更新日:2022/10/27
この記事のまとめ
Web業界は未経験者でも転職可能です。ただし、職種によっては一定の知識やスキルが求められるため、まったくの未経験では難しいケースもあります。Web業界未経験者は、どのような職種が転職しやすいか知ることが大切です。
この記事では、Web業界未経験者におすすめの職種やスキルの習得方法について解説します。転職活動に不安のある人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
職種によっても異なりますが、Web業界は未経験者を歓迎している求人が多い傾向があります。資格や実績のない未経験者でも挑戦できるため、前向きに転職を検討するとよいでしょう。ここでは、Web業界の転職事情について詳しく解説します。
Web業界の仕事は資格を必須とする業務はありません。資格や実績がなくてもポテンシャルがあれば転職可能で、実際に資格を持っていない人も多く働いています。ただし、資格によって専門的な知識を持っていることを証明できるため、転職活動を有利に進めるために取得するのはおすすめです。
資格は働きながら取得できるため、転職してから会社の福利厚生を利用し、業務で役に立つ資格を取得するほうが効率的なケースもあります。
一般的に転職では即戦力が求められます。ただし、未経験でも年齢が若ければ将来性を見込まれ、ポテンシャル採用が可能です。一方、年齢が上がるほど転職は難しくなるため、業界未経験で30代以降の人は早めに転職活動を始めるとよいでしょう。
Web業界にはさまざまな職種があり、それぞれ業務内容や求められるスキルが異なります。未経験でWeb業界への転職を目指す場合、自分がどのような仕事をしたいのか整理したうえで、向いていそうな職種を選ぶとよいでしょう。ここでは、未経験者でも転職可能なWeb業界の職種を4つ紹介します。
Web上の記事を書く仕事です。Webの記事は、自社商品をおすすめする記事やインタビュー記事、採用関連の記事と多種多様にあります。特別なスキルや資格は不要で、文章を書くのが好きな人であれば未経験者でも挑戦しやすい職種です。
ただし、一定の文章力に加え、SEOに関する知識が求められる傾向があります。SEOとは特定のキーワードで検索した際に記事を上位表示させる施策です。文章力もSEOの知識も働きながら身につけるとよいでしょう。
Webサイトのデザインを作成する職種です。クライアントの要望に沿って、配色やフォント、ロゴをデザインします。WebデザイナーにはWeb制作やデザインの知識、グラフィックソフトの操作スキル、コーディングスキル(HTML・CSSなど)が欠かせませんが、Webデザインを学べるスクールや書籍は多数あるため、未経験でも知識を身につけて転職を目指せるでしょう。
Webサイトの設計・開発をする仕事です。Webディレクターが作成した指示書やWebデザイナーが設計したデザインに従い、プログラミングを行います。完全未経験での転職は難しいものの、プログラミングスクールは多くあるため、スキルの習得は可能です。また、プログラミングに関する資格を取得してから転職活動に臨むのもよいでしょう。
Webディレクターは、Web制作における責任者です。Webライター・Webエンジニア・Webデザイナーといったメンバーを指揮し、プロジェクトの進行を管理します。Web制作における知識・ノウハウに加え、マネジメントスキルや企画力も必要です。
そのため、WebエンジニアやWebマーケターといったWeb関連職種からキャリアアップし、ディレクターになるのが一般的です。経験者が優遇される職種ですが、未経験者を歓迎している求人もあるため、興味のある人は挑戦してみるとよいでしょう。
WebデザイナーやWeb系エンジニアといった職種では、特定の知識やスキルが求められます。未経験者が転職を有利に進めるには、これらのスキルを事前に身につけておくのがおすすめです。ここでは、Web業界で働くために必要なスキルの習得方法を3つ紹介します。
ネット上に公開されている動画や教本で独学する方法があります。独学はスクールに通うよりも費用を抑えられるほか、自身のペースで勉強を進められるのがメリットです。ただし、自分で勉強時間を確保して計画的に勉強を進めなくてはなりません。継続が難しかったり挫折しやすかったりするため、根気が必要です。
プログラミングやWebデザインのスクールに通ってスキルを習得する方法です。独自のカリキュラムが用意されており、必要なスキルを効率的に学べます。講師によるサポートが受けられるため、分からないことがあってもすぐに解決でき、挫折しにくいのがメリットです。
ただし、スクールに通うには受講費用がかかります。通学が必要なケースもあるため、働きながら通う場合、自分に合ったスクール選びが重要です。
企業内研修を実施している企業の求人に応募し、入社してからスキルを習得する方法です。Web業界は人手不足の企業も多く、ポテンシャルを見込んで採用するケースがあります。未経験者歓迎の求人では企業研修を実施していることが多いため、そういった求人を狙って応募するとよいでしょう。業務に必要なスキルを体系的に学べるほか、費用がかからないというメリットがあります。
できるだけ早くWeb業界に転職したいと考えていても、無計画で転職活動を始めるのはおすすめできません。転職をスムーズに進めるには、転職活動の流れを知り、下準備をすることが大切です。ここでは、未経験者がWeb業界に転職する際のステップを紹介します。
Web業界にはWebライターやWebデザイナーといった多様な職種があります。未経験者は興味を持てる分野を見つけることが大切です。Web業界は変化の激しい業界であるため、常に最新の情報をアップデートし、学び続けなければなりません。興味のある分野であれば、高いモチベーションを保ったまま知識やスキルを習得できるでしょう。
未経験者歓迎の求人に応募する場合でも、事前にある程度の知識を身につけておくことが大切です。職種によってはスキルや経験が必要なケースもあるため、知識をアピールできれば転職は有利になります。「資格取得に向けて勉強している」「自分でHPを作成している」といった経験不足を補うエピソードを伝えることで、入社意欲も評価されるでしょう。
転職活動におけるポートフォリオとは、自分の成果物をアピールする資料のことです。クリエイターとして、これまで自分が携わった作品やプロジェクトを見やすくまとめましょう。ポートフォリオに決まった形式はないため、未経験者は独学で作成した作品を載せても構いません。Web業界への転職において自分のスキルをアピールする重要な書類です。しっかりとこだわって丁寧に作り込むとよいでしょう。
Web業界は未経験者でも転職可能で、資格も必要ありません。たとえば、Web ライターやWebデザイナーは未経験でも転職しやすい職種です。独学やスクールでスキルを習得すれば、さらに有利になるでしょう。Web業界の中でも興味のある分野を見つけて、ポートフォリオをしっかり作成することが転職成功のコツです。
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