転職の面接に落ちたときのサインとは?よくある落ちる理由12選も紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2024/08/20

面接

転職の面接に落ちたときのサインとは?よくある落ちる理由12選も紹介

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この記事のまとめ

  • 面接の場の雰囲気や面接官の反応が悪い場合、「不合格サイン」である可能性が高い。
  • 面接に落ちた理由として「ビジネスマナーが身についていない」「企業が求める人材とマッチしていない」などが考えられる。
  • 志望企業の採用を勝ち取るには、自己分析や企業研究を徹底するとともに、本番までに面接の練習を繰り返すなど念入りな準備が必要。

「面接に落ちたのがショック」「面接で落ちた理由が分からない」「採用が決まらず、メンタルにきている」など、転職がなかなかうまくいかずにつらい思いをしている方もいるでしょう。次の面接で合格するためには、落ちた理由を分析して適切な対策を講じることが大切です。

そこでこの記事では、転職の面接で落ちる理由と対処法について解説します。志望企業への入社をかなえるためにも、面接の練習を繰り返し行い、自信を持って本番に臨めるようにしましょう。

目次

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転職の面接で落ちた気がする「不合格サイン」とは

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転職の面接を受けた後に「面接官の反応がよくなかった」「不合格かもしれない」と不安になる方もいるでしょう。以下のように、面接の場の雰囲気や面接官の反応が悪い場合は不合格となる可能性があるといえます。

  • 面接が予定よりも早く終わった
  • 面接開始時と終了時で面接官の態度が大きく変わった
  • 面接官がメモを取らない
  • 具体的な質問をされない
  • 発言を深掘りされない
  • 話す内容に対して反論される
  • 入社するメリットや企業の特徴などについての話がない
  • 入社後の目標やビジョンについて聞かれない
  • 業務内容についての説明がない
  • 面接後のスケジュールについて説明がない
  • 面接官が無言になる
  • 逆質問の時間がない
  • 逆質問の回答が簡易的で丁寧でない
  • 仕事と関係ない話が多い
  • 最後にアピールすることはないか聞かれる

ただし、これらの不合格サインは必ずしも面接の合否に直結するわけではありません。たとえ面接の雰囲気が悪かったとしても、志望企業が求めている人物像に合致している場合は採用を勝ち取れることもあります。

面接で落ちた理由を明確にして対策を取ろう

次の面接で採用を勝ち取るためには、今回の面接で落ちた理由を分析し、対策を講じることが大切です。原因を探らなければ、自分の弱点や改善したほうがよい点を把握できず、今後の面接でも落ち続けてしまう可能性があるでしょう。

すぐに改善できるマナーや態度に問題があるのか、企業が求める人材と自分がマッチしていないだけなのか、落ちた理由によって改善したいポイントは異なります。理由をひとつずつひも解いていき、次の面接では採用してもらえるよう、すぐに準備を始めましょう。

失敗例から学ぼう!転職の面接で落ちる理由12選

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ここでは、転職の面接で落ちる理由を12パターンに分けて紹介します。面接で落ちたときにはただ嘆くのではなく、何がだめだったのかを反省したうえで改善することが大切です。失敗例を参考にして、面接に合格するための対策を講じましょう。

1.見た目や服装が適していない

清潔感に欠ける身だしなみは、面接で不利になってしまいます。好感度が下がるばかりか、「社会人としての自覚に欠けている」「仕事でもだらしないのでは」という印象を与えかねません。また、面接にふさわしい服装であるかどうかもポイントです。華美にならず、ベーシックな形、色のスーツを選ぶようにしましょう。

メイクをする場合も、顔色をよく見せる程度であれば問題ありませんが、華美なメイクは逆効果です。同様に、香水のつけすぎも相手に不快感を与えかねないため注意しましょう。

2.基本的なビジネスマナーが身についていない

社会人としての基本的なビジネスマナーが身についていないと判断された場合、どの企業においても不採用になる可能性は高いといえます。たとえば、あいさつがうまくできていない方です。言葉にしていても、無表情だとよい印象を与えられません。また面接に遅れてくるなど、時間を守れない方もマイナス評価がつきやすくなります。

