【20代転職のコツ】外資系企業の特徴や採用傾向、日本企業との違いは?|求人・転職エージェント

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更新日:2021/11/15

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【20代転職のコツ】外資系企業の特徴や採用傾向、日本企業との違いは?

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20代で転職を考えている方の中には、外資系企業を視野にいれている方も多いでしょう。

若いうちだからこそキャリアの幅を広げるために、未経験分野へ挑戦したいと考える方もいるかもしれません。

しかし、外資系企業への転職活動には不安や戸惑いがつきものではないでしょうか。

そこでこの記事では、20代で外資系企業へ転職する方に向けて、外資系企業の採用傾向を紹介します。

日本企業との違いや、外資系企業ならではの特徴についてもピックアップしました。

希望の転職を実現させたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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外資系企業と日本企業の採用方法

common_838_1.jpg外資系企業と日本企業では、採用方法が異なります。

多くの外資系企業で導入しているのは、募集職域を限定している「ジョブ型採用」です。

一方で日本企業では、採用後に教育を行う「ポテンシャル採用」が多いでしょう。

外資系企業と日本企業では、求める人材に違いがあります。

まずはそれぞれの傾向を把握し、転職活動に役立てましょう。

外資系企業は専門性重視の「ジョブ型採用」が主流

外資系企業は「ジョブ型採用」が主流といえるでしょう。

ジョブ型採用とは、能力を重視して採用可否を判断する方法です。

ジョブ型採用では、あらかじめ「補充する職域」が決まっています

職域だけでなく、ポストや勤務地、勤務時間を明確に提示している企業がほとんどです。

ジョブ型採用を取り入れることで、企業は「即戦力」になれる人材の採用ができます。

業務に対して積極的に向き合う人材を採用しやすいのはもちろん、教育コストや転勤に関わるコストの削減も可能な方法です。

一方で、求職者にも「スキルアップの環境が整っている」「専門的な知識を深められる」などのメリットがあるでしょう。

事前に勤務地が限定されていることで、子育てや介護など、家庭との両立がしやすいことも魅力です。

日本企業は人材育成重視の「ポテンシャル採用」の傾向

多くの日本企業では、人材育成を重視した「ポテンシャル採用」を取り入れています

ポテンシャル採用とは、「今後どのくらい活躍ができるのか」を重点において、選考を行う採用方法です。

即戦力を重視するジョブ型採用とは、正反対の採用方法といえるでしょう。

ポテンシャル採用で基準となるのが、潜在的な能力です。

「潜在的」と聞くと、ハードルが高いように感じるかもしれません。

しかし実務経験やスキルよりも、人間性や仕事への意欲が重視されることは、幅広い職種を想定したチャレンジが可能であるともいえるでしょう。

ポテンシャル採用を行うことで、企業は若い人材を積極的に採用できます

これまでのスキルを考慮せずに採用判断ができるため、優秀な人材に出会えるかもしれません。

ビジネスマナーを習得している人材を採用した場合には、基礎的な教育コストを抑えることもできます。

外資系企業と日本企業の特徴

common_838_2.jpg海外と日本では習慣やマナーに違いがあるように、外資系企業と日本企業にも特徴に違いがあります。

転職活動をするうえで企業の特徴を捉えておくことは、対策がとりやすくなる、自分に合った企業を見つけやすくなるなど、スムーズに次のステップへ進むためのポイントのひとつです。

ここでは、外資系企業と日本企業における特徴の違いをご紹介します。

それぞれのメリットやデメリットについてもみていきましょう。

外資系企業の特徴

外資系企業はそれぞれの企業で個性が強いものの、さまざまな特徴的傾向も見られます。

その中でも、メリットといわれるのが以下の点です。

  • 年功序列ではないため、若くして高いポジションに就ける
  • 多国籍の人材が多く、多様性に長けている
  • 有給休暇をはじめとしたさまざまな休暇の取得が可能

