なぜ何度も面接に落ちる!?
面接を突破するために知っておきたい理由
面接対策完全ガイド 転職成功ノウハウ
転職活動にあたって、必ず乗り越えなければならないのが面接です。しかし、何度受けても面接に落ちる方も少なくありません。面接に落ちるのには、自分自身で気付いていない理由があるものです。
ここでは、面接に何度も落ちてしまう方の特徴をまとめました。
面接に落ちる人の特徴:外見編
面接に落ちる人には、共通する特徴があります。まずは、見た目や表情など、外見の印象についてご紹介します。
1.見た目・服装
清潔感に欠ける身だしなみは、面接では圧倒的に不利になってしまいます。好感度が下がるばかりではなく、「社会人としての自覚に欠けている」「仕事に取り組む上でもだらしないのでは」という印象を与えかねません。
また、面接にふさわしい服装であるかどうかもポイントになります。華美にならず、ベーシックな形、色のスーツを選ぶようにしましょう。
さらに、次のような点もマイナスとなりますので、今一度チェックしてください。
<髪形>
- 前髪が長すぎて表情を隠している
- ボサボサでまとまりがない
- 寝癖がついている
- 大きくて派手なヘアアイテムを使用している
<服装>
- ネクタイが緩んでいる
- ストッキングが伝線している
- ボタンが取れている
- しわや汚れがある
<靴>
- ラインが細すぎ、先がとがりすぎている
- ヒールが高すぎる
- 汚れている
- かかとが減るなど履きつぶされている
<におい>
- たばこくさい
- 香水のつけすぎ
2.表情・印象
「乏しい表情でぼそぼそと話す」「うつむき加減で相手の顔を見ない」「受け答えの反応が薄い」「無意識に髪をさわってしまう」。
このような癖は、「暗い」「コミュニケーション能力が低い」「落ち着きがない」といったマイナスの印象を与えてしまいます。
面接では、一緒にいて心地良く会話ができることが前提です。明るい印象を与えるためには、顔を上げ、できるだけ相手の目を見て、同じくらいの声の大きさで話すことを心掛けます。
無理に笑顔を作る必要はありません。意識しすぎると力が入りすぎ、不自然な印象になってしまいますので、口角を上げる、猫背にならないよう姿勢を正すといったことから気を付けましょう。
3.態度
自信がなくおどおどした態度では、「この人に仕事を任せて大丈夫だろうか」と、面接官に頼りなく思われてしまいます。
このような態度で面接に臨んでしまっては、仕事に対するやる気や熱意があるのか判断しにくいため、採用につながる可能性は低くなってしまいます。
同じ内容を話したとしても、自信を持って話すのと自信なく話すのとでは、相手への伝わり方や説得力が違ってくるのです。
書類選考を通過して、面接が行われるということは、企業側があなたに対して興味を持っているということです。強い気持ちを持って向き合いましょう。
反対に、自信過剰で相手の話を聞かず、自分本位の態度では、「周囲とのコミュニケーションに問題が生じるのでは」との危惧を与えかねません。
仕事を進めるには、チームの協力が必要とされる場面が多いものです。自信過剰で個人プレーに走りがちに見えてしまっては、選考に不利になってしまいますので気を付けてください。
面接で落ちる人の特徴:話し方編
面接で落ちる人の話し方とは、どのようなものでしょうか。続いては、話し方について気を付けるべきポイントをまとめました。
1.話がわかりにくい・伝わりにくい
せっかくその企業に対する熱意や仕事の実績があっても、それを相手にしっかり伝えられなければ、面接に落ちる原因となってしまいます。
緊張をしていたり、普段、人前で話すことに慣れていなかったりすると、いきなり面接官を前にスムーズに話すことは難しいかもしれません。しかし、大切なのは、自分が伝えたいことを簡潔にもれなく伝えることです。
話し方のコツは、結論から伝えること。その上で、理由や経緯といった詳しい説明を加えると、要点が相手に伝わりやすくなります。
口下手であっても、明確な内容と熱意が伝わるよう、話し方の工夫をしましょう。
2.会話がかみ合わない
質問の回答がずれてしまったり、質問されていないことを話してしまったりでは、会話が成り立ちません。これでは、「他人の話をよく聞いていない」「理解できていない」といった評価を受けてしまうでしょう。
面接では、相手の話を落ち着いてしっかり聞くことが大切です。答える際は、相手が何を知りたいと思っているのかを見極めます。それから、最初にその答えを述べてから、理由や具体的な説明をするように心掛けることで、簡潔に回答を伝えることができます。
3.自分のペースで話を通そうとする