3.表情が暗い/おどおどした態度

「ぼそぼそと話す」「相手の顔を見ない」「受け答えの反応が薄い」「無意識に髪を触ってしまう」といった癖は、「暗い」「コミュニケーション能力が低い」「落ち着きがない」といったマイナスの印象を与えてしまいます。顔を上げ、相手の目を見て、面接官と同じくらいの声の大きさで話すことを心掛けましょう。また、「口角を上げる」「猫背にならないよう姿勢を正す」といったことも意識します。

自信がなくおどおどした態度では、「この人に仕事を任せて大丈夫だろうか」と、面接官に頼りなく思われてしまいます。

4.話がまとまっていない/自分本位に話を進める

自信過剰で相手の話を聞かず、自分本位の態度では、「周囲とのコミュニケーションに問題が生じるのでは」といった印象を与えかねません。面接は、あくまでも対話の場です。面接官に自分の仕事に対する意欲や実績をアピールするのに気を取られて、質問されていないことを話しすぎてしまっては逆効果になってしまいます。

相手が何を知りたいと思っているかを常に考え、適切な内容を簡潔に伝えられるよう心掛けましょう。たとえ「話が短くてうまく伝わっていないのでは」と感じたとしても、面接官は詳しく知りたい内容があれば質問してくれます。

5.雰囲気や性格が社風と合っていない

面接を経て、雰囲気や性格が社風と合わなさそうだと判断された場合、採用されにくい可能性があります。たとえば静かでおとなしい印象の方が、体育会系の社風が強い営業職を希望して面接を受けにきたときを考えてみましょう。

入社したとしても、同僚とうまくコミュニケーションを取れないのではないか、雰囲気にのまれて100%の実力を発揮できないのではないかといった点が懸念されます。職場になじめそうかどうかは、採用時に重視されやすいポイントです。

6.質問への答えがかみ合っていない

質問の回答がずれてしまったり、質問されていないことを話してしまったりしては、会話が成り立ちません。これでは、「他人の話をよく聞いていない」「理解できていない」といった評価を受けてしまうでしょう。

面接では、相手の話を落ち着いてしっかり聞くことが大切です。答える際は、相手が何を知りたいと思っているのかを見極めましょう。そして相手が知りたい内容を答えてから、理由や具体的な説明をするように心掛けることで、簡潔に回答を伝えられます

7.企業や仕事内容について十分に調べていない

採用担当者は、応募者が自社のサービスや仕事内容について、ある程度は知っているものとして質問してきます。そこであやふやな答えしかできなければ、「本当にこの人は当社で働く気があるのだろうか」と、マイナスな印象を与えてしまいます。また企業が求める人材についてリサーチが甘いと、自己PRの仕方を間違ってしまい、高評価につながらないこともあるでしょう。

面接前に、その企業を志望する理由を再確認するとともに、企業のWebサイトなどで最新の情報をチェックしておきましょう。自分の強みと企業が求める人物像にずれが生じてしまわないよう、社内ではどのような方が活躍しているのか、企業が目指している目標はどこにあるのかなども具体的に知っておくと安心です。

8.持っているスキルや実績をうまくアピールできていない

求められるスキルを持っていながら、その部分をうまくアピールできず不採用となってしまうことがあります。特に未経験職種への転職の場合、「何もできませんが頑張ります」といった自己PRになってしまうと、企業側は採用するメリットを見いだせません。

専門的な知識や実績がなくても、業界をまたいで活かせるスキルはアピールしたいところです。「入社後に活躍しそう」というイメージを与えられる強みも積極的に伝えていきましょう。またスキルや強みをアピールする際は、具体的なエピソードを盛り込むとより効果的です。

9.転職理由がネガティブ

転職理由は人によってさまざまです。「給与が低かった」「上司と合わなかった」といったネガティブな理由の場合もあるでしょう。しかし、ネガティブな内容のまま面接官に伝えてしまうと、マイナスな印象を与えてしまいます。

転職理由がネガティブな内容であっても、ポジティブな内容に変換して伝えることが大事です。「給与が低かった」という転職理由は「自分の成果を評価してくれる職場へ転職したい」、「上司と合わなかった」という転職理由は「コミュニケーションを重視する会社へ勤めたい」などと変換するとよいでしょう。

