個人営業入門編!個人営業とはどんな仕事?|求人・転職エージェント

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更新日:2022/07/06

営業職

個人営業入門編!個人営業とはどんな仕事?

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個人営業とはいったいどんな仕事なのか?「なんとなくイメージはあるけどよくわからない」という方も多いのではないのでしょうか?
ここでは、個人営業をよく知らない方に、仕事内容や年収、キャリアパス、そして転職する際に必要となることなどをご紹介します。

目次

個人営業の仕事内容とは

営業の仕事は、基本的に自分の担当する商品をお客様に提案し、購入していただくことです。そのためには、担当する商品が顧客のどんなニーズに応えられるものなのかといった「商品の魅力」や「他社商品よりも優れている部分」を熟知していなければいけません。

法人営業との違いは?

個人営業の仕事を説明する際に、よくある質問として挙げられるのは「法人営業とは何が違うのか?」という点です。非常に近い職種ですから、転職を考えている人にとっては気になるところだと思います。

法人営業との違いを簡単にいうと「顧客が個人か法人か」ですが、対象の違いは仕事内容に大きく影響してきます。ここでは、個人営業の仕事内容を法人営業との違いをご紹介します。

規模や金額が大きく異なる

個人営業で相手にするお客様は、一般の住宅や個人経営のお店などになりますので、企業単位を相手にしている法人営業とは同じ商品でも取引きする数がまったく違います。そのため、必然的に動く金額も変わります。

例えば、個人営業で一般家庭を相手に消しゴムを売ったとしても、売れるのはその家族で必要な分だけになるのが普通です。しかし、法人営業が取引きするのは企業ですから、もし、売れるとなると一気に数千個にもなる可能性があります。

取引きのスピード

個人営業の場合、商談をしている相手が決裁権を持っていることが多いです。基本的には、目の前のお客様が購入を決めれば、その場で商談が成立し、スムーズに契約を結ぶことができます。

しかし、法人営業では、最終的な決裁をその担当の「上司」に委ねられることが多いため、たとえ商談がいい雰囲気で進んだとしても、最後の最後で破談となってしまうこともあります。

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個人営業の平均年収はどれくらい?

個人営業の平均年収は424万円です(2015~2016年、マイナビエージェント調べ)。さらに、年代別、性別で分けると、以下のようになっています。

年齢 平均年収 男性平均年収 女性平均年収
20代 397万円 411万円 379万円
30代 539万円 548万円 505万円


この表を見ると、20代と30代で、平均年収の差はかなり大きくなっています。その理由のひとつが転職です。マイナビエージェントの調査では、個人営業をしている人の中で、転職を経験している人の割合は99%。さらに、転職をきっかけに年収がアップしたという人は58%にも達しています。過半数の方が、好条件の転職先を見つけているということがわかりますし、それだけ高い年収を提示してまでも求人を出している会社が多いということになります。

個人営業のキャリアパスとは?

次に、個人営業のキャリアパスをご紹介します。転職する際には、自分の未来を描くのはとても大事なことです。果たして、個人営業にはどんな未来が待っているのでしょうか。

企画部門への道

企画部門は、営業企画や事業企画、経営企画といった仕事に分けられます。
現場からは離れますが、営業部門の目標や経営層の方針を実現するためのバックアップをする仕事です。

管理職への道

営業職の中で昇進をし、部長や役員を目指すことも可能です。同じ組織内で昇進する道もあれば、転職して昇進していくなど、人によって昇進の仕方はそれぞれ違います。
昇進をすれば、責任が伴う上に、リーダーとしての力も発揮しなければなりませんが、営業部を率いて実績を残したいという人は、この道を選択してもいいのではないでしょうか。

人事部などで人材教育に励む

人事部などで今までに経験したことやスキルを社員に伝え、営業力の向上に貢献します。営業職育成のために、さまざまな計画を練り、指導をしていきます。自ら講師となって直接アドバイスを行うこともあれば、外部から講師を呼ぶなど、これまで歩んできた営業とは少し違った角度から営業部を見つめることができます。

歩合や年俸制となる「独立」を考える人も

企業から独立し、個人事業主として営業を行うという道もあります。報酬は、企業と契約を結んで、契約の期間中に歩合や年俸でもらうのが通常です。結果を出さなければ、契約解除もありえる厳しい道ですが、実績を残せば残すほど、自分の年収も上がっていくため、営業が得意な人には魅力的な選択肢でもあります。

営業のスペシャリスト、コンサルティング営業の道も

スキルや知識を磨いた先に、コンサルティング営業というものが見えてきます。
お客様の話の中から困ったことなどを聞き逃さずに、それを改善できるような商品を的確に提案していく力が必要になります。このスキルを極めていくと、お客様自ら、抱えている問題などを相談してくれるようになり、自然と実績を上げることができるでしょう。

個人営業になるにはどんな努力が必要?

仕事内容や年収、キャリアパスがわかったところで、実際に個人営業を目指すにはどんなことをすればいいのでしょうか?

目指したい業界の勉強をしておく

営業を行うときに必要なのは、何といってもその業界に関する知識です。事前に、その業界に関する勉強をしておくと、営業で訪問先に伺った際、スムーズに話ができ、そこから信頼を得て、受注につながる可能性もあります。
転職活動の際に、知識があることをアピールできれば、かなりのプラスに働くでしょう。
ちなみに、勉強の方法として、資格の取得があります。例えば、不動産業界なら「宅地建物取引主任者」、金融業界なら「ファインンナンシャル・プランナー」など、その業界に応じて資格はさまざまです。

クレーム対応力を磨く

営業はお客様と一番近い距離にあります。距離が近いだけあって、直接クレームを受けることも多いです。
また、厳しい口調で断られたりすることもしばしばあるため、お客様の話を聞いて冷静に対処する「クレーム対応力」を磨いておくと、営業職に就いた際に役に立つでしょう。

いまから始められる「個人営業に転職する準備」

転職準備として、何をすればいいか。一番大切なのは、転職を思い立ったときに「行動を起こすこと」です。
前述したように勉強を始めるのもひとつの手ですが、転職エージェントに相談することもおすすめです。
マイナビエージェントでは、個人営業や進もうとしている業界に詳しいキャリアアドバイザーが、あなたが本当に勤めたいと思う会社の提案から、履歴書や職務経歴書などの書類の添削、面接対策まで、内定を勝ち取るまでのサポートをいたします。

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執筆・編集

鍛治本 聖

株式会社マイナビ所属。転職エージェント歴13年、理系大卒。経験領域として、いちアドバイザーとしても管理職としてもオールジャンルを経験(Web広告、商社、消費財、医療、不動産、IT(Web・SIerNIerとも)、製造業メーカー(電気・機械・化学とも)、職位もメンバーから役員クラスまで)。法人営業担当、キャリアアドバイザー双方の経験を活かした、双方にとってベストなアドバイスを心がけています。

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