エンジニアの転職で失敗する理由とは?転職を成功させる7つのコツを紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2022/12/06

IT業界

エンジニアの転職で失敗する理由とは?転職を成功させる7つのコツを紹介

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この記事のまとめ

  • エンジニアの転職に失敗する理由の多くは「スキルが足りない」「企業の情報収集不足」「選考対策が不十分」などが挙げられる。
  • 転職を成功させるコツは「転職理由やキャリアプランを明確にする」「自己分析する」「企業研究を徹底する」。
  • エンジニアの求人で、「未経験可」「勤務先がプロジェクトによって異なる」と記載された場合は注意が必要。

エンジニアの転職に失敗してしまう人は、なぜ失敗したのか理由を明確にできていない可能性があります。失敗した理由が分かれば対策を立てられるため、採用確率を上げることが可能です。

この記事では、エンジニアの転職に失敗する理由を5つ紹介します。また転職を成功させるコツや求人をチェックする際の注意点も解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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エンジニアの転職に失敗する5つの理由

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「求人に応募しても採用されない」といった場合は、自身のスキルや選考対策が不足している可能性があります。転職がうまくいかない人は、なぜ失敗するのか理由を洗い出し、対策を立てましょう。ここでは、エンジニアの転職に失敗する5つの理由を紹介します。

1.スキルが足りない

エンジニアは技術職であるため、プログラミングスキルやソフトウェアの知識など、専門的かつ幅広い能力が求められます。自身のスキルが企業の求める人材のレベルに追いついていなければ、採用される確率は低いといえるでしょう。

スキル不足が原因の場合は、自分のスキルや経験に合った企業を選ぶか、スクールや独学でスキルを習得してから応募してみてください。また未経験者の場合は、未経験者歓迎の求人や研修が充実している企業へ応募するとよいでしょう。

2.企業の情報収集不足

志望動機作成において、企業の情報収集をきちんと行わなければ上辺だけの内容になってしまいます。採用面接においても、企業側から「自社を選んだ決め手は何ですか」「自社の強みは何だと思いますか」と聞かれた際にうまく答えられず、入社意欲を疑われてしまう可能性があります。

入社できたとしても、「思っていた仕事ではなかった」とミスマッチが発生してしまう恐れもあります。求人に記載された内容だけでなく、企業の公式サイトや口コミ、競合他社についても調べておくとよいでしょう。

3.転職先に求める条件が厳しい

給料や休日、福利厚生といった転職先に求める条件が多いと、転職先が思うように決まりません。自身の要望をすべて叶える職場を見つけるのは難しいため、ある程度条件を絞り込むことも大切です。希望する条件や妥協できる条件を考え、優先順位をつけて転職先を探すとよいでしょう。

4.選考対策が不十分

面接対策ができていなかったり、応募書類を作り込んでいなかったりと、選考対策が不十分だと転職で失敗してしまう可能性が高いでしょう。企業が求めるスキルを十分に持っていても、それをうまくアピールできなくては採用される確率が下がります。面接で聞かれやすい質問の回答を用意しておく、志望動機を丁寧に作り込むなど、選考対策はきちんと行いましょう。

5.転職回数が多い

転職回数があまりにも多いと選考で不利になります。企業側は長く勤めてくれる人を採用したいと考えるものです。転職回数が多いと、「すぐ辞めてしまうのではないか」「応募者に何か問題があるのでは」と思われるでしょう。転職回数が多い場合は、さまざまな職場で働いた業務経験を逆手にとってアピールするなど工夫が必要です。

エンジニアの転職を成功させる7つのコツ

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転職に失敗してしまう理由を洗い出したら、次は転職を成功させるコツを押さえましょう。ここではエンジニアの転職を成功させる7つのコツを紹介します。すぐに取り入れられるものもあるため、ぜひ参考にしてみてください。

1.転職理由やキャリアプランを明確にする

転職する理由やキャリアプランを明確にすることで、転職活動に軸が生まれます。キャリアプランとは自分の将来の理想像を明確にし、達成するための具体的な行動計画のことです。キャリアプランが定まっていない人は、転職をきっかけに「自分が将来どうなりたいのか」を明確に考えてみてください。そしてそれが叶えられる職場を探しましょう。

2.余裕のあるスケジュールを立てる

転職活動はスケジュールを立てて計画的に行うことが大切です。焦って転職活動をすれば、情報不足によるミスマッチが起こる可能性も高くなります。転職活動のスケジュールは2〜3ヵ月を目安に立てるのがおすすめです。

最初の1〜2週間は自己分析や情報収集にあてましょう。そして2週間目からは書類作成および応募をし、面接の日にちを決めます。内定が決まるのは企業によっても異なりますが、早ければ1週間ほどで結果が出るでしょう。内定が決まったら、現職に退職する旨を伝え、引き継ぎや有給消化をします。

3.自己分析をする

自分に合う職場を探すためにも自己分析を行いましょう。これまでの経験や身につけたスキルなどを書き出してみてください。そうすると自分の強みや苦手な部分が浮き彫りになります。自分の強みを知ることは採用面接や応募書類の作成でも役立つため、できる限り多く見つけましょう。自己分析が苦手な人は家族や友人に相談し、客観的に自分の評価をしてもらうのがおすすめです。

4.しっかり企業研究をする

自己分析が終わったら自分に合う企業を探しましょう。気になる企業をいくつかピックアップし、情報収集を行ってみてください。企業研究を徹底することで、入社後のミスマッチを防げるようになります。企業研究は志望先企業の事業内容や社風、将来性など、インターネットをフル活用して調べましょう。また業界全体や競合他社についても調べておくと、志望先企業の独自性や強みを知ることができます。

5.ポートフォリオを作成する

エンジニアの採用において、ポートフォリオの提出を求める企業が増えています。エンジニアにとってのポートフォリオとは、過去の実績やスキルを証明する資料のことです。過去にどのようなプロジェクトに参加したか、これまでに作成したアプリケーションやサービスなどをポートフォリオとしてまとめます。

未経験者で過去の実績や作品がない場合でも、ポートフォリオを作成するのがおすすめです。ポートフォリオに決まった形式やルールはありません。採用者側に現段階の自分のスキルを証明できればよいため、独学で身につけたスキルを活かしてアプリケーションやサービスを作り、ポートフォリオに組み込んでみてください。未経験者で実力が乏しくても、入社意欲や積極性をアピールできます。

6.選考対策を入念にする

選考対策を入念にすることで、自分の魅力を最大限にアピールできます。エンジニア経験者の採用面接では、「得意な業務」「どのような開発を経験したか」「使える言語やフレームワーク、ツールは何か」などがよく聞かれる質問です。スムーズに答えられるよう回答を用意しておきましょう。

志望動機作成においては、企業が求める人物像を確認し、それに合う能力をアピールすることが大切です。未経験者の場合は、なぜエンジニアを目指すことになったのか、具体的な理由を記載するとよいでしょう。

7.転職エージェントを活用する

働きながら転職活動を進めるのは大変です。休みの日を利用して求人探しや書類を作成しなければならず、人によってはストレスとなることもあるでしょう。転職エージェントを活用すれば、効率的に転職活動を進めることが可能です。

自分に合った求人の紹介や応募書類の添削、面接のアドバイスなど、キャリアアドバイザーが幅広く転職活動をサポートしてくれます。転職エージェントは無料で利用できるため、検討してみるとよいでしょう。

転職先の求人をチェックする際の注意点

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エンジニアは人手不足なことから多くの求人があります。中には「未経験者歓迎」「1からサポート」など、魅力的な情報が掲載されたものもありますが、そういった求人ほど注意しなくてはいけません。ここでは、求人をチェックする際の注意点を紹介します。

「未経験可」をうたっている

未経験者が求人を選ぶ際には、「未経験可」と書かれた求人が一番目に留まるでしょう。しかし、未経験者歓迎の求人はスキルがなくてもできる仕事を任されるケースがあり、自分の思っていた仕事とは異なる場合があります。求人の仕事内容をよく確認し、慎重に検討しましょう。

勤務先がプロジェクトによって異なる

勤務先がプロジェクトによって異なる場合、「客先常駐」という勤務形態になることがあります。客先常駐は契約先の会社に派遣され、その会社で開発業務を行う働き方です。契約期間が終わるたびに別の勤務先で働くこととなるため、職場環境に慣れにくい点に注意してください。一方で、客先常駐にはさまざまな会社で働いて経験を積めるメリットもあります。

エンジニア転職でよくある疑問

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エンジニア未経験者の場合、「転職するのは難しいのか」「転職に有利な資格はあるのか」など、分からないことが多いのではないでしょうか。ここでは、エンジニアの転職でよくある疑問を4つ紹介します。転職の検討材料にしてみてください。

1.未経験者だとエンジニアへ転職するのは難しい?

エンジニアの転職において必須となる学歴な資格はなく、未経験でも転職可能です。難易度は一概にはいえませんが、エンジニアは人材不足であるため、未経験者でも積極的に採用している企業が多くあります。とはいえ、エンジニア職の中には専門的な知識を要する職種がありますし、厳しい応募条件を提示している企業もあります。未経験者の場合は職種選びや求人選びが重要です。

2.エンジニアへの転職に年齢制限はある?

エンジニアの転職ではスキルが重要視されるため、基本的に年齢制限はありません。そのため30代・40代を過ぎても転職は可能です。豊富な経験やスキルを有していれば若手よりも転職が有利になるでしょう。しかし、未経験者の場合は年齢を重ねるごとに転職が厳しくなります。

3.エンジニアへの転職に有利な資格は?

資格を取得することで知識・スキルを客観的に証明できるほか、積極性や意欲を評価されるメリットがあります。エンジニア未経験者におすすめの基本の資格は以下の3つです。

  • ITパスポート
  • MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)
  • 基本情報技術者

ITパスポートと基本情報技術者はエンジニアの登竜門とも呼ばれる国家資格で、情報処理に関する基礎知識が出題されます。エンジニア未経験の場合は、最初に取得しておきたい資格といえるでしょう。MOSは「そもそもパソコンのスキルに自信がない」という人におすすめの資格です。WordやExcelといった製品を使いこなせるスキルが証明できます。

ほかにも、PHP技術者認定初級試験やJavaプログラミング能力認定試験といった言語に関する資格もあります。言語の資格は、希望する転職先の開発分野によって選ぶとよいでしょう。

4.エンジニアへ転職するためにスクールに通ったほうがよい?

エンジニアの転職に必要なスキルを身につける方法は、独学するかスクールに通うかの主に2種類です。スクールに通えば用意されたカリキュラムに沿って体系的に学習できます。分からない部分は講師に教えてもらえ、挫折しにくいのがメリットです。ただし、スクールに通うためには費用がかかりますし、オンライン化に対応していない場合は通学する必要があります。

独学の場合は、費用を抑えて自分のペースで学習を進められるのがメリットです。しかし、分からない部分があれば自分で解決しなくてはならず、挫折しやすいデメリットがあります。とはいえプログラミングに関する書籍や学習サイトは豊富にあるため、まずは費用のかからない独学に挑戦してみるとよいでしょう。そこで難しいと感じたらスクールに通ってみるのもひとつの手段です。

まとめ

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エンジニアの転職に失敗する理由としては、「スキルが足りない」「選考対策が不十分」「企業の情報収集不足」などが挙げられます。まずは失敗する原因を特定し、対策を立てましょう。エンジニアへの転職を成功させたい人は、ぜひマイナビITエージェントへご相談ください。求人の紹介や応募書類の添削、面接ノウハウのアドバイスなど、転職成功まで丁寧にサポートいたします。

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