10.入社意思があまり高くないと判断される

面接では、「数ある企業の中でなぜ弊社を選んだのか」という質問をされるケースが多々あります。この質問に対して答えをうまく伝えられないと、入社への熱意が感じられないとして不採用につながりやすくなります。「入社できたらどこでもよい」「ほかの企業が本命」といったマイナスな印象を与えてしまうのは、なるべく避けたいところです。

企業にとって入社意思の低い方を採用することは、早期退職されてしまうリスクを伴います。「入社後は、一生懸命頑張ります」という姿勢をアピールするのは、採用を得るために大切なポイントです。

11.仕事に対して意欲や積極性が見られない

仕事に対する意欲が見られない、受け身の姿勢が強い場合は不採用につながりやすくなります。面接時の「これを教えてもらいたい」「言われたことだけ頑張りたい」といった発言に垣間見えます。

また「仕事で大切にしていること」の回答が曖昧だったり、逆質問の際に「特にありません」と答えてしまったりするなど、全体を通して積極性に欠けていると判断された場合にも、採用を見送られる可能性があります。面接では、仕事への意欲をアピールすることが欠かせません

12.キャリアプランが不明確

面接ではキャリアプランについて聞かれることがあります。キャリアプランとは自分の将来の目標を実現するための行動計画のことで、「10年後は部長になる」「20年後は起業する」など、いつまでに何を達成するのかを具体的に描きます。

キャリアプランが不明確だと、「将来について考えていない」「成長意欲がない」など、マイナスな印象を与えてしまいます。キャリアプランは自分のキャリアの方向性を定めるうえでも重要であるため、定まっていない方は転職を機に作成するとよいでしょう。

面接で落ちた後にやっておきたい7つの対策

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面接で落ちた理由が明確になったら、その改善を中心に次の面接へ向けて準備を進めていきましょう。ここでは、面接で落ちた後にやっておきたい7つの対策について紹介します。「なぜ落ちたか分からない」という方も、ここで紹介する方法をひとつずつ試してみてください。

再度自己分析をして、自分の強みをさらに明確にする

面接に落ちた場合は、再度自己分析をしてこれまでの経歴や身につけたスキルなどをさらに深く洗い出してみましょう。もし自身の強みが見つからないときは、過去の経験から「これまでに残してきた成果」「高く評価された仕事」などをピックアップします。

また自己分析には限界があるため、周囲の方に客観的な意見を求めるとよいでしょう。家族や友人など身近な方であれば、自分では気づいていない強みを教えてくれる可能性があります。

面接で落ちた理由を担当者に聞く

「なぜ落ちたのか分からない」という方は、採用担当者に聞いてみるのもひとつの方法です。選考基準が広まってしまう恐れから社内ルールで教えないように決まっているケースもありますが、返事をもらえた際には参考にしてみましょう。

また転職エージェントを利用している場合は、キャリアアドバイザーに相談して落ちた理由を一緒に分析し、客観的なアドバイスをもらうことも可能です。転職エージェントによっては、企業に面接に落ちた理由を聞いてフィードバックしてくれることもあります。

企業・業界研究をして志望企業への理解を深める

転職では、自分の志望する企業と業界について深く知っておくことが大事です。面接では「自社を選んだ理由」や「業界の将来性」などについて聞かれることがあります。しかし、志望企業や業界についての知識がなければ質問に答えるのは難しいでしょう。

企業研究や業界研究が甘いと判断されてしまうと、「入社意欲が低い」「どの企業でもよかったのでは」と思われてしまいます。企業研究・業界研究を徹底すれば、志望企業独自の強みを答えられ、入社意欲の高さをアピールできます。次に応募したい企業が見つかった場合は、落ちたときよりもさらに詳しく、深く調べるようにしましょう。

よくある質問には回答を用意しておく

面接でスムーズに答えられるように、想定される質問の回答を用意しておくとよいでしょう。たとえば、面接で定番の質問には以下のようなものがあります。

  • 転職理由を教えてください
  • 自分の長所・短所を教えてください
  • キャリアプランはありますか
  • 数ある企業から弊社を選んだ理由は何ですか
  • チームをまとめる際に大切なことは何だと思いますか