自分本位に話を進めようとするのはNGです。面接は、あくまでも会話の場です。面接官に自分の仕事に対する意欲や実績をアピールするのに気をとられて、質問されていないことを話しすぎてしまっては逆効果になってしまいます。
相手が何を知りたいと思っているかを常に考え、適切な内容を、簡潔に伝えられるよう心掛けましょう。たとえ、「話が短くてうまく伝わっていないのでは?」と感じたとしても、面接官は詳しく知りたい内容については質問をしてくれますので安心してください。
面接で落ちる人の特徴:マナー編
社会人として、備えていて当然と思われるマナーですが、緊張からマナーが抜け落ちてしまう場合があります。あらためて、面接に必要とされるマナーについて確認しておきましょう。
1.遅刻してしまう
時間を守るのは、社会人としての最低限のマナーです。遅刻をしてしまうと、その分の時間の損失を相手に与えてしまうのはもちろん、自己管理ができないと判断されてしまいます。
面接時間の10分前には会場に到着し、5分前には受け付けを済ませるようにしましょう。反対に、30分や1時間も早く着いてしまうのも考えものです。企業側の面接準備や通常の業務に支障をきたす場合もありますので、周囲に配慮できないという印象を与えかねません。
迷わず時間どおりに到着するために、「面接会場の場所を事前に確認しておく」「天候状況などにより、予定の交通機関が使えない場合に備えて他ルートも調べておく」といった準備も必要です。それでも、交通事故や電車の遅延など、予期せぬ理由で遅刻しそうな場合は、すぐ企業の採用担当者に電話連絡をしましょう。
2.入室時・面接終了時
入室から退室までを通して、ちょっと頭を下げるだけのお辞儀や大きな音を立ててのドアの開け閉め、だらしない動きなどをしていては、相手の気分を害するばかりか、社会人としてのマナーが身に付いていないと判断されてしまいます。
入室時にドアが閉まっている場合は、ゆっくりとノックを3回します。入室していいとの返答があったら「失礼いたします」と声をかけ、ドアを開けて入ります。ドアがない、あるいはドアが開いたままの場合は、入り口前で立ち止まり、「失礼いたします」と言って入ります。
また、椅子にすぐに座ってはいけません。面接官の指示があるまでは着席しないようにします。
面接官から面接終了を伝えられても、そこで面接が終わりではありません。面接に対するお礼とお辞儀を忘れずに退室しましょう。
3.メイクや香水は適切か?
身だしなみは、その人の印象を大きく左右します。特に、女性で気を付けたいのは、面接の場にふさわしくないメイクです。顔色を良く見せるための適度なメイクは構いませんが、華美なメイクは逆効果となってしまいます。
同様に、香水のつけすぎも相手に不快感を与えかねません。接客業や営業職の場合は、特に顧客との対応に適正ではないと判断されることも考えられるため注意しましょう。
面接で落ちる人の特徴:事前準備編
書類選考を通って面接までたどり着いているにもかかわらず落ちる人には、面接に対する事前の準備不足がみられることも多いようです。
1.企業や仕事内容について十分に調べていない
採用担当者は、応募者が企業の行うサービスや仕事内容は、当然ある程度は知っているものとして質問をしてきます。
そこで、あやふやな答えしかできなければ、「本当にこの人はこの会社で働く気があるのだろうか」と、マイナスな印象を与えてしまいます。
面接前に、その企業を志望する理由を再確認するとともに、企業のウェブサイトなどで最新の情報をチェックしておきましょう。
2.想定される質問への準備ができていない
面接で落ちる方は、想定される質問の準備が不十分であることが考えられます。
緊張の中で質問にうまく答えられないことはあるかもしれませんが、面接の場では質問されると想定される内容がいくつかあります。よく聞かれる質問に対する答えをある程度準備しておくと、面接時に焦ることなく受け答えをすることができるでしょう。
面接で落ちる人の特徴を知り、自信を持って面接に臨むことが大切
面接に続けて落ちると、自信を失ったり、落ち込んだりするかもしれません。とはいえ、なぜ落ちてしまったのか振り返り、その原因を分析し、次の面接では修正しようと考えることが重要です。そうすることで、採用への道が開ける可能性があります。
ただし、自分ではわからない部分には、第三者の目が必要かもしれません。そんなときはマイナビエージェントにご相談ください。経験豊富なキャリアアドバイザーが、面接のアドバイスをお伝えすることが可能です。
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