転職時には保険証の返却が必要!新しい保険証への切り替え方|求人・転職エージェント

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転職時には保険証の
返却が必要!
新しい保険証への
切り替え方

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転職をすると、健康保険(社会保険)の資格を一度喪失し、再度取得をすることになります。では、新しい転職先の企業で健康保険の資格を取得する際には、どのような手続きが必要なのでしょうか。

切り替えまでに日が空く場合や、退職日に病院にかかりたい場合等の対応と併せて、転職に関わる健康保険証(被保険者証)の手続きについてご紹介します。

退職する会社の健康保険証は返却する

会社を退職する際には、健康保険証を返却する必要があります。しかし、都合によってはスムーズに返却ができないことがあるかもしれません。

その場合、どう処理すれば良いのか、4つのケース別にご説明します。

1.被扶養者がいる場合

配偶者や子供、両親等を、健康保険の被扶養者にしている方も多いでしょう。

健康保険証は、以前は一家で1枚の紙の物が主流でしたが、現在はカード式で1人につき1枚交付されるスタイルが主流になっています。そのため、被扶養者がいる場合は、全員のカードを返却しなければなりません。

離れて暮らす家族がいる等、保険証の回収に時間がかかることが予想される場合は、早めに連絡をして受け取っておきましょう。

2.紛失してしまった場合

健康保険証を紛失してしまって返却できない場合は、すぐに会社に相談しましょう。なお、在職中に健康保険証の紛失があった場合は、再交付を依頼することができます。

そのまま放置せずに早めに申告することで、後のトラブルを回避できます。退職間際になって慌てないためにも、日頃から健康保険証の管理は徹底しておくようにしてください。

3.持って行くのを忘れてしまった場合等

病気やケガは、いつ起こるかわからないもの。そのため、多くの場合、健康保険証は勤務の最終日に返却することになります。

しかし、最終日に持って行くのを忘れたり、有給休暇を取得することから最終勤務日と退職日に開きがあったりすることもあります。そのような場合は、後日郵送で返却することもできます。

4.退職日に使いたい場合

健康保険の資格失効日は、退職日の翌日です。つまり、退職日にはまだ健康保険を使用することができるのです。このような場合も、退職時に健康保険証の返却ができないため、後日郵送で返却することになります。

転職先の会社の健康保険証を取得する

転職先の会社で健康保険に加入するためには、前の会社から「健康保険資格喪失証明書」をもらう必要があります。通常は退職時に交付される書類の中に含まれているはずですが、万一もらえなかった場合は、請求するようにしてください。

健康保険資格喪失証明書を提出した後の手続きは、転職先の会社の担当者が行ってくれるため、特に直接手続きをすることはありません。通常であれば、1週間程度で健康保険証をもらうことができるでしょう。もし、それ以上経っても健康保険証が交付されない場合は、確認するようにしてください。

なお、フルタイムで勤務する一般的な従業員の場合は、必ず社会保険に加入することになります。試用期間やアルバイト扱い等という理由で社会保険に加入させないということはできませんので、必ず確認しましょう。

また、健康保険証が届く前に病院にかかりたいという場合は、一時的に全額を立て替えすることになりますが、この代金は健康保険証を受け取った後で返金してもらうことができます。会社に相談するか、直接健康保険組合に申し出て、健康保険療養費支給手続きをしましょう。

なお、受診日と同じ月内に健康保険証が届いた場合は、受診した病院の窓口で返金してもらえるケースもあります。受診する際に、保険証が後から届く場合の手続き方法について窓口で相談してみると良いでしょう。

転職までに日が空く場合

退職後、すみやかに次の就職先に入社するとは限りません。何日か日が空くケースもあるでしょう。このような場合は、一時的に国民健康保険に加入することになります。

国民健康保険の加入手続きは、退職後14日以内に行うことと定められています。そのため、「数日間空くものの、14日以内に次の会社へ就職する」という場合は、無理に加入する必要はありません。

なお、健康保険の保険料が徴収されるのは、「月末に所属している」場合のみです。

たとえば、10月5日から10月15日まで国民健康保険に加入し、16日に新しい会社の健康保険に加入した場合、国民健康保険料を支払う必要はないのです。これは、国民健康保険の加入期間中に、国民健康保険を利用して病院にかかった場合でも同様です。

未加入期間中に不慮の事故等が起こる可能性もゼロではありませんから、間が空かないように国民健康保険への加入をおすすめします。

健康保険はいざというときのためのもの

転職に際しての健康保険の切り替え手続きは、ちょっと面倒な部分があります。転職先で新しい保険証を発行してもらえるまでには2週間程度かかります。その間、万が一事故に遭ったり病気になったりした場合、健康保険が切れていると、医療費を全額負担しなければいけないのが原則です。

転職時期で保険証のない期間が生じる場合には、「健康保険被保険者資格証明書」を会社の人事課や総務課等、健康保険の手続きをする部署にお願いしてもらうようにしましょう。

健康保険被保険者資格証明書は、通常の保険証にある記号や番号等が記載されており、原本ではないものの保険証の代わりになる書類なので、医療費を全額負担しなくても済みます。そして、保険証が届いてから、次の診察日等で確認してもらうのが一般的な流れです。

このように健康保険の移行手続きは面倒であるものの、代替する制度も整っています。常に資格が途切れることがないように注意しておきましょう。