面接官の質問にスムーズに答えられれば高評価を与えられるため、事前に想定される質問と回答を考えたうえで面接に臨みましょう。

逆質問でライバルに差をつける

面接の最後には「逆質問」と呼ばれる、応募者が企業側に質問できる機会が設けられます。逆質問は応募者の不安や疑問を解消するとともに、企業側が志望意欲の高さを確かめる目的もあります。「何か質問はありますか」と聞かれた際に、何も答えられないと応募先企業への興味が薄いと思われてしまいかねません。

また、「御社の企業理念は何ですか」「どのようなサービスを行っていますか」など、応募する前に知っておきたい知識について質問するのもNGです。逆質問で志望意欲をアピールするためにも、入念に企業研究をしましょう

面接フェーズごとのマナーを見直してみる

一次面接と二次面接がある場合、選考時に見られるポイントは異なります。たとえば一次面接では、第一印象や問題なくコミュニケーションが取れるか、基本的なビジネスマナーなど人柄が重視される傾向にあります。

二次面接では、実績やスキルなど「入社後どのように活躍してくれるか」という観点から、業務とのマッチ度合が選考基準となるでしょう。面接フェーズによってチェックされている部分が違うということを意識しておくだけでも、より採用に近づきます

面接練習を徹底する

十分な面接準備をしていても、本番でうまく受け答えできなければ、なかなか採用につながりません。そのため、本番を迎える前に、面接練習を何度も繰り返しておきましょう

本番を想定して練習すれば、緊張がほぐれ心に余裕がある状態で面接に臨めます。想定していなかった質問をされても、冷静に対処しやすくなるでしょう。何度も口に出して練習すれば、質問に対して自然な言い回しで回答できるようにもなります。

【もう落ちたくない】結果につながる面接の練習方法

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面接本番での緊張をほぐし、自分の気持ちをうまく伝えられるようにするためには面接練習が欠かせません。しかし、ありがちな質問にただ答えていくだけでは、結果につながりにくいといえます。ここでは、採用につなげるための面接練習のポイントを紹介します。

ひとりで練習する場合

ひとりでの面接練習は、隙間時間を活用して自分のペースで進められる点がメリットです。しかし、なかなか緊張感を持って取り組むのが難しいため、話している姿を録画する、時間を測るといった工夫は必要になるでしょう。服装や髪型を面接時と同じようにする、実際面接を受けているかのような姿勢や動作を意識するなど、本番に近い雰囲気作りも効果的です。

客観的なアドバイスがほしい場合

ひとりでの練習が不安な方、客観的な意見がほしい方は、周りにサポートしてもらいましょう。家族や友人に手伝ってもらったり、社会人として働く先輩に相談したりする方法があります。さらに、転職に詳しいプロからのアドバイスを受けたい場合には、転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントは企業と転職を希望する方をつなぐ人材紹介会社のことで、基本的に無料で利用できます。

サービス内容は転職エージェントによって異なる場合もありますが、基本的には「求人の紹介」「応募書類の作成・添削」「面接のアドバイス・模擬面接」「条件交渉」などを行ってくれます。転職エージェントを利用すれば実践的な面接対策ができ、面接に合格する確率を上げられるでしょう。

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一口に「転職エージェント」といっても、さまざまな企業が存在しています。どのサービスを利用したらよいのか悩んでいる方は、ぜひマイナビエージェントにご相談ください。

マイナビエージェントは、一人ひとりにじっくりと向き合う転職エージェントです。転職成功のノウハウを持ったキャリアアドバイザーがあなたの強みを引き出し、面接で企業にアピールできるようサポートいたします。相談だけでも利用可能なため、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

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「あまりにすぐ終わった」「面接官の態度がそっけなかった」など何か違和感があった場合、面接に落ちた可能性があります。落ちる理由はそれぞれですが、「マナーが身についておらず印象がよくなかった」「企業の求める人材ではないと判断された」などが挙げられます。面接に合格するためにも、落ちた理由を分析して適切な対策を講じましょう。

「面接に関するアドバイスがほしい」「転職活動をサポートしてほしい」といった方は、ぜひマイナビエージェントにご相談ください。マイナビエージェントでは、面接対策に熟知したキャリアアドバイザーが多数在籍しており、あなたの転職を成功に導くお手伝いをいたします。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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