第二新卒とはいつまでが対象?転職を成功させる5つのコツと注意点を紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2023/02/08

第二新卒

第二新卒とはいつまでが対象?転職を成功させる5つのコツと注意点を紹介

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この記事のまとめ

  • 一般的に第二新卒は「新卒入社後3年以内に転職活動をしている人物」を指す。
  • 第二新卒は若さや柔軟性をアピールでき、採用で有利になりやすい。
  • 第二新卒が転職を成功させるためには、自己分析をしてアピールポイントを見つけること、転職理由をポジティブにすることが大切。

転職関連の話題で「新卒」や「第二新卒」という言葉を耳にする方も多いのではないでしょうか。新卒は新規卒業者の略で「高校や大学を今年度中に卒業する学生」を表す言葉です。一方、第二新卒にはどのような意味があり、いつまでを指すのでしょうか。

この記事では第二新卒の意味や、いつまでを指すのか解説します。第二新卒が転職するメリット・デメリットや転職成功のコツについてもまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

目次

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第二新卒とは?いつまでが対象?

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第二新卒の明確な定義はありませんが、一般的には、新卒入社後3年以内に離職、あるいは仕事を続けたまま転職活動をしている方を指します。したがって高校を卒業していれば19歳〜21歳前後、4年制大学を卒業していれば25歳〜27歳前後です。

会社によっては「新卒入社せずに卒業してから2年〜3年経過後に就職活動する方」「20代は第二新卒」と定義している場合もあるため、転職活動の際には募集要項をよくチェックしましょう。

第二新卒は転職に有利!

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「第二新卒は新卒に比べて採用で不利になるのでは」と思う方もいるかもしれません。しかし、新卒にはない強みがあることから、第二新卒を積極的に採用する企業もあります。ここでは第二新卒が転職に有利である理由を2つ紹介します。

若さを活かした柔軟性をアピールできる

第二新卒のほとんどは20代と、年齢の若さが大きな強みといえます。若い人ほど「仕事を覚えるのが早い」「考え方が柔軟」「体力がある」といった評価をされます。経験やスキルがなくても将来性をアピールできるため、ポテンシャル採用が狙えるでしょう。また社会人経験が浅いことから、価値観や固定観念にとらわれず新しい職場に順応できるのも強みです。

ビジネスマナーが身についている

第二新卒は社会人経験が浅いとはいえ、一度は正社員として働いています。そのため、新卒よりもビジネスマナーや一般常識が身についていると評価されやすいのも転職に有利な理由です。応募者に名刺の渡し方や顧客対応の仕方などが身についていれば、企業はビジネスマナー研修を行う必要がありません。新卒社員よりも教育コストを抑えられるため、早期戦力として期待されます。

第二新卒が転職するメリット・デメリット

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第二新卒の転職にはメリット・デメリットがあります。まだ新卒入社した職場を辞めていない場合、ここで紹介するメリット・デメリットを参考に、いまが転職のタイミングかどうか一度考えてみるとよいでしょう。

【メリット】異業種へ転職できる

第二新卒は若さを活かして異業種へ挑戦できるのがメリットです。一般的に転職では即戦力が求められるため、年齢が上がるほどより高いスキル・経験が重視されます。しかし20代である第二新卒は実績や経験がなくてもポテンシャル採用を狙えるため、未経験の業種にも積極的に挑戦できます。やりたい仕事が明確な場合は第二新卒のうちに応募するとよいでしょう。

【デメリット】すぐ辞めてしまうと思われやすい

第二新卒は新卒入社後3年以内で早期退職しているため、「忍耐力がない」「すぐに辞めてしまうのでは」と思われやすいのがデメリットです。ほかにも社会人経験があることから、面接ではビジネスマナーを厳しくチェックされる傾向にあります。しかし、退職理由の伝え方を工夫し面接対策もきちんと行えば、面接官へ好印象を与えられるでしょう。

第二新卒で転職を成功させる5つのコツ

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転職の経験がない第二新卒の場合、転職活動をどのように進めたらよいか分からない方も多いのではないでしょうか。就職活動と転職活動では、活動の仕方や企業から見られている部分が異なります。ここで紹介する転職を成功させるための5つのコツを押さえ、転職活動に活かしてみましょう。

1.転職の目的や将来のキャリアについて考える

転職活動を始める際は「なぜ転職するのか」を明確にしましょう。転職の目的が曖昧では転職先が思うように決まらず、仮に転職できても前職と同じような理由で早期退職してしまうこともあります。転職の目的が決まらない場合は、将来のキャリアについていま一度考えることが大切です。

自分が5年後、10年後にどうなっていたいのかキャリアプランを作成しましょう。キャリアプランがあれば自分がいま何をすべきかが明確になり、転職活動に軸が生まれます。

2.転職活動のスケジュールを立てて余裕を持って進める

転職活動はスケジュールを立てて計画的に進めましょう。4月に入社する新卒採用と違い、中途採用は入社時期が決められていません。そのため計画を立てずやみくもに転職活動をすれば、いつまでも転職先が決まらないまま時間だけが過ぎていく恐れがあります。

メリハリをつけてテキパキと転職活動を進めるためにも、いつまでに転職したいのか時期を決めましょう。転職時期を決めたら、「いつまでに」「何を終わらせるのか」ゴールから逆算してスケジュールを立てるのがポイント。タイトなスケジュールを立てると、思うように進まなかった際に焦りが出てしまいます。ある程度余裕を持たせてスケジュールを組むことが大切です。

3.転職先に求める条件を決める

転職先選びでは「希望年収」「通勤時間」「福利厚生」など、希望する条件を決めることが大切です。しかし、希望がすべてかなう職場は簡単には見つけられないため、たとえば「通勤時間が30分以内であれば残業時間が多くても問題ない」「土日休みであれば年収は低くてもよい」など、優先順位をつけ妥協できる条件を決めておくとよいでしょう。

4.自己分析をしてアピールポイントを探す

転職活動では応募書類や面接で自分の強みを企業にアピールする必要があります。自分の性格や前職の経験などを振り返って長所・短所を洗い出してみましょう。見つからない場合は趣味や特技から得意分野を探してみるのもおすすめです。また家族や友人に自分のことを聞いてみるのもよいでしょう。

そうして見つけた長所・短所は転職先選びにも役立ちます。自分の苦手な分野への応募は避け、強みが活かせる仕事を選べば早期の活躍が期待できるでしょう。

5.企業が抱えやすい不安を解消する

企業は第二新卒に対して「前職と同じ理由ですぐに辞めてしまうのではないか」「健康面に問題があるのでは」などの不安を抱きやすく、採用に慎重になります。そのため、第二新卒が転職を有利に進めるには企業が抱えやすい不安を取り除くことが大切です。長期的に働く意思があることや健康面で問題がないこと、コミュニケーション能力の高さなどをアピールしましょう。

第二新卒が転職活動で注意したいこと3つ

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第二新卒の転職活動は就職活動とは注意点が異なります。新卒の就活と同じ感覚で転職活動をすると、採用時にマイナスに働くこともあるため気をつけましょう。ここでは第二新卒が転職活動で注意したいことを3つ紹介します。

1.新卒採用と中途採用は見られる点が異なる

新卒採用と中途採用では見られている点が異なるため、同じ感覚で選考対策をすると失敗してしまう恐れがあります。第二新卒は社会人経験があることからビジネスマナーが身についているかどうかを注意深く見られます。応募時や面接時など企業側とやり取りするシーンでは、話し方や所作を特に意識しましょう。

また面接では前職で身につけた経験、退職理由など、前職に関する質問が多くされます。事前に質問の答えを用意しておくとよいでしょう。

2.転職先を決めてから退職する

まだ退職していないのであれば、退職してから転職活動するのではなく、採用されてから退職するのがおすすめです。転職先を決める前に退職すると転職活動に多くの時間を割けますが、すぐに転職先が決まるとは限りません。

転職先がいつまでも決まらないとキャリアに空白期間が生まれ、転職活動に焦りが出やすくなります。転職先が決まるまでは無収入になるため、経済的に余裕がなくなるケースも。採用後の退職であれば経済面や気持ちの部分で余裕が生まれやすく、業務の引き継ぎや退職の準備などを円滑に進められるでしょう。

3.転職理由をポジティブにする

面接で転職理由を聞かれた際はポジティブな内容にして伝えましょう。仮に「仕事がつまらない」「給与が低い」といったネガティブな内容で退職するとしても、そのまま伝えると印象を悪くしてしまいます。

たとえば「仕事がつまらない」が退職理由であれば、「以前から興味のある仕事に転職しようと決意した」と前向きな内容に変換して伝えましょう。

第二新卒の転職もマイナビエージェントにご相談ください

働きながらの転職活動は簡単ではありません。自分に合った求人を探すことから始まり、企業研究、応募書類の作成、応募、面接対策など、転職には多くの労力がかかります。それに加え第二新卒は転職の経験がないため、転職活動のすべてが手探りとなるでしょう。

「転職を成功させたい」「自分に合った仕事が分からない」といった方には、マイナビエージェントの利用をおすすめします。経験豊富なキャリアアドバイザーが求人の紹介をはじめ、応募書類の添削や面接のアドバイスなど、転職活動を全面的にサポートいたします。

まとめ

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「新卒で入社した会社を3年以内に辞めた方」を意味する第二新卒。とはいえ明確な定義はなく、第二新卒の捉え方は企業によって異なります。第二新卒は若さと柔軟性があることからポテンシャル採用が狙えるため、未経験の業界でも積極的に挑戦しやすいのが特徴です。

しかし第二新卒は転職の経験がないため、転職活動を進める中で壁にぶつかってしまうことも。転職活動で行き詰まっている方は、その悩みをマイナビエージェントへお聞かせください。あなたに合った求人の紹介から面接対策まで、転職に関するあらゆることをサポートします。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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