求人は堅調かつ緩やかに上昇。MR採用が落ち着く一方、医療機器業界の採用ニーズは依然として高水準で推移。未経験者も売り手市場。
2014年4月頃までMR採用は活発化していました。相次ぐ新薬の上市に備え、製薬会社、CSO(※1)ともにMRの大量採用に踏み切ったためです。現在はこの状況が終息し、2014年後半から2017年前半に引き続き採用は減少傾向にあります。基本的にMRは経験者のみ、求人もCSO案件が大半です。ただ臨床開発系まで含めると、CRO(※2)がMR経験者を多く採用しています。これはCRAへの転身です。それでも医療営業系の転職市場に閉塞感がないのは、医療機器業界が活況な状態であるためです。常に採用ニーズがあり、かつ緩やかに上昇しています。