将来の働き方などを意識した上で書く点は共通しています。しかし、志望動機が「なぜそのホテルに就職したいのか」を中心に据えて書くべきものであるのに対し、自己PRは「自分の能力や就職後の貢献方法」を書くべきものです。

確かに、志望動機と自己PRの内容は、双方がリンクしている必要がありますが、同じことを二度書くわけではありません。
特に、志望動機は自分のスキルをアピールするだけの内容になってしまっていないか、確認が必要です。

2.「接客がしたい」では幅広すぎる

「人と関わる仕事がしたいため」という理由は、ホテル業界やそのホテルを志望する動機としてはおすすめできません。人と関わる仕事や、人から感謝される仕事などは、ホテル以外にもたくさんあります。

最終的な結論が「人と接したい」「感謝されたい」ということだとしても、その中で特にそのホテルを選んだのがなぜなのかを伝える必要があります。

3.「サービスに感動した」だけでは物足りない

ホテル業界の志望動機としてありがちなものに、「以前、御社の経営するホテルに宿泊した際、サービスに感動したため」というパターンがあります。

しかし、これだけでは、どこのホテルに対しても同じことが言えてしまうでしょう。具体的にどのようなサービスを受け、どう感動したのかを書かなければ、説得力を持たせることはできません。

そのホテルにまつわる経験があるのであれば、そのホテルならではのエピソードとなるよう、体験と感じたことを具体的に書くように心掛けましょう。

4.職種に応じた志望動機を考える

志望動機は、職種によって臨機応変に変えることも大切です。

たとえば、部屋の清掃スタッフを希望しているのに、「お客様の笑顔を引き出す仕事がしたい」というのは、やや不自然に感じられます。
「お部屋を清潔に保つことで、お客様を笑顔にできるような仕事がしたい」など、志望する職種の仕事に関連した内容で書きましょう。

そのためには、自分が希望する職種の仕事内容について、求人の内容をよく読んで細かく確認しておく必要があります。

志望動機の例文

それでは具体的にどのような志望動機を書けばよいのか、見ていきましょう。ホテル業界未経験者と経験者で、それぞれ例文をご紹介します。活用していただき、オリジナルな志望動機を完成させましょう。

未経験者の志望動機

訪日外国人客へのおもてなしに力を入れている御社のサービスに対する姿勢に強く惹かれたのが志望させていただいた理由です。
御社の一員となり、海外からのお客様が、日本で快適な時間を過ごすお手伝いがしたいと思っております。
私は海外旅行が趣味で、これまでに多くの国々を訪れています。その中で、観光の拠点となるホテルのサービスの重要性を感じるようになりました。
訪日外国人客へのおもてなしに力を入れている御社で、実地で培った語学力を活かして日本ならではの細やかなサービスを提供していきたいと思っています。

経験者の志望動機

「お客様の期待以上のサービスを提供する」という御社のコンセプトに強い共感を覚え、志望いたしました。
大学卒業後、ビジネスホテルで3年間ホテル勤務をした経験があります。お客様の要望に素早く、適切に応えることで一定の評価を得てきましたが、もう一歩上の、ホスピタリティあふれるサービスを提供したいと思い、転職を志しました。
御社のホテルに宿泊した際に感じたうれしい驚きを、今度は自身がたくさんのお客様に伝えられたら幸いです。多くのお客様の笑顔を引き出せるサービスをしていきたいと考えております。

ホテル業界への転職はマイナビエージェントにご相談を

ホテル業界への就職を実現させるには、企業担当者に魅力的だと思わせる志望動機を書く必要があります。今回ご紹介したとおり、ホテル業界の職種は様々で、適切な志望動機を作成する際に、迷ってしまう方もいるでしょう。何から書いたらいいのかわからない方や、書いても不安が残ってしまう方は、マイナビエージェントにご相談ください。
マイナビエージェントでは、志望動機の書き方のアドバイスや添削を行っています。他にも、スキルの棚卸方法など、キャリアアドバイザーが求職者の皆様の志向や条件に寄り添ってアドバイスをさせていただきます。ホテル業界への転職を希望されている方は、マイナビエージェントの転職支援サービスにお申し込みください。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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