入社直後から多くのチャンスが与えられる外資系企業は、実力を試したい方には魅力的な環境です。

幅広いバックグラウンドを持つ人材の中で働くことで、柔軟な考えを得ることもできるでしょう。

一方で、以下のデメリットもあります。

  • 実力主義であるため、シビアな評価を受ける可能性がある
  • 意思決定や業務進行のスピードが速い
  • 個人に重きをおくため、仲間意識が薄い

成果を重視する外資系企業では、思うような成果を上げられない場合、厳しい評価が下されるかもしれません。

ビジネスライクなつき合いも多いため、人間関係がドライだと感じることもあるようです。

日本企業の特徴

日本企業が他国の企業と異なる特徴をもつ背景には、「日本型」と呼ばれる雇用システムがあります

このシステムを背景にして生まれる主なメリットは以下の3点です。

  • 雇用が安定している
  • キャリアビジョンを描きやすい
  • 福利厚生が充実している

雇用の安定性が高い日本企業では、希望があれば定年まで働くことができるでしょう。

企業独自の福利厚生を充実させている企業も多いため、企業の支援が行き届いた生活環境で仕事ができるのもメリットです。

一方で、日本特有の習慣に不満を感じるケースもあるでしょう。

日本企業のデメリットといわれるのが、以下の点です。

  • 残業が多い
  • 成果が給与に反映されにくい
  • 年齢や性別が出世に影響する

日本企業は雇用が安定している反面、成果が報酬に直結しないというデメリットがあります。

また年齢や性別で役職が決まるケースもあり、成果のみで報酬を判断されないこともデメリットでしょう。

企業によっては残業が多い部署もあるため、プライベートの充実が難しいケースもあります。

20代の外資系企業への転職で求められるポイント

common_838_3.jpg20代で外資系企業に転職しようと考えている方は、必要なマインドや求められるスキルを身につけておくとよいでしょう。

たとえば「自己アピール能力」や「語学力」は、転職で有利になるポイントです。

また入社後は、自主的に物事に取り組む姿勢も評価対象になるでしょう。

ここでは、20代で外資系企業へ転職を目指す方に向けて、大切なポイントをご紹介します。

自己アピール能力

外資系企業では、自分を売り込む「アピール力」が必要です。

面接においても、これまでの経験やスキル、仕事に対しての熱意をしっかりとアピールしましょう。

入社後にどのような活躍ができるかについて、面接官に詳細に伝えることも大切です。

外資系企業では、日本人特有の「謙虚」な姿勢は評価されない傾向があります。

謙虚であるがゆえに、「熱意がない人」「自信がない人」と捉えられてしまうケースも珍しくありません。

ビジネスレベル以上の語学力

外資系企業への転職を考えている方は、英語力をつけておくこともポイントです。

企業によって求められる英語力は異なり、実際には英語を使わない企業も存在します。

しかし英語力が高いことは、外資系企業への転職において有利になるポイントです。

具体的には、日常のコミュニケーションはもちろん、業務での意思疎通が問題なくできる英語力を身につけましょう。

英語を使用する業種においては、ビジネスレベルの英語力を持ち合わせているとよいかもしれません。

また企業によっては、英語力が採用の判断基準になる可能性もあります。

そのため希望の職種がある場合、求められる英語力を事前にリサーチしておきましょう。

前職における経験値

前職における経験値も、外資系企業への転職で重視される点です。

外資系企業では、専門性に特化した「ジョブ型採用」を行う傾向があります。

そのため専門的な知識を持ち合わせているほど、転職において有利になるかもしれません。

未経験の職種に転職したいと考えている場合でも、前職のキャリアが活きる職種を選ぶのがおすすめです。

これまでのスキルや経験が業務に役立つと判断された場合、採用の可能性が広がるでしょう。

物事に進んで取り組む力

一言で外資系企業といっても、業種や職種によって求められるスキルはさまざまです。

しかしどの企業においても、個人の「自主性」は重視されるでしょう。

即戦力としての活躍を期待されている場合には、積極的に仕事を進めていく姿勢も評価に含まれます。

自主性をもって仕事に取り組むためには、「指示待ち状態」といわれる時間を作らないことが大切です。

常に必要なスキルを身につけていくマインドを持ちましょう

成果は自分で作り上げていかなければなりません。

そのためにも何が問題になっているのかを見抜き、自発的に解決する力が必要です。

20代転職の際に重要なポイント

common_838_4.jpg20代での転職活動に際して、前もって成功に導くポイントやコツを押さえておきましょう。

具体的には自己分析で強みを把握することや、優先事項を洗い出すことが大切です。

また転職エージェントを活用するのもよいでしょう。

ここでは、20代で転職を考えている方に向けて、重要な点をご紹介します。

自己分析・アピールできる強みを整理する

20代で転職を検討している場合には、自己分析を行い、自分のアピールポイントを把握することが大切です。

企業に自分の強みを理解してもらうためには、自分の長所や短所、これまでの経験などを自分自身で深く理解しておく必要があります。

また自分が「本当に就きたい職業」に転職するためにも、自己分析が効果的です。

「どの職種を選べばよいのかわからない......」と悩んでいる方は、一度自分自身のキャリアについて整理してみましょう。

キャリアを整理する際には、これまでの経験やスキルで得たものを一度書き出してみるのがおすすめです。

過去にスポットを当てることで、自分の強みを見いだせるでしょう。

転職にあたっての優先事項を洗い出す

自分の優先したい事項を洗い出すことも、転職に役立ちます。

理想の転職先をみつけたいと悩んでいる方は、外資系企業や日本企業を問わず、優先したい事項を思い浮かべてみましょう

たとえば、仕事内容や職場の場所、給与や年収も優先事項になり得る要素です。

また会社の福利厚生や、年間休日数で転職先を選ぶ方法もあります。

職場環境を重視する場合、社風や企業風土を重視するのもおすすめです。

転職エージェントに相談する

転職への悩みや不安を抱えている場合には、転職エージェントの活用も検討してみましょう。

特に外資系企業の場合、日本企業とは採用基準や面接の方法が異なる企業も存在します。

そのため注意点をエージェントから得ながら、一緒に転職を進めていくのが効果的です。

また外資系企業の多くは、転職エージェントを経由して採用を行っています。

希望の求人がみつからないと悩んでいる方は、一度転職エージェントで求人検索をしてもらうとよいでしょう。

転職エージェントでの求人検索を行うことで、求人票ではみつからなかった「理想の職場」に出会えるかもしれません

まとめ

common_838_5.jpg20代で外資系企業への転職を考えている場合には、外資系企業の特徴を把握しておきましょう。

日本企業との違いや、転職の際に求められるポイントを理解しておくとことも大切です。

また外資系企業に関わらず、20代で転職する場合に「重要な点」も抑えておくとよいかもしれません。

転職の際の優先事項を確認したり、自己分析をしたりすることも、転職成功につながります。

企業情報をしっかりと把握し、自分に合った職場を探したい場合には、転職エージェントの利用がおすすめです。

マイナビエージェントでは、これまでの経歴やスキルをヒアリングし、希望の転職をサポートします。

「いますぐに転職したい」という方はもちろん、20代ではないけれど「転職を考えている」という方も、まずはご登録をお待ちしています。

マイナビエージェントで、理想の転職を成功させましょう